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2023-11-19 59:40

#59 現役世代の我々は"未来の製造業"の為に何ができるのか?【タクミセンパイ コラボ】

久しぶりのコラボ回!!

今回のゲストは切削工具の専門メディア


『タクミセンパイ』を運営する服部さんです。


第一部、第二部構成となっています。

第二部である今回は、服部さんとディスカッション。

テーマは、現役世代が未来の製造業の為にできること 皆さんは自分だったら何が出来ると思いますか? 是非とも考えながら議論を聞いてね!!

タクミセンパイ→⁠https://takumi-senpai.com/⁠

HENKOF2023→https://x.com/ssystool/status/1724185314934313166?s=20

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サマリー

切削加工業界では、現在の状況や危機感、現役世代が働き続けたいと思うためには、環境改善や働きやすさを重視する必要があります。また、現場の成果や開発者を認知させることで業界のイメージを変えることも重要です。学生が切削加工業界に興味を持つためには、学生にとって魅力的な業界として発信する必要があります。さらに、現在は業界全体を横断する団体がないため、切削加工業界におけるビジョンを共有できる団体を作ることが必要です。2024年のジムトフでは、学生と製造業で働く現役世代の交流の場を創出するためのアカデミックエリアが用意されることが発表されました。また、ジャパンモビリティショーではキッザニアとコラボレーションし、子供たちが職業体験を通じて自動車業界に興味を持つ機会が提供されていることがわかりました。話は、子供たちにも技術を身近に感じさせることの重要性、そして子供たちの教育において体験と過程を重視するべきだという点についてでした。

現役世代が働き続けたい環境の改善
どうも、しぶちょーです。今回も、ものづくりのラジオをやっていきたいと思います。このラジオは、産業機械の技術者である私が、ものづくりに関するトピックを主観を交えながら、ザックバランに紹介するラジオです。
小難しい技術の話はしないので、何か作業をしながら聞いていただければ幸いです。
本日はですね、前回の続きでございます。ハットリさんとのコラボ回、第2部です。もしも第1部聞いてないよって方がいたら、ぜひとも前回を聞いてからですね、今回を聞いていただけると、より楽しめると思います。
前回は、タクミセンパイというメディアをですね、運営するハットリさん。これがどういう方なのか、またタクミセンパイというメディアはどういうメディアなのか、これを語っていただきました。
今回はですね、私とハットリさんでディスカッションを行っていきます。ちょっとね長めになっちゃったんだけど、非常に面白いディスカッションができたと思うんでね、ぜひとも最後まで聞いてください。それでは本編をどうぞ。
はい、というわけでじゃあここからはですね、第2部のディスカッションに入っていきたいと思います。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
ディスカッションのテーマがですね、こちらです。現役世代が未来の製造業のためにできること。こういうテーマでいいですかね。
はい、お願いします。
だいぶ大きな、結構すごく多く括ったテーマなんで、どういう話になっていくか非常に楽しみなんですけど。
いろいろこう、どういうテーマでディスカッションしましょうねって言った時に、ハットリさんがこういう感じのテーマがいいですよっていう話をして、こういう形のテーマに決まったんですけど。
そもそも、未来の製造業のためにできることっていうテーマにした理由とか思いって何かあります?
はい、第1部の方でも少しお話しさせていただいたんですが、やっぱり切削加工業界が置かれている状況っていうのは決して良い状況ではないのかなっていう風にやっぱり感じます。
やっぱりEVっていうところによって切削加工される部品の点数が減るであったり、日々Xで情報収集させていただいている。
部品加工業さんのツイートとか投稿とかを見ると、廃業されるであったり廃業案件が来たとか、リーマンと同等レベルぐらいに苦しいといった状況。
このまま同じように続けていかなければいけないんだろうなという危機感を持っていて、そういった危機感に対して早くやっぱり動かないと取り返しがつかなくなるんじゃないかなというところで、今あたりのテーマを特に意識しているところであります。
なるほど、そういうことなんですね。分かりました。このテーマですね、ちょっと僕も頑張ってディスカッションしていきたいと思います。
まず最初なんですけど、現役世代が切削加工業界で働き続けたいと思ってもらうためにできること。このテーマでいろいろ話していけたらなと思うんですけど、
これ結構難しいですよね。ちなみにハットリさん側は何かこれに対する意見というかありますかね。ちょっと聞いてばっかりで申し訳ないんですけど。
そうですね、やっぱり新しい人を入れるというところも重要で、それは後ほどお話しさせていただくとして、やっぱり今働いている人たちが働き続けたいと思える会社とか業界でないと、そもそも新しい人って入ってこないと思いますし、できても続かないというふうに思います。
なので、まず今働いている皆さんの環境をもっと良くしていかなければいけないかなというところが、まず一つやらなければいけないことなのかなというふうに思ってますね。
例えば環境っていう意味だと、例えばその労働時間とか給料とかそういう待遇面の話が主になるんですかね。
はい、いわゆる悪いイメージの産経として、きつい汚い危険というところがあって、よく製造業がトラウマで出てくると、だいたいそういった悪いイメージを取り上げられることが多いと思うんですけど、
実際そういうところが昔はあったってところから少しずつ変わりつつあるというふうに思ってまして、実は建設業界が産経を変えた新産経っていうのを定義してまして、これが給料というか希望っていう3つの経なんですけど、
ここはですね、やっぱり実際働き続けたい給料であったり、しっかりお休み取れて希望がある業界であるところももちろん重要だと思って、その新産経もですね、この製作加工業界、製造業ですね、取り入れていかなくちゃいけないというふうに思ってるんですが、私は特に改善をですね、発信して変えていきたいなと思っているのはやっぱり製造現場ですかね。
開発者や製造者の認知の重要性
製造業においてメンバーの方って一番技術を持ってらっしゃって重要な方たちだと思うので、そういった形がですね、より働きやすい環境にするには、どんなことがですね、変えることができるのかっていうところを頻度をですね、発信させていただいて、経営者の方とかにですね、そこの改善に取り組んでほしいなというふうに思っています。
