1. BACKYARD TO CLOSET
  2. #72|一生に一度の買い物だか..
2023-03-18 38:25

#72|一生に一度の買い物だからこそ。棟梁に聞く腕の良い大工さんを選ぶ方法。

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SLOW&STEADY Podcast [Backyard To Closet] by OKAZAKI / SHIGE

《今週のメニュー》

確定申告やら卒業やら就職やら色々とバタバタする季節。

それに伴い引っ越しで住む場所が変わったりする時期ですが今日はそんな時期にぴったりな友人が来てくれました。

大工の種類 / 大工さんランキング / 腕の良い大工の見分けかた / 洋服と建築

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00:02
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に鼻を咲かせているのです。
シッティングルームのさらに奥、SAF ONLYと書かれたその先にある、狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
ちょっとね、閉店間際に、友達が遊びに来てくれたので、このバックヤードでね、ちょっとしゃべっているんですけど、
結構年度末っていうのかな、確定申告とかね、卒業とかね、入学とか、いろいろね、結構変化がある時期じゃないですか。
それに伴ってね、引っ越しとかね、いろいろ住む場所変わったりとか、いろいろあると思うんですけどね。
こんな時期にね、本当にタイムにぴったりな友達なんで、紹介したいと思います。
シゲ君です。
お疲れ様です。
シゲ君ですって言っても、誰やねんってなるかもしれないんで、簡単にね、紹介させてもらおうかなと思うんですけど。
結構ね、徳島の若手っていうのかな。
いやもう中堅ですね。
中堅なんじゃん。中堅の徳島では結構有名な大工の棟梁さん。
大工の棟梁っていう、棟梁さんでいいんかな。
大工の棟梁ですね。
一人でね、一から家をね、建てる大工さんですね。
僕の一個下なんですよね。年齢が。
共通の友達とかもいたりして、お店でね。本当に洋服が大好きってこともあって、仲良くさせてもらってるんですけどね。
今日はその時期的にもっていうこともあって、ちょっといろいろ大工さんっていうね、仕事についてちょっといろいろ聞いてみようかなと思ってて。
大丈夫ですか。
大工さんって単純に家を建てる仕事でしょ。
そうですね。
でも宮大工、神社、仏閣みたいなのを直す大工さんもいるわけでしょ。
そうです。
宮大工と普通の大工さん、普通っていうか大工さんっていうのがいるのはわかるんですけど、それ以外に何かあるんですか。
03:02
他の大工さん。
例えば1階建てのみを永遠にやる大工さんとか、マンションとかばっかりする大工さんとかは、大工さんでも2×4だったり、在来広報だったりとか。
在来広報って何ですか。
普通に柱があって梁があってっていう普通の木造住宅ですね。
細かくは分かられてないってこと。
そうですね。大工っていう括りは大工です。
宮大工さんは普通の家は建てん。
建てるんですけど、普通の大工さんが逆に社事、仏閣、お寺とかそういう神社とかは触らないですね。
触れない。
そこはやっぱり専門分野っていう感じですね。
なるほどなるほど。
しげくんとかは、頼まれたらどんな家でも建てるよってこと?
住宅メインでやらせてもらってます。
なるほどね。
友達同士っていうのもあるんやけど、結局共通の友達とかいろいろいるじゃないですか。
腕がいいっていうのはね、本当に忖度抜きで結構みんな言ってるじゃないですか。
ありがたいですね。
基本的にどんな感じの流れで仕事が来るんですか?
