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2022-10-08 22:31

#50|「キモチイイ」と「アリガトウ」

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SLOW&STEADY Podcast [Backyard To Closet] by OKAZAKI  / YOHEI

【今週のメニュー】

今週は、久しぶりのスタッフ佐藤との雑談。
リリースしたオリジナルブランドの新商品の説明をしようと思っていたら、
いつの間にか「気持ちいい」と「ありがとう」言葉の違いを熱弁するという
国語の話に...。

その後、年を重ねるごとに減っていく洋服を考える時間について。
自分の感覚と重ね合わせながらお楽しみください。
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00:03
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際。
今はBGMだけが響いています。
いや、虹の奥から誰かの声が。
そう、今日も天使の岡崎が残業がてら。
ああでもない、こうでもないと、洋服話に鼻を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、SUFF ONLYと書かれたその先にある、狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
いよいよリリースだったっすね。
いよいよリリースだったっすねって日本語おかしいけど。
あれ?正しい日本語?
正しい日本語は?
いよいよリリースされましたね。
いよいよリリースされましたね。
いや、めっちゃエンターテイメント。
まあまあいいやいいや。
まあ今日からね、オリジナルブランドの新作が。
岡崎さんのオリジナルブランドね。
ペインティッドブランク。
ニットとTシャツは新型っていうよりかはちょっとアップデート版っていうかね。
が双方今日リリースされて。
12時にホームページ上げたじゃないですか。
そうやね。前もって告知しとったからね。
12時に出たっすもんね。
12時00で出たんですね。
12時00のタイミング。
クリック戦そうですよね。
軽い?
いやいやいやいや。
小規模の?
小規模のね。
非常に小規模な。
いやでもなかなかないんでしょ。
いや嬉しいよねそれ。
これだけ待っとる人?
ご注文いただいた方きっとそんな若くないもんね。
そうなと思います。
なんとなく買ってるものとか考えると。
実際お店にも来られたことないし当然。
僕もどんな方か知らないんですけど3人とも。
ありがたい。
ありがたいですね。
やっぱあれじゃないですか。岡崎さんノート効果じゃないですか。
そうやな。
ノート効果というか。
これ聞く人はノートって何?って納得かもしれんから。
説明すると文章型SNSって言われとって。
その文章を不特定多数のノートってサイトを使って公開するっていうSNSで毎日洋服の記事を書いてて。
今回のアイテムのリリースに際して合計4記事を公開してて。
それをお店のホームページのブログでも。
03:00
それを見てくれた方が結構多いっていう感じかな。
激アツやったですからね。
激アツって。
岡崎さんノートは激アツじゃないですか。
激アツっていうか、作った過程をすべてクリアにしてるっていうか。
これかっこいいことでもなんでもなくて。
失敗したこととか、苦しかったこととか、こういうとこ大変だったとか。
そういうことも全部書いとるよね。
岡崎さん感情もクリアに書かれてますからね。
なかなかないですよね。
一般的なファッション業界の通例で言うと、書くとかっこ悪いっていうところじゃない?
やっぱりこういう風潮っていうか。
あるあるある。
圧倒的にこういうの見たことないんで。
僕もない。
そういう打ち出し方って。
ない、僕も。
何でこれしようと思ったんですか?
ファッションっていう括りで洋服を作るわけじゃなくて。
僕がやりたいのは洋服を通して来てくれてるお客さんとかと仲良くなったりとか。
友達になったりとか。
そういう人生において自分っていう人間を表現するっていうのが。
するためのツールがたまたま洋服だったっていう感覚やから。
やっぱり自分っぽさっていうか。
自分らしさっていうのを洋服にも反映せなあかんし。
いいって言ったら洋服のブランディングにも自分らしさがないと無理することになるから。
見栄というか。
自分っぽくないことをしてもカッコつけすぎても僕っぽくないしカッコつかんから。
それだったら自分らしく等身大でやっていく方が伝わりやすいかなと思って。
今日だけで。別にカッコつけたろうとかそれをやることでいいんじゃないっていうことは全くないけどね。
まさに伝わってますよね。今回の。
どんな思いで洋服が作られようかっていうことがリアルに見えるから。
それに共感してくれた人が買ってくれるっていうか。
今日も結構たくさん来てくれたし。
そうですね。めっちゃ来てくれたって。
だいたいの人は読みましたって言って来てくれるで。
だからそういう部分で物を越えて物の裏側のバックボーンみたいなのを知りたいっていう人はやっぱり多いよね。
物のバックボーンもそうやし、岡崎さんのバックボーンまでクリアじゃないですか。
この洋服が売れた時ってめちゃめちゃ気持ちいいでしょ。
岡崎さんっていう存在が普通に考えて。
完全に許容されてるじゃないですか。
すっごい上から言えたね。
俺が羨ましいなと思って。
お前どんなのが気持ちいいかみたいな。
洋兵が12時前にアップロードして準備して公開して12時ちょうどに注文が来た時に
06:05
クリック戦争じゃないですかみたいな笑いながら嬉しいですねって言ったで。
結局洋屋も嬉しいやん。
嬉しいです嬉しいです。
自分が作っとうから嬉しいっていうのもあるし、やっぱ届いたっていうのが嬉しいかな。
気持ちいいって感じではなくて。
気持ちよさもあるですよそれは。
気持ちいいってやったったかない?
