なるほど、提案してて落とされたから自分でやってたんだ
通して欲しい気持ちもあるけど、通されなかったからっていうのもありますね
そうですね、やっぱディレクターやってて、タレントさんを数日拘束するっていうことの大変さを、今僕らの活動、本当に一生の作るのに2週間とか
縦横軸立てるのにマジで30日間とかかかるので、これは全然無理だなとは思いましたね、なんかやる気になって、テレビでこれは無理だなとは
そうですね、なんか3分クッキングじゃないですけど、ある程度下ごしらえをした状態になっちゃうというか
そうですね、リアルさはなくなってくるね
それだとつまんないしなみたいな
なんかそれ、なんて言うんだろう、めっちゃ勿体ないなってずっと思ってたんですよ
火起こしひたすらやって5日目みたいな、急に5日目ぐらいに飛ぶけど、なんか普通にYouTubeから始めると毎日の失敗も出しちゃいそうじゃないですか
それは確かに動画作る時に縦穴住居とかもマジで30日かかったんで、分けた方がみたいな話は出たんですけど、それはちょっと個人的な思いとして
本当にルールが自然にあるものだけを使ってゼロから文明を築くなんですよ、本当にルールが、守ってるのこれだけで
だから動画はできるだけ文明が進んでたものを出すっていう、文明が進んだから出すっていう
だから縦穴住居も入れがたったで動画1本で、でもその樹皮を、その縦穴住居を作った時に樹皮がいっぱい余ったんですけど、その樹皮を編んでダブトンにしたんですけど
これは本当に1日でできたんですね、これも文明が進んだというか、なんかこれで便利になったから、前進したから1本みたいな
だからできれば技術が発達して暮らしが豊かになるまでで1本っていうのにしたくて、そういうふうにしてました
一つのものが出来上がるので1本っていう形じゃないですか
そうそうそうそうですね、できればものが出来てそれがなんか便利になって1本みたいな
いやそうなんだ、すごいなと思って
いや本当そうね、途中経過が本当に
石斧作るのとかもさ、6時間削ってるとかっていうのが、本当数秒ぐらいで
嘘だろ本当に
そう、4時間後とかで普通に出てくるもんね
本当に映像あれしかないんで、もう本当だらけちゃうんですよね、あれを映像で見せると
だからもうポンポンポンみたいな感じで
いやそこにまず忍耐を感じるなっていうのは思いますけど
そっか、そういうことだったんだ、それが進まなかったら1本なんないだろうみたいな
そうですね、だからできるだけ失敗して動画はあんまり出さないように、ドキとかはやってますけどね
割にもやってる試行錯誤が多すぎて1本じゃ収まらないので、遅いのはやってもいいよって感じかな
面白い
僕なんか今日ご一緒できるので、ちょっと見返してて、改めて見返してて
はい、ありがとうございます
1本目はスーツじゃなかったんだっていうのは言ってましたけど
そうですね、あれは途中からですね
あれは何だったんですか?
あれはもともと始めたのが夏から冬、縦穴重機じゃねえや、日起こし起こしたのが秋ぐらいで
もう服になって冬寒いからダウンジャケットを着てみたいなことを初期はやったんですけど
でもやっぱゼロから文明を築くで、異色獣の中の異を寒いから服を着て、暑いから脱いでみたいな
壊れてたから別のに着てみたいなことをやると、大事な1個要素が死んじゃうなっていうのがあって
すごい徹底してる
それでも裸でやるのはしんどかったので、パラリーマンだからっていうのでスーツで固定して
あれはもう本当、スーツはインパクト、動画的な演出と、あとはもうコスチュームを固定することで
寒かったら新しい上着を作るし、お尻に穴が開いたら縫い合わせて閉じるしみたいな
そうやってまたそっちでも活動が広がるので、そういう意図で、急からスーツになりました
さすがそうですよね
すごいすごいすぎる、もうでもだいぶ後半、後半っていうか最後の方の回とか、ただ一番最新の回とかは
やっぱり戦った後のスーツの感じがすごいもんね
あーすごいねあれ
今真っ赤に服作ってるところですね
ね、そうですよね
あ、そうですね、糸寄ってましたね
糸寄ってるので、今ちょうど編んでるところです
運命がね
Yシャツ破れてたもんね、もう背中丸見えみたいな
そうそうそう、門のYシャツボロボロです
そうなんで、なんか僕、やっぱ一番なんか今日話したいなと思ってたのは
その日起こしをなんか全然できないじゃんみたいなところから
できるようになったお二人がいるわけじゃないですか
で、そこで何が違ったのかみたいなことがすごい大事な気がしてて
日起こしもなんかすごい難しいからこそファイアースターターになったり
マッチとかライターに、もういいんじゃねってなるわけですけど
それをやり切った時に見える世界の何が違うのかみたいなのが
だって行為は同じじゃないですか