例えばしげくんなざしで、しげくに建ててほしいっていうことが多いのか、
例えばいつもお世話になっている大きい会社から、しげくん指名で仕事が流れてくるのか。
そうですね。いつもお世話になっている公務店さんだったりとか、知り合いだったりとかが、
お願いしますって言ってくれたらっていう感じですけど。
住宅メーカーさんっていろいろあるじゃないですか。
住宅メーカーさんのお抱えの大工さんっていうのも当然おるじゃないですか。
そうですね。
そういう大工さんではないってことでしょ。
基本的にフリーで、どのメーカーさんというか、どこから仕事の色合いが来ても、受けようと思ったら受けれるっていう。
受けれますけど、自分がやりたくない仕事はやらないですね。
なるほどね。だから結局その建築士みたいなこと、一級建築士っているじゃないですか。
そういう方とスタンスは変わらんってことでしょ。
そうですね。公務店さんが、
真面目にちゃんと案領とかだったら、やらせてもらってるっていう感じですね。
できとったらいいとか、早けりゃいいみたいなところはやらないですね。
06:02
ちょいちょい一緒にお酒飲んでても、言うじゃないですか。
適当な仕事するぐらいだとせんほうがいいとか、
そういうところはやらないですね。
そういうところはやらないですね。
そういうスタンスじゃないですか。
だからちゃんとしっかり家を建てたいというか、
家ってめちゃくちゃ高いじゃないですか。
高いよね。
普通の人は一生に1回の会なので、何千万もかけて家を建てたりするじゃないですか。
ほんとに家は高い。
家は高い。
家は高い。
家は高い。
家は高い。
家は高い。
家は高い。
家は高い。
家は高い。
これをできとったらいいとか、
適当にやるっていうのは、もう僕の中では無しですね。
半面っていうか、だからしげ君はしないけど、
する大工さんもいるってことでしょ?
いると思います。
それでやらしい話ね。
たとえばしげ君みたいなプライドを持ってやってる徒量さんと、
そのいやどんな仕事でも別に早く済ませてくれって言われたら済ませるよっていう大工さんと
色々おると思うんですけどやっぱり一人一人単価が違うんですか
単価というかまぁ
その技術とかそういうことに応じたり
やっぱり簡単な家っていうのはあれですけど
このより省略化された早く仕上がる家っていうのは
やっぱりどうしても安かったりするんですよ
けど実際やってみて時間もかかるし
技術的なもんもほんまに必要ってなってきたら
やっぱり惚れないの見合った金額がもらえるんで
自分がどっちに振るかっすよね
簡単でこなす方に行くのか
手間がかかってやりがい感じてやるのかみたいな
じゃあ人では決まってないってことね
そうですね
例えばしげ君としげ君がいて
A君B君C君がいて
キャリアも技術も全然違うけど
結局会社から降りてくるその大工さんに支払われる予算っていうのは
基本的にあんまり変わらない
変わらないですね
そこはもう建築師さんって誰誰に立ててもらいますってなったら
そのネームバリューとか実績とか全然値段違うじゃないですか
そうですね
そういうことではないってことね
そうっす
それはそれでなんか変な話よね
そうですねやっぱりこの技術的なもんだったりとか
お客さんの満足度だったりとかで
09:00
賃金が変わってくるっていうのは普通なんじゃないのかなっていう疑問はあるっすよね
あるよね
だってしげ君がさっきも言ったけど
家は大工で決まるって言うじゃないですか
そう思いますよ本当に
それぐらい大工さんの仕事って
まあ言ったら家を建てる仕事なんでめちゃめちゃ大事でしょ
最初建て始めから最後の仕上がり手前まで
やっぱりずっと現場におるしね
そうそうそう
だって大工さんどんだけ設計がかっこよくって言って
なんか素敵な設計だったとしても
それを実際現物として建てる大工さんの技術とか
スタンスが違うと全く違うでしょだって
そうですね
やっぱ目に見えんとこだったりとか
隠れてしまうところがほとんどじゃないですか
ああ
あと仕上がりも全然変わってくるんですけど
やっぱこの見てわかるかって言われたら
ちょっと難しいと思うんですよ
素人目には
ああなるほどね
その大工さんの良し悪しを実際素人の僕らが見て
測れるかって言ったら難しいってこと
難しいと思うんですけどね
けど全然変わってくるってことでしょ
そうですねやっぱり
1年でも2年でも長持ちしてくれたらいいっていう気持ちでヤンヤンと
とりあえずかっこよくなった時点でいいって言うんだったら全然違うんですよね