なるほど、そういうことなんですね。いや、その新産経っていう言葉初めて聞きましたけど、いいですね。給料、休暇、希望と。
そうですね。
現場にも当然出ますけど、実際職場はですね、そんなにパソコンでずっと仕事をやるようなところなんですけど、それでもやっぱそういう開発者ですら、そんなに人気のある職種ではないんですよね、製造業って。
はい。
だからまあ、それを変えたいなと思いますよね。ある種、なんか最近読んだ論文で、なんか技術者、ちょっと今言えなかったですね。最近ちょっと技術者が言えなくて困るんですけど。
一番言う言葉なんですけど、技術を感じるんですよね。技術者が、そもそも技術者って何なのっていうことが、世間一般に知られてないですよっていうのが結構問題ですね、みたいな論文を読んだんですよ。
はいはい。
いろんな人に、じゃあ技術者って何ですかって聞いても、あんまりパッと答えが出てこないと。
昔の偉人みたいな人は出てくるんですけど、じゃあ今現役でバリバリ活躍してる技術者って誰ですかって言っても、名前ってポンって意外と出てこないもんなんですよね。
例えば、ノーベル賞取ったとかっていう博士の人だったら、ポンと出てきますけど、開発者とか、機械を作った人とか、産業機械、この名機を作った人の名前はとか言っても出てこないじゃないですか。
そうですね。
それって結構問題だっていうふうにその論文には書いてあって、僕もそう思うんですけど、人が見えないですよね。その働いてる、できたものはあるんですけど、そこが一個大きな壁になってて、その先にいる人が見えないんで、外から見ててどういうふうに働くかとか、どういうイメージなのかが全然わかんないですよね。
それは中にいる人も同じで、外がどういうふうなのかわからないんで、すごく閉鎖的になってどんよりするというか、新しい文化も取り入れないんで、職場もあまり変わらないし、給与体験も変わらないし、やり方も変わらないし、みたいな。
そういうのがすごくあると思うんで、僕的には第一歩としてはまずロールモデルというか、人を見えるようにする。製造業の現場で働いてる人たちとか、そういう人たちをおもてなしして認知してもらう。見えるようにする。どういう仕事なのかをわかるようにするっていうのが、ある種働き続けたいっていう製造業を作るための第一歩なのかなと個人的には思ってます。
これはちょっと僕の意見ですね。
はいはい。
これもすごい重要ですよね。顔が見える、この人が作ったっていうのがどんどん見えてきてもいいんじゃないかなっていうふうに思いますし、最近そうですね、XであったりInstagramのある切削工具メーカーさんでは、開発者インタビューとして、その製品の開発に携わった人にフォーカスしたような情報も発信されていて、
開発した人の苦労とか顔が見えてくると、やっぱりちょっとなんとなく興味を、製品の写真とか加工したものだけじゃなくて、その人も見えるとちょっと何か見てみようかなっていうふうに思える。私はそう思ったりするので、少し発信の仕方も変わりつつあるのかなっていうふうに思うこともありますね。
もう本当にそれこそ映画の監督みたいな感じで、やっぱ映画って、映画とかって作品見ますけど、監督で見る人もいるじゃないですか。この監督の作品が好きだからみたいな感じで追っていく人もいるし、そのジャンルが好きだからで追っていく人もいるんですけど、ある種この開発者の機械すごい良いなって言って、その開発者を追って機械を追えるみたいな、そのぐらい人が表に僕は出てほしいんですよ。
デザインの力と製造業への応用
だからそういう、それでそれに対して僕が何ができるかっていうのはないんですけど、ある意味自分が表に出るとか、同じように働いてる人を僕と一緒に表に出すとか、そうやってちょっと認知を高めていくことで、そういうふうに業界変わっていかないかなとは思ってますね。
この人が生産者ですみたいなイメージですよね。野菜でいうところの。
そういうの重要ですよね。たぶんなかなかそこまで行き着けない、まあたぶん発展途上の段階だと思うんですけど、たぶんその少し変更して出てるのがたぶんデザインで、このデザイナーがデザインしたってところもあると思うんですよ。
県奥山さんのデザインの、やっぱり私結構鉄道とか乗り物とか好きなので、これ県奥山がデザインした新幹線なんだとかってなると、それだけでちょっと見に行きたいとか乗ってみたいっていう風に思うので。
でも一つの先に進んでるきっかけとしてはデザイナーってとこがあると思うんですけど、それが実際にこう開発者とか製造者とか設計者ってとこまで広がっていくといいですよ。
そうですね。まさにそうですね。そのデザイナーの文脈ですよね。この県奥山さんが作った車とか、いろいろあります。僕もだって県奥山さんが作ったメガネ持ってるんで。
メガネとかあるんですか?
メガネあるんですよ。今売ってたかな?ちょっとわかんないですけど、結構10年ぐらい前にあって、それを買ったんですけど、すごいですよ。
あと今も売ってるんじゃないかなと思うんですけど、ノートがあるんですよ。県奥山ノートみたいなやつ買って。
本当かどうかわかんないですけど、デザイナーがデザインするときに書くために使ってるすごい上質な紙の100ページぐらいのノートで、筆の走りが違うみたいな。
いいですね。でもそう言ってちゃうと買っちゃいますからね。好きだったら。
そうなんですよ。ちょっと高い。普通のノートに比べたらそれは高いんですけど、県奥山言ってるしなみたいな。書いてみたらクリエイティブな気がするっていう感じで。
気持ちが乗ったりとかするのってすごく重要だと思います。
重要ですよね。
Xでこの中が記事をリポストされてましたけど、工作機械のデザインがいかに重要なのかっていう記事とかも出てたので、デザインがいいと引き締まったりとか、働く意欲になるとか、工場をかっこよくしたいっていう思いにもつながってくるので、
デザインを持つ力ってすごいなって思いますね。
そうですね。そういう一般受けするってわけじゃないですけど、純粋なかっこよさってある種製造業で働き続けたいなとか、業界を変える推進力になるかもしれないですよね。
汚い4Kの現場からかっこいいけてるオフィス的な加工現場みたいなことになったらだいぶイメージは変わりますもんね。
そうですね。
それでも油にまみれた泥臭い現場が好きっていう人もいるでしょうけど、それでも汚いのと違いますもんね。油まみれでも綺麗で洗練された現場もありますし。
そうですね。はい。
なるほど。確かにデザイン。すごい良い視点を得ましたね。そうですね。デザイナーって、そうですね。デザインとかって重要ですよね。なんか今、僕の中ですごくつながりました。
はい。すごい力を持ってると思いますね。
ちなみに、今結構僕の意見を語っちゃったんですけど、はっとりさん自身が切削加工業界で働き続けたいと思ってもらうためにどういうことが必要なのかって、結構具体的な案とかって何かあります?
