1. BACKYARD TO CLOSET
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2024-05-04 38:07

#130|洋服業界の闇と未来「廃棄と寄付」から考える洋服トーク。(後編)

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昨年末、欧州連合(EU)で進んでいる洋服の廃棄に対する規制についての後編トークとなります。この問題に対して、鼻水と涙を携え、1人暴走トークを始める岡崎と、やや引き気味のマコ...。そんなアレコレを今夜もバックヤードからお届けします。

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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

00:02
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに横、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
今週は、先週の続きをまとめからしていこうかなと思うんですけど、廃棄になっている洋服の話ですよね。
EUで年末に廃棄についての法案、規制がされて、一見良くなっている流れになっているのではないかということですけれども、
そもそも廃棄能力がめちゃくちゃ多いということで、なぜ廃棄がこうなっているのか、
寄付したらいいのではないかという話もあったんですけど、寄付自体も根が深い問題があるということも知りました。
僕が小さな店でロスをなくすためにできること、やっていること、そんなこともいろいろお話しさせていただきまして、
おかちゃんもいろいろ。
僕なりに考えてやっていることはあるよね。
いろいろされているということなんですが、そのターンがね、おかちゃんターンがね、ちょっとこれはやばいぐらい長そうだったんです。先週は。
なんか珍しく強引に切られた感じがあったけど。
そうなんですよ。ちょっとね、これ一回切った方がいいのではないかと。
長なりそうやな。
長ない。これ前半後半でいいんじゃないかと。
でかんだけ先週が前半で、今週は後半という形でね、続きのおかちゃんにしてもらおうかなということなんですけど、
おかちゃん最後、先週めっちゃテンション下がってませんでした?
こんなことあります?
テンション下がっているというかなんて言うんだろうな、なんかこうめちゃくちゃこういうおかちゃんど真ん中の質問じゃないですか。お便り。
直面するね。
そうそう直面してるね。深い問題。こういう話になったらね、あからさまにおかちゃんテンションがね、低いというかなんて言うんですかね、グーッと入っていく感じ。
03:07
それはあったかもしれない。
問題に入り込んでしまう感じがね。
先週はね、なんかあんま覚えてない。
覚えてなかった。
あんまり覚えてない。
そんなにそこまで。
自分が伝えたいことがたくさんあるお便りを頂いた時ほど語彙力がなくなっていくというか。
そうなんですね。
なんか自分の中で脳がまとまってないというか。
あーもうぐるぐるこう回っちゃうよね。
そうもうそんな感じではあったかも。
ちょっと出てましたね。
出てた。そういうのもあって切ってくれたね。
一旦リセットしてね、仕切り直して話してもらおうかなと。
途中でテンション低くなったら手を挙げて。
合図をね。
それか頭トントンと。
ヤバいよ。
グーでちょっとコンコンって。
グーなんですか。
グーで。ちょっとやってください。
分かりました。ちょっと注意して。
はい。
進めましょうか。
話していきましょう。
ぜひね、お願いします。
実際にやってること、考えてること、心がけてること。
お母ちゃんがお店でね、実際やってること。
の一つでもあるんやけどね。
このポッドキャストっていうか。
まさに今やってる。
こういうバックヤードでタラタラ喋ってることを
日常的に喋ってることを流すっていうような番組作ったのも
結局自分がやりたい方向性、洋服のスタイルっていうのが
ちょっとスタンダードじゃないのよね。
繰り返し言ってるけど。
言ってますね。いつもね。
セレクトする洋服にしろ何にしろ悪が強い。
分かりやすく言ったらね。
それは後で色々説明するけど、長く着たいからなんよね。
着れる洋服やって、自分の中で思ったからそれをセレクトするんだけど
それをセレクトすると当然悪が強くなってくる。
そういうことですね。
そもそもたくさんの選択肢を持たさない方がロスがないっていうかね。
