1. ものづくりnoラジオ-しぶちょー技術研究所
  2. #143 即ポチ不可避! 3Dプリン..
2025-05-31 54:06

#143 即ポチ不可避! 3Dプリンタが欲しくなる話【厳選4話】

spotify youtube

喉の調子がよくないので、今回は姉妹番組『ものづくりnoシテン』からエピソードを厳選。3Dプリンタが欲しくなる話、4選!!

即ポチしましょう!!


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サマリー

今回のエピソードでは、3Dプリンターが家庭生活にどのように役立つかを、特に節約やDIYの観点から紹介しています。特に、3Dプリンターを使用して壊れた家庭用品を修理する利点や、その結果として節約できる金額について詳しく語られています。また、3Dプリンターの価値や利便性についても言及されており、最新技術を利用した3Dモデル作成の手軽さや、共有サイトでのモデル取得の楽しさが紹介されています。さらに、「弁当3D」というウェブサービスを活用した実体験がシェアされており、自分のニーズに合った形を容易に作成できることの魅力が伝わります。ポッドキャスト内では、3Dプリンターを使用したパラメトリックデザインの可能性や、ジジョグの利用についても触れられており、コクリハブプラットフォームが多様なジジョグモデルを提供し、3Dプリンターを通じて身体の不自由な人々を支援する取り組みが強調されています。さらに、3DプリンターとiPadを活用した新たなものづくりの可能性について語られ、PulsarのEasyPrint機能によるブラウザを用いた3Dプリンターの操作が、手軽にモデリングした形を出力できる時代が訪れる可能性があると紹介されています。最後に、3Dプリンターの魅力についての4つのエピソードがあり、購買意欲を刺激する内容が展開されます。

3Dプリンターの重要性
どうも、しぶちょーです。
ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、
ものづくりに関するトピックをザックバラに語るポッドキャストです。
この番組は、株式会社フレアオリジナルの提供でお送りします。
ということでですね、今回ちょっと声を聞いていただければわかるかもしれないんですけど、
喉の調子が、かんばしくなくてですね、あまり喋れない状況