そうですね。今まさにちょっとそれに関する基地とかを書いてるものが多かったりするんですけど、やっぱりまず現場の課題がこういったものがそもそも課題で、じゃあ課題を解決するものがあるのか、そういうところを発信していこうと思ってまして、
例えば、切削加工においてやっぱり切削の油剤っていうところは確実にほぼ必要になってくると思うんですけど、今切削油剤もいろんな種類がありまして、環境に良いものだけでなく、人にも優しいものもありまして、やっぱり健康、実際加工されてる現場の方が一番リスク多いわけなので、
人の健康も意識した切削油剤の選択であったり、切削油剤を触る中で手荒れする方も多いので、それに最適な保護クリームなども使って、手荒れっていうのを制御。ひどくなれば労災みたいなところになりますので、
例えば、切削油剤を変えることによって現場の方の健康の被害を減らせないかっていう情報であったり、切削加工の現場で働かれてる方に日々どこが一番疲れますかっていうアンケートを取ったら一番多かったのは足だったんですね。
切削加工業界における魅力的な業界への発信
足が疲れるっていう風に、その次は目とかで細かい小さなものを見たりするので、目も疲れるっていうのがあったんですけど、足に関して安全靴、昔ながらの黒い重たい分厚い安全靴も今でもあるんですけど、実は今すごくスニーカータイプの見た目もすごくクッション性が良いものがあって、
そういったものでも十分安全性が担保できるものがあるんですよっていった記事を実は近々公開させていただこうと思って、現場の方が一番疲れてるのは足なので、じゃあ足の疲れを解決するものはこういったものがあるよといったところであったり、すごく私が現場の方とバリトル工具メーカーで営業してた時代も感じてた。現場の方って名刺も得ないこと多いんですよね。
名刺ですか。
名刺。名刺を持ってなくて、すごくですね、私が例えば現場の方とお話しさせていただくときに、まず名刺交換すると思うんですけど、名刺持ってないんですよってすごく申し上げなさそうに持ってないんですよって言われるんですよ。
それすごいかわいそうだなと思ってて、社員なのに名刺持ってないのって社員として認められてないって思われるんじゃないかなっていうふうに的には思いまして、名刺で作ろうと思ったら数百円で作れたりすると思うんですけど、
そういったところをしっかり一人の社員として認めるっていうところで名刺を持っていただくであったり、今のところウェブで情報収集するっていうのが当たり前なので、やっぱり現場で使える、まず共用からでもいいんですけど、パソコンとかアドレスっていうところを現場の方にも持っていただいて、
私としては情報を届けたいっていうところもありますけど、現場の方が情報収集しやすいってところにも挙げていく。さらに若い人たちってZ世代の方たちだって、ともそもスマホネイティブの方たちなので、パソコンないとかアドレスないっていうのはわけわかんないというレベルだと思うんですね。
そうですね、確かに。
そういったところもやっぱり変えていかなくちゃいけないのかな、IT化の以前ですよね。そもそも一人一人のメールアドレスを作るっていうところとか名刺持ってもらうとか、そういったところがまだまだやっぱりできてない会社が多いので、そこはすごくずっと自社だけ見てると課題にも感じてないかもしれないので、ちゃんと発信してそこは変えたほうがいいですよってところを伝えていこうかなっていうふうに思ってます。
素晴らしいですね。体の面も機器の面もこういうのがありますよっていうのを発信するってことですよね。
パソコン問題結構根深くて、僕も今AIとかIoTと工作機械を掛け合わせるような開発をしてるんですけど、会社で。そもそも現場にパソコンないみたいなパターンがめちゃくちゃ多くて、そうすると結局何もできないみたいなことが結構あるんですよね。
製造機械の現場の人にいじってもらったりとか、そうやってちょっと触ってもらうツールを作りたいと思ってもパソコンないから導入できないよねみたいな話になっちゃうんで、結構大前提というか有識問題だなって思ってたんですよ。
やっぱり結構皆さんいうのが、やっぱり現場にあっても油で汚れるとかすぐ壊れちゃうとかって多分そんなこと、今のパソコンはそんなことないと思うんですけど、ぜひとも現場に置いても壊れないパソコンはこれだみたいなのも記事書いてもらえるとすごくいいかなと思いました。
ありがとうございます。また一ついい記事のヒントがいただけましたね。
結構あれなんですよ。例えばマイクロソフトのSurface Goってあるじゃないですか。
わかりますか。タブレット2-in-1のPCなんですけど、あれってスタンドがパカって開くんですけど、後ろマグネットなんですよ。そうすると何が起こるかって言うと、そこにキリコが集まってくるんですよ。
なるほど。
閉められなくなるんですよね。それ払うのに、払うと筐体がキリコで削れて残念なことになるみたいな。
結構現場に置いても大丈夫なんだけど、磁気を持っているとかマグネットであるとか、タッチパネルが油でとか色々それなりの問題があるので、そういうところに強いとか、こういうので解決できるよみたいなのも絶対現場に重宝される情報になるし、
意外と、意外とって言うか今自分で言っておいてあれですけど、ほとんど見ないんで、そういう記事ぜひともちょっと取りに行ってほしいなって今思いつきですけど。
ありがとうございます。それはぜひ記事化したいですね。
ぜひともよろしくお願いします。
はい。
でも安全靴の話もそうですよね。なんか荷物臭い丸い靴から、本当にただのスニーカーとか結構イケてるランニングシューズ風のやつもありますもんね。
そうですね。最近スニーカータイプの利用がすごく製造業とか物流とか建設業で増えてるっていうところで、色々調べると、いわゆるそれも安全靴っていう風に同じ名称で言っちゃってる人もいるんですけど、実は実質企画とまた違うプロテクティブスニーカーっていう企画がありまして、
ただ、安全靴とは言われないプロテクティブスニーカーであっても、安全靴の一般作業用ってものと同じ安全基準をクリアしたものもありまして、安全性は同じなんですが通気性が良くてブレにくかったり、クッション性があって足が疲れにくかったりっていうものがあって、かなりデザインの幅もあるんですけど、
切削加工業界の団体の課題
そういったところがまずありますし、ちゃんと安全性も大丈夫なんですよっていう情報が今ほとんどないので、まずは知らないと見当にもならないと思うので、知ってもらうところから発信して、ただ私が根深いなと思ってるのは、安全靴も基本的には社員皆さん同じのを履くじゃないですか。
それと、総務の方とか総務部の方とか経験を持ってたりするので、全社一斉に買えるとなると、それなりの初期費用がかかったりするので、そのハードルも結構高いなと思ってるんですけど、やっぱりコツコツと発信して、買えた方がいいですよっていうのをですね、たくみ先輩と発信して、たくみ先輩が言うなら買おうかなって思ってくれる人が増えてほしいなと思ってますね。
ああいいですね。僕もたくみ先輩がお勧めしてる安全靴勝手に買っちゃおうかなと思ったぐらいです。
検討してもらうと。 分かりました。全然コメント欄で話が変わりますけど、足関連の方いらっしゃいましたけど、なんか安全靴用の靴下とかって結構言ってませんでしたっけ?知ってます?