そういう意味も込めてブランドも絞ってるっていう側面もあるから
伝わりにくいじゃん。一般的には。
だからそういうのもあって店頭に来てくれてる人に
一から長く説明するもん。
プラスその同じ熱量で飲みに行ったついでに喋ってること。
いつもね。
それが流れてるわけですよ。
そうだよね。
そうそう。こういうのは初めてさ。もう2年半くらいになる。
今県外のお客さんがたくさん来てくれてるっていう状態があって。
そうですね。聞いてくださってね。
この配信する2,3週間前になるんだと思うけど
ハッシーさんね。独立後のリアルっていう超有名な番組やられてる
06:06
ハッシーさんと奥様が初めて徳島に来ていただいて
僕とまこっちゃんとハッシーさんと奥さんでご飯食べたんですよね。
一緒にご一緒させていただいてね。
楽しかったね。
いやー面白かったし。
奥ちゃん話面白かったよね。
やっぱりね。
知的やし、分かりやすいしね。僕らの話もね。ちゃんと聞いてくれるし。
その中でハッシーさんが食事行く前に店の洋服も見たいからって言ってくれて
店来てくれてフランクのシャツとロンティ買っていただいたんですけど
その中でハッシーさんがツイッターでも書いてたんですけど自分では選ばない
言われてましたね。
フランクリーダーのシャツを買ったけどすごい気に入ってるって言ってくれて
そういうことも含めてね。知らない洋服ってやっぱり手取りにくいじゃん。
でも着方とか、例えばハッシーさんとかだったら基本スニーカーじゃん。
結構先にかけてテーパードが入ったスリムパンツ。
ヒップとかももは少しゆとりがあって、イージーパンツとかそういうちょっとテーパードのあるパンツを履いてるから
ちょっと長めのロングタッグのシャツを勧めたんですけどすごい気に入ってくれて
よく似合ってましたもんね。めちゃくちゃ似合ってて
ロジックじゃないけど、そういう1から10までしっかり説明したら
自分では選ばなかったものがストライクゾーンに入ってくるって
本当にね。
ハッシーさんもそうやし、もう本当に3ヶ月にいっぱい2ヶ月にいっぱい必ず
愛媛から来てくれてる彼ね。彼とかも本当に今まで
島村、ユニクロ、ザラとかでしか洋服見たことなかったんですって
初めて来た時に来てくれてからもう3回4回来てくれてますけど
もはやフランクリーダー大好きになったり
ビーチット・ブランク大好きになったり他のフィグベル大好きになったりしてくれてるんですよ。
そういうちっちゃな活動じゃないけど
自分たちがやりたいこと、自分が表現したいことを
どうにか一人でも多くの人に伝えたいっていうツールを作るっていうのも
やっぱりポッドキャストなりそのノートのメンバーシップなり
インスタグラムなりそういうのを発信力を強化して
一人でも多くの人に分かってほしいっていうのは
やってることの大きな柱の一つではあるよね。
そうですね、影響力を高めていくってことが
結局一人よがりで自分のやりたいことを一人だけで語って
もう何も世の中変わんないし
だから共感してくれる人を作っていかないとやってる意味もないし
09:00
そうですね
そういうことはやっぱあるよね
僕が昔やってたけど作文イベントとか
長く着る洋服ってなんだろうってみんなで考えて作文企画やったり
全国から作文集めて商品券配ったり
みんな一人一人少なからず本当にちっちゃいけど
うちに関わるお客さん全ての人に何かしら洋服を買うときに
一歩止まって考えてもらうっていうきっかけになるようなことは
やっぱりやってるかな
そうですね、作文企画とかね
最近やれてないけど
だから通常の洋服屋さんがやりたくない
やっても仕方ないじゃんって思うようなことをやってるっていうのが
一つかな
だから大学生イベントなんかもそうですし
これに関してはノートのメンバーシップのみで公表してる情報なので
詳しくは日を改めて説明しますけど
お客さん同士の洋服を循環させるみたいなイベントやってみたりね
この前ね、一回目ありましたね
僕なりにいろいろ考えて
小さいながらもやっていかないとね
コツコツとね、ちっちゃなことからね
だからサイタルレっていうか
本当にわかりやすく今回の問題に関して
うちのお店に入ってきた瞬間に感じてもらうことと思うんですけど
商品量、ラックにかかってる商品の数が
他の洋服屋さんより圧倒的に少ないと思うんですよ
そうですね、確かにね
一つのラックに4,5着とかありますもんね
結構ね、入荷してフランクが出ていってるっていうのもあるんですけど
春夏も入ってきたばっかり
ただこれはいいな、全部いいもんなんですけど
いいもんだけ集めて縦に積むっていうかね
縦に積む?
