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ここは、とある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームの更に奥、SAFF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
はい、BACKYARD TO CLOSETの岡崎です。
マコです。
今週も始めていきましょう。
よろしくお願いします。
お願いします。
今週、僕がちょっと気になったことがあって。
マコちゃんがね。
そうなんですよ。それをちょっとお母ちゃんに聞きたいなと思って。
さっきチラッと言ってたよね。
そうなんですよ。
どんなことなのか全く聞いてないから、ちょっとドキドキしてる。
前情報なしで聞いたろうと思って。
ちょっと軽く教えてもらった方が嬉しいんだけどね。
いやいや。
まあまあまあ。
まあまあまあね。
なんですけど、ちょっとね。
それの前にちょっと嬉しいお知らせがありましてね。
嬉しいというか喜ばしい。
うん、喜ばしいお知らせ。
この番組のね、産みの親でもある特勤マッシュの渋ちゃん。
はい。
やられてる番組、月曜特勤マッシュがですね。
はい。
第5回ジャパンポッドキャストアワードになんとノミネートされております。
おめでとうございます。
コメディお笑い部門でね。
すごい。
もうね、芸人さんでいうとこの一時の笑い飯みたいになってますから。
5回中4回ノミネートされてるんですよ。
すごいね。
常連さんってほぼほぼ毎回ノミネートされるっていう。
確かにね、5分の4ですから。
すごいな。
もう今年は行くんじゃない?
そうですね、そろそろいよいよ。
もうね、なんだろう、やっぱファンも多いし。
はいはいはい。
なんなら、え、まだ撮ってなかったみたいな。
逆にね。
逆に。
いつも名前あるけど。
そうそうそうそう。
で、多分本人らもノミネートに慣れてるもん。
ノミネート慣れ。
僕らのね、番組とかがノミネートされた僕とかね、めっちゃテンション上がりますけど。
03:00
もうそわそわしますからね。
もう多分慣れっ子です。
そうですね、確かにね。
まあそろそろね、そら行くでしょ。
行ってくれるんじゃないでしょうかね。
もう芸術ともにもともにですよ。
本当にね。
僕からしたらほんまに1回目の時点で受賞しとってよかったんちゃうかと。
なるほど。
思いますから、思ってますから。
むしろ遅いぐらいやと。
そうそうそうそう。
ほんまにね。
もうこのままずっと何ももらえん無感のテレオで。
もうおもろいんちゃうから。
逆にね。
このまま行くなら。
ぐらいの感じで僕も見てますけど。
なるほど。
まあ頑張ってほしいですよね。
ね、今年はね。
はい。
楽しみに結果は待ちたいと思います。
ところで岡ちゃん体調は大丈夫なんですか?
そういえば声がまだ。
いつもアベレージガラガラやけど。
いつも以上にちょっとまだやっぱりね。
で結局ね。
はい。
インフルエンザだったんですよ。
あーそうかそうか。
言うてましたね。
なんか熱が出て出張もあったからこれまずいと思って調べに行って何にもなくて。
陰性だったから出張行ったんやけど。
あーそうなんですね。
もう出張の途中も明らかに熱上がってんなって。
だからもう急遽ね仕事本当にもう最速で終わらせて。
もう飛行機の時間を繰り上げてもらってね。
そうなんですね。
あれ通常は変更できんのやけど体調が悪いとか
なんか理由をちゃんと言えば変更してくれる。
ありがたいですね。
だからもう即帰ってきて。
そこから寝込んで。
めっちゃ高熱で出てたって言ってましたもんね。
その出張の次の日に病院行ってインフルエンザでした。
もうややこしいね。
ややこしい。
今回ひどかったね。
結構熱も5日ぐらいずっと引かなかったから。
長引いてたんですね。
まあおかげさまでね。
今は喉だけちょっと調子悪い程度で。
あとは全然元気です。
よかったです。
ありがとうございます。
元気出してやっていきましょう。
元気です。
元気です。
元気ですね。
病人みたいに言わんといてください。
まごっちゃんの?
そうなんですよ。
ちょっとふと疑問に思ったことがあって。
ちょっと難しいこと言うのやめてよ。
いや、思ったよりね多分。
思ったよりって何?
