1. 志賀十五の壺【10分言語学】
  2. #130 言語学を学びたい方にお..
2020-07-08 10:01

#130 言語学を学びたい方におすすめする(とりあえず)3冊 from Radiotalk

関連トーク https://radiotalk.jp/talk/240661

ダーリンの頭ン中(小栗左多里・トニー・ラズロ)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0152C6DS8/ref=cm_sw_r_li_awdo_c_Opt9EbWZ5NAET
言葉とは何か(丸山圭三郎)
https://www.amazon.co.jp/dp/4480091459/ref=cm_sw_r_li_awdo_c_7wV9EbH2T9FAD
言語学 第2版(風間喜代三・上野善道・松村一登・町田健)
https://www.amazon.co.jp/dp/4130820095/ref=cm_sw_r_li_awdo_c_sst9Eb1ZAZTG6


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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #読書 #教育
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始まりました、志賀十五の壺。皆さんいかがお過ごしでしょうか。志賀です。
どうでもいいんですけど、この番組は、志賀十五の壺っていう番組名でずっとやってるんですよね。
で、少々長いもんですから、逆称というか通称みたいなのがあったら馴染みやすくなるもんなんですかね。
志賀坪とかね。 でもなんか志賀坪って全然しっくりこないんですね。
大体こういうのを自分からこういう風に呼んでっていうのはダサいですから、願わくば自然発生的にそういうのが出てくると嬉しいですけど、
もしこれがね、たっきーがやってたらたっき坪だからすごいしっくりくるなぁとかね。
逆に明日の城の丹下丹平がやってたら丹坪ですから、もう最悪ですよね。
はい、まあそういうことはどうでもよくてですね、今日はですね、おすすめの言語学に関する書籍を3冊ご紹介しようと思います。
というのもですね、このトークというかね番組を初めて聞く方もいらっしゃると思うので簡単に言っておくとですね、
よく言語学の話をするんですよ、この番組は。 もしね、僕のトークを聞いて
言語学を学んでみたいとか、ちょっと興味が出たっていう人がいらっしゃったら、ぜひ読んでみてほしいっていうのをね、3つ取り上げたいと思います。
外誌でこういうのは難しいですね。とても3冊じゃ収まりきらないっていうか、
もっとたくさんあるんですけど、とりあえず3冊ということでご紹介していきたいと思います。
ではまず1冊目。 こちらは小栗沙織さんとトニーラズロさんが書いていらっしゃる
ダーリンの頭ん中という本です。 実はですね、この本は過去のトークシャープ19の方で
ご紹介しております。 ので、このトークを聞いた後でいいのでそちらも合わせて聞いていただきたいんですが、
そうそう、その前に今日、というか今回ご紹介する本のAmazonのリンク先を貼っ付けておくので、概要欄に。
もし興味があったらそちらアクセスしてみてください。 そのシャープ19の方でも
お話ししてるんですけど、 言語学の分野の一つに音声学音韻論っていうのがあるんですよね。
で僕はその音声学と音韻論を初めて学んだっていうか触れたのはこのダーリンの頭ん中でした。
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この本が僕が言語学を学ぼうと思ったきっかけの一つであると言っていいと思います。
こちらの本はですね、 ダーリンは外国人っていう映画化もされたコミックエッセイのシリーズの一つでして、
ダーリンの頭ん中っていうのとダーリンの頭ん中2っていうのもあるので、そちらも合わせて読んでいただけたらと思うんですけど、
かなりわかりやすくまとめてあるし、音声学音韻論に限らず言語とか言語学に関する様々なことを取り上げているので、
様々な人が楽しめる本となっていると思います。 というわけで一冊目はダーリンの頭ん中です。
では2冊目です。2冊目は丸山圭三郎さんという方が書いている 「言葉とは何か?」です。
まさに言語学っていう感じなんですけど、こちらはちくま学芸文庫から出ている文庫本になっているので非常に持ちやすい本です。
持ちやすいかどうかというのは置いておいてですね。 これもですね、よく過去のトーグでお話ししてるんですけど、