だいたいしげえくんこれぐらいの時間に遊びに来てくれるじゃないですか
仕事終わって
なんかそのうちのエアコンとかのケースとか
いろいろうちも手伝ってもらってるんですけど
ちょこちょこやらしてもらってる
道具がものすごく綺麗じゃないですか
道具好きなんでね
手入れが行き届いとうというか
結局その自分の道具にも手入れして
綺麗にメンテナンスして
仕事に挑んでるわけでしょ
そうですね
言ったら
型や例えば切れたらいいとか形になったらいいで
道具の手入れあんまりしない大工さんもおるんですか
やっぱいますよね
見かけるますよ
けどそうなってくると
結局物を切る
ノコギリ一つでも
のみ一個でも
切れ味が違うとやっぱクオリティ変わってこないんですか
いやもう俺全然違うんですよね
このクオリティの差は
ですよね
でそこが全然違ってくるのに
なんか単価が結構
大工さんで変わらんっていうのも
ちょっとよくわからないけど
実際その
じゃあ僕ら素人だじゃないですか
この時期ね
この時期っていうか
例えばこれから家建てたいっていう人も
たくさんいるわけですよね
でそういう人に
12:01
しげくんが
例えばここ見とけみたいなことって
難しいってこと
その大工さんの良し悪しみたいな
そうですね
現場を見せてくれって言って
現場見に行くっていうもう一つの手と思うんですけど
実際自分がこうデザインとか
あの気に入って
ここで家建てたいなっていう
こう公務店さんだったりとか
ハウスメーカーさんだったりとかの
現場を見せてもらうっていうのが
いいかなと
仕上がりはまあ見ても
一個ずつ違うじゃないですか
どんな
全く一緒っていうのもなかなかないんで
じゃあ大工さんが
どんどんどんどんやってるときに
現場が進行中に見に行ったりするのが
いいと思うんです
じゃあ例えばそれ見に行きました
見に行っても
なんていうんだろう
綺麗に作れてる作れてない
建ててる建ててないって
僕らでは結構判断しづらいと思うんですけど
どこ見たいですか
まあ単純に
現場がちゃんと片付いているかとか
整理整頓は基本ですよね
ああやっぱり
あと大工さんの車だったりとか
車?
車の中とか
めちゃくちゃ汚いボロボロの車で
ガチャガチャだったら
あんまりね
よろしくないじゃないですか
だから結局僕らが
その押しはかれるジャッジの基準としては
最初は見た目しかないじゃないですか
作業服でもちょっと小雑把りしているのかとか
ズボンにボンドがいっぱい付いとって
いっぱい破れてるとか
はいはいはいはい
そういうところを見て
実際木を切るにしても
何にしても
僕分かんないですけど
1ミリとか
下手したらもっとちっちゃい単位で
全部の材料の幅が
例えば仮に1ミリ変わっていったとしても
やっぱ変わるじゃないですか
でもこれが10個重なったら
1センチ変わってくるけん
だからそういう部分が
やっぱ腕の良し悪しってことでしょ
そうですね
あときちっとやりたい性格かどうかっていうのも
モロに出ると思うんですけど
だからそこを押しはかるために
車の中を見るとか
見た目
あと喋ってみたりとかして
コミュニケーションが取れる人なのかどうかとか
昔みたいに喋らないぶっきらぼうな職人じゃ
みたいな時代じゃないと思うんですよ今って
だからちゃんと説明できて
そうですね
思いを伝えたいけど
なんかいつもむすっとしとうけん
喋りかけにくいとか
もうちょっとこうしてもらいたかったのになって
この時言えんかったとか
それが積み重ねてったら結局ね
そうそう
15:00
確かに
トラブルになったりもするだろうしね
確かに確かに
だから本当にこれから家を建てようとする人に
アドバイスするとするならば
まずは大工さんの見なりと
車の中と現場の片付け整理整頓を見とけと
道具見て
めちゃくちゃいい道具使いようなこの人とか
分かりにくいと思うんですよ
機械のグレードとか分かんないしね
分からないと思うんですよね
やっぱり大事に使いようか使いよらんかとかは
なんとなく分かると思うんですよね
確かに
ドロドロの機械でウィーンって切ってるのと
ちょっとやっぱりね
ある程度綺麗な機械でっていう印象も違うしね
だいぶ変わってくると思うんですけどね
休みの日に自分が日曜日仕事休んどるときとかに
建築屋さんがおせさんと一緒に
現場で打ち合わせするとかになったときに
仕事をしようんですかっていうぐらい
綺麗現場だったりとか
見に来てくれたりしたら
今まで見た現場で一番綺麗にしとうとか
それは茂君結構有名ですよ
励みになるっていうかね