横のバリエーションをできるだけ細くして
縦にサイズもそうやし、在庫もそうやし
厚く持つっていうスタイル
一押しの商品を
とか売り続けても問題ないよねっていうような
定番的なアイテムを常にストックしてあるとか
やっぱそういうスタイルにしたのも
自分の性格もそうだし
バリエーションを持たせても
いろんな提案ちょっと苦手やから
どうしても自分の色が出てしまうよね
12:00
僕が喋ってしまったら
どれだけ人気のブランドを入れても
僕がうんって思ったら全然売れなくなるのよ
はっきりしてますからね
はっしーさんも言われてましたけど
ズバズバ言ってくれるからいいって言われてて
明らかに他ではめっちゃ売れてるものが
うちで全然売れんとかあるのよ
本当に僕が立ってるから
めちゃくちゃ出てるんでしょうね
逆もしっかりで
うちだけでめちゃめちゃ売れてるとか
現象が起こりやすい
逆転現象みたいな感じになってるってことですか
だからそんなのも相まって
それは昔の下積みじゃないけど
独立前のお店でも痛感したし
自分の特性っていうのはね
ここへ来てこういう流れになってるじゃん
環境問題だっていう
そうなる中で
大きな大きな店舗
例えば有名セレクトショップですよね
ビームスさんUHさんとか
っていうんじゃないじゃんうちは
小回りが利きやすい分ね
もう本当に他じゃないっていうか
スタイルでちゃんと自分が満足できる
元気に仕事ができる環境作り
長く着れるものを置いてるっていうのもそうやし
不良在庫になりにくいもの
不良在庫っていうのは
いわゆるどういうものになるんですか
だからシリーズを越えて売れ残ったものが
俗に洋服業界では不良在庫というんですけど
うちの場合昔のものも全部ストックしてて
時期が来たら出すじゃん
だからびっくりされるんですけど
11年店やってて
裏のストックルームにある在庫って
ちょっと大きめの段ボール2,3個なんですよ
それしかないんですよ
だから在庫がないんですよ
そういうことですね
だから仕入れたものはある程度売ってるし
昔のものでも全然店頭に出すから
常にあるってことですね
だからうちに来てくれてるお客さん
ウェブで買ってくれてるお客さんって
関係ないもんね
前のものだったり
わかるっすそれめっちゃ
2年前3年前のものとかでも
そうしたいから
うちは開店当初からセールやってないでしょ
だからシーズンが終わってセールになってしまうと
やっぱお客さんだってセール待つようになるよね
やっぱりねどこかでね
だからそうなってくると
どうしても売れ残りっていう意識が強くなる
お客さんの中でも
僕は洋服は適正価格があると思ってるし
メーカーさんがこの値段って定価決めたものなんだったら
動かさない
それでしっかり売り切れる量を
自分の中で調整してるっていうか
15:01
本当なんだろう長く着られる
着られる
着ることができる洋服じゃないですかやっぱり
なので2年前3年前のものがポンと出てきた時に
今のシーズンのものと合わせてめっちゃ合うとかね
実は結構前からずっとあったもので
時期が来て引っ込めるじゃん
でまた時期が来て出した時に
あれこんなのあったんだよとか
これめっちゃいいじゃないですかみたいな
お客さん結構うちは異様に多いね
なんかまた新鮮に見えるんですよね
それって古着屋さんの感覚に近い
そうかそうか古着関係ないですもんね時期はね
だからそういうものを中心に集めるっていうのは
やっぱり一個の戦略というか
それこそロスを少なくするとかっていう意味で
僕の性格も相まってやってることの一つ
そうかそうか
買い手としても新しい発見がね
毎回違うように見えるんで面白いですけどね
僕の性格に合ってる洋服屋さんを突き詰めた時に
こういうスタイルになったし
これからもっとソリッドになっていくかもしれない
これ今後ねもっと突き詰めていく
だって洋服を着ることでみんな元気になってねって
洋服の力ってすごいんだよっていうことを伝えたいから
僕洋服屋さんやってるじゃん
でもその洋服屋さん自体が抱える闇っていうのがやっぱり
複数大きな問題があって
そこに対してその僕一人の発言が解決に向かうことなんてないよ