そんな重い話ではないですけど。
ふとね、前から無意識的にずっと思ってたんですけど。
古着とかね、僕好きなんですけど昔からね。
生産国ってあるじゃないですか。
メイドイン、USAとかUKとかイングランドやら。
フランスとか。
フランスとか。
いろいろありますよね。
めっちゃ良くないですか?
どういうこと?
生産国いろいろあるじゃないですか。
めっちゃ良くないですか?
06:01
全然意味がわからん。
何だろう。
例えば結構有名なブランドでも。
生産国がそのブランドとメイドインインドネシアとか香港とかってなると。
なんかがっかりじゃないですけど。
逆に全く知らないブランドとか。
ようわからんとこでもメイドインイングランドとか。
メイドインフランスって書いてたら掘り出しもんじゃんみたいな。
ちょっと特殊な気分になる。
古着においてはってこと?
古着でよく思うんですけど。
そりゃそうよね。
あれってなんなんですかねって思って。
なんなんですかねって。
そこでテンションが上下するのは。
そりゃでも当たり前じゃない。
ほんまですか。
だって言ったらフランスのヴィンテージのもの。
例えば軍物とかに多いんやけど。
フランスで作られてるモールスキンジャケットがあったりするじゃん。
でも当時はいろんな工場で作ってたりするから。
生産国が国またいだりってのがあっても。
同じヨーロッパの中で完結するでしょ。
でもそれがすごい離れたところで生産してるってことは。
先週言ったみたいな人件費とかそういう問題があって。
安く作ってるっていうところもちょっとよぎるし。
だってコンバースの僕らで言えばね。
コンバース履くってなったらやっぱりUSA欲しいになるじゃん。
めっちゃ履くならUSA欲しくなりますよね。
例えば前言ってたフィルソンっていうアウトドアブランドのバッグにしても。
今はアメリカ生産の方が少なかったりする。
けど買うとなったらアメリカ生産のものが欲しいになったりするし。
しますよね。やっぱりね。魅力を感じてしまう。
それがなぜかってこと?
そうですね。なぜか。
でもそれって古着に関わらずやけど。
ハイブランドとか例えば車とかもそうなんやけど。
やっぱハイブランドってなるとシャネルさん、ビトン、エルメス、ディオール。
もろもろね。
有名なね。
イブさん、ローラン。もろもろフランスじゃん。
そうですね。
フランスで生まれたハイブランドっていう
脈々と構築された歴史の上に立ってるブランドやから今の位置なわけで。
09:05
ハイブランドなわけで。
歴史があるから。
車にしたってベンツもそうやし、ワーゲンもそうやし。
ドイツの職人っていう職人気質な人たちが構築していった技術が生んだ素晴らしい車だったりするわけじゃん。
だから買う時ってそういうバックボーンも含めて欲しくなるから。
そうですね。
やっぱりその生産国っていうのはやっぱり大事にしたいよね。
そういうことですか。
だってブランドがそれこそ安く作れるところを本国でしっかり完結して作るってことは
ブランド側のプライドも垣間見えるじゃん。
プライドがね、確かにね。
みんながみんな100%それが全部かって言ったらそうじゃないけど
やっぱり買う時ってそういうところも見て買うから
それは左右するでしょ。
そうですね。
例えば同じブランドでもクオリティはそこまで変わらない。
むしろメイドインUSAとかフランスとかの方が値段は高くなるじゃないですか。
けどやっぱりこっちが欲しくなる。高い方がね。
でもそりゃそうなんよ。
そういうもんなんよ。
散々言ってるけど僕らコスパで勝手ないじゃん。
そりゃそうですね。
自分が長く使えるものってそういうバックボーンも含めて大事にしていきたいから
やっぱりそこらは大事よ。
そうかそうか。
あと分かりやすい話で言えば
こっちは蕎麦屋さんじゃん。
そうですそうです。
例えば僕の感覚だけなのかもしれんけど
日本蕎麦っていうものは日本で食べるのが一番うまいんじゃないのって思うでしょ?
そうですね。
例えばハワイとかアメリカとか
例えば中国どこでもいいんやけど
蕎麦ってひらがなでね
蕎麦って書いてて
食べる蕎麦屋さんに入って食べる蕎麦と
まこっちゃんの店みたいな田舎でね
ひっそりたたつんだ雰囲気のいい田舎で
手打ち蕎麦って書かれた蕎麦屋さんがあったとしたら
パッケージだけね
パッケージだけ考えても
どっちが美味しそうに感じる?