だって僕らの上の世代の人たちとか
よく言うじゃないですか
茂の現場はいつも綺麗
ありがとうございますね
結局そういうことがやっぱり
心構えとか大工としてのプライドとか
技術とかにも直結してくる部分ってことでしょ
そうっすね
家の人は自分の家しか見んわけじゃないですか
友達が建築中だったら
ちょっと見に行こうよって言って一緒に見に行って
なんかあれ
僕の家と全然現場の雰囲気が違うよとか
めちゃくちゃ汚いんだけど大丈夫?とか
材料もすごい粗末に扱われて
そこにいっぱいシートもかけんと置いとうとか
工事しよらんときにパッと見に行っても
やっぱ現場のパッと見でも
雰囲気が全然違うと思うんですよ
なるほどね
逆にそれを言ってくれたら
それはすごい僕らとしては分かりやすいよね
そうっすね
見て分かるってなったら
もうこういうとこしかないっていうか
なるほどね
だって僕らが買い物する
様々なものの中で一番高いもんね
高いですよね
うんやっぱりそれはきっちり
みんな作ってほしいってやっぱり思うけど
結局みんなが気にするのってデザインとか
そういうところばっかりに
フューチャーするけど
僕はじいちゃんこだったっていうのもあるんやけど
僕の実家って結構古い日本家屋って
入りもやっていうんですかね
あの河原の
で大工さんが
ここまでするのせんでいいんちゃんって言われたけど
柱を1.5倍入れたんだとかっていう
なんかすごいこう
18:01
何百回聞いたんだっていうぐらい
僕にちっちゃいとこから言ってきてて
やっぱそれぐらい大工さんと
だから大工ありきみたいなね
そうですね
あの棟梁がおったからできたんじゃ
みたいなことずっと言うしね
昔はだってそういう文化だったでしょ
そうですこれがお節産のこだわりっすよね
そうそうそう
なんかあの大工さんに立ててほしいみたいな
そうそうそう
今はもう個人の大工さんに頼んで
家立てるっていうよりかは
住宅メーカーさんだったりとか
公務店さんだったりとかに頼むほうが
多いじゃないですかどうしても
それはやっぱコストが安いってこと
うーんこのなんて言うんすかね
スムーズってことかな
やっぱこの設計師さんがデザインした
家がおしゃれ
こういう家が自分が欲しい
っていうのがこの大工さんでは
難しいところがやっぱりあるじゃないですか
やっぱ設計は設計のプロやけん
大工さんはもうこの設計を元に
家を立てるのプロやけん
大工さん一人では家が立てれんのですよ
ああまあそうよね確かに
電気屋さんだったりとか
水道屋さんだったりとか
いろんな業者が集まってきて
一つの家を作るんで
でも中でもやっぱり大工さんがメイン
で僕は今でもこう思っとうし
大工さんでよしよしは決まると思ってますけど
デザインできる人も会社にいるし
お抱え大工さんもいるしっていう
なんかそこに頼めば全て完結するっていう流れが
やっぱり今スタンダードやからってことやね
はい
なるほど
この代わりにやっぱり時間が短縮できたりとか
やっぱり現場で作業しよう大工さんが
事務仕事っていうか
いろんなことの段取りまでしようったら
やっぱりなかなか現場が進まんじゃないですか
昔はまあ掘れが当たり前だったんですけど
今はもう別れて
分業でね
分業で
ああそっかそっか
こう昔とは比べもならないぐらいで
見た目の上では
パッと家が建つようになった時代やけど
そうですね
まあそれはいいところでもあるけど
逆にやっぱりそういう
なんていうんだろう
古き良きじゃないけど
大工さんの技術とか
そういうところで評価されるっていうのが
なくなってしまってるってことやね
洋服でも言えることじゃないですか
いやそうそうそう
だからなんか話きっきょって
すごい洋服に近いなっていうのは感じたね
だって人間の体って
手足が2本ずつで
頭があってっていう
基本的な体の形って
21:01
昔から変わらんから
デザイン重視の洋服じゃない限り
見た目は結構みんな同じように作れるんですよ
でもやっぱり1年2年って着ていった時の質感って
素材で決まったりとか
やっぱり細かな縫製で決まったりとか
それこそボタンのクオリティだったり
使ってる部材の良し悪しだったりとかっていうので
やっぱ決まってくるでしょ
やっぱ一流の人が作る生地だったりとか
いくら生地が良かったでも
塗ったりする人があんまりだったら
あれこれ右と左なんか形が違うよみたいになったりとか
やっぱり住宅でもこういうのがあると思うんですよね
あるよね 咲いたる例でしょだって
全部がまっすぐに見えるけど
微妙に曲がってみたりとか
曲がってみたり木が?