初めて聞きましたね。 なんかごめんなさい、安全靴用だったかな、でも多分安全靴用だと思うんですけど、安全靴脱れるからそれに対応した、なんかそれ専用の靴下みたいな出てた気がするんですけど。
違ったかな、ごめんなさい、僕の勘違いだったら申し訳ないですけど、なんかもしも覚えていたら後で調べていただいて、あったらそのネタとしても使っていただければなと思いました。
足の疲れっていう意味だと多分すごく、足の疲れたら多分それはあれなのかな、匂いかもしれないですけど、群れなので。
そうですね、靴を変えるとなると全社共通のものを作っているので、先ほどお伝えしたようにハードルが高いと思ったので、例えばインソールだけ好きなものに変えちゃう。
昔ながらの黒い重たい安全靴が会社の基準であるんですけど、中にインソールだけ入れて少しでも足が痛くならない、できないかなと思ったけど、被災区のメーカーさんにいろいろお話を聞いたところ、やっぱり靴の標準のインソールを使う状態での安全試験を合格しているので、
基準ではないインソールを使うと安全基準がクリアできなくなっちゃうので、それは良くないねって動きして、なかなか難しいなと思ったんですよね。
なるほど、そこも含めて評価しているから、そこは変えてくれるなよっていうことですよね。なおさらまずは靴下からですね。なんか調べたら出てきましたよ、安全靴用靴下みたいな。一応あるみたいなので。
そこもまた基準にしましょう。
そこもぜひ基準にしてください。色々ネタがこのコラボから見つかって。ありがとうございます。じゃあ1個目のテーマですね。原液世代が切削加工業界で働き続けたいと思ってもらうためにできることというテーマのディスカッションはここまでとさせていただいてですね。
次同じような内容なんですけど、学生が切削加工業界に興味を持ってもらうためにできることということで、多分より今の人じゃなくて、よりこれからものづくりに関わってもらうとか、切削加工業界に入ってもらう人、興味を持ってもらうために、興味を持ってもらう人を増やすためにはどうすればいいかみたいな。
そういうところをちょっとディスカッションさせていただければなと思います。
そうですね。切削加工業界に限らず、若い人たちにとって製造業が人気の業界であるかというと、正直なかなか厳しい状況であると思うんですけど、とはいえ若い人に入ってもらわないと、業界自体が衰退していきますし、発展していかないところがありますので、
学生に切削加工業界が魅力的な業界であるというところを知ってもらうのも同時に進めなければいけないなと。今の現場を良くするというのと、同時並行で魅力的な業界というところの発信を進めないと、多分10年後に働く人はいないとか悲惨なことになりそうなので、多分これを同時にやらなければいけないことだなと。
興味を持ってもらう上で、どんなことをすればいいのかなというところをヒントを得るために、違う業界がどういうことをやっているかというのを見るのは参考になるかなと思いまして、
今年の10月の下旬から11月にわたって東京ビッグサイトにJapan Mobility Showというモーターショーが開催されていたので、ちょっとヒントを探しに行ってきました。
ここでJapan Mobility Showについて過去の経緯とかを調べたり、会場に行って学んだことが大きく2つありまして、Japan Mobility Showというのは日本自動車工業界といったところが主催としたイベントなんですね。
日本の自動車の工業、その全体を見ている団体がそもそもあって、そこが主催となって、それにいろいろな関連のことがあるんですけど、そこが主催となっているイベントであるということが分かりました。
そこで切削加工業界において一番大きな展示会というのはジムドクだと思う。このジムドクってビッグサイトと、もう一つが日本工作機械工業界というところが主催なんですね。
切削加工に限らず、製造業、金属加工の最も大きな展示会の主催が業界全体をカバーする団体ではなくて、日本工作機械の団体というところを当たり前に思っていたんですけど、いざ比較してみると違和感があるなというふうに思いまして。
なるほど。あんまり考えてもなかったですね。確かに。
その切削加工に係る業界って日本工作機械工業界であったり、私がやっている切削工具だとか日本機械工業界であったり、あとは実際に部品加工されている方たちの団体で言いますと、例えば日本金型工業界とかがあったりするんですけど、それぞれに団体があるものの、業界全体を横断している団体がそもそもないなというところが、
結構これが課題じゃないかなというふうに思いまして、結構旧ツイッターXが割と切削加工業界で盛り上がっているんですけど、なぜこれ盛り上がっているのかなというのは、もしかしたらみんなで集まれる場所がなかったから、X盛り上がっているんじゃないかなと思っているんですよ。
なるほど。
切削加工業界における共有の場の必要性
工作機械を作る人、切削工具を作る人、切削工具とか売る人、それを使う人という方たちがみんなで集まって、いろいろ意見交換できる場がそもそも都市機としてなくて、なかったのがXとしてみんながやってどんどん集まってきて、いろんな発信と交流ができるようになって盛り上がっているんじゃないかなというふうに分析してまして、
業界全体としてどうしていくといったビジョンをですね、みんなで考えて共有できる団体がないことが、一つ若手を呼び込む上でもちょっと課題となっているんじゃないかなというふうに考えました。
なるほど。じゃああれですか、もしかして団体を立ち上げようというのは多分ハードルが高いんですけど、それに近いことをちょっとやっていきたいなとかって思ってます?