気持ちいいって言ってしまうとってことですか?
気持ちいいにって、戦略ねって、それが当たった時に気持ちいいっていうのがあるやん。
言葉の合いにやってしまうんですかね。
僕の場合は当てようと思って書いてないやん。
自分ができることを模索して自分のできることを最大限やった結果伝わったっていう感じやから。
嬉しい、ありがとうがやっぱ強いよな。
その2つがやっぱりだいぶでかいかな。
認めてくれたになるじゃないですか。売れた数。
もちろんもちろんもちろんもちろん。
こういう意味の気持ちよさっていうか、気持ちいいの使い方が悪かったかもしれない。
気持ちいいっていうのはちょっと離れとうな。
表現の方が悪かった。
言葉として違う。
ありがとう。
ありがとう。
洋兵も店の仕事しよったらわかると思うけど、やっぱ伝えるって大変じゃん。
どんなに良い洋服があったとしても伝えて売るっていうことをしよる以上、伝わらんかったら当然売れんよね。
それって店頭で顔を見て一生懸命話しても伝わりづらいのに、
文章っていう形で出したものが、しかも会ったこともないし顔も見たことない人に届いたっていうのは、
正直ものすごい嬉しいでしょ。
もう一個難しいことやったんで。
逆に考えたら文章とか記事って何回も繰り返し読めって、
何回も読むうちに咀嚼できる部分もあるし、
もしかしたら店頭で接客すると、洋服屋さんってセールストークって売りにかかっとうなとか、
今日から発売やけお勧めしてくるのは当たり前やんっていう人間の心理って働くから、
もしかしたらそこでフィルターがかかって伝わりづらいっていうのもあるかもしれないけど、
うちのお客さんとかは、来てくれたお客さんとかは、それも含めて熱い気持ちで説明してくださいみたいなので来てくれるから、
一般的にはやっぱりテキストでしっかり自分で読んで自分で判断するっていう方が、客観的に物を見れるかもしれない。
09:11
この話で言ったら、客観的に見れとんのに売れたぞみたいな。
客観的に見れた上で売れたぞみたいな。
どうやら俺の洋服みたいな。
どういうこと?どういうこと?
難しいじゃないですか。
何が?
ノートの方が文章の方が難しいし、伝わるも難しい。
逆に冷静になって読めるけん伝わりやすいんかもねって言ってたじゃないですか。
冷静になる分、ほんまに欲しいんだろうかみたいな。
物を超えて売れたぞみたいな。
売れたぞって。
さっきの気持ち異論みたいな話になってきました。
ちょっと待ってくれ。
さっきから売れたぞって。
全然話が入ってけん。
売れたぞって言うよな。
どこから来たの?
どこの山から降りてきたの?