木って元々ね
まっすぐじゃないからね
曲がったものをまっすぐにして使ってるから
やっぱりこの癖が出てきてちょっと曲がってみたりとかするわけなんですよね
まっすぐに切ってても
切ってても
じゃあその例えばこれはしばらく経ったらこう沿ってくるなっていうことを
分かりながら作っていかんといかんと
そうですねやっぱり曲を読まないと先に出てくる
これこういうところにこういう材料を入れたら良くないとか
こういう木の名だから使わない方がいいとか
それ前聞いたな
結局その半分分からんけどどれぐらいか分からんけど
結局その木の芽の感じとか
ちょっとした微妙なもうミリ台の反り方とかも
気にせんとガンガンガンガンこう入れる大工さんもおるって
握ったら切るっていうスタイルの人もおるし
その材料握ったらそれを使う
当て込み方もこっちをこっち向きに使った方がいいとか
やっぱこっちの方が90度になっているとか
多分見よう人の方が少ないと思うんですよね
僕は気にしやけん見るんですけど
1本ずつ
悪かったら跳ねて横に受けといて
木材屋さん何か来た時に
こうこうだからこんなの使えないよって言って
持って帰ってもらう
でもそれってこうやって聞いた上では
それを1から10までやってる大工さんと
全くやってない大工さんと全然違うよね多分
違うでしょ
ちょっと軽く聞いただけでも
ちょっと怖いよねそれ
怖いんですよ
何千万もする買い物して
24:01
そんな適当にされるのも嫌じゃないですか
嫌ですけどね
それがすごい大量の木材を
人間の家に使うわけじゃないですか
それを1本1本そうやって
しげくんみたいにチェックするって
めちゃめちゃ大変やと思うんですよね
その分やっぱり時間もかかるし
別のチェックするにお金をもらうわけじゃないじゃないですか
自分のこだわりっていうだけやけん
これがもし年数が経って
壁が曲がってきたから
ちょっと壊してみようみたいな話になったりとかした時に
こんなところにこんな材料を使ってるとか
全然釘も売ってないよとか
でもそれほんまに怖いね
怖いです
もう見えん
全てが見えようになっていくところやけどね
下地とかになってきて
結局そこの下地とか
思って言うのが大事やもんね
最初の木材の検査っていうのがあるんですよ
的確にちゃんと金物が付いているかとか
金物一つでもやっぱり僕やが見たら
ああこういう感じなんじゃみたいな疑問になる
検査は通っても
割れてるとか
こんな端っこに付けたらダメとか
なんだかんだで
もちろんその見た目
一生住む家やから
見た目を自分の好みにしたいっていうのは
皆さんあると思うし
それぞれに予算があることやから
一概に言えることではないけど
やっぱりあれよね
大工さん選びもやっぱ大事よね
そんだけもうね
大工さんでランク付けてもらって
単価変えてもらってもいいぐらいっすよね
だって僕らからしたら
当然それはあるべきかなって思うんやけど
ないんですよ
なんでないんだろうね
SクラスからABCクラスとかね
それはだってあると
その家を建てる側としても
すごい選びやすくなるじゃないですか
予算とか
もちろんみんなSクラスの大工さんに頼みたいけども
やっぱり難しいから
じゃあAにしようとか
Bにしようとか
その分ちゃんとコミュニケーション取ろうとか
いろいろこう
注意せなあかんことも分かるし
自分である程度選べるから
全然あっていいと思うんやけどね
ないんですよね
ないけど
暗黙の了解じゃないけど
例えばしげ君の話聞いたら
しげ君に建ててほしいっていう仕事が結構あるじゃないですか
だいたいそうでしょ
ありがたいですよね
そうなってくると
単価は少し上がるけどってことでしょ
びっくりするぐらいは上がらんすよ
結局そうやってちゃんとやってない大工さんだと
27:01
例えば住宅メーカーさんのお抱え大工として
サラリーマンじゃないけど
そういう形ですっと仕事するのは
ある程度普通というか
そこまでハイクオリティなもの作れなくても
働いていけるかもしれんけど
しげ君みたいに
その当僚として単独
もう一人の大工として独立するってなると
やっぱそこまである程度ないと難しいんでしょ
そうですね仕事が
混んよね
混んと思う
荒井とか
やっぱりこの噂もすごい広がるんですよ
ちょっとあいつ下手打ったぞみたいな
