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2022-08-20 15:59

#43|洋服にまつわる夏の思い出

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SLOW&STEADY Podcast [Backyard To Closet] by OKAZAKI / YOHEI

【今週のメニュー】

▪️ スタッフ佐藤の「洋服と夏」

▪️ 岡崎の夏の思い出

▪️ タンクトップ=牛丼??

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00:04
ここは、とある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&steady。
国内外からセレクトされた、洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
店内の人たちは、洋服の中から誰かの声を聞いていました。
今日も店主のおかげで、産業ガテラ、ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームの更に横、SAFONLYと書かれたその先にある、狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
いやー作文企画なんですけど、めっちゃいろんな方から来ましたね、応募。
そうやね、なんか、3回目からだいぶ空いたけど、過去最多。
あ、そうですか。僕3回目まで参加者側だったんですけど。
倍ぐらい来てるよね。
倍じゃ来かんと思う。
ほんまですか。
実際としても、今までは結構洋服とはとか、そういうちょっと哲学的なお題が多かったんやけど。
作文企画の解説ですね。
そうやね。8月1日からお店を通してSNSで、ノートとかインスタとかで、大人の夏休み企画と題して、
洋服にまつわる夏の思い出を作文にしましょうっていうのを募集してたんですよ。
それをテーマにね。
15日までだったんやけど、どうしても週末までに書きますっていう方が結構何人かいて、
今週末まで延長して、まだ一応募集はしてるんですけど、もうすでに結構な数来てて。
そうですね。
そんな感じですね。
僕も来る度、1回ずつはもうすでに目を通して読ませていただいてるんですけど、みんなほんと上手。
いや、ほんまに。文豪。
文豪。
すごい特色が出るというか、人それぞれ、書いた人たちの性格とかキャラとか、もうすごい文章から伝わるし、面白いよね。
やっぱりこの企画いいよね。
そうですね。夏の思い出なんで、特に個人のエピソードが出てきたりして面白いですね。
面白いよね、すごい。
ちなみに傭兵はまだ提出してないけど。
いやいやいや、だってこっち側ですからね。
こっち側って何?
書かなあかんよ。
あ、そうですか。
まさか全く考えてないわけじゃないよね。
いや、これはもうこっち側なんで。
03:00
頭の中には僕が言ったらこんな感じかなみたいな感じがありますよね。
聞きたい。
聞きたいですか?
ちなみに作文にするなら、どんな内容ですか?
ちょっといいですか?
佐藤傭兵君の洋服と夏。どうぞ。
小学6年生の頃ですかね、めちゃめちゃ怖い体育の先生がおったんですよね。
それで、夏の外で行われる体育の授業がめちゃくちゃ嫌いなんですよ。
理由は単純に暑いからですよね。
で、めちゃめちゃ怖い体育の先生は殺人しろみたいな。
なるほどね。
殺を絶対に入れろみたいな。
傭兵の時代でもまだそんなクラシカルな先生おったよね。
そうそう。
殴られはせんだけぐらい。
めちゃめちゃ怖かったんですけど。
ただ、暑いもあるし。
タックインするとね。
そうそう。
ちょっとそれを無視してシャツ出して、
怖い先生と反抗するのがかっこいいみたいな流れとして。
トレンドのトレンド。
やんちゃ感ね。
で、これを思い出したんですよね。思い出として。
ここで終わりじゃないですよ、もちろん。
それでね、時代は今に戻るんですけど。
この前、出勤した時に、
その時のコーディネートがリネンシャツ。
スミ染めの。
ペインティッドブランクの。
そうそう。
リネンシャツをトップスに、
ズボンは白パン。ちょっと太めの白パン。
に、レザーサンダル。
これで行こうと思って、
夏っぽさっていうか、
ふと、シャツインしようかなと思って。
タックインしようかなと思って。
これでタックインして、出勤したんですよね。
そのコーディネートを岡崎さんが見た時に、
今日、夏っぽくていいなってボゾッと言ってくださったんですよ。