何も変わらんかもしれないけど
でも僕の中でそういうことしたいんだったら
これはすべきじゃないとか
こうするべきじゃないっていうことを
僕なりに答えを出していかないと
お客さんに申し訳ないっていうか
なるほどねそこにね
だからたまに全然うちに来てくれたことのない一元さんとか来た時に
商品少なくなるのよ
まあそうか一元さんだったらね
それって大手セレクトショップに
行き慣れてる方は特に感じると思う
でもゆっくり洋服一個一個見てくれたら
実は結構量あって十分スタイリングができる
もちろん選択肢狭めてる分あるものないものいっぱいあるよ
でもその時その時で表現できるものを揃えてるから
みんながみんな満足はもちろんできんけど
少なからずうちに来てうちのこと好きな人に関しては満足してもらえる
確かにね僕も少ないこのラックのかかってる感じ見たら少なそうには確かに見えますけど
18:04
そんなにコーディネーターに困ったことはないですね確かにね
特にね今少ないよね今特に少ない
いやまあ早いですねやっぱフランクリーダーはね
早いっていうか年々早くなってるっていうか動きがね
ああそうなんすか
うんそれはなんでかっていうと僕の中でね
大人の方が劇的に増えるっていうよりかは若い子が結構増えてる数がね
でその若い子がこの高単価の洋服を買ってるっていう現象って
なんでかって言ったらやっぱり先週も言ったけどさ
若い子だろうが大人の方だろうがおじいちゃんだろうがおばあちゃんだろうが
長く着れるものは欲しいのよ
そういうことですよね
そういうことなんよだからそれを大学生やから
友達同士で伝播しあってどんどん広がってるっていうような状態
プラスやっぱ大人の方もこんな方いたんですねっていうような方が結構増えてんのよ
新しく
そうそうなんかインスタはずっと見てたけど
今まで来たことなかったみたいな方が結構増えてて
そうなんですね
誰かのご紹介なんですかとか
いやいや前から知ってたんですけどみたいな
なんか自分の年40代を機にとか35歳を機になんかやっぱりいいもの着たいって決めましたとか
最近のお客さんで言うとバイクが趣味で
大型のバイクをすごいいじったりしてツーリングが大好きだったんだけど
仕事が忙しくなってバイクができないとか乗れないとか
バイクを乗ってる時は洋服は限定されるけど乗らなくなったから来ましたとかね
ちょっと変わって趣味とかも
そんな方もいたね
すごいですね新しい方がどんどんね
もちろんねお店なんでねお客さんの入れ替わりっていうのはあるけど
なんかそうやってちょっとずつね増えてくださってるっていう
コロナでね結構来れなくなったお客さんが帰ってきたりさ
そういうのもあったり
ほんとですね
やっぱそのそういう時に何だろう
5年前6年前に買った洋服を着てくれてこれに合うものでいつ着てくれても合わせれるっていう
そうやね確かにねそれできるよね
だから例えば買った当初は着てなかったけど
3,4年経って最近めっちゃこれ着ててみたいなあるじゃん
だからそういうのが簡単にできるお店にしようっていう
いつ着ても変わらんよっていう
ほんまやね
色とかデザインアイテムの形っていうのはもちろん変わるけど
21:01
ただ全くごろっとテイストが変わるわけじゃないから安心してっていうのを言い続けたくて俺は
そういうコンセプトがね
体型とかで着れなくなるっていうどうしても無理なものがあるにしても
やっぱ別にそれを簡単に捨てようかっていう気にはならん
ならないですね確かにね
もう捨てるぐらいだったら大好きなうちのお客さんにあげるとかね
そこまで思いがストックできるような洋服なのかなって僕の中でね
それも一つ僕なりにこれからの時代に向けての戦略の一つではある
10年前からそれこそコットンにしろ廃棄にしろ問題にはなってたからね
そうですよねずっとね言われてますもんね
喋りすぎだろこれまたな
今日はもう行きましょうそのための今週ですか
今週はもう僕一人で喋っとうと思って聞いて
本当に熱量そのままお届けいたします
申し訳ないんですけどこれ買わなくていいってめっちゃ言うじゃん