大工さんからの評価っていうのは
気にせんでいいと思うんですよね
大工友達に聞いて
あの大工はまずいぞみたいな
だから結局家を建てるってなると
そういう知ってる人とかに紹介してもらって
できるだけ評判のいい大工さん
なりある程度コミュニケーションをしっかりとれる大工さんをやるとか
そういう車が綺麗とかね
そういうことで選べてもらう
大工さんがやばいぞっていうんじゃなくて
やっぱり大工同士で話した時に
あいつは遅いとか
あいつは早いとか
別に早かっても遅かっても
家のクオリティとか関係ないじゃないですか
関係ない
こういう評価はもちろんあると思うんですよ
あの大工さんは綺麗にしてくれるとか
貴重面だとか
それでやっぱりしげくんが県外にね
ずっと行ってたでしょ去年から
荒井 行かしてもらったっすね
でっかいお家
荒井 すごい家だったっすね
だからそういう仕事が来るっていうのはやっぱりしげくんの実績でしょ
声がかかって
ちょっとビビっとったんですけど
実際やってみたら
でかすぎてってこと
でかいし内容もすごい濃かったんで
住宅で10ヶ月とか普通ないと思うんですよなかなか
しげくんが普通
規模によるけど
だいたい平均どれくらいで一等たつ感じなのか
僕がやらせてもらってるような内容だったら
だいたい3,4ヶ月は平均
かかるっすね
もうちょっとかかるときもあるっすね
家の大きさだったりとか内容で
でもそれ考えたら10ヶ月
え?10ヶ月?
10ヶ月っす
倍以上ですね
3等分?
それはもうね
金額もすごかったしね
物もすごかったっすからね
やっぱこれからはね
建ててくれるデザインしてくれる人もそうやし
それと同じぐらいで2位の熱量を持って
大工さん選びっていうのもしてほしいよね
そうっすよね
熱量はすごい大事と思うんすよ
家の人のためにって思うか思わんかって
30:00
全然変わってくるじゃないですか
そうやね
でもすごいよね
例えば10ヶ月とは言わんでも半年間
クライアントさんのためにって
誰も見てない中
気の向きとか
気の目をチェックするって
ほんますごいことよね
けどこれが後々に生きてくるっていうか
なかなかできんよねそれね
どんどん茂君みたいな腕のいい大工さんと
そうじゃない人の差がどんどん開いていくから
開いたらいいと思うんすよね僕は
いやいやガッツリ開いてってくれんと
僕らは分からんからね
ほんまにそれこそさっき茂君言ったみたいに
バッチでもつけといて
晩章つけてこの人Sクラスみたいなね
そうそうそう
そういうのはやっぱり
あってもいいと思うんすけどね
絶対あるべき
だってご飯屋さんはミシュランとかね
あるじゃないですか
食べログの八甲とか
確かに確かに
ないんですよね
結局そうやって噂というかね
口コミだったりとか
口コミでやっぱりやっていくしかないってことだよね
あのコーム店さんに頼んだら
きっちりやってくれるっていう
コーム店側もこのSクラスを揃えるっていうんでないですけど
こういうふうに努力はしようと思うんですよ
だから逆に茂君とかは
もしかしたらクラス分けされてないんであれば
茂君の中で単価決めてしまった方がいいかもしれない
僕の仕事内容を見てくれて
ちゃんと理解してくれて
仕事を送れるようなところとお付き合いさせてもらいますよね
仕事のやりたいときには
言ってましたよね
ある程度単価もね
単価も多いですけど
日にちだったりとか
普通の人より時間かけるんで
気になるんでね
いやいやけどこうやってしてくれた方がありがたいよね
アパートに住んどうけん早く住みたいとかいう人もおるじゃないですか
そうか
物の事情があるから
事情があるけん
いくらこのね
この人にお願いしたい
この公務店の仕事をこの人がやってる
けどこの家は僕の予算内にはちょっと難しいとか
になってくると思うんですよね
難しいねそこら
確かに
まあなかなか
まあでもねやっぱり
一緒に一回でって考えると
大工さんを選べるようにしたいなって思うけどな
こんな粗末に触れんでしょ普通
僕とかは全然わからんから
その建築とかっていう括りで言ったら
なんか見るの好きだったりはするけど
そのそこのクオリティっていうのは
わからんもんね
33:01
わかりにくいと思う
正直
まあけどねこれからの未来はきっと
しげくんみたいな大工さんが