売れたぞって。
本来その勢いでバーって喋って売ってしまうよりは、
作られたもんっていうか、
ほんまに理解して伝わった。
そういう人が12時ジャストに帰ってくれて、
それ以降も注文は来たけども、
12時に待って、その時間に合わせて帰ってくれたってことって、
ほんまに僕らからしたら、
どんだけ山を超えて、
例えば、文章読みますよな。
読みます。
ああ、こういう洋服作るんやな、こういうもんやな。
一回理解するよね。
理解して、すぐに欲しくなって絶対買おうってならんと思うよね。
そうですね。
そうなるって、僕らのこと知ってくれと人はなるかもしれんけど、
全く知らんかったらならんやん。
あの人が作ったんやってならんからってことね。
そう。だから、一回読んで、気になるな、もう一回読んでみようか。
読みます。
で、ほーほーほーほーほーみたいになるやん。
でもそれでも多分、ダイレクトに買おうとはならんわけよ。
そうですね、大多数。
で、時間を、もしかしたら時間を1日2日空けて、
もう一度読んで、やっぱりいいかも。
ちょっと買ってみよって、どれだけ悩んだか、それぞれしばからんけど、
その時間をくれとるわけだよ、僕らに。
そんなんも考えたら、もうラッキーとか気持ちいいっていう言葉じゃ、
12:00
ちょっと難しいよね。
確かに。
なんかほんまにありがたいっていうか。
そうですね。
洋服ブランドなんやけど、もちろん洋服ブランドなんやけど、
僕自身は、その洋服業界として、なんかこう今までやってきた流れを、
全てが正解と思ってないわけ。
えーと、岡崎さん自身。
うん、なんかこういうやり方もあるし、新しいやり方もあると思うし、
買ってくれた人がいっぱいおる以上、
自分のこと下に下げるような言い方もしたくないけど、
でもまあ田舎で洋服やいよだけのやつが作った洋服なんやから、
そんなカッコつける必要なくない?って。
確かに。
別にそんなカッコつけて、逆にカッコいいのか?っていうね。
確かに。
だってそもそも裸で歩く人おらんないから。
このようにね。
だから別に誰だって服着るわけやん。
だから誰でも着れる服で、
誰でも着れとるけど、
めちゃくちゃ素材がいいとか、
すごい縫製もよくって、
長いこと着ても全然へっちゃらやねっていう洋服って、
誰しもが欲しいに決まってるやん。
理想を詰め込んだからさ。
だからそこに対して言語化できんことってあるんや。
なんでこれ着たくなくて、
これはなんですごい器用かっていう語源化が、
僕の場合は洋服を見ておる量が普通の人よりちょっと多いから、
販売して人しかないし。
だからその蓄積があってそれを全部詰め込んどるから、
ただただ誰でも着れるよっていう。
しかも全部クリアにするから物語として、
僕の愛を物語の一環として、
その消費を手に取ってくれっていうようなことよね。
そうですね。
作ったどう?みたいな。
売れたどう?って。
やったどう?って。
やったどう?って。
それぐらいひなカッペ対象でいいわけですよ。
そうですね。
やったどう?って。
大事かもしれない。
ありがとうって。
いやいやありがとうや。普通や。
ありがとうの場合はありがどうなの。
ありがどうはやばいっすね。
それぐらい血に足が付いたというか、
そういう洋服でありたいなと思うよね。
やっぱ人生考えたら、
洋服のことを考える時間ってマジで減ってくるから。
岡崎さん自身も。
いやいや僕は減らんよ。僕は仕事やん。
いっぱいお客さんとかを見ててってことか。
確かに結婚したりとか。
結婚して例えば子供が受験なんですと、
とか子供が熱が出ましたとか、
仕事が忙しくてとか、
いろんな事情があって洋服のことを考える時間なんて
毎年どんどんどんどん減っていくよね。
確かに。
減っていく中で雑誌見たりとか、
なんか情報収集したりとか、
15:02
そんな時間あるんだったら、
子供がおるんだったら子供と公園行って遊ぼうがマシやん。
マシ?
言ってくださいよ。
マシっていう言い方は悪くない。
もうすいません。
子供と公園行ってほしい。
だからそういう。
そうですよね。
だからこそ、
考える時間はなくていいと思うんですよ。
その代わり。
だからそのために、
これだったら、
これ着とったらいいよねっていう、
信頼できる道具が必要じゃん。
かっこよく下りたいし。
かっこよく下りたいし、
考える時間も少ないし、
その点と点を線でつないだ場合、
やっぱりシンプルで、
着心地よくて、
しかも圧倒的な分厚い物語があって、
自分が年をとっていくごとに洋服も成長していくようなもの。
それがあれば、
考えずに着続けてもらえるんちゃうかなっていう。
もうそうです。
なんかそういうことです。
そういうことだね。
腹立つな。
今日何人居んの?
傭兵の心の中に。
今なんか標準語でそういうことだねって。
さっきまでやっぱどうっていう。
陽気おるけどね。
陽気おるやん。
ちょっと病院行った方がいい?
いやいやいや。
そんな感じで作った洋服がリリースになりまして、
これからも来年以降もね、
今月末にもう一型新しく出るんですけど、
ニットがね。
そこら辺の詳細とかも全部店のブログか、
ノートっていうサイトで、
インスタもね。
インスタももろもろの内売り関連のSNSで全て載ってるんで、
チェックしていただきたいんですけど、
来年以降も定期的に作っていくんで、
店が10周年っていうこともあってね、
ちょっと頑張ってやっていこうと思ってるんでね、
ちょっとでも応援していただけたらなっていう。
ちなみに暫定的にニットの次何出そうとか考えてる?
