ふじいゆうせいです。
関順が前後だったアパレルショップオーナーのひぐちとサラリーマンのふじいが偏見と偏愛で話していくポッドキャスト番組です。
3つあって3カ所の1が挨拶、お礼、あと謝罪。
2つ目がお互いの表現を尊重することで自分の表現も尊重されるという。
で、3番が自分の決めたことに責任を持つ。
これを年長さんに言うから。
いやー、素晴らしいね。
挨拶、お礼、謝罪、相手の表現を尊重することで自分の表現も尊重される。
で、自分の決めたことに責任を持つ。
いやー、素晴らしいね。
これが結構この自由の中の秩序みたいなところがそこかなってみんなで話し合う中であったんで。
だからゆうせいも挨拶しろって。
いやー、それを自由のためにっていうのは結構興味深いね。
いやー、結構大事なんですよ。
いやー、挨拶するわ。
挨拶したほうがいい。
はい、こんばんは。
前回のアフターパーティーのイベントで2020年代の振り返りと
2025年から30年までの未来予測みたいな話だったところから
実際この5年間6年間ってひぐちがアバンを始めてからの6年間ではあると思うから
実際にもうちょっと近い距離の振り返りと今後どうなっていくのかみたいな話をちょっと僕らなりにしていこうか。
そうですね。アバンが…
実際アバンがスタートしたのって2019年ってこと?
そう、2019年にスタートした。
夏だっけ?
正式には秋、10月12日にスタートして、もうすぐ6周年。
といえばだよね。あれ移転したのか?
移転したのが3年前で、2022年か3年、3年か、2022、3年くらいに移転したね。1回に移って。
そうなんだ。これちゃんと説明しておくと、アバンは正式名称アバンダンティズム?
はい、そうです。
っていうヒグチがやってるセレクトショップ。
古着もあるし、セレクトもあるし、リメイクもあるしっていうセレクトショップだよね。
はい、そういう形のショップです。
じゃあ6年か。
実際この6年で服とかファッションみたいなことって変化は感じたりするの?
変化。変化感じるね。感じるんだけど、やっぱり感じるのはマジでY2Kの移行期をずっと見てる感じはずっとしてるかもしれない。
どういうと?
なんかY2Kの初動というか、そういうのをなんとなく感じる。
知り合いとか若い子たちが、うちのお客さんたちがショップを出し始めてて最近。
彼らがやってるのが本当はY2Kをやってて、彼らがお店を始める前とかっていうとやっぱり3、4年前とかなんだよね。
彼らはその時ぐらいからだんだんタイトめというか、上タイトな感じを選んでて。
彼らがお店を出した2年前、3年前ぐらいかな。
の時にオープンしましたって言って、じゃあちょっとお店行くわって言った時に、
あれなんか着れるもんねんだけどみたいな。
僕はゆったりしたサイズ感が割と好きだから、なんか全部ちっちゃいんだけどみたいな。
なんかそういうのを2、3年前ぐらいに感じ始めて、
で、だんだんと世間がちゃんとY2Kっていうジャンルしっかり出てきて。
でもやっぱり僕らとしては見てきたサイズ感だし、通ってきた感じだから、
なんかあんまり新鮮味がなくて。
で、ちょっとなんか合わんなーみたいな。そのジャンルは自分たちのスタイルには合わんなーみたいな。
とともにその古着のブームめっちゃ感じるから。
あーそこでかいでしょ。
めちゃくちゃでかいね。超でかいな。
で、今ってもう古着をさ、
古着ってそもそも古着しか着ない人がいて、
新品も着るけどたまに古着も買う人がいて、
で、それが今、基本的には新品だけしか買わなかった人も古着買ってるもんね。
そうだね。本当にそんな感じ。
で、やっぱり綺麗めの新品を買ってた人が、
ヨーロッパ古着に流れてるって感じが。
アメ化時はやっぱりいけないんだよ。
けどやっぱ古着のブームもあって、
っていうので、ヨーロッパ系の古着に流れてるっていう感じはすごい感じ。
あ、そうなんだ。
それってアイテムとかで見るとどういうものにいくんだろう?