それは間違いなく日本で打ち出てありますよね。
そうでしょ?
言ったら徳島も
徳島ラーメン有名やけど
同じ日本でも
東京で徳島ラーメンって書いてても
12:00
なんか行きたくないのよ
そうかそうか
本場で味わえてるんやから
それ以上のものはなくないっていう
そんな感じになるじゃん
洋服にも
それは本場ってあると思う
そういうことか
本場ってことか
そのアイテムによって
ちょっと優位性を持ってる
っていうのって
それぞれあるじゃん
例えば日本の職人さんの
日本で洋服作るって言っても
例えばニットを作るってなったら
美衆なわけよね
日本の中でも
ここで作られてる
例えばデニムが岡山って言われてるみたいに
やっぱ産地っていうのがあって
そのエリアが生んだ気候とか
昔から構築してきた産業だったり
っていうのがあるから
クオリティの上下が変わってくる
なるほどなるほど
だからそういうことじゃない
そうかそうか
そういえばそうっすね
食べ物でもそうっすもんね
確かにね
有名な産地で食べたらやっぱり
美味しいと思うし
そういうことか
シンプルでした
笑
笑
だってそれで
逆にさ
こんだけ散々喋ってきて
僕別にどこの国で作られても
あんまり気にしないですけどね
ってなったら
ものすごい根底からひっくり返ってくる
確かにね
確かに確かに
味が同じ見た目が同じ
だったとしても
やっぱりそこって
裏側あるじゃん
そうっすねやっぱりね
裏側の裏側見たら
実はフランスで作られとうけど
もろもろの理由でフランスって
使ってないっていうパターンもあるよ
なるほど
表記できないとか
できないとかしないとか
あるから
全部が全部じゃないし
もちろん外で作ったからって
全てクオリティが変わってくるのか
だったらそうじゃない
けど
そこら辺も含めて
感じたいで
結局はそこか
そこよ
そこですよ
そういうこと
当たり前じゃん
そりゃそうっすね
だって僕が作ってる洋服が
この人どこの人全然分かりませんってなったら
どうよ
なんでわざわざ僕が
コットンに糸作るにしても
わざわざフランスのノルマンディって
理念の産地で
取られた糸と
インドの糸を混ぜて
コットンに糸作りましたって
わざわざなんで文章に書くのかって
言ったら感じたい
15:00
感じたいからね
僕も感じたいし
お客さん達手に取る人達にも
感じてほしい
当然クオリティってのあるよ
産地やからね
名産地って言われるところで
取られた素材を
組み合わせた訳やから
いいものには間違いないけど
説得力もある
説得力っていう意味もあるよね
なるほど
やっぱりドイツ
なんでみんながベンツに乗りたいのか
っていうことで言えば
やっぱり
強い
見た目がかっこいいとか
ステータスシンボルみたいな
ところはあるけど
やっぱり車としてが
素晴らしい
クオリティがね
そこが一番に合うってことなんですね
ドイツが産んだ技術の塊
安心感
説得力
っていうことじゃない
それがブランドに繋がる
ブランド力に
多分ね
僕の予想やけど
もっと細分化してくると思うよ
これから
それはどんな風にですか?