おっしゃる通りです。
タクミ先輩ってすごく中立的な、先ほど第一部でもお話ししたんですけど、あまり特定の切削工具メーカーさんをスポンサーなどにつけて受けないような形で、中立的な立場をすごく意識して運営しているんですが、そういったところをすごく評価いただくこともあって、
その中立的な立場のタクミ先輩が運営する切削加工のビジネスに関するオープンで、つまり横断的で、さらに私やっぱりこだわりたいのは年齢とか性別とか役職による優劣のない、
もちろんXがXで活用されている方が多いと思うんですけど、そういった場を提供するのが必要なんじゃないかなっていうふうに思ってまして、そういったところがあると、みんなで今後どうしていきたいってところが決まると、若い人に向けてどういったメッセージを出せばいいのかっていうのが見えてくるんじゃないかなっていうふうに思ってますね。
ある種コミュニティのようなものですけど、それよりはもうちょっと抽象的な、抽象的なというか団体的な形なんですよね、多分、イメージと。
そうですね。おそらく運営の中では結局はコミュニティみたいな形になるのかもしれないですが、そもそも今は製作加工業界でもいろんな企業がコミュニティを運営するっていうのはすごく進んではいるんですけど、やっぱり一企業がやってることになりますので、よりオープンで中立的な立場である匠先輩がやるってところで安心して入ってもらえるようなところができないかなっていう。
なるほど。そういう意味ではハットリさんのポジションってすごい面白いポジションにいますよね。その中立っていう意味でめちゃくちゃ中立じゃないですか。
ここにきて中立がすごく重要になってきたっていうのが、3年やって気づいたってことになりますね。
だって僕がいくら中立だって言って、例えばそういうことやったって、僕は結局交差機械メーカーの人間なので、後ろで関わってんじゃないかとか、結局中立じゃないですよね。僕がやったら。だけどハットリさんがやるとすごく、一番本当に中立だなと思って。
そういった意味で、私がやるべきなのかなっていうと責任感もありつつ、今ちょっとそれに向けた方法がいいのかなっていうのを少し考えてますね。
なるほど。そこを今考えてる段階なんですね。
はい。
だいぶ団体を作って方針を決めてってやっていくと、ステップがだいぶ多いかなって思うんですよ。
今のこの瞬間の学生とか、来年とか再来年とか、そういう学生にアプローチするタイミングっていうのは団体を作っていくのもいいんですけど、
今の学生に対してアプローチしようとか、知ってもらおうみたいなことをやろうとはしてます?
そうですね。ただ、なかなか直接学生さんにアプローチする手段っていろいろ調べたんですが、現状かなり学生さんにアプローチするのって難しいなっていうふうに思って。
ただ、一つ近い、直近でできるんではないかなと考えてるのが、来年2024年にジムトフ開催されますが、
ジムトフにおけるアカデミックエリアの創出
ジムトフで主催者の企画として初めて、学生と製造業で働く現役世代の交流の場を創出するようなアカデミックエリアっていうのが初めて用意されるっていうのが発表されてるんですね。
それは知らなかったですね。トップセミナーとかじゃなくて、ブースとしてそういうところがあるってことですか?
はい。ほぼコンセプトとアカデミックエリアっていう仮の名称しか公表はされてないんですが、これがかなり重要であるだろうというふうに思ってまして、ここに対して何か匠先輩としてできないかとか、むしろお声掛けいただきたいなところであるんですが、ここが直近何ができる場ではあるんじゃないかなって。
面白いですね。ごめんなさい、そんな情報全然調べてなかったです。僕も一紙したいなっていうぐらい魅力的なエリアですね。日光会は主催で、当然ジムトフだから。
そうですね。お問い合わせしてみるのか、つてがある方に相談させてもらうのかわからないですけど、ここはすごく重要な場ではないかな。今の主催者の方もこういったものを用意されるってことは、おそらく人材の獲得とかがすごく厳しい状況であると考えた上での企画だと思う。
学生ツアーみたいな形で、学生さんにジムトフに来てもらうというところはこれまでもやっているけど、こういった目玉企画の一つとして、しかも場も用意するっていうのはおそらくこれまでになかったことだと思うので、現時点で主催としてもかなり力を入れているのはわかっていますし、そこで何するかっていうのはおそらくまだ完全には確定していないと思っているので、今の力でもたくみ先輩として何かやらせてもらえないかなと。
そこは映像を伝えていきたいなと思っていますね。
素晴らしいですね。さすが情報感度ビンビンですね。
いや、そんな面白い企画が。
こういうところは感度高く集めてますね。
僕はちょっとそこの感度緩かったですわ。
いえいえ。
そうなんですね。じゃあもうバッチリですね。中長期的な目で見たら、やっぱりコミュニティなり団体を作って業界としてのまとまりを作ると。
直近で言ったらそういうイベントを使って学生にアピールするみたいな。そういう二軸ってことですよね。
そうですね。はい。
素晴らしいですね。いいな。ちなみに僕の考えも言っていいですか。
ぜひぜひお願いします。
確かにこの学生が制作確保業界に興味を持ってもらうために、いろいろ学生にアピールを当然していかなきゃなとは思ってるんですけど。
じゃあどの学生にアピールしたらいいかっていろいろ考えた時に、大学生なのか高校生なのかっていろいろ考えた時に、僕はそれは小学生だと思ったんですよね。
っていうのは、工作機械を知る前に、産業機械とか加工とかものづくり自体をもっと小さい子たちに知ってもらわないと、どんどんそこに興味を持ってもらう機械っていうのを損失していくのかなと個人的には思ってます。
なかなか、じゃあ工作機械知ってますかって言ったって、普通に大人でも知らないじゃないですか、なかなか。
そうですね。
そうですよね。うちの妻も未だに工作機械を何なのか理解してないですけど。
そうなんですよ。だから僕も別に高校に入った段階で初めて旋盤ってものを触ったんで、そこで初めて知るわけですね。
だから一生工作機械に触れないっていう人もすごくいるわけです。
なんでそうなってるかっていうと、いろいろ結局は工作機械とか機械加工に触れる機械がないですよね、チャンス。
だけどそういうものを作れたらいいなと個人的には思ってて。
ただ、じゃあ、はい、旋盤です。小学生触ってくださいって言ったって、触れませんよね、あの旋盤をいきなり動かせっていうのは難しいじゃないですか。