はっきり言いますよね僕これいいんやけどなと思いながら
この前お客さんに爆笑されたんやけど
黄色のまこっちゃん買ってくれたやつあれを
大学生の長瀬くんってお客さんに着てて全然似合わんからやめとき
お客さんですよね
だって長瀬くんバイトをたくさんしてるんですけど
外のテントの設営とかイベントセッティングみたいなバイトしてんのよ
外で活動するような
そうなると肌が結構色が焼けるじゃん
外やしね
だからすっごいこんがり焼けすぎたらこの黄色似合わんくなるよって言って
ああそういうことかそれを踏まえてやめときって言ったんですね
そうやめときって言った
今も結構ちょっと焼けてるんですけど今以上に似合わんくなるから着たい時期に着れんよって言って
まあ着たい真夏やもねもっと焼けとるね確かに
だからそういうこともずばずば言うじゃん
負けはらんとね
長瀬くんめっちゃ笑っとったけど
まあそこまで言われたらね
で他のシャツにしたんですけどカーディアンにしたのか
ああはいあれもかっこいいわ
だからそういう一人一人もうその人一人一人のバイトのどこでバイトしててどういう生活してるのかって
ある程度僕のお店は分かりたいのよ
自分のスロー&ステディっていうフィルターの中でね小さなお皿の中でちゃんと取り分けられるスタイルっていうのがやっぱり僕の中での答えというか
モノもそうやけどどうやって販売するのかどうやって僕が説明する方がいいのかということを
僕はやっぱり店頭に立とう以上一生考え続けなあかんしね
24:05
そういうことですね
それはそばと一緒でしょ
まあまあまあもちろんありますね
そんなことを繰り返しやりながらなんかこう考えてます
なるほどねけどそんだけ理由があってはっきりズバッと言われたら気持ちいいですけどね
ただなんとなく似合ってないって言われるよりね
なんとなく似合ってないは悪口だと思うんですよね
こういう理由で似合ってないと思うとか
例えば筋トレが好きな子でたまたまなんか体調悪くて1週間2週間筋トレしてません
ちょっとしぼみますと
その時に着れた洋服でちょっと後ろから見たら脇下がちょっとこれ多分また筋肉つけるだろうからこの子
多分着れんくなるねとか
絶対やめときとか
見越して全部
そう着れんくなるよとか
それはありがたいですよねそこまで言ってくれたら
それを超えてねいや岡崎さんそうやって言うけど僕これ欲しいんで買いますって言ったら全然オッケーだよ
ああもちろんね
そうそれを超えてくれたら全然オッケーだ
でもあ確かにってなるんだったらやめとった方がいい
うんそうかそうか
さっき一元さんの話があったじゃないですか
はい
一元さん来られたらまず何て話しかけるんですか
まあその人によるよね
まあまあまあ人にもよるんだけどね
人によるけどもちろんいらっしゃいませから入って
そのなんだろうなある程度洋服見てもらって
例えば値段をチェックしたりとかする方もおるし
まあまあね
そういう方は僕知らんけど
あインスタとか見たんだろうなっていう見方してる人もおるし
なんかインスタで上げたこの
例えば今だったらユッタニューマンだけを見に来たとか
もう道文句さんにサンダル見てたら
あこれ見に来たんだろうなとか
まあちょっとこう行動を見ながら
そうもうやっぱ最初の1分
あとどの洋服を先に触ったかっていう
ああそういうとこ見てるんですね
そこをちゃんと把握して
やっぱこういうところ緊張するって言うから
ああそうかそうか
だからその緊張するっていうのも
すっごい大事なファクターの一つで
ああそうなんですね緊張は
全く緊張しない店っていうのは作りたくないのよ
ほうそれは
なんでかっていうと僕もお客さんも
真剣に洋服選ぶ場所やから
ああなるほどね
これでいいんじゃないあれがいいんじゃない
みたいなことを常連さん同士ではやってるやん
僕も言ってるし
孫ちゃんにもこれでいいんじゃんみたいなこと
孫ちゃんとかに言うじゃん
どうせこれだろみたいな言われますけどねよく
でも一元さんしかり今から
これからスルー&ステディの雰囲気を楽しんでいこう
27:03
これから理解していこうっていうお客さんに対しては
やっぱり僕も最初の積み木と思ってるの