メイドインイングランドとか
フランスとか
そこだけじゃ
もう弱いと思う
さらに国も
当たり前になってきて
なんか僕はどっちかっていうと
例えばメイドイン徳島とか
さっき言ったメイドイン美衆とか
なんか
もっともっと細かい表記も
現れてくると思う
より細かくブランドを
日本メイド
メイドインジャパンって書いてあるけど
どこで作ったの?って
もう一歩突っ込んで
気になる人が増えてるから
確かに
そう言われたら気になりますね
だから僕は和歌山だ
細かく言ってるのよ
そういうことですね
さらに一歩進んだ方が
より感じやすいのよ
確かにひしひしと感じますね
それ嘘ついたらダメよ
嘘ついたらダメや
もちろんダメやけど
多分そうなってくる
もっともっとクリアになってくる
やっぱ今
ファッション業界が抱える闇みたいなものを
散々ね繰り返し
言ってきたけど
やっぱり抱える問題って
大きいのよ
それをどうにか改善していこう
っていうのが
世の中で起こってきてても
産業として大きすぎて
もうそれが
劇的に良くなるっていうような
進み方はしないのよ
ほんまに
1ミリずつ2ミリずつぐらいのレベルなのよ
現実はやっぱり
それが消えて
18:00
完全に
問題がなくなることはないと思う
難しい
難しい
それはすごい本当に利権も絡むし
どんなことが絡んでるから
難しいけど
僕らみたいな人間がちらほら出てるから
多分本当に
クリアになってくる
部分はクリアになってくる
よりクリアにするために
国の中でもどこどこでっていうのが
そう
ここの工場使いました
ここの縫製工場使いました
ここ使いましたって
やっぱり全て言ってしまうっていうのが
確かに
手に取るお客さんには
一番
安心できることだ
間違いないですね
それを言ったからって
コピーされるとか
同じ工場使われて
自分が洋服作れなくなるとか
みんな結構隠してたの
なるほどあえて出してなかったですね
僕も全部が全部
クリアにしようとしてるけど
やっぱりどう考えても
これクリアにせんほうがいい
っていうところもあるのよ
それは前向きな意味で
これから僕が作っていくために
ここまでは言う必要ないよね
けど
ギリギリまで言っとかんと
嘘つくから
っていうような攻め際をしようと
秘密があるんですね
やっぱりそれはある
でもできるだけ
僕が作る洋服を
全く同じもの
誰でも作れると思うの
全部レシピが分かれば
レシピがね
でもそれですら
俺は違うぞって思ってしまう
思ってやってるから
僕の場合は
そこに対してあんまり
ピリピリしてないというか
なるほどね
現にね
あったしねそういうのも
作り始めてね
似た感じの
ほぼ似てるようなものが
リリースされたりとか
なるほど
文章まるまる
別のブランドで
使われたりとか
そういうのあったけど
そこらへんも
気にしてない
僕はね
それだけ自信と
自信というか
そんなの気にしてもしゃあないや
そこで流れてしまうのであれば
それまでやし
そういうことか
で
僕は個人的に思う
本当に
言った通り
安心もそうやし
プライドもそうやし
覚悟 ブランドとしての覚悟
っていうのは生産国
こうやって
いくんじゃっていう意思表示の
一端は垣間見えるわけじゃん
作り手側のね
そうですね だから
21:00
わざわざ書くわけですもんね
メイドインどこどこって
見えるとこに
だからそこらはね
それを考えながらね
洋服を買うっていうのも
一個ね
面白いしね
そうですね
逆に
古着とかだったら
なんでこの形でこの色で
もう明らかに
フレンチやのに
なんでこの国なんみたいな
ってなったら逆に欲しかった
本当にね
確かにね
その矛盾を調べたくなることね
なんか矛盾とか
引っかかりがあったら
欲しなったりもする
本当にね
興味そそられる
そういうことですね
そういうことです
面白いな
疑問に思うんじゃ
もうなんかね
ふと思ったんですよね
たまたまなんですけど
僕そば屋をやってるじゃないですか
それでなんか飲み会の席で
この前の?