これ聞くの?
パンツ作ります。
パンツ?
パンツは作ります。
もろもろいろいろ出ていくんで、
楽しみにしていってください。
今の話聞いて、
だんだんと星を追うごとに一般的には洋服にかける時間っていうか、
洋服のこと考える時間は人が減っていくよねっていうのを。
ちょっと待って、ちょっと待って。
暴露していい?
ダメでしょ。
なんですか?
昨日ね、
前ね、働いてくれてた斎藤から電話があったんですよ。
はいはいはい。
暴露してくださいよ。
いいですかね。
18:00
それはもうどんどん言ってください。
よかったよかった。
洋服大好きで大好きで大好きなやつがね、
飛び抜けて好きだったやつがね、
家で働いて、
ちょっとね、いろいろ家の事情とかいろいろあって、
大阪で今就職したんですよ。
そいつがね、昨日夜中電話かかってきて、
元気ですか?みたいな。
なんかすごい上からいくわけ。
上からではない。
元気ですか?なんか忙しそうで、みたいな。
どうしたどうした?
それはちょっと上から。
どうしたどうした?みたいなこと言ったら、
ニットのね、さっき言ったニットのブログ読んで、
すごい記事感動しましたって言って、
ありがとうありがとうって言って、
感動したんだったら買うよねとかっていうこと言ったら、
いやちょっと、かなり貧血なんですって言って、
大阪行ったし、一人暮らし始めたし、
もちろんこっちでおった時は学生やったやん。
就職して社会人になったから仕送りもないし、
引っ越し立てやからかなと思ったら、
いやちょっとあの…って言いにくそうにしとって、
どうしたの?って言ったら、
いやちょっとガールズバーにハマりましたよ。
いやいや急に。
ガールズバーにハマって、
毎週行ってますと。
結局ね、
あかんことはないけど、
ガールズバー全振りはまずくないかって言って、
お前あんだけ洋服好きだったのに、
それは良くないやんって思って。
おかげの時間急にゼロみたいな。
そうそうそう結局ね、
ガールズバー行くのは別に悪いことじゃないですよ。
ただ、あれぐらい洋服好きだったやつが、
大阪に行って、
違う風に当たるだけで、
また違った、
結局ニット買うんですけど、
ありがとうございます。
強制的に贈ろうかなって。
いやいや俺嘘やけど、
彼ですら、
外に行ったら、
考える時間減ってるやん。
単純にね。
やっぱそうなってくるわけよ。
僕とかはバカみたいに好きやから、
洋服のことしか考えてないようなタイプやから、
その近くに居るとちょっと温かい。
暖炉みたいなもんですよ。
自然とね。
暖は取れるけど、
全然違うところに行って、
僕の暖の熱がね、
届かん場所に行ったら、
やっぱり周りやって、
そこまで洋服好きな人も少ないから、
どんどん冷めてくる。
それも仕方ない。
だからそういう意味で、
冷めてもやっぱり元々好きで、
好きでっていうやつは、
物語だってちょっとでもいいもん欲しいって思うやん。
21:00
そういう人がね、
やっぱ来てくれたらいいかなっていう。
こういう意味では物語が詰まってるっていうのは、
熱量にも変わるんだもん。
もしかしたらそういうの見て、
冊子とかにも書いてあるけど、
そういうの見て、
改めてね、
自分の周りの道具とか洋服に対して、
愛着を持って、
接してもらえるように、
人がね、増えたらいいなっていう。
いいっすね。
斉藤、連れてってくれよ。
これ収録金曜日なんやけど、
これ終わったら電話する。
あー許可。
もう夜電話するわって言って、
なんでかって言ったら、
今の時間ちょうどご飯、
1トンだったとしてご飯食べて、
ちょうどガールズバー行ってる頃やん。
僕もちょっと辞めたいんですと。
あーそうなんすね。
やっぱ洋服も欲しいしっていうので、
じゃあ夜電話するわって。
あーもう。
僕が電話した時に言っとったら、
この時点で帰れよって。
だからもうちょっと楽しみっすね。
ダン取りに行かないといけない。
僕のダンを電話ごとに伝えていくから。
グアードトゥークローザーに。
聞いたからね。
話はさせてもらってきませんが。
来週もあなたのご来店、お待ちしております。
22:31

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