切り揉み、ひたすら摩擦を加えて火を出すっていう
単純な行為のように見えるけど
なんかそこが何が違うんだろうみたいなのって
なんか力の入れ方なのか、素材の見方なのか
なんか解像度が違うわけじゃないですか圧倒的に
ありがとうございます、いやそれで言うともう一言で言うと
自然の一個一個を見る目が全く変わりますね
それで言うと本当にまず摩擦でこうやって起こすだけは何とか分かってて
なんか大人二人で思いっきりバーってやったら
煙は出るんですよ
でも煙が出てから火種が起きるまでがまだ3ヶ月かかってたんです
3ヶ月か
だからまず大前提、煙が出たら尽きそうだと思う
思います
もうちょっとな気がするけども全然遠いんですよ
煙がちょっと出たのと火種ができるまで
皆さんでも多分全然煙が出るところまで行くんですけど
それから火ができる火種に行くまでのあの厚みが本当に深くて
話すと本当にキリがないんですけど
まず棒がかなり固くないといけなかったり
あと回す時に冒頭まっすぐじゃなきゃいけないんですよ
ただちょっとパッと見てまっすぐだと思うものいっぱいあるけど
野生で生えてるもので
でもこっちで回してみると上がバインバインとか言って
こう回すに行くかたりするのが結構あって
それをまずまっすぐな棒を
自然にまず出そうか
自然にすごいまっすぐな棒見つけたらすげー嬉しわーってなって
でも意外に柔らかかったりとか
だから硬さとまっすぐさを兼ね備えた木の棒って
それこそ僕今最高の火起こし棒
多分僕ともそれぞれ1本ずつ持ってるんですけど
これまじで50万かけて売ってくれって言われてもたぶん売らない
100万ででもたぶん売らない
火起こせなくなる可能性があるんで
みたいな価値があるんですね
だからそんぐらいまっすぐな木の棒に
形を乱すとかもすごいわからなかったし
あとはやっぱり火種が起きるまでに
どういう現象がその木地の摩擦の面で起きてるのか
みたいなところもすごい見て
これはなんか穴に水を掘るんですけど
水を掘る意味は僕はあんまりよくわからなかったんですけど
あれは木屑が溜まって
よく乾かすとか書いてあるんですよ
どれぐらいなるほどね
具合がわかんない
あと自然のものだけで火起こすっていうことを
海外のYouTuberとかやってるんですけど
例えば本で書いてるのだと
ホームセンターの杉板をとか
杉板はもう十分に乾いてるんで
乾かさなくていいんですけど
だから逆に乾かすって書いてなかったりとかしてて
でも僕らはそういうの使えないから
そうなってくるともう乾かさないと
もう全然比べ物にならないぐらい湿ってて
相当レベル上がるっていうのとか
いやあるな
その解像度の低さってめっちゃ現代に
あるね
ありますよね
その薪とかもそうなんですけど
焚き火とかでもそうなんですけど
なんか木燃えんだろみたいな人たちいっぱい
なんでもなんでも
そうそうそう
だって木じゃんみたいな感じで
燃やしてめっちゃ煙出るとか
薪ストーブに煤が溜まるとかっていうこと
火がそもそもつきづらいっていうことがあるんですけど
なんかそこですよね
たぶんその乾くって
放っときゃ乾くだろみたいな話の時に
薪作るのに半年ぐらいは一回置いてって
半年でも乾かすのみたいになりますよねみんな
知らない人はなりますけどね
そうなので木材とかもね
結局天然だと天寒だと半年とか一年乾かすし
人工酸素でも1ヶ月とか乾かすんですけど
この生産の現場がね
やっぱり見たことがないというか
出来上がったものをこう享受しているだけだと
本当にそこに気づけないよね
一番現代人の状態で縄文的な原始のことをしたのが
たぶん火起こしたので
確かにそれを言うと一番ギャップがあったかもしれない
だんだん縄文人っぽくなってきちゃったから
確かにすげえ
当たり前になって普通の人に説明しなくてよかったけど
ある時が一番乾かすみたいな
ところから分からなかったみたいな感じなので
確かに今お話を伺って
いかに僕らはすべてオーガナイズされて
トトントンやられたことを触っているがゆえに
一番人間に親切じゃない
そのままの自然の不便さみたいなものを
感じる機会が多いところはあるかもしれない
面白いわ
見てると本当に一個一個気づいてる感じしますよ
土器作ってひび入った時とか
太陽が一箇所だけに当たった時にひびが入って
土器はもうそんなに本当おっしゃる通りで
日陰で乾かすってこういうことかみたいな
そういうことですね
乾かして日が当たったところにパキって割れたんですよ
こうやって一箇所に日が当たってそこだけ乾くと割れるんだ
こんな繊細なのみたいな
土器は奥深い
土器はちょっと話すと本当に何メートルもかかっちゃうので
本当に深いんで土器は本当に深いですね
土器聞こうかなとめっちゃ思ってたんですよ
大丈夫大丈夫なんですけど
