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2026-01-03 11:56

#822 絶対音感と音声学 from Radiotalk

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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育

サマリー

このエピソードでは、絶対音感に関する個人的な体験や、その能力が音楽や日常の音にどのように関与するかが語られています。さらに、音の聞き方や受け取り方、言語学的な観点からの絶対音感の不思議さについても触れられています。

絶対音感の定義と影響
僕には絶対音感があります。特技というかね、もうこれは一種の能力ですけど、ある音を聞いて、それがドレミファソラシドのどの音かわかるっていうね、そういった力ですね。
で、聞いてわかるっていうのもそうだし、まあその音自体を自分で出すっていうこともできるので、
例えば、ふーんっていうのは、これはラの音です。なんかチューニングでよく使われる440ヘルツーだかキロヘルツーだかなんだかわかんないですけど、すぐ出せるんですよね。
まあこれはラに限らず、どんな音でも出すことができるんですが、いずれにせよ、そういう音の高さにね、絶対的な感覚があります。
小さい頃からね、楽器に親しんでる人は、この絶対音感っていうのを持ちがちというかね、持ってる人も多いと思います。
ですので僕は楽器の音は全部ドレミに聞こえるんですよね。 ただ、その歌詞が乗っかっていると
あんまりドレミには聞こえないというか、まあ頑張らないとドレミで聞こえないので、 結構ね、都合のいい絶対音感なんですよね。
本当に絶対音感のある人だったら、例えばドレミの歌で、 ドはドーナツのドって言った時の2個目のドは本当はミの音なので、すごく違和感を覚えると思うんですが、
僕は歌詞がついてたら別にその辺はどうでもいいんですよね。 あるいは大黒牧さんのラララとかも、あれはラじゃない音をラと言っているので、
本当に敏感な絶対音感の人は、ものすごく気持ち悪いんではないかと思います。 BGMです。
始まりました。4月15日のツボ。明けましておめでとうございます。 スタンディ・キューブリックです。
この絶対音感については、実は過去にエピソードを撮ったことがあるんですね。 これがずいぶん前です。
シャープ18です。2桁ですね。 2020年3月7日配信のエピソードなので、
このシャープ18を聞いたことあるって人はほとんどいないと思いますので、 また似たような話になるかもしれませんが、絶対音感についてお話ししていこうと思います。
楽器の音がドレミに聞こえるっていうのはそれはそうなんですけど、 それも楽器によるっていうようなところはあるんですよね。
例えばピアノの音はもうドレミにしか聞こえないので、 もし絶対音感がなかったら、あのピアノの音は何と聞こえているのかっていうのは想像できないんですよね。
漫画とかでピアノの音をポロロンっていう風に、 擬音語オノマトペを使っているものがあったりすると思うんですけど、
ポロロンとはちょっと聞こえないですね。 本当にドレミにしか聞こえない、大げさに言えばピアノがドレミと喋っているぐらいの感覚なので、
あんまりその物理音としては認識してない気がします。 まあそれに比べたら
ラッパの音というかね、 トランペットなりトロンボーンとかは
パッパカパーン的な破裂音的に聞こえなくもないですけど、 でもやっぱり
いわゆるラッパ系の音も 楽器がドレミで喋ってるみたいな感覚ですね。
絶対音感があると楽譜代が節約できるっていうのがいいところですね。 つまり耳コピができるので、
僕はギターを弾くので気になる曲があればちょっと自分で弾いたりするんですけど、 そういった時も絶対音感があれば耳コピするだけでいいので、
楽譜なくてもいいんですよね。 ただギターの場合は和音というかコードなので、つまり複数の音が重なっているので、
もしかしたらその単体の音を聞く絶対音感よりは難易度が上がっているかもしれません。
僕はコードであってもある程度その絶対音感が働くっていうか、何のコードかっていうのは分かるので、
そういう訓練というか練習をしたりもしたので、 どうしてもコードがうまく聞き取れないときはベース音から取ればいいんですよね。
そのベースの音は基本単体なので、そこからコードを逆算するみたいなことをするんですよね。
音楽全然やらない方は何のこっちゃって感じだと思うんですけど、 そういう風に初めて聞く曲であっても耳コピができます。
あとはコード進行っていうのがある程度決まってるんですよね。そのパターンっていうのがあるので、
このコードが出たら次はこのコードっていうのが、 特に流行りの曲とかはもうパターンがかなり限定されているので指が勝手に動くんですよね。