毎回毎回あんまりチェックされるわけでもないし、
見てくださったのかもしれないですけど、僕の格好もね。
いや、見てるよ、それ。
一言くれた。ちょっと嬉しかったです。
基本あんまり言わんもんね。
そうそう。これで夏っぽくていいなは初めて言われたんで、
この合わせ方、いいなはたまーにありますけど、
あっ、夏っぽいってこういうことなのかっていうのが僕の中で。
あの時、起点聞かせてタックインして良かったっていう。
起点聞かせてって。
起点って言うか分からんけど。
僕、思い出したけど、
夏っぽくていいやんの前に少しあって、
大人っぽく、大人っぽいって言い方も嫌やけど、
なんか上品な夏のスタイルができてるよ、
なんかそんな感じがして、いいやんっていう話で。
そのタックインすることでやっぱりきちっと見えるし、
あのボトムに選んだ白のパンツのこうリゾート感とか、
06:01
革のサンダルのその夏らしさ感が
そのタックインすることでちょっと整ってきて、
そのイージーになりすぎてない感じがしたから、
かっこよかったなって感想です。
福屋らしい解説をありがとうございます。
福屋です。
で、その作文の使命としては、
この小学校の時あんなにこう、
怖い先生にもうなんかビビりながら反抗して、
あのシャツ出してたけど、
今はオシャレとして、
タックインを自分の意思でする。
その安倍神戸な感じですか。
逆な感じが、
ちょっと感慨深いと。
そう、夏っぽくていいなって言われた時に、
昔のエピソードを思い出して、
絡まってね。
そう、今の自分を見て、
いいエピソードよね。
いいエピソードやと思う。
文豪が来たか。
文豪っていうか書いてないけど。
みんな書いてくれてるけど、
あんた喋っただけ。
めちゃめちゃサボっとるみたいだったな。
まあでもね、
昔の思い出って、
昔こうだったけど今こうですっていう、
その傭兵が今言ってくれたやつ。
それこそその夏の思い出っていうか、
今回のお題に近いよね。
来た来た来た。
お手本のようだね。
いやお手本かどうかわからんけど、
みんなもっと上手やけど。
もっと上手やけどね。
まあ正直そうですね。
みんな上手。
じゃあもう逆というか、
岡崎さんももちろん、
長いじゃないですか思い出は。
そりゃ。
お店の思い出としては、
夏も冬も関係ないやんって、
お客さんに言われ続けた10年やから。
え、というと厚そう。
まあ半袖ないやん。
半袖全然なくて、
それは洋服の形として、
やっぱ長袖の方がかっこいいし、
服として、
長袖の方がかっこいいし、
やっぱ大人になればなるほど、
その半袖の方がカジュアルだったり、
スポーティーな感じになるから、
由来とかまで言い出して、
ちょっと切りな意見省略するけど、
やっぱ長袖を着る方がかっこいいし、
そもそも夏は何着ても暑いよ。
そうですね。僕もそれは思います。
うん。だから長袖中心っていう
セレクトにしとんやけど、
僕の個人的な夏の思い出で言うと、
僕がぺいぺいだった19歳の頃の話。
結構昔。
そう。むちゃくちゃ昔の話なんやけど、
当時働き寄ったお店で、
定期的に海外からのファンとかが来たら、
見に行き寄ったわけ。スタッフ全員で。
えー。プチ旅行みたいな感じ。
まあ日帰りなんやけど、
ライブを見に行くっていう。
それが恒例行事っていうか、
年3回、4回ぐらいあったんかな。
そんなのないかな。
年2回ぐらいか。
あって、僕は19歳から初めて参加させてもらうってことで、
09:03
当然気合は入るよね。
そうですね。初めて。
ライブ前に洋服屋さんも回るから。
あーそうなんや。
ちょっと舐められたらあかんなと思って。
旅行先の。
気合入れて集合場所行ったら、
オーナーにダサーって言われて、
かっこ悪いって言われて、
めっちゃへこないけど、
当然だよね。
あのね、その時着とったのが、
エンジとネズミ色のボーダーね。
横島のボーダーのインナーに、
インナーが?
ベージュのうっすらストライプの入った半袖シャツ着とったわけよ。
柄が正面ショートって。
そうそう。縦横やっても。
絶対あかんやつね。
普段、19歳やからやってしまうな。
右も左もわからんやん。
だからやってしまったんだろうなと思うんやけど、
さすがに縦横やるっていうのは、
多分それぐらい見えてないっていうか、
緊張もしとって、
気合も入りすぎて、
一番やったらあかんことやってもて、
で、もう半泣きで他に電話して、
白のTシャツ持ってきてもらったわけ。
言われる前までは、
今日バチバチさんみたいな感じだったんですか?
なんかな、やっぱその当時は洋服着るに、
その日のコーディネート決めるに、
1時間ぐらいかかりよったわけ。