はい。
だからこうなんか危なくないように子供が加工を体験できる、しかも自分の力でちゃんと金属を削って加工できるっていうものを体験できる機械を作りたいなと思って。
この機械ってのはマシンですね。安全に加工できるマシンを作りたいなと思っているんですよ。
面白いですね。
それをなんかいろんな教育の場で持ってって、やってもらうとかイベントに持ってって削ってもらうとか、そういうのができるとすごくいろいろ広がりがあるかなと思ってます。
で、実は具体的にも動いてて、これずっとやりたかったんですけど、なかなかそれも時間と、あとお金ですね。お金がないなと思ってたんですけど、たまたま今家の近くに、
トヨタ市のセンタンっていうですね、あの施設があるんですよ。それトヨタのものづくりスペースで、ファブラボみたいな、なんか工作機械とか置いてあるスペースで、そこの一個のイベントというか企画として、ものづくり未来塾っていう塾があるんですよね。
これ、なんかその本当に30代から40代、20代から40代かな、若手の技術者を企業から集めて、何でも作りたいものを作らせてやろうみたいな、そういう塾がトヨタ市がやってるんですよ。で、お金はトヨタ市が出してくれると。
アイディアとこの熱意を持っている人が集まって、みんなでアイディア出し合って、こういう課題解決するとか、まあこういうものがあったらワクワクするだろうっていうものを作るみたいな、そういうのがあってですね。そこに実は申し込んで、今そこに入ってますと。ちょっとあのトヨタ市のマネーを使ってですね。
そういういいものを作ろうかなと思って、今ちょっとやってるんですね。
楽しみですね。
まあそれまさに工作機械、まあ自分で工作機械作りたいなと思ってたんで、ただそんなお金かかるんで、なかなか一人では難しいなって思ってたところにそういういいイベントがあったので、そこに入ってここから2年ぐらいかかるんですけど、その塾が2年なんでスパンが。
その中でいろいろアイディア出しながらちょっと作っていこうかなと思って、それがある意味早い段階で加工に触れてもらって、作るとかですね、ものづくりっていうところを早めに子どもたちの中に入れてもらうと。
それがある種、加工業界とかに興味を持ってもらうきっかけになるのかなと思ってます。
で、そういうことをちょっと自分の趣味と絡めながらやってるって感じですね。
だから結構いいですね。ただ本当に工作機械作れるかわからなくて、いろんな技術者の方が集まってるんで、その中からいろいろみんなが作りたいものアイディア持ち寄って、ある種戦うんですね。
で、これ魅力的だよねってなって、それ選ばれればみんなでそれやろうとかチーム作ってそれやろうとなるんですけど、負けちゃうと違うアイテムになっちゃうんで、ちょっと今頑張ってる最中って感じですね。
そうなんですね。
いかにこういう工作機械が魅力的か。
はいはい。私がこのジャパンモビリティショーで築いたことの2つ目が実は今、支部長さんが言っていただいたことがかなり近くて。
キッザニアとのコラボレーション
私のジャパンモビリティショーですごく子供連れの方にも来ていただきたいってところにも力を入れていて、私は4歳と2歳の息子がいて、その子供を連れて参加したんですけど、すごく配慮されているなっていう風に思ったんですが、特に力が入ってたのが、キッザニアとコラボレーションして各自動車メーカーの職業を体験できるってところがあったんですが、
これ特にやっぱり小学生に向けたコンテンツとして力を入れていて、まさにこの自動車業界も小学生に、自動車業界に興味を持ってもらうってところをターゲットにしてるなって感じたんですが、そのキッザニアがやっぱり監修することによって、お仕事体験のクオリティーがもう桁違いでですね、私ももう4歳の息子でも体験できるプランがあったのでちょっとやってみたんですけど、
まず子供のサイズにあった本物と同じ素材で使っている作業着を着て、最初に名前を言ってもらって、ちゃんとテンコっていう、少しやっぱり仕事のような形で始まって、やっぱりすごく感動したのが、その体験のクオリティーだけじゃなく、対応していただいているのはおそらくキッザニアの方が方として研修した社員の方たちだと思うんですけど、
その場にいる社員の方たちはですね、皆さんやっぱりすごく楽しそうで、子供相手でも本気でやってらっしゃって、それを見て、普通妻は子供がお仕事体験できたってことに感動したんですけど、私はむしろ社員さんの笑顔とか、子供向けであっても本気ってところに感動しちゃって、すごくスピタリティの高さであったりとか、
多分そこに対して大人だからとか子供だからっていうのはなくて、本当のものづくりの楽しさを使えられている場面を見て、これぐらいしないと、今の小学生って言い方ちょっと悪いかもしれませんけど、小学生は満足しないでしょうし、それぐらいすごくクオリティーの高い体験を提供するぐらいの気持ちでいないといけないんだろうなと。
例えばジムトフで、小学生だったりもしかしたら中学生とか高生の方に機会を、直接手で触れていただくっていう機会も多分重要だと思う。
触れてもらうのも多分ちょっと触れるとかじゃなくて、本当にリアルな仕事の現場を体験できるようなものにしないと、こんなもんかっていうふうに多分すごくシビアな判断をしてされちゃうんだろうなっていうふうに思いまして、
体験できるだけではなくて、その体験のクオリティーを本当に本気でやらないといけないんだなっていうのをすごく勉強させていただいて、これはすごく参考になったなと思ったのが2つ目ですね。
ああ、なるほど。めちゃくちゃいいことをおっしゃいましたね。そのまさに今、僕もものづくり未来塾で工作機械作ろうっていう話をしている時に議論になったことなんですよ。本当に1週間、2週間前にその話をずっと技術者の方としてたんですけど、
じゃあ、工作機械、子どもが触れるのを作って、それ楽しいの?っていう話があるじゃないですか、やっぱ。ああ、こんな感じなんだね、ふーんってなっちゃうと。で、伝えるべきって、じゃあ、工作機械に触って動かせるよっていうことじゃなくて、拙速加工業界が持つとか、産業機械の魅力とか、もっと抽象化したものづくりの楽しさだよね、みたいな。
っていう話が出てて、その時にちょうどキッザジアっていうキーワードが出たんですよ。我々が普段こう、ものづくりをして、そのプロセスの中で感じる喜びとかやりがい、こういうものを抽象化して、でアイテム、それに必要なアイテムとして工作機械があって、それを体験としてやっぱ子どもたちに提供するっていうのは、やっぱ、ある種ものづくりに興味を持ってもらう一番の手法じゃないかっていう議論までちょうどしたところで。
