エピソードの振り返りと成長
今回のエピソードが、2025年最後のエピソードでございます。
1年間無事休まず番組を続けてこられたエピソードを配信できたということは、情けないようでたくましくもあります。
今回は特別編ということでね、年末ということもあり、
この番組がもっとよくなるためには、成長するためにはどうしたらいいんでしょうということを考えていこうと思います。
BGM、行けい。
始まりました、志賀十五の壺。皆さんいかがお過ごしでしょうか。エメット・ブラウンです。
この番組は2020年スタートして、今度の2月で丸6年、6周年ということになります。
5年もやっている割には、いまいち盛り上がっていない番組という感じですね。
盛り上がりという意味では、番組を続ければ続けるほど、むしろ盛り下がっている感じはしますね。
番組を始めた当初の方が、いろんな人に聞かれていたなという実感がありました。
そもそもこの番組はラジオトークというアプリで配信していて、最初はラジオトークだけだったんですよね。
今はポッドキャストでも聞けますけど、最初はポッドキャストに連携していなかったので、
ラジオトークという本当に狭い世界というかね、内々で聞いてもらっていて、
当時のラジオトークは、結構収録聞いたらTwitter、GENXでシェアしてくれたりとか、
感想をつけて投稿してくれたりとかということがあったので、
そういった意味で聞いてもらっているぞという感じはあったんだと思うんですよね。
今はあんまりSNSでシェアみたいなのがないので、もしかしたらあるのかもしれないです。
あまり僕はSNS自体を触らないので、Xはやってますけど、
時々エゴサーチというかね、自分の番組で検索とかしてみますけど、そんなに多くはない。
引っかかるのは自分の投稿だけというかね、自分が宣伝しているものしか見つからないので、
一人で頑張って盛り上げようとしている感じというのが現状です。
ポッドキャストは誰が聞いているかはわからないので、
SNSの投稿もそうですけど、番組宛てのお便りとかそういうのがない限り、
誰が聞いているかというのは全然わからないので、
そういった意味ではやりがいはあまりないですね。
ただ再生数とかは一応見ることができるので、
ラジオトークにしろ、ポッドキャストにしろ、スポーティファイにしろ、
僕はあまりそういうのは見ないですけど、
見れば多分それなりに再生はされているはずなので、
データとして聞かれているんだなというのはわかるんですけど、
ある意味人間味のないデータ、数字だけなので、
生身の人間が聞いてくれているぞという実感やりがいみたいなのは、
さっきも言ったけどあまりないです。
しかしだからといって、
このポッドキャストという、ある意味バーチャルなもので、
リスナーと積極的につながりたいかというと、そういうわけでもないんですね。
むしろ僕はアンチデジタルみたいなところが多少あるので、
そういうデジタルな世界、バーチャルな世界を充実させるよりも、
リアルな世界を充実させた方がよっぽどいいと思っているので、
あんまりこの番組にどっぷりはまられても、
逆にちょっと心配になっちゃうと思うので、
言語学のターゲットと内容
ほどほどに聞いていただけたらと思います。
ただそうは言いつつも、
その内容から言うと、配信しているエピソードの質から言うと、
もうちょっと盛り上がっていてもいいなとは思っているんですね。
これは常々この5年ぐらい思っています。
内容は結構高度なことは話していることもあるんですよね。
聞く人が聞けばわかると思うんですけど、
それなりに上級者向けの言語学の話をしていることもあります。
そうなってくると、この番組のターゲットは誰なのかというのが、
本当は考えなきゃいけないところなのかもしれません。
一応言語学に興味のある人というのがターゲットとして想定しています。
むしろ言語学をやっている人間はあんまり聞かないというかね、
聞いても仕方ないというか、
言語学をやっていれば知っているような内容をお話ししているので、
むしろこれから言語学を学びたい人向けの番組だとは思うんですよね。
その一方で、この番組だけで言語学が学べるわけではないので当然、
そういう勘違いになってしまうと非常に危険なので、
本当に言語学を学びたいんだったら本を読むしかないと僕は思っているので、
この番組は一つのきっかけであって、
それ以上のものではないというのは強調しておきたいと思います。
この番組の歌い文句として、
10分で言語学が学べますとかつけてもいいのかもしれないですけど、
そういう風な宣伝の仕方をすればもっと盛り上がるのかもしれませんけど、
ちょっと僕は嫌ですね。
学ぶということをちょっと軽く捉えちゃうことになっちゃうので、
僕は何かを学ぶんだったら本を読むしかないというね、
かつじ原理主義者ですので極端なことを言えば、
それくらいの姿勢じゃないと何も学べないと思っているので、
だから10分で学べるみたいなのは僕は言いたくはないですね。
この辺は学ぶということの定義が人それぞれ違うというのもあると思いますが、
あとはエピソードの内容を100%理解してもらうというのもまた違うなと思っているんですよね。
もちろんこちらとしても伝えたい内容があるので、
それが伝わればいいなとは思っているんですけど、
伝わらなくてもいいというか、
解釈はリスナー個人の権利ですからね、
その権利を奪うようなエピソードは配信したくないというかね、
学ぶというのはそういうことでもあると思うんですよね。
こちら側から解釈する、受け手側が積極的に解釈する、
もしかしたらそれは誤解かもしれませんけど、
そういう幅があるというのが人間らしいということであって、
学びの本質であるはずなので、
そうなってくると言語学の知識を得ようと思ってこの番組を聞くのは、
もしかしたらちょっと違うかもしれません。
そういった側面もありますけど、
エピソードで話した内容をそのまま頭に入れるっていうね、
受験勉強的なそういう知識の入れ方ではなくて、
僕が配信しているエピソードについて自分なりに解釈して、
賛成することも反対することもあるでしょうし、
意味を与え直すということが人間的な営みなので、
役に立つみたいなそういったコンセプトはこの番組にはあってないと思います。
リスナーとの関係性
そもそも役に立つっていうのが何を意味しているかっていうのは、
ほとんどの人にとってそれは金が稼げるか、時間が節約できるか、
そういったことだと思うんですよね。
大抵この2つに当てはまらない場合、
何の役に立つのとか聞いちゃうわけですよね。
そういう何の役に立つのという質問をするときは、
自分が理解できていないということもよくあります。
そういった話は置いておいて、
この番組はこちら側、発信者側としては、
役に立つ知識を提供しているわけではありません。
そういうふうにリスナーが解釈するのは、それはそれで勝手なので、
役に立つ番組だなと思ってくれるのはいいんですけど、
こちらの意図としてはそうではなくて、
役に立つかどうか、つまりお金になるか、時間が節約できるか、
そういったことでしか物事を判断できないというのは非常に危険だと思うので、
リスナーの頭にそのまま知識を流し込むというよりは、
余白というか幅みたいなものがあるような番組が、
僕はいい番組だと思ってますので、
そういった姿勢に賛同できる人に、
この番組が届くのが一番理想ですね。
理想ですけど、
ポッドキャストはリスナーを選べるわけではないので、
一応番組の方向性としてはそうですけど、
極論言ってしまえば好きに聞いてくれて構いません。
聴いてくれるだけで、リスナーがいるだけで、それだけでありがたいことですので、
番組のスタンスとしてはそんな感じだぞということで、
来年も頑張っていこうと思います。
というわけで、2025年もどうもお世話になりました。
来年、2026年もどうぞよろしくお願いいたします。
お相手はシガ15でした。
またねー。