本当に難しかったですね土器は
そうですよね
僕らが失ってきた技術の中に影干しとか
そういうことなんで影干しなのみたいな
なんで影干しなのみたいな本当そっからなんですよ
普通に火当てたほうが乾くじゃん
本当にそうなんですよ
めちゃくちゃ濡れてるところから乾くと縮むっていうところとかも
それで一回割ったんだけど
本当に土器を整形するためには
どんだけいい粘土でも結構水で濡らさなきゃいけないんですけど
それを整形してやっぱり立派な土器ができたっていうじゃなくて
それを乾かさなきゃいけないんですけど
乾かすときに1ヶ月くらい乾かすんですけど
本当に下手すると4分の3ぐらい縮むんですよ
だからずっと石とかの上に置いておくと
4分の3分縮むから
その縮み幅で割れるんですよ
そうなんだ
だから毎日朝起きたら土器乾かしてるときは
持って抜けたりとかひっくり返したりとか
みたいなことをやるんですけど
すごい細かいんですけど
全体がまんべんなく作用するってどういうことかみたいな
そうですね
土器一個一個の具合とかをいちいち観察して
見る目はすごい違いましたね
僕ら家具屋をやってるんですけど
職人さんと話をするときに木が動く
木が反ったりとか
動くっていう言い方をするんですけど
それは僕らが想像するよりめっちゃ動くんですよね
それは工業製品に当たり前にならされた僕らからすると
動くの概念を超えるぐらい動いてくるから
すごいですよね
本当に
昔の職人さんほど結構素材を偽善化しますよね
本当そう
そうなんですよ
めっちゃ面白い確かに
いじけてるって言ってましたね
こういう木は使い方でダメになるんだよって言って
こういう木はもういじけてんだよって
すごいぴったりだなと思ったんですよ
いじけてるってマジそうだね
感じはすごいあって
たぶん本当に僕らも
この間作った家具がすごい割れたというか
裂けたんですよね
それも紅葉樹をまだまだ
あんまり扱い慣れてない製材所みたいなところ
と一緒にやったときにやっぱり乾燥を1回したけど
また水分で戻っちゃったのを
僕ら川島で使ったから
冬乾燥したときに信じられない割れ方をして
びっくりしましたね
バキバキって割れたんで
木の力っていうか自然物の
反りとか動きっていうのは
本当に共存した方がいい
忘れきってるなっていうのはめっちゃありますよね
紅葉樹は本当そうだよね
もともとグネグネしてるから
それに戻ろうとする力がすごく働くからっていうのはあるんだろうけど
そういうのも含めて考えると
やっぱり日本人が杉とかヒノキとかね
海外もそうだと思うけど
真っ直ぐで曲がりの少ないものを使おうとするみたいなのも
たぶんたどり着くまでに相当時間かかってるだろうなって思います
代理にかかってる木材利用ですよね
さっきの土器の話も
見ていて5日間土を練って
輪っかを作りながら組み上げていくみたいなことを見ていて
嘘だろって思うんですよ
5日間土を練るんだと
思わないですよね
それは本当にお世話になってる
広告館の館長さんから教えていただいたんだけど
僕らも嘘だろと思って
5日間もこねるのと思って
でも5日間こねたら
もう本当にグニャーっていくらでも伸ばせる
えじって伸ばせる最高級な粘土になるんですよね
そこの第何号かまで土器作っても割れちゃうみたいな
続いていく中で
1個割れないができたときに
その後からはもう
おおむね割れないになっていく
それは結構サイズによっていて
僕らが一番最初に作ったのはコップサイズだったんですけど
あれは割れなかったんですよ
あれは相当分厚くて乾燥も全くしてない
むしろ今なんであんな状態で焼けたんだろうって
ぐらいの状態だったんですけど
やっぱりあのぐらいのサイズだったらそんな難しくなくて
コップサイズなら多分その辺にある粘土をパッとこねて
ちょっと乾かしてパッと焼くだけで多分できて
でもやっぱ縄文土器って
本当に小学生の背丈ぐらいのサイズがあったりする
でかいっすね
そうだから僕らは今
高さが2、30センチぐらいの土器だったら技術的に作れるけど
これをまた下手するともう80センチとか
1メーター弱ぐらいの土器も縄文土器作ってて
それを作ろうと思うと
まだもうちょっとブレイクするしなきゃいけないところがあるんじゃないかなと思ってますね
また割れると思う
しかもしばらくやらないと忘れちゃうんですかね
細かい衣装とかを入れる技術はもしかしたらちょっと錆びるかもしれないですけど
整形するとかちゃんと無事に焼けるように
前工程の乾燥とか磨きとか
その辺は多分もう大丈夫だと思います
でもでかいサイズにするっていうところだけ
本当にもうやんない
でも縄文人になるためにはあのサイズを作らなきゃいけないので
また同じような失敗すると思いますね
さっきの火起こしもめっちゃ面白かったけど
その割れる