アイテムって、
ミリタリーはやりすぎるとコテコテになるけど、
割と洗練されてはいるからミリタリーとか、
あとはアーカイブ系だよね。
過去のヨーロッパ系のブランドたちのアーカイブ。
イタリアのブランド。
それこそ今CPもストーンもすごいし、
それこそちょっとあれだったらシリンギルドってとことか、
トゥーグッドの元の、
トゥーグッドさんがいたブランド?
ブランド。
そっちの文脈とか、
たどる人とか、アーカイブ系行く人。
アルマーニもそうだし、シプラダもアーカイブ行く人。
そっか、それが古着としてどんどん出てきてるんだ。
出てきてる感じがすごいするね。
そういう流れ。
あとは新品のブランドのドメスティックとかだったら、
やっぱり次世代がすごい出てきたなっていう感じだよね。
僕らが学生の頃とか、フィンガリン。
はいはいはい、めっちゃ好きだったな。
で、フィンガリン、あとチーとか、
はいはいはい。
パッと思い出すとちゃくちゃ出てこないけど。
何があったかな?
なんかめっちゃあったよね。
すげえいろいろ通ってきてたよね。
そうだね。
若手のブランドたち。
サスクワッチファブリックとかね。
サスクワッチもそうだね、確かに。
ネバーフォーゲット。
どこのブランドだったかな、前の人が。
今もあるけど。
その人たちが10年経って、
当時30代とかだったのが、あと40代とかいって、
腰据えてやってる人から浮き沈みあるところとかもあると思うんだけど、
新しいブランドどんどん出てきてる意味あるよね。
アンセルムもめっちゃ勢いあるし。
ああ、そうなんだ。
Aマシンとかオイラとかも次世代、今の世代。
ランディもそうだし。
30代くらいの新しいブランド。
そこに今俺らと同じような感じで20代の子が影響を受けてる。
そっか、そうだよね。
こないだラビーの話もそうだったけど、
同世代で物作りとか服を作ってる人が、
ガサッと増えたのもここ最近なのかな?
樋口の周りだと。
増えたね。しかも作りやすくなったしね。
ああ、そうなんだ。
自分で作って自分で発信して自分で売るみたいなことが、
自分で作って自分で売って飯食っていくくらいだったら、
ギリできるかみたいな人が増えたと思うんだよね。
SNS自分でやれるし、それからオンラインサイトも無料でできるじゃん。
だからさ、俺らの店、他のところもそうなんだけど、
毎日営業のメール届くのよ。
毎日どこどこで服作りしてます、誰々と申しますみたいな。
ちょっと展示会にお越しいただきたくて、みたいなメールとかが毎日来るのよ。
本当にお店にもデザイナー来るのよ。
この間来たんだけど。
すごいね。
本当に正直別に言葉を選んだ方がいいんだけど、
別にそんなに自分が興味あるわけじゃない。
その程度だったらオールじゃないって分かるぐらいのレベルだったらめちゃくちゃ売って。
でもこの人がそうやって、それで飯食ってますって言えるってことは、
自分の飯くらい食えるくらいは別に自分の力で売れるんだよねきっと。
っていうのが時代がそうだからなんだろうなって。文明の力というか。
生産背景みたいなところもそうだし、
あとは届けるっていう部分。
消費者じゃないけど、届けるツールとしてのSNSっていうところがどっちも揃ってるから始めやすいってこと?