この前かな
隣におる方から
手打ちそば
全部手で売ってるんで
これを機械で
することはできないんですか
またはそういうことを
考えないんですかと
その方が効率的やし
量もたくさんできて
いっぱい売れるじゃないですか
っていうのを言われて
それは確かにそうなんですけどね
けどなんだろうな
それは絶対違うって思ってしまったけどね
手打ちそばじゃないもんね
そうなんですよね
そもそも手打ちそばじゃないし
だからたぶん
まこちゃんに聞いてくれた人も
たぶんその答えが
返ってくるだろうと思って聞いてるでしょ
間違いなく
それで
生産国じゃないですけどね
それもふと思って
そりゃそうよ
どこで作るかも大事やし
まこちゃんの場合はどの包丁で切るか
みたいなね
そういうのも含めて
大事に
大事でしょ
大事ですね
やっぱ肌で感じるからこそ
できるものってあるし
っていうのを
これ言ってもいいと思うんやけど
僕が大好きな
大好きっていうか
いときに取り扱いしたくて
オファーかけてたハインリーヒーディンケラッカーっていう
ええ何ですか
ハインリーヒーディンケラッカーっていう
超一流のね
革靴があるんですよ
その革靴メーカーさん
なくなったの
メーカーがなくなったのは
やっぱり職人の問題とか
やっぱりコストの問題とか
いろんな問題で
なかなか生産も追いつかん
すごいのよ
こだわりが
本当にもう芸術みたいな
24:00
シューズがあって
いつか買おうって
取り扱いオファーしたときに
ほんまにギリギリまで
悩んだの僕
でも
やるからには
ある程度のロットが必要で
で納期がかなりアバウトなの
ああなるほどね
それだと僕みたいな小っちゃい店は
ちょっと対応できんなってなって
だったらもうこれは
結構値段もするからね
20万円ぐらいするシューズやから
なるほどね
だからそれだったら
自分でも個人的に
いつか買おうって思ってたら
ブランドがなくなったの
で
ブランドがなくなった先でね
そのハインリッヒの
職人さんたちが
別の工場に移ったの
なるほど
別の工場に移って
何人かで集まって
新しいブランド立ち上げたの
ハインリッヒじゃないね
違うところでまた同じ職人さんが
で価格も結構抑え目で
同じ技術でやってます
っていうのを書いてるんですけど
なんとなく
欲しくならない
なるほど
いやすごい素晴らしい
靴なのよ
同じ方が作ってるわけですもんね
そうその当時の
職人さんが何人か
散り散りになった職人さん工場が閉鎖されたから
一時散り散りになるよね
でもまた
再集結して
ブランド立ち上げたんだけど
やっぱり
なんていうんだろうな
なんか
ハインリッヒ
を超えない
僕の個人的な趣味なの
好みもあるんだろうけど
亡くなった後にこういうこと言うのは
絶対違うとは思うんやけどね
やっぱり
あの重厚感
あの質感みたいなことになってくると
やっぱり新しいの買えないの
ああ
それを知ってるからこそ
なるほどね
その時
その場所で
その人たちが
組み上げた
作り上げたものって
その瞬間のもの
な気がするのよ
その一瞬のときだけしか
できないものが
確かに
国家状態が苦しい中で
やってたから
後半クオリティが落ちるとか
落ちてるとかっていうのは
結構散々聞いてたんやけど
でもそれでもね
やっぱり
かっこいいもんかっこいいってことね
そうなんですか
そんなのいっぱいあるよね
国が変わったり
生産体制が変わるだけで
同じものを作ってるのに
なんか軽くなるっていうか
27:00
当時の重みがないとか
なんか当時の
いい意味の大雑把が
すごい丁寧になって
逆にね
うん
なんかこう
臭さがなくなるとか
それはありますね
あるあるある
そうそうそう
だって言ったら
話に戻るけど
手打ち蕎麦ってやっぱり
手で切って
不均一な
不均一って言ったら失礼なことしないけど
いえいえ
そのやっぱり
蕎麦ならではの
バラバラな太さとか
ああいうのがやっぱり
魅力やしね
そうなんですよ
うん
そこは僕も思うんですよね
だからそういうことじゃない
そうかそうか
そこを逆に
ないがしろにしていって
何も感じない
だったら
逆に
そんなに良い洋服買わなくていいような
気がする
まあそうやね
繋がってこない
それこそね
僕らお会いしたやん
あの人が
作るし作ってるし
バックに長谷川さんがおるから
僕らは信じれるっていうか
確かにね
だからフランク大好きなんだって
堂々と言えるわけで
そこが崩れてしまったら
そうかそうか
っていうことじゃない
それはそうですね
だってフランクのあのジャーマンレザーも
結局機械が壊れて今も作れんじゃん
だったら
でもちょっと柔らかいのは
作ってる
作ろうとしてるけど
僕とかの中で
その柔らかい
ジャーマンレザーは物としては
好きやから全然着るんやけど
でもジャーマンレザー