どんどんとどん活躍する未来ですよ
そういう人がね周りにどんどん増えてきて
競争って言うんじゃないですけど
高めあっていけた方がいいんじゃないかなって思うんですけど
そんな実際おらんでしょぶっちゃけ
そんなことはないですよ
言いにくいよね
同じ気持ちでやんりょう感じの子とかと
やっぱりグループみたいになってくるしね
仲間うちって言うんじゃないですけど
まあ個々に親方やって
同僚やんりょうこうやっても
やっぱこういう人やと
やっぱり手伝いに来てもらったとしても
こういう人にしてもらいたいじゃないですか
自分の現場は
誰でも呼べんって言うのがこういうとこなんですよね
ああそっかそっか
出来取ったらいいとか
早用してくれた方がいいとか言うんだったら
あの単にめちゃくちゃ早い人とかだったら
いっぱいおると思うんですけど
じゃあ逆に
逆にというかしげくんみたいなそのクオリティとか
やっぱ愛情持って
自分の作品というかね
立ててる人同士が
やっぱりチームになっていくから
結局そこで仕事がどんどん回ってくるしね
そうそうっすね
どんどんどんどんそういう感じで
こういう流れがねどんどん出来てきたらもっと
いやほんまにそうっすよ
だからねほんとにこのラジオ
聞いてくれてる人って
ほんまに7割以上
圏外だと思うんですけど
徳島の方少ないかもしれんけど
もし仮にこれから
家を建てたいとかね
いう人はね
僕に
言ってくれたらしげくんつなげるんでね
ぜひお願いします
いやいやほんまに大事ですよ
忙しいけどね
あの話ぐらいはね
しげくん聞いてあげてくれたら
よしや氏はありがたいですね
言える限りは
僕らはね何十軒何百軒
人生で建てていく
家ですけどね
家の人は一生に1回
そりゃそうやね
ちょっと話変わるけど
実際ね
そうやってしげくん1年間
結構忙しいじゃないですか
おかげさまで忙しくやらせてもらってますね
実際だって
見に行こうって言っても
年に何回だろう
ほんまに3ヶ月に1回ぐらい
いやほんまは1週間に
1回ぐらい来たんですけど
なかなか褒美化けにも行かず
まあ2ヶ月
3ヶ月に1回行けたらいいぐらいじゃないですか
けどめちゃくちゃ楽しいじゃないですか
めちゃくちゃ酒飲みやがらない
いやいやあの場が
すごい好きなんですよね
だから結局その私服を着る機会も
そこまで多くないでしょ
そうですねもう週6
下手したら週7
仕事しようんで
着れるタイミングって
少なかったら月に1回あるかないか
とかになってくるんですよ
でしょ?
36:01
それ考えたら
しげくんにとって服って何なんだろうって
たまに思うよね
結構
かなり頻繁に
webとかインスタとか
めちゃめちゃチェックしてくれてるで
そっけっこう連絡
レスポンス早いし
なんかその着る機会が
ないけどその洋服を
が欲しい
とか買ってくれるっていう
もうめちゃめちゃありがたい話だし
まあしげくんいつも大事に着てくれるからね
やっぱりね
こだわりっていうか
あれなんですけど
岡崎さんも暑いじゃないですか
暑いって暑くはない
暑いんか
ただただ喋るのが好きなんか
こういう人から買いたい
プラスやっぱり
たまにしか出かけんとかになっても
かっこつけたいじゃないですか
なるほどね
かっこいい服着たい
飲みに行く時も遊びに行く時も
そりゃそうやね
そこがやっぱりこう
大前提やもんね
モチベーションというか仕事頑張って
飲みに行くぞみたいな時ぐらい
パリッと着たいじゃないですか
四服巾から
洋服買わないっていう人が
ほとんどと思うんですよね
必要ないみたいな
じゃあないんですよね
なるほどね
シゲ君にとってやっぱ洋服は
仕事を
頑張るためのモチベーションであり
そうっすね
ちょっとたまに飲みに行く時に
やっぱパチッと着に行ったもの着たいし
着たいっすね
それ聞けてよかった
それ聞けて
スロー&ステディプレゼンツ
ポッドキャスト
クローゼット
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です
聞いた後
クローゼットの洋服たちが
今よりきっと好きになる
来週もあなたのご来店
お待ちしております
38:25

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