まさに今ぴったりの話だなと思いました。
すごいリアルタイムですね。
リアルタイムで。
小学生の方がどちらかというとすごく、よりリアルな体験ができるんですが、4歳の息子でもできたものとして、松田さんがプレス加工といった仕事をイメージとして、缶バッジの製作っていうような体験をさせてくれたんですが、いわゆる缶バッジメーカーで最終的には、自分で色を塗った指導者の紙を挟んで缶バッジを作るんですけど。
技術を身近に感じる
やっぱりそのプレス加工ってところの説明が、まさに子供でも興味を持ってもらえるところが工夫されていて、話させていただくと、実際のプレス加工機を会場には持ってこれないので、ミニチュアが置いてあったんですけど、そのミニチュアの横にですね、キリンの模型があって、キリンと比較してこんなにでかいんだよ。
キリンの2倍ぐらいの高さのまず大きな機械になるよっていうのを、現場には持ってくれないんですけど、子供たちが分かりやすい形で大きさの表現をしていて、あとはプレス加工の力っていうのが、どれぐらいの力が強いんだろうねっていうのをですね、ゾウさん何等分の力があると思うって形でクイズされて、最終的に答えが100等分とかだったと思うんですけど、やっぱり子供が分かる単位でですね、すごく説明してくれてて。
キリンの2倍ぐらいあるでかい機械でゾウさん100等分ぐらいの重さが使われてプレスっていうのができる。それがまあ少し抽象化されて、缶バッチ製作という形で体験できる。すごいその分かりやすすぎる単位だなっていうふうに思って、それもなんか私もちょっと感動しちゃいましたね。
すごいいいですね。なんかこういった技術者が作ったらそうならないですね。
そうです。もっとすごさを専門的な用語とかで説明しちゃうかもしれませんけど、やっぱりそういうところはたぶん実座ニアさんとかのサポートで、より子供の理解ってところをうまく言語化。
してますね。その子供の視点で。
やってんじゃないかっていうのかなというふうには感じましたね。
めちゃくちゃ面白いですねそれ。
はい、すごいめちゃくちゃいい経験をさせてもらった。
それを切削加工業界に輸入していきたいなというふうに思ってますね。
本当に僕もそこの視点すごく大事だと思います。
なんかやっぱ、当然高校生とか大学生に伝えるのも大事なんですけど、最近全然関係ないですけど、とある人と話したときに、
その人はアメリカに住んでらっしゃるんですけど、アメリカの教育と日本の教育の違いを教えてもらったんですよね。
まず全然先生に対する教育が違うと。
アメリカって幼稚園と小学校で教鞭を取る先生って基本的に修士卒の人しかできないらしいですね。
だからそんだけ小さい子、幼稚園とか小学生の教育っていうのが人生の中においてすごく重要なウエイトを占めて、
そこの質というとか体験っていうのがめちゃくちゃ大事だっていうのを研究でわかってるらしくて。
なのでそういうところに非常にちゃんと教育学をしっかりと勉強して、修士まで行った先生をぶち込むということをすごくやってるらしいんですよね。
っていう話を聞いたときに、あーすげーなと。
でも本当に子どもたちに考えさせて、そのプロセスを評価するとか、やったことを評価する。
だから日本でいうところの答えが合ってるか合ってないかじゃなくて、
間違っててもいいんで、そこまでの過程でどういうことを考えたのかっていうところに拝点を置くとか、
そういう教育をやってるらしいんですよ。
それが重要らしくて。
それを聞いたときに、本当にそういう幼稚園とか小学校の子にちゃんとこのものづくりの楽しさとか、こういうプロセスなんだよとか、
自分で工夫して失敗しちゃったねとか、工夫して成功したねって、こういう体験を以下に積ませてあげるかって、
すごいその先でものづくりの世界に行こうとか、それが面白いと感じる。
その感性を育てる上でめちゃくちゃ重要になるんだなっていうのが分かってというか気づいたんで。
なんでより小っちゃい子、本当に自分の進路を選択する機能に立ってる中学生高校生とかじゃなくて、
もっとちっちゃい子にもしっかりと真面目に大人が全力でアピールしていかないと、
さっきハットリさんがおっしゃったことと一緒なんですけど、大人が本気になって子供に体験してあげて、
もう本当に子供が分かりやすくみたいな、そういうところをちゃんと設計していかないとやっぱいけないんだろうなとすごく感じました。
そうですね。
子供の教育における体験と過程の重要性
ちょっと話はそれるんですが、松田さんの体験のクオリティを見て、
もし子供が自動車メーカーで働きたいと思ったら、松田さん絶対いいよっていうふうにお勧めしたくなっちゃうなっていうふうに思って、
やっぱり子供に優しい企業だったりすると大人もやっぱり好きになるなっていうふうに思うと、
ある意味企業の戦略として子供に優しい企業って大人もそこに巻き込めるので、その方向性ってやっぱりやるべきなんだなっていうのも思いましたね。
そうですよね。僕もそう思います。企業のブランドイメージっていうとちょっといやらしくなっちゃいますけど、
それも戦略の一つだと思うので、ちゃんと親を巻き込みながら、ちゃんと子供に教育をするというか、
子供に体験してもらう、こういうことをちゃんと真面目にやっていかないと、なかなか切磋工業界、製造業に興味を持ってもらうとか、
なかなかならないですよね。親が興味を持ったら必然的にそういう情報に子供が触れる機会って増えますもんね。
だっていいなと思ったりとか、面白いなって。親に思ってもらうこともすごく大事で。
そうですね。行けばよかった。モビリティショー。
ぜひ、結構ガッツリ記事書いてるので読んでください。
分かりました。読ませていただきます。
というわけで、だいぶいい時間になりましたけども、このディスカッションはこんな感じにさせていただこうかなと思います。
ありがとうございました。めちゃくちゃ勉強になりました。
製作加工業界の未来のことを考えすぎて、ちょっと行き過ぎてないって思われるかもしれないですけど、
これぐらい多分考えてもまだまだ足りないのかなって思うぐらいなので、
その情報を有利的な立場で発信して、それに共感してもらえる人を増やしていきたいなというふうには思ってますね。
本当に当事者意識を乱らないとなと思いました。
