いいね。
福岡、買い物旅?
そうそう。
で、まあ、今回、たぶん、2本立てになる予定で、今回買ったものと、あと、次回が、まあ、なんでそのお店を選んだのか。
うん。
だから、お店やってる人が選ぶお店みたいなことの話をしていこうかなって思ってます。
いやー、気になる。確かに普段ね、その、セレクトショップをやってるひぐちが、なんかどうやって新しいお店を見つけるのかとか、で、なんでそこに行ったのかっていうのも、めちゃめちゃ気になるな。
おー。
しかも、ひぐちもそうだけど、ひぐちの親父さんもさ、買い物好きだよね。
買い物、確かにね、買い物好きだね、あの人も。
絶対、そのDNA受け継いでるよね。
そうだねー。
うん。
えー、もう、買わない選択じゃなくて、どう買うかでしょって、親父が言ってくるから。
いい親。
いやー、ほんとに、いい親だ、そこはいい親だと思うね、ほんとに。
あんたまた服買ったの?とかじゃねえんだ。
あ、じゃないね、もう全く言われたことないな。
お、なにそれ、私また買ったの?いいやん、みたいな。
そういうノリの親だから。
いやー、いいね。
そうそうそう。
えー、福岡市内をメインに見た感じ?
福岡市内はメインだね。
なんかそんなに大きくは動いてないんだけど、ほんとにこう、福岡の天満宮、太宰府天満宮だ。
うんうん。
太宰府行って、朝一太宰府行って、そっからもう、うまい西食って。
うん。
で、もう後の時間は、もう店回ろうみたいな感じで。
はいはい。
古着、そうそうそう、古着屋と新品と。
うん。
なんかまあ、いろいろ回りながら。
めちゃくちゃ買ってきたと。
そうだね、みんなでそれなりに買ってきたね。
えー、なに買ったの?
えっとね、なんか大きくは、僕は4つ買って。
うん。
なんか最初、最初1店舗目でね、行ったお店があって、ツーフェイス。
ツーフェイス。
はい、ツーフェイスっていうお店ですね。
うん。
に行って、まあそこは、もうほんとアメカジの、なんだろう、ほんとこう、アメリカ買い付け行って、アメカジをちゃんとやってる感じの。
うん。
お店だったんだけど。
うん。
なんかそこのお店で買ったのが、このエイリアン9体並んでるやつで。
いや、いいね、このTシャツ。
え、めっちゃかわいいよね、これ。
めちゃくちゃかわいい。
かわいいよね。
うん。
そう、エイリアンとか宇宙とか、僕はなんかすごい、ちっちゃい頃から好きだから。
うん。
なんか宇宙ロマンあるし、なんかスピリチュアル系のネッツピ系の話じゃなくて、あの、ロマンがあるものとして。
うん。
海とか宇宙はすごい好きで。
うん。
で、あとなんか、ここのオーナーさんの話が、めっちゃオーナーさんじゃなかったか。じゃなかったんだけど、なんか買い付けバイヤーされてる方かな。
うん。
バイヤーさんの話がめっちゃおもろくて。
はいはい。
なんかこの9体のやつも、その元ネタがあるんだって。
うん。
スケーターファッションの中の、なんかこれ9体のやつに全部こう、なんかハッピーとかサドとか、えっと、タイヤード、ハングリーとか、なんかその、えっと、感情?みたいなのが。
あー、ほんとだ。
そう、あるんだけど、なんかそれの元ネタみたいなのが、ストリートファッションの中で、スケーターファッションであるらしくて。
うん。
それをサンプリングしている古着の中の、なんかシリーズみたいなのがあんだって。
うん。
で、その中のエイリアンシリーズのエイリアンを、エイリアンでそれをやったみたいなやつらしくて。
だからまあ、その、例えばまあ、スプリームとかがサンプリングしている、なんかターゲットとか、いろいろあったりとかするんだけど、なんかそういうノリの、なんか文脈?