始めやすいね。どっちも揃ってるね。
そうなんだ。
今までは都心部で、名古屋とか東京大阪とか人が集まるところでやらないとみたいなところがあったけど、
正直ネットで販売するから場所どこでもいいじゃん。
制作場所とか。
だからもっと山の方とか田舎の方でアトリエ構えてやってますみたいな。
それでも拠点はそこだけど、展示会は名古屋とか東京とかやりますみたいな。
そういう人がめっちゃ多いなって思う。
その話、アフターパーティーのオープンハウスの中でも実際その流れの話って結構俺は一番印象的ぐらい実際にその話の中でもあって、
未来予測の中でその3人がそれぞれこういう流れが来るでしょうみたいな予想を3つずつぐらい話していくっていう形だったんだけど、
その中で長畑さんがインディペンデントなものの価値がどんどん上がって、
インディペンデントがいわゆるニューメジャーっていう流れが起こるんじゃないかっていう話をしてて、
インディペンデントって今さ、あれこそ個人でちっちゃくやってるみたいなところのものを指すと思うんだけど、
それがある種もう一つ当たり前みたいな感じになってきて、
それがインディペンデントイコールニューメジャーっていう風な流れ、
それはそのブランドを作る人たちもそうだし、
それこそ受け手側も、
フォロワーが100人しかいないけどイケてるブランドみたいなものを、
消費者側も受け入れる受け手の感性みたいなものが当たり前になっていくっていう流れがこの5年で来るんじゃないかっていう話をしてたんだけど、
それがまさに今樋口がこの5年間で感じたところとめちゃくちゃ繋がるなと思って、
なんか有料の話だけど言っちゃったんだけど、
実際にこのポッドキャストもさ、
インディペンデントで本当に勝手に小さなリソースで細々とやってる話だけど、
それで実際に定期的に聞いてくれる人がいてさ、
普通に同じスポティファイで見たときには、
大きい存在として誰がいいかな、
広瀬すずがポッドキャストやってますみたいなものと同じ棚に並べられるわけじゃん。
だけど、
じゃあ今お茶の間でもしかしたら一番人気があるかもしれない広瀬すずよりも、
インディペンデントでやってるものを聞こうっていう風な価値観っていうのが、
服に限らずインターネット上でもあるっていうものが当たり前になりかけてることがどんどん加速していくっていうのは、
すごい歓迎というか、
すごくいいことだなと思うし、
その感受性っていうのは持ってたいなっていうのをめちゃくちゃ今の話と含めて思うよね。
すごいそれは感じるな。
なんかフォロワー、いいブランドが流れてきてSNSでいい雰囲気いいなって思って見たときに、
フォロワーが1万いってない感じの2、3千ぐらいだとちょっとテンション上がるっていうか、
逆に少ない方が、
これはそのぐらいだったら俺らの仕事かなみたいな。
フォロワーが俺らの仕事かなっていうのは、
メジャーなものを僕らが扱うっていうよりかは、
いかに隠れている人たちをピックアップして、
一緒に世に出ていくかみたいなとこの方がワクワクするし楽しいじゃん。
でもメジャーなところは大手がツバつけ出して、
大手がやってくれる仕事じゃんか。
メジャーなものを集めて、メジャーなショップ作って、
メジャーなもの大好きな人集めるみたいな。
なんかまだ認知度が少ない方が、
なんかよりファッション好きな人はテンション上がる気がするんだよね。
いやーそうだよね。
確かにそこがねファッション難しいっていうかさ、
音楽とかってその規模の大きくなり方って、
とんでもない飛躍があるじゃん。
それがビジネスとしていい曲を作るのに、
金をかければいいっていう問題でもないからさ、
めちゃくちゃ機材がめちゃくちゃしょぼくて、
本当に家にもともとあったギターで作りましたみたいな曲がめちゃくちゃバズるみたいなことがあるわけじゃん。
だけどファッションってそこの移行が難しいっていうか、
規模を広げる時にめちゃくちゃリスクと一緒に大きくならないといけない。
それは生産する数とかさ、
みたいなところも含めて、
すごいビジネス的な側面が強いから、
それこそ大手とかがバッて入った時って、
作る数も増えるだろうし、
大手がやったものを地方のセレクトショップがどんどん、
半年後、1年後とかに販売していくみたいな流れもあるかもしれない中で、
樋口がやってる活動とか、
アバンとしてのペイアーみたいなところも、
必ずしもめちゃくちゃ大きくなりきってないみたいなところをちゃんとお客さんに届けたいみたいな意思はやっぱり引き続き、
樋口の中にもあるんだね。
あるね。
それを本当に一貫してずっとやってる感じはするもんね。
その中でもいろいろ考えるけど、
今後の5年を予測しようとか、