土台作り
なるほどなるほど
その人それぞれに洋服っていう
衣類の素晴らしさみたいな種を
どこまで伝えれるかっていう大事なところやから
だから何回か来たら緊張せんのよみんな
まあそうかそうか
だから何回か来てくれるようになったら
なんか雰囲気わかるから
僕もそこまで毎回毎回真剣に向き合うっていうよりは
リラックスしてねっていう感じにしてるんだけど
数え飾れたらね
このお店に来て緊張してるようなお客さん
は僕にとっても真剣に向き合わなあかん人になってくるから
それって大事
ほんとですね
だからうちに来て緊張しなくなってきたときから
僕もちょっとずつお客さんのプライベートのことも聞くようになるし
最初からズバズバズバズバ期間しね
そういう積み重ねがあってさっきの接客につながってくるんだよね
だからこの人は僕喋らんとこって決めとる人もいるし
その方がそのお客さんにとってはいいという
何て言うんだろうなこれ言葉ですごい難しいけど
すっごい真剣に洋服見てるっていうのは伝わる
なるほど
でも自分の中でその洋服に対してあれこれずっと無言で考えてるなっていう方もおる
そういう方って自己完結した方がいいのよ
自分で答え出したいなっていうのがなんとなく雰囲気でわかる人っていうのは
ただただサイズをお出しするフィッティングに案内する
裾上げだったら何センチですとか
そういう最低限のエスコートのみにとどめる
でも洋服を緊張しながら見てるんやけどなんかキョロキョロしたりとか
なんかそこで止まってるけどなんかその洋服に気持ちが入ってない時っていうのは
何か欲しいのよね説明が
そういうことか
だからちょっと着てくれんかなってけど呼べんなって
入ったらね
そうそうそういう緊張みたいなのを指してその時に喋るとか
そういう細かい処分を見て
そういうのをずっとやってるからやってたら
みんな長くやってる洋服屋さんってそうなと思うんやけど勝手に目に入ってくる
ずっとジロジロジロジロ見るわけじゃないんよ
でもなんかこう要所要所でこういう人なんかなっていうのがなんとなく組み立てられてくる
うちなんか特にこういう店やから分かりやすいよ
そうなんですね
面白いよね
すごいですね面白いですね
洋服をクローゼットに一着増やす一本増やすっていう行為に関して
もう少しハードルを上げてほしい
30:01
そうですね
なんかそれでいいのかって考えてほしいの
僕も含めねこの買い手なんでね
安いのでいいんじゃないユニクロでいいんじゃないってたくさんの人言ってます業界の人でも言ってます
それは何でかっていうとその値段に対しての対価クオリティが高いから
だからすごい技術を持ってあの値段であの商品を作るっていう技術力はもちろんある
だからこそ人気もあって
だからこそ成長が止まらないすごいことになってるけど
でも僕の立場としてはやっぱりそこじゃなくてそういうすごい大きな問題がある
それがじゃあ海岸発展途上国の海岸線がどんどんどんどん潰れていって
じゃあ埋め立てて埋め立てて埋め立ててすごいところまで深いところまで洋服しかなかったら
もう地盤沈下どころからなんかもう土地の形も変わります
もう環境被害はもちろんですけど
そのなんかいろんな津波とかいろんな水はけの問題も出てきます
だからそういうなんか大変な大きな大きな災害が起こった時に人間って得てして
洋服をもう極端な方向っていうか洋服作る量に規制を設けますとか
そうなってきた時にじゃあどうなるのかって言ったら
僕とかみたいなちっちゃなブランドは洋服作れないかもしれない
そうなるかもしれない
作りたいものがあって
なんかそういうことも考えてやってるけどでも作れないっていう未来もあると思う
今はどんな人でも洋服作れるじゃん
まこっちゃんがこんな形がいいなってなって
今日から僕洋服作りますって言っても全然オッケーよね
そうですねやる気があればできますよね
できるよね
でももしかしたら10年後とか20年後のスパンじゃなくて
50年100年で考えたら洋服を作るのに免許が必要になる時代が来るかもしれない
そうですねそういう規制が始まったわけですからヨーロッパのことで
