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収録600回を記念して、番組宛にギフトやお便り頂いております。
まずは、さなだゆきさんからギフト頂いております。
600回おめでとうございます、というメッセージ付きでギフト頂きました。
ありがとうございます。
そして、えっと、待ってくださいね。
みぃさんからもラジオトーク宛にギフト頂きました。
ありがとうございます。
そして、はしゅさんからもギフトとメッセージ頂いております。
ありがとうございます。
志賀さん、収録600回おめでとうございます。
ありがとうございます。
600回目の収録を聞きながら、あけびつるの下処理作業をしていましたが、
おかげさまで作業がはかどりました。
お役に立てたようで、何よりでございます。
志賀さんがラジオトークをさられてしまうかもしれないと聞いて少し寂しく思いましたが、
たくさんの人にお話が届く方がいいですね。
これどうなるかわかんないですけどね。その可能性もあるということでございます。
志賀さんとは同級生のような感覚を持っています。
4年目のお付き合いということにちょっと驚きました。
トークの質は、私の方はかなり落差ありですが、
これからもお互い収録を細く長く楽しんで参りましょう。
積み重ねの600回おめでとうということで、
ハッシュさんどうもありがとうございます。
ハッシュさんの方はね、そろそろ収録1000回なんですよね。
始めた時期がね、ほぼ一緒。
多分数ヶ月違いとかそのぐらいだと思うんですよね。
ですので本当に同級生っていうか、
音声配信始めたタイミングはほぼ一緒ということで、
ハッシュさんもね、もうすぐ1000回。
どうもおめでとうございます。
では、BGMかかれい。
始まりました志賀十五のツボ。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
フォレストガンプです。
前回のエピソードが、
クリスマスっていうのを題材にして、
英語と日本語の発音の違いみたいなことを言ったんですけど、
言いたいことの半分ぐらいしかちょっと言えなかったので、
今回はその補足というかね、
英語について重点的に今回お話ししていこうと思います。
今回は言語学の中でも音素配列論と言われる分野の話になるかなと思います。
英語だとフォノタクティクスとか言ったりして、
音素をどういう風に並べるか、
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シーンやらボインやらをその言語でどうやって並べるかっていうのが音素配列論で、
音説の中身の構造がどうなってるかっていうようなね、
そういう話になると思います。
音説っていうのは英語でシラブルと言って、
その音説っていうのはシーンやらボインやらでなってるんですけど、
ボインっていうのが中心として考えられるんですね。
ニュークリアスとか言ってね、ボインのことを言って書くとなるわけで、
音素配列論では、
なんていうかな、その3つに枝分かれしてるという風には考えないんですね。
均等にシーンボインシーンと並んでると考えるよりは、
まず、頭のシーン、これをオンセットとよく言いますけど、
オンセットとそれ以外、ライムと言ったりします。
オンセットとライム、頭のシーンとそれ以外にまず分けて、
そのライムの方が書くとなるボインニュークリアスと、
それに付随する、後ろに出てくるシーン、
これをこうだと言いますけど、
こういう風に2段階に分解するんですね。
まず、オンセットとライム。
ライムがニュークリアスとコーダに分かれるということになります。
このライムというのは、まさに韻を踏むとかいうときのライムでございます。
理屈としては逆もありえそうな感じがするんですよね。
どういうことかというと、
まず、コーダとそれ以外、
末シーンとそれ以外に分かれて、
それ以外の方がオンセットとニュークリアスに分かれるという風に、
最初の枝分かれが逆でもいいんじゃないかという気もするんですけど、
いくつかの証拠によって、
ニュークリアスとコーダからなるライムというのを認めることができるんですね。
ちょっとそのあたりの話、今回できませんが、
日本語について言えば、
コーダというのは、そんな考える必要はないです。
音節のシーン、母音、シーンとなったときの最後のシーンというのは、
あんま考える必要ないんですね。
ないことはないですけどね。
発音とかいうときの、
んで書くような音は、
シーンで音節終わってると考えることができますが、
そういったものはむしろ例外的で、
日本語の音節っていうのは、
コーダっていうのは基本的にないというような構造になっております。
さて、英語の音節構造がどうなっているかを考えると、
音節もニュークリアスもコーダもそれぞれ当然あるわけですけど、
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その音節自体、コーダ自体も複雑だっていうような特徴があると思います。
特に日本語と比べると複雑で、
日本語だと音節にシーンが連続するっていうことはないです。
音節の位置にはシーンが1個しか出てこらないわけですけど、
英語だと最大3つシーンが連続することができます。
音セットでシーンが3つ連続するときは、
必ず最初はS、無声の死刑摩擦音が来るんですね。
つづりで言うと、例えば、
STRとか、ストライクとかね。
一応そういった規則があります。
何でもかんでも好きなシーン3つ並べるっていうことはできないんですね。
3つ音セットで並ぶんだったら最初は必ずSのシーンです。
このシーンや母音の並び順で面白いのは、
山をなすようにシーンや母音が並べられるということなんですね。
その山をなすっていうのはどういうことかというと、
聞こえやすい音、すなわち母音ですね。
母音っていうのが一番聞こえ度が高い音素と考えられていて、
それを頂点に山をなすような音素の並びになります。
シーンの中で聞こえ度の度合いっていうのがいくつか段階みたいなのがあって、
シーンの中でも、例えば半母音と言われるような、
WとかYで書くようなシーンとか、
名前からして半母音とか言ってますので、
母音に近いようなシーンなんですよね。
あるいは流音、RやLで書かれるようなシーンも聞こえ度は高いです。
次に聞こえ度が高いシーンは、ムーとかヌーとかいうB音。
その次に摩擦音が来て、
破裂音っていうのは一番聞こえ度が低いシーンだと考えられています。
なので聞こえ度が高いシーンの方が、
ニュークリアス、母音に近いところに現れやすいということなんですね。
だからさっきのストライクとかは、これの反例になってしまってて、
最初のSとTを比べた場合、
Sの摩擦音の方が次のトゥっていう破裂音より聞こえ度が高いはずなんですけど、
先に出てきてしまっているということになっています。
ただこのSのものを例外として考えると、
わりと聞こえ度の低い順にシーンっていうのは出てきて、
ニュークリアスにつながっていくようになっているはずです。
例えばプレイっていうのはそうですね。
プレイっていうのはPとL比べた場合は、
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プっていうのが聞こえ度の低い破裂音で、
その後リュウ音が出てきて、
Aっていうニュークリアスにつながっています。
コーダの方はコーダの方でシーンが連続する場合は、
聞こえ度が今度は高い順に出てくるということですね。
聞こえ度の高いシーンの方がやっぱり母音の近くに現れやすいという傾向がございます。
というわけで今回は音素排列論のお話でした。
日本語の場合はシーンが連続するってことはないので、
その聞こえ度がどうとかね、そういったことはあんまないんですけど、
英語の場合は結構ねそういった面白いことがございます。
というわけでまた次回のエピソードでお会いいたしましょう。
番組フォローも忘れずよろしくお願いします。
お相手はシガ15でした。
またねー。