僕も結構適当にやってる部分もあるので、気軽にやっちゃってる部分もあるんで。
気軽にやることが悪いわけじゃないですけど、ミッションとかビジョンを持っていくと、
よりいろいろ成果が出ると思うので、今後も、第1部の時も言いましたけど、
いろいろと一緒にコラボをさせていただけたらなと思いますので、
ぜひともよろしくお願いします。
子供たちに技術をアピールする
今日は本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
ごめんなさい。あれのアピールしておきます。
アンバサダーやってましたよね。変告2023。
そうですね。
このラジオ、たぶん、明後日ぐらいに上がるんですよ。
じゃあ、宣伝しておきましょうか。
そうですね。あれば宣伝していただけると。
はい。ちょっと待ってくださいね。間違えちゃダメなんで。
大丈夫ですかね。
大丈夫ですよ。
そうですね。せっかくなので、ご紹介させていただきたいんですが、
手作家工業界においては、ジムとフとメクトっていうのが、
それぞれ2年に1回の大きな展示会であると思うんですけど、
実はですね、旧ツイッターの方で、すごく面白いイベントが行われてまして、
おそらく国内最大級であるんだろうなと思うんですが、
変態的が、この変態的っていうのは面白さも含めてなんですが、
言ってしまえばすごいとか、面白いっていうところで
捉えていただければと思うんですけど、
変態的加工の技術を発信するSNSのイベントが、
実はですね、2023年の11月20日月曜日から24日金曜日に
Xの方で開催されます。
2つのですね、大きなイベントがありまして、
1つがヘンコフ2023、これ実はですね、
昨年も開催されて第2回なんですが、
実はその時ですね、かなり盛り上がって、
ある会社さんの投稿がテレビ部屋で取り上げられたっていうぐらい、
すごく盛り上がったものになりまして、
それが今年第2回ですね。
もう1つですね、これはMECとおもじて、
MECAT2023っていうのも同時に開催されまして、
この2つのイベントがですね、開催されていまして、
すごいとか、面白い技術の発信ってところもあるんですが、
やっぱりですね、主催者らのコメントにもありますように、
みんなでですね、盛り上がって楽しもうよってところの
イベントも重要なので、ぜひですね、
皆さまお気軽に参加いただきたいなっていう。
自分の会社の中でずっと見てると、
これそんなすごい技術じゃないかなって思われてるのが、
実は他の会社さんによってはすごい技術だったり、
一番悲しいところですけど、倒産とかしてて、
やってもらえる会社さんがいなくなってるというような現状もあって、
実は探していたってところのヒントにもなったりすると思いますので、
ぜひ参加して、皆さん参加するのがいいのかなというふうに思いますし、
私もアンバサダーとしてですね、
発信に協力させていただきますので、
ぜひ皆さま知っていただければなというふうに思います。
ありがとうございます。
多分概要ツイートとかしてますよね、変更さんが。
そのリンクはですね、このポッドキャストの概要欄に貼っておきますので、
興味ある人はそこから飛んでいただいてですね、
見るので楽しめますもんね。
そうですね、見るのももちろん楽しみ。
タグで検索してもらうと、この1週間は変態的加工がですね、
もうSNSXを取り囲むようにですね、
投稿されているはずなんで、
ぜひとも皆さん楽しんでいただければと思います。
これなんで2つ同時に解説するんですかね。
もともとこの変更だけを解説するようになったところを、
悪ノリでメキャストっていうのが出てきて、
それだったらコラボみたいな感じでやりましょうみたいな流れで、
特に2つある意味はそんなにはないんですけど、
そんなノリも大切にしながらやってみた感じです。
面白いノリだなと思いました。
ちなみにハットリさんは両方のアンバサダーなんですか。
両方のアンバサダーですね。
両方のアンバサダーなんですね。そういうことですか。
分かりました。
ありがとうございます。
今日は色々とお話いただきありがとうございました。
はい。
今日のコラボの相手はですね、
匠先輩を運営しているハットリさんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
というわけで聞いていただきありがとうございました。
第1部、第2部と思いですね。
非常に面白い話が聞けたと思います。
やっぱりコラボすると張りがあってすごくいいですよね。
学びも多いしね。
一人で喋るのも嫌いなわけじゃないんですけどね。
また違った新鮮さを得ることができます。
こういうコラボもね、
ポッドキャストの魅力の一つだと思いますよね。
ゲストとして今回参加していただいたハットリさん、
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
同世代の発信者としてね、
色々と協力してやっていけたらなと思っています。
このものづくりのラジオではですね、
コラボ相手を随時募集しております。
既に私から依頼させてもらっている方もいますけども、
今後はもっと積極的に色々な方とコラボしていきたいと思っていますので、
是非とも我こそはという方はね、
お気軽にお声掛けいただければなと思います。
というわけで今回はここまでとさせていただきます。
私は支部長技術研究所という技術ブログも運営しています。
週一更新を目標に更新してますので、
そちらも是非覗いてみてください。
今回コラボさせていただいたですね、
ハットリさんが運営するメディア、
たくみ先輩のリンクは概要欄に貼っておきますので、
是非ともそちらもね、チェックしてみてください。
また私はですね、
Xで毎日役立つ技術情報の発信を行っております。
朝7時20分、夕方18時20分に必ず投稿しております。
噛みました。
投稿しておりますのでそちらもチェック、
よかったらフォローしていただけると嬉しいです。
またですね、このものづくりのラジオの兄弟番組として、
ものづくりの支店というボイシーでの音声配信もやっております。
こちらは月曜日から金曜日までの週5で配信中です。
10分ぐらいで聞けるものづくりの話ですので、
是非そちらもお気軽に聞いていただければと思います。
では今回のラジオはここまで。
以上、渋長でした。
ではでは。
59:40

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