うん。
そういうこう、やつらしくて。で、今回このやつ、えっと、エイリアンの顔のやつだったけど。
うん。
このエピソードも面白かったし。
うん。
なんか僕がこのエイリアンと、アインシュタインのTシャツで迷ったの。
うん。
で、アインシュタインが2万5千円だったのね。
うん。
で、エイリアンが1万8千円だったの。
うん。
まあ、お店の利益的にはさ、アインシュタイン売った方がいいじゃん。
けどなんか、それで迷ったら、いや、エイリアンすよって言ってくれて。
なんかその、アインシュタインは探せば、メルカリでも分かんないけど見つかるかもしんないけど、探し方が分かるから。
アインシュタイン、ヴィンテージとかやったら分かるけど、この9つのこの感情のシリーズには古着の中で名前がないんだって。
はいはいはいはい。
このシリーズに名前がそうあるわけじゃないから、だからもし仮に探そうと思っても、ディーラーに、
うん。
例えばアメリカのヴィンテージやって、使ってる、下ろしてくれるディーラーとかがいたとしても、このシリーズあるかって、この固有名詞で言えないから、今これが自分の中でいいと思えるんだとしたら、
うんうんうん。
やっぱこれがいいんじゃないかって。お兄さんが今これがいいって思う感覚の方が、
はいはい。
大事ですよみたいな。
うん。
なんか本心でこの、この人にとってのオススメみたいなのを言ってくれて、
へー。
なんかそれがすごい。
素敵だね。素敵だし、そのエイリアンのさ、顔を一つ一つにそのハッピーとかサッドとかあるけど、これ顔は全部同じ顔してるもんね。
そう、そうなんだよね。いや俺もそこを言ったの、なんか。え、なんか、え、エイリアンだから感情的なものじゃないのかなみたいなさ。
うーん。
なんかそういうとこも捉えるよね、これ。
そうね。
ね。そこに関しては、あ、ちょっとボカボカ、そういうのはわかんないですねみたいな。
その、文脈的にはすごい詳しかったけど、
はいはいはいはい。
俺の新しい考察に関してはなんか、
ちょっとその、その解釈わかんないっすねみたいな。
急にハシゴ外されたやん。
そう。
わかんないかったらしいよ、ちょっと。
うん。
そう、可愛いです、これは。
そんな買い物でしたね。
いいね。
そうそう。
や、あと、うーんと、本も買ったんだけど、
うん。
本はね、
うーん、
一本、
一本?
うん。
いいね。
あと、
えっと、
えっと、
あと、
えっと、
えっと、
えっと、
えっと、
えっと、
本はね、アオハタブックスっていうお店さんがあって
そこで買ったね、ドナルド・ジャットっていうアメリカ人アーティストの本があって
ちょっとリンク
えー可愛いこの本、もうデザインがめちゃめちゃイケてるね
そうイケてるよね
でなんかこのアーティストさんがアメリカで作品がすごい売れて
端的に話すとすごい売れて、でめちゃくちゃ金持ってるんだって
で自分の表現できるスペースみたいなのをめちゃくちゃ場所持ってるらしくて
でそのすごい場所持ってるから、じゃあその場所を自分がデザインして
自分で写真集、自分で写真撮って写真集作っちゃおうみたいなことをして作られたのがこの本らしくて
でなんかその僕はお店やってるから
このなんか空間とかそういう家具とかなんかそういうデザインの本ないかなと思って
探してたんだけど、なんかやっぱちょっと洒落た本屋さんだからさ
その用書がめっちゃ多くて、なんかもうほんと英語読めるわけじゃないからさ
あんまよくわかんないなと思って、そうと思ってちょっとこれはもう天使さんに聞いてみようと思って
なんかこういうこう空間とかオブジェとかそういう系の本ってありますかみたいな
そういうのがまとまってるアーカイブの本ありますかみたいな話をしたら
じゃあなんかこんなのあんなのどうですか、こんなのどうですかみたいな感じでいろいろなんか説明してくれたって
でこれをお勧めしてくださったんで、じゃあちょっと買ってみようつって
ドナルドジャット
そうドナルドジャット、全然僕は作品知らなかったんだけど
こうやっぱもう知らないから、もうやっぱ聞かないと、なんか僕が知らないから
逆にその人の感性とかを受け取りたいなと思って、そこにお金払いたいなと思って
ちょっとお勧めに従おうと思って
そうでこのお店行ったのも、アレキサンダー・ジュリアンっていう知り合いのアーティストがいて
その人が福岡出身で今東京に住んでるんだけど、稼働をやってるアーティストの人で
それこそ、うーんと、こないだ、こないだね
誰に教えたって言ってたかな、ちょっと興味深い返信が来たな
マッキーから返信が
マッキー?
マッキー
マッキーってあのマッキー?