ではないよねっていう
そうかそう思ってしまいますよね
なるなるね
偽物でもなんでもないし
極端なフランクが
プロデュースして
みんながゴーダしてるんやから
全然素晴らしいもんなんやけど
ジャーマンレザーとしては
着たくないみたいな
それさっき言ってたような
その時の一瞬で
あの機械で
ガチガチで作るから
もうくっつきにくいし
なんだこれってなるけど
直立するねジャケットが
けどやっぱり
だからジャーマンなんや
ということですね
確かにね
だからニュージャーマンとして
新しいジャーマンよって言うんで
着るのは全然いいけど
同じにはできんよね
また別物として
捉えてしまいますね
もちろん良いもので
そういうことそういうこと
30:00
そういうことですよ
そういうことであって
千三国が気になるってことなんですね
僕は
僕がじゃなくて
気にならん洋服好き
っておるんかも
ですよね
おらんと思うよ
見るでしょ空
見ますよね
そこが
2週間前ぐらいに言った時に
どこで作ってるかが
イコールクオリティを判断
できるほど
できるするのが
難しくなったとは言っても
でも
判断するファクターの一つではあるよ
うんうんうん
全然
そうかそうか
一瞬に作ってた
あの時のあれだからこそ
いいんですね
あの時のあれって言うかね
そうか
洋服だからこそ
全く知らない
ブランドでも
メイドインフランス
ユービアついてるだけで
テンション上がるのは洋服だからってことですかね
洋服でフレンチの洋服を
マコちゃんは
今メインで着てるからよ
自分の今の状況
だから僕が普段使ってる
ボールペンもカルティエで
もうフランスやからよ
そういうことか
だってユービアつけてるのも
カルティエやし
そういうことよ
だから自分の
使ってる洋服とか好きな洋服とか
に合わせて
自分の道具も揃えていく
みたいな
ことも面白いじゃん
そうですねワクワクしますね
そこはどうでも
いいんかってなってくると
だから僕の
数年前の誕生日とかに
スタッフが送ってくれたのも
ドイツの真鍮のボールペン
フランク好きやから
俺が
だからそんなに合わせて
くれたりするじゃん
やっぱそうなったら嬉しいじゃん
そうですね分かってるって感じ
たとえそのボールペンのブランド
僕初めて見たけど初めてだったとしても
嬉しいわけ
知らなくても
繋がってる
そういうとこ合わせてくれたんでさすがやなってなるじゃん
そうですね確かに
たださ大事じゃん
大事ですね
そういうことでしょ
めちゃくちゃフに落ちました
わざわざ
流すほど
難しい問題では
なかったの
普段難しいこと言ってるかって言ったら
言ってないけど
いやいやまあね
まあそんな感じですかね
いい話になりましたよ僕の中では
ほんま?フに落ちました?
フに落ちました
めちゃくちゃよかった
ちょっと
報告というかね
ありがたい話なんですけども
33:02
先週
ご紹介させていただいた
お便りね
徳島マラソンランナーさんが
実はポッドキャスターさん
だったんですよ
ご自身がやられてる
ポッドキャスト番組
2つ番組持たれてるんですけど
ポッドキャストトークっていう
聞いてみようが見つかる
番組と
本番行きます
っていう番組
2つの番組で
うちのバックヤードトゥークローゼットの
話をガッツリね
1話ずつ
2つの番組で
紹介していただいてて
概要欄に
載せておくので
聴いてくださってるリスナーさんは
ぜひ聴いてみてください
嬉しかったんですよ
ありがたいですね
両方聞いたんですけど
このラジオをきっかけに
洋服を
もう一度見直してみよう
みたいな感じになったみたいでね
マラソンランナーさんが
それをラジオ仲間
相方のお二人
3人でやられてるんですけど
番組を
その3人で
独自の洋服トークしてるんです
嬉しいですね
それがすごい聞いててね
ちょっとキュンと
思い出した
なんかすごい
それぞれの
洋服感
それがすごい
参考にもなったし
面白かったんで
聴いてみてください
ぜひぜひ皆さんも
ぜひそちらも
チェックのほうよろしくお願いします
というところで
番組では随時これを聞きのあなたからの
お便りをお待ちしております
洋服に関する素朴な質問
疑問あるいは番組への感想など
なんでも構いません
お便りはすべて当エピソード概要欄から
お送りください
そしてノートで展開する会員サービス
スローン&ステディクラブも
入会随時受け付けております
詳しくはすべて当エピソード概要欄を
ご覧ください
スローン&ステディポッドキャスト
バックヤードツークローゼット
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です
聞いた後
クローゼットの洋服たちが
今よりきっと好きになる
来週もあなたのご来店
お待ちしております