言葉っていうのは物の名前ではなくて、世界を切り分ける道具立てだみたいなことを言ってるんですよね。
でそのことをまさに解説しているというか話しているのが この丸山圭三郎さんの「言葉とは何か?」という本になります。
言語学というよりは ひょっとするとまあソシュールの研究
と言った方がいいかもしれません。 ソシュールっていう人はですね、現代言語学の礎を築いた
一人の学者でして、丸山先生はその研究者の第一人者であったわけですけど、
そのソシュールの思想とか考え方っていうのを非常にわかりやすく日本語で読めるものとして
この「言葉とは何か?」は非常におすすめです。 結構ね、その現代文の問題になったりしてるみたいですね、どうやらこの本は。
こちらの本を読めばですね、一般的にというか世間で考えられている言語と言語学者が考えている言語っていうのが
いかに隔たりがあるかっていうのが実感できると思います。 というわけで2冊目は「言葉とは何か?」です。
そして最後3冊目ですね。3冊目はまさに タイトルになっているんですけど言語学
という東大出版会の本です。第2版が出ているので第2版をお勧めいたします。
こちらはですね、前の2冊とは全然景色が違いまして 言語学の教科書です。
なので述語の解説をしてあったりするので 堅苦しい印象を受けると思いますけど本格的に言語学を学びたいとか
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ちゃんとした専門書で読みたいという方には非常におすすめできる本です。 日本語で読める言語学の教科書としては
かなり質の高いものの一つになっていると思います。 ほとんど全ての言語学に関する分野は解説してあります。音声学から始まり
形態論、統合論、意味論等々、あと歴史言語学もあったと思いますが それぞれ質の高い研究者の方々が書いていらっしゃるので
かなり勉強になると思います。 例とか実例っていうんですか、日本語含め
いろいろ含まれているので実感を持って読み進めることもできると思います。 というわけで3冊目は言語学第2版です。
はいというわけで さっきも言ったようにリンクは貼っておくので興味がある方アクセスしていただけたらと思うんですけど
まあもっとあるんですけどね3冊っていうことでとりあえず
初学者向けっていうんですか初めて触れる人のために3冊ということでとりあえずあげてみました。
もし今後ですね もっと紹介してほしいとかあるいは
特定の分野でおすすめの本もあるかとかね音声学だ、方言だ、
言語習得だとか まあ様々な言語学にはその分野がございますから
その分野でおすすめの本があるかっていうことがあったら是非マシュマロを投げつけていただけたらと思います。
僕の答えられる範囲でお答えしようと思います。
はい でなんでこういうことをしようかと思ったかというとですね
よくそのメッセージで勉強になりましたとか いつも勉強になりますとかねまあそういうメッセージをよくいただくんですけど
非常にそれはありがたいことなんですけど僕自身の考えではですね その知識とか教養っていうのは活字を通してしか身につかないと思っているもんですから
暴論ですよねこれはね いいんですよ一人ぐらいこういう暴論がいう奴がいていいと思うのでもう僕は極端にそれぐらい
言っていいと思っているので なので本を通してしかもう知識は身につかないと思っているもんですから
僕のトークで面白いと感じてくださるのは非常にありがたいんですけど 勉強になる
っていうのはちょっと 言い過ぎっていうか
勉強になっていると思うんですけど まあそれはちょっと甘いと思っておいた方がいいかなと思います
これは僕の考えなので皆さんどう考えるかはわかんないですけど
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そういう 極端な考えでいた方が
いいんじゃないかなと思うので なのでその僕のトークだけで
本気で言語学を勉強しようと思っている方がいらっしゃらないと思うので あくまで
第一歩というかつまづきみたいなものに過ぎないので それより先に
進もうと思う方というか勉強してみたいっていうこと方がいらっしゃったら まあこの3冊をとりあえずお勧めいたします
まだまだ当然ありますけどね ただね今回この3冊選んだけどなんか
もっといい3冊があるかもしれないなぁとかね 思いますよね
興味がある方はぜひ 読んでみてください
というわけで今回はここまで よろしかったら番組クリップお願いいたしますではまた次回お会いしましょう
ごきげんよう
10:01

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