おう
マッキーとDMすんな
あのマッキーとね、マッキーとDMしてんだよ
じゃあ後で話そうと思ったんだけど、マッキーからちょっとお勧めを聞いてたのよ
福岡の
はいはいはいはい
そうそうそう、ごめんちょっと後で話すな、この話は、ちょっと脱線しちゃう
で、なんかその、アレキサンダー・ジュリアンっていうお花の稼働をやってる人がいて
こないだ、マーク・ジェイコブスに生け花を教えましたみたいな人なんだけど
そう、なんか草原とか、草原だったかな、なんか雑誌とかにたまに出てくる
銀座とかだな、出てくるような、なんかその稼働の人なんだけど
その人が、青旗ブックスさんをお勧めしてくださって、で、ちょっと行ってみようって、その感性に従って行ってみようと思って
行ったら、そのこのドナルド・ジャットの本をお勧めしてくださったんで、今買って、今日配送してもらって届いたよっていう
あー今日届いたんだ
そう今日届いた、めっちゃ分厚くて、3、4キロあるんじゃないかなっていうぐらい分厚かったから
そうなんだ、でもこのね、黄色の、黄色を希少とした本だよね
そうそうそうそう、これこれこれ
俺なんか今送ってくれたサイトに、なんか一部作品載ってるけどさ、なんかその家具とか空間の写真が多いけど
なんかそんなにこう、なんかデザイナーズ感が全然ない家具とかばっかりが載ってるっていうか
そうなんですよ、すごくいいこと言ってくれたんだけど
なんか元々そこにありましたみたいな
そう、これあの、そう、実はそのユウセイがそう、言ってくれたように、この家具全部手作りなんだって
おーそうなんだ
そう、で、この人自体は家具のアーティストとかでは全然ないんだけど
家具作りしてるわけじゃないんだけど、なんか、この家具を作れる
この家具の設計もデザインしてるんだって、この人が
で、別の本でこの人がこのデザインした家具を作れる説明書みたいな本も別で販売されてて
っていう、だから、言ったらこう、センスのいいDIYみたいな
はいはいはいはい
だからこう素人がちょっと作れそうな、なんかこう、過度が多いというか
うん、確かに
うん、すごい工業的でなんかシンプルだよね、この
なんか均一性がいい意味でない感じするね
うん、なんかそれが多分ユウセイが今言ってくれたところで
うん
まさにそうなんだよ、この人が空間をデザインしてる中に、その自分が作った家具とかを置いてるから
うん
だからなんか、その、なんだろう、デザイナー感というかがないっていうか
うん
で、なんかそこも含めてなんかちょっと、自分でも落とし込めるかなと思って選んだのもあって
いやーいいね
そんなお買い物でした
いやーいいね、これちょっと俺も見たい
わーお、読んでくれこれ、ちょっと、いつでも貸すよこれ
えーちょっと今度見に行くわ
うん
えーでもこのドナルドチャットさん、すごい多分長いこと活動してる人だと思うけど
うん
なんかこの、この本の中にもさ、その人が写ってるやつもあるじゃん
人人人人人
これ本人なのかな
あーほんとだ
いやさすがに本人だよな
ねえ
さすがに
あ、でも待って、別の人が写ってんの
ほんと、あ、じゃあちゃんとその本人が写ってるっていうよりかは、その被写体として写してんのかな、この人たちは
一番後ろの方にあるさ、写真
うん
見てみて
うん
え
なんか壁に持たれてる人いない?
えー
おーいるいるいる、かっこいい
じゃあさすがに本人の顔してない?
はははは
確かに
これ、これはさ、これはさすがに本人の面じゃない?面構えじゃない?これは
しかもこの、ねえ、この明らかに作品ですみたいなものの隣に映って腕組んで、壁に持たれて
あ、カメラ目線でさ
いやさすがにこれ
これダットであってほしいわ、あ、ジャットか
これ、これは絶対そうだよね
うーん
いやーいいね、なんかいい感じに力が抜けてる感じの写真が、いいね
ねえ、そうむちゃくちゃかっこいい
持ってる空間も全部かっこいいし
いやでも確かにいいね、その本屋さんに選んでもらうっていうのはさ
まあ雑誌とかって、それこそね、やっぱテーマごとで雑誌は作られちゃうから
自分が興味あるとかないとかで手に取っちゃうけど
もう完全にその人に委ねて、こういう作品と出会えるっていうのは結構貴重な体験だよね、きっと
いやーそうだよね、ほんとだって、なんか自分で選ぶものとかって似たり寄ったりとかしちゃうからさ
僕もそうだけど
そうね
なんかね、なんかやっぱ提案があるお店ってすごく貴重なお店だと思う、ほんとに
いやーそうだね
そう、で多分そういう系ですごいいいブランダー使ってて、でフォロワーはなんかまあ別にそのなんだろう、今の現代にこう合わせてるわけじゃない
使いこなせてるのかどうかわかんないんだけど、どなたがやってらっしゃるのかわかんないんだけど、だから多分フォロワーが少ないけどめっちゃいいブランダー扱ってるようなお店なのかなと思って行ったら
まああんな所、いろんな国々のいいブランドいっぱい扱ってるお店で、このクランクリーダー扱い始めてからもうすごい長い足食って
あーそうなんだ
そう、でそのクランクリーダーのなんか、今まで初期の作品と、それから今の作品、まあ服との比較の話だったりとか
なんか実は最初そのソウエンっていう雑誌で、クランクリーダー本人がその雑誌に載ってて、なんかそう記事の収集家的なちょっと変態的な感じの特集を組まれてて
この人やばいなって思ってたら、後々自分が扱ったブランドがその雑誌に載ってた本人だったみたいな結び付きで取り扱い始まったんだよみたいな
あーそうなんだ
そう、なんか話を聞いて、うわなんかさすがのお店だなと思いながら、ここの店ではちょっと自分が今まで買ったことのないものを買ってみようって思って
で、クランクすごく長く丁寧に扱われてきた話を聞いたから、ちょっと買ってみようと思って、クランクリーダー買ってみたっていう
えーいいね、かわいい、なんか色が白と赤みたいな感じ?