ちょっと話がそれましたが、 楽器の音であればドレミで聞こえるんですよね。
ただ生活の日常音を常にドレミで聞いているわけではありません。 僕の場合はね、
なんか衝突音とか物が落ちた音とか、そういったものをいちいちドレミで聞いているわけではないですが、
まあそうやって聞こうと思えば、一種の楽器だと思って聞けば、もしかしたらドレミで聞こえるかもしれません。
あとはさっきも言ったように歌詞がついている場合は、その絶対音感のドレミで聞こうとする意識がオフになっちゃうので、絶対音感は働かないんですよね。
ただそれもラララとかね、ウォウォウォとかね、なんかそういうふうに言葉じゃなくて、一種のそういう音が出ている楽器だと思えば多分ドレミで聞くことができます。
音声学と絶対音感の不思議
言葉が入っちゃうと、どうしてもそっちに意識が行っちゃうっていうかね。 僕の場合はそんな感じの絶対音感でございます。
この絶対音感というのは非常に不思議で、
自分はその能力があるわけですけど、絶対音感がなければ楽器の音はドレミファソラシドには聞こえないということなので、
不思議だなぁと思いますね。さらに不思議なのは、
物理的には全然違う音なのに、その高さという特性だけでドレミファソラシドに聞こえているっていうのが、
考えてみるとかなり不思議ですね。ピアノだろうと、 トランペットだろうと、バイオリンだろうと、ギターだろうと、なんでも
440HzだかkHzだかのあの音を聞くとラに聞こえるんですよね。
で、これは僕がドレミファソラシドで教育を受けたカラーであって、 例えばハニホヘとイロハで教育を受けてたら
イに聞こえていただろうし、あるいはドイツ式だったらアに聞こえていただろうしということで、
当然高天的なものではあるんですけど、 僕はドレミファソラシドにしか聞こえません。
言語学的な、さらに言えば音声学的な話をすれば、 日本語のラという音は、
これは叩き音とか弾き音と言われる音です。 舌が歯茎に瞬間的に当たるような発音の仕方なわけですけど、
当然楽器はそういった音の出し方をしているわけではありません。 まあそもそも舌なんかないわけですけど、でもラに聞こえるんですよね。
ラの1個下のソっていうのはこれは摩擦音で、 文字通り摩擦を作る。
これも舌先と歯茎の間に狭い空間があって、そこで摩擦を起こすわけですけど、
ピアノにしろ、あるいは他の楽器にしろ、 摩擦を起こしているわけではないんですよね。
でもソに聞こえるっていうのは非常に不思議です。 摩擦を使って音を出している楽器であれば、ソとかね、あるいはシっていうのも摩擦音なので、
そういった楽器でソとかシに聞こえるっていうのはまだわかるんですけど、 少なくともピアノっていうのは摩擦を使って音を出しているわけではないはずなのに、
摩擦音に聞こえるっていうのは相当面白いですよね。 物理的には全く違う音なのに、
叩き音、弾き音とか摩擦音とか破裂音に聞こえているということです。
なので絶対音感のドレミファソラシドっていうのは、 現実世界の音を模しているわけではないんですよね。
だからオノマトペなんかとは全然違います。 それでいうとオノマトペっていうのは、
多分高い音であれば声音で、低い音であれば濁音を使うみたいなのが少なくとも日本語にはあって、
コンコンっていうのとゴンゴンっていうのは、 コの方がなんか高い軽い感じがして、ゴンゴンの方が低い重い感じがすると思うんですよね。
ただ絶対音感の場合はそういったものが全然通用していなくて、 例えばドっていうのは濁音ですけど、
高いドであれ低いドであれドにしか聞こえないので、 そういった意味でオノマトペと絶対音感っていうのは全然違います。
あとは母音という観点から見ても絶対音感っていうのは相当変というかね、面白くて、
日本語だったらアーイーウーエーオーっていうね、 語母音あるわけですけど、これは口の中の空間を
形を変化させることによって、舌の位置とか唇の形とか、 そういったことで母音を発音し分けているわけですが、
その楽器側はそういったことはしてないんですよね。 ただ高さが違うだけですが、その高さの違いっていうのを
母音の質と 結びつけているっていうのが絶対音感なので
人間ってそういうことができるんだなっていう気がしますね。 物理的には全然関係ない音を結びつけるということが
一種の絶対音感であるということができると思います。 この辺も調べてみればね、いろんな研究があると思います。
それではまた次回のエピソードでお会いいたしましょう。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
お相手はシガ15でした。 またねー。
11:56

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