だからこの国のこの洋服の産業の母体がこれぐらいやから
一年一店舗じゃないけど一つの例えば四国で何人みたいなことで作れる
証券がこうで生産量これぐらいやからこれぐらいに抑えてくださいとかあるかもしれない
そうなったら必然と服の量が減るから
そうもう強制的に減らす
減らすっていうねあり得なくもないですよね
33:01
ないと思うそんなもんね
だからそういうことも含めてどうなっていくのかっていうのはわからんけど
そう簡単に解決できるものではないから
そうですよね
だからタイムマシンがあってね100年先当然僕ら死んでますよねきっとね
140歳ではね言ってないかな
ちょっと無理でしょうねだから100年先見てみたいよね
そうですね
どうなってるんだろうっていう
どうなっていたら嬉しいですか
やっぱり全世界一人一人全員が洋服に対して洋服って力くれるよねって言える
言えてる未来
なるほど
そのそれぞれが洋服を楽しんでる未来
どんな人がどんな人でも
すべての人が
洋服の話しながらこれかっこいいよねこれ流行ってるよねでもいい
でもなんか自分が着た一定数
例えば洋服をみんなが好きになって
そのうち3割ぐらいの人が
親父からもらったんよ
母ちゃんからもらったんよなっていう洋服を着てる未来
引き継いでいかれて
それが母ちゃんの洋服着てんのって今はびっくりするでしょ
でも当たり前になってる未来
それは素敵ですね
みんなが長く着れるものを身につけて
子供にあげるのが当たり前
それが良いという
それが僕は好き
僕は最高やなって
素敵ですね
そんな未来だったら
マジでちょっと生きりょうでもいいけど生きたい
その時代を
その時代にも生きたい
ほんまですね
って思うぐらい僕はすっごい羨ましいなって
僕のたぶん人生じゃそこまでいかないから
まあまあまあ
だけどこのね今やってるポッドキャスト
それも小さな一歩かもしれないですからね
ここでいうことによってね
そういう人が増えていけば
100年後そうなってるかもしれないっていう
そうよね
それはそれでね
わからんよ
素敵なことですよね
わからんぞ
わからんぞ
わかりませんけどね
そんなのはわかりませんけども
だからイギリスとかはね
本当に洋服は当たり前に
お父ちゃんお母ちゃんのものを着るっていうのが
昔ながらの風習であったようにね
今あるのかどうなのかわからないけど
たぶん薄れてるよね
まあねこの現代ではね
でもそういうのが当たり前になって
なんかね本当に洋服を着る素晴らしさが
みんながわかってみたいな
のが僕は幸せかな
いい話ですね
今度はまこっちゃんがぐったりしてない
だから喋りすぎるんだってこういうね
36:03
いやまあこうなるとは思ってましたけど
ちょっとダメなんよこういうのごめんなさい
謝った
みんなごめんなさい
またお母ちゃんがっつり喋ってるわみたいな
お母ちゃん節がで
最近まこっちゃんがおっつり喋るから
聞きやすくなったって
みんな言ってくれるのに
俺がこんなことになるから
こんなことになる
それを求めてくれてる方もね
少ないぞ
いやいやきっと
少ないぞきっと
もうマジでアカンこういうの
鼻水と涙
ちょっとマジでもう限界にきてる
ちょっとねもうそろそろ
アブ
喋ったね
めっちゃ我慢したよ
ああ我慢してたんですか
ずっと黙ってても
泣きそうになるし
なんかこうフツフツくるから
もう永遠喋ってしまいました
すいません
ごめんなさい
バックヤドトゥクローゼット
この番組ではあなたの洋服に関する
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なんかこのコントロールは
どうしたの?
スロー&ステディプレゼンツポッドキャスト
バックヤドトゥクローゼット
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です
聞いたあとクローゼットの洋服たちが
今よりきっと好きになる
来週もあなたのご来店
お待ちしております
しかないね
38:07

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