あ、そうそうそう、白と赤みたいな感じだな、なんか半袖シャツ、半袖シャツジャケットみたいな、なんかテーラーあるんだよね、テーラリングしててなんか襟があってラペルあって
うん
でも赤あんまり着ないんだけど、なんかこの赤はちょっと品があって着たくなる赤だなと思って
うん
そう、これはちょっと一つのなんか自分の勉強も兼ねてだし、いろんな意味で買ってみようと思って、老舗で買った一着です
えーいいね、でも実際どうなの?着てみてさ、その生地がいいのはもちろんだけど、その服の魅力自体としては?
なんか力があるなすごい、なんか最近お店でよく話すワードなんだけど、なんか力がある服と力のない服ってあるなって話してて
なんかね、生地が、生地自体はヴィンテージの生地だから、もちろん今現代では作られないような生地だから、かっこいいはかっこいいんだけど、なんかその生地もしっかりその生地を生かすための縫製だったりとか
なんかね、すごいね、ボタンもそうだし、ボタン一つとってもそうだし、なんかね、迫力があるというか、迫力っていうと違うな
派手さとかではなく?
そう、派手さとかではなく、服に力があるなってすごく思う、すごい抽象的な話、まぁ縫製とか細かい仕様とかは多分まぁ語れば語れるだけあるんだけど、まぁそんなことはちょっと一回置いてて
それをトータルで言うと、あの力があるなっていう
えーいいね
思いますね
だってもう、さっきちょっと俺買ったもの取ってくるわって言ってる時の樋口もうウキウキだったもんね
いやーめちゃくちゃね、気に入ってんだよね、ちょっとまぁ、そうね、めっちゃいいんだよほんと、特にこのメリアスってこうニット製の生地とかって縫製しにくいから
こういうシャツとかテイラードみたいなものって結構ガタガタになってる古着とか結構多いんだけど、これはね、めちゃくちゃしっかりまっすぐでね、綺麗なんだよね縫製が
端っこギリギリ縫ってるし、すごい綺麗
あーそうなんだ、確かにそのドイツ、この人ドイツ人だけど、ロンドンで服の勉強してる人たちってなんかそういうイメージ確かにあるかも
ウェイルズボナーとかもそうだしさ、なんかそのフランスとは俺ら違うものづくりしてますみたいな顔してるよね
あーでも、そうかも、ちょっとやっぱなんかこうなんか変態気質があるというか
堅牢な作りというか、技術的なところにも、デザインももちろんなんだけど、オタクを超えた変態度というか
いやそうだね、なんかそのパリのいわゆるメゾンブランドとかってさ、なんかその、まあそもそも華やかさがあるブランドが多いじゃん
それこそそのサンドランとかディオールとか、まあそういう、もともとそういうね、その夫人服のドレスとかを作ってたブランドだから、そうだと思うんだけど
なんかそことはちょっと、まあ距離を置いてるっていうか、そもそもね、哲学として考え方が違うところからの服づくりっていう感じがするね
なんかそのファッションでもなんか、アートの部分とアルチザン、アートの対義語みたいな感じで言われるアルチザン系って言われる、その職人っぽい感じ
ところで言うと、やっぱなんかフランスとかは、まあもちろんアルチザンもあるんだけど、なんかもっとアート性が高かったりするけど
なんかドイツのブランドとかって、なんかすごくアルチザンな、なんかこのコレクションやりとかじゃなくて、なんかもう
一着一着作ります、どうですか、みたいな、もうどうですかとか言ってないだろうな、なんかそういう、なんかもう声低めな感じの
はいはいはいはい
なんかそういうものづくりがすごい感じるんだよね
そうね、楽しそうだな、いいな、俺も買い物したいな
そう、っていうのが今回のまあ面白かったお店ですね