ダサかったら帰れって言われよったから、
必死で考えるっていうのが毎日だったんやけど、
何時間かけたんですか?
いやわからんけど、
だって初めてスタッフ全員で行くってなって、
一番年下なわけ僕、当然ね。
だから相当に気合入っとったから、
多分2時間ぐらいかけて、
それやってしまうっていうね。
これは大ショックですか?悲しかった?
いやめちゃくちゃ悲しかった。
すごい辛かったね。
だからもう全然洋服の着方、
バランスの取り方とか、
サイズ感とか、組み合わせとか、
全くわからん状態だったから、多分。
なんか懐かしいなって思った。
思い出やな。
すごい鮮明に覚えとるね、それ。
確かに。
だからね、そんな感じですかね。
僕がもし作文書くなら、それ書くかな。
珍しいでしょ、半袖。
半袖シャツね。
それが19歳でしょ。
だから多分23歳、24歳ぐらいまでは半袖シャツ着よったわけ。
そうなんですか。
もう金曜になったんで、
確かに金曜見たことないですけど。
あんま持ってないし、
今はね、昔に比べてすごい暑いから、
少しは入れようけど、店にもね。
アロハとかね。
アロハとかはもともと半袖の方が自然やし、
でも長袖シャツとかはやっぱりね、
半袖シャツにすると、
なんか僕不自然な感じ。
12:00
形として好きじゃないよね。
で、季節も1ヶ月、2ヶ月のために、
そんなに半袖と長袖、値段変わらんし、
もったいないかなと思って、
長年3シーズン着れる方がいいんじゃないと思って、
お客さんにとってね。
夏しか着ないですね、確かに。
だから2年着れるようなシャツの方がいいんじゃないと思って、
半袖は極力入れんようにしとるんやけど。
確かに僕もスタッフになって、
半袖シャツ、僕ももちろん金曜にはなってるんですけど、
考えて確かに、
暑い日は半袖シャツ、長袖シャツも変わらんぐらい暑いし、
そもそももう変わらんので、
だったら脱ぐってなるから、
ほんまに半袖シャツ着るタイミングってのはいいっすよね。
半袖シャツと、徳島で居る分には、
すごいヘビーアウターも必要ないよね。
そうですね、分厚い。
だから、やっぱり1年間での着用回数っていうのを、
ある程度稼げる洋服の方が、
僕はいいと思うし、
そういうのを中心に合いようけどね。
確かに。
昔、僕お客さんだった頃、岡崎さんに、
暑い日は何着ても暑いって言って、ちょっと分厚めの。
バカな人みたいになってるやつ。
ちょっと分厚めのTシャツ買った。
ヒステリックな人みたいな。
確かにと思って。
それで説得されたんだ。
分厚いんだけど、
1枚でこのTシャツ着てもかっこいいし、買おうかな。
まあね、素肌でシャツ着る人おらんから、
基本的にはね。
だから、暑かったら脱いでTシャツ1枚で折ったらいいし。
だから、羽織としてのシャツよね、夏は。
でなると、長袖の方がいいよなっていう話。
裸にリネンシャツとか。
まあタンクトップもリネンとかね。
全然アリじゃない?
アリやけど、脱げんよね。
まあそうです。
さすがにお店入ってタンクトップ1枚ってちょっと恥ずかしいよ。
確かに。牛丼屋さんぐらいですよね。
牛丼屋さんのタンクトップは分からん。
全然分からん。俺アリな。
タンクトップで折ってきて、
傭兵の感覚は分からん。
怒られそうだよな。
俺はもう全然分からん。
そうか。
怒られるな。スキアに怒られる。
そんなこと言うから。
今、傭兵は言葉って作文言ったやん。
いや、もうバッチリ言いました。
言ったやん。
はい、完璧。
だから、かかんでいいと思ったでしょ?
もう完全に。だってめっちゃ夏なんだよ。
聞いたから、その件に関しては書かんでいいよ。
でもタンクトップは牛丼屋さんとかわけが分からん。
理論が及ったから。
罰ゲーム?
罰ゲームとして、
15:00
メンズファッション100年史の論文書いてこい。
いやいやいや。
1週間以内に。
1週間以内に。
なんで僕だけ急にテーマ変わったし。
しかもテーマとかレベル。
そんな感じで。とりあえず、
来週、対象の人の作品を
このポッドキャストで紹介させてもらおうと思ってるんで。
みなさん期待しててください。
すごい良い。
いや、ほんとに。
みなさんすごい良いんですけどね。
楽しみにしててください。
あ、そうやね。
バックヤードトゥークローゼット。
話はまだまだつきませんが、
そろそろ閉店のお時間です。
聞いた後、クローゼットの洋服たちが今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店、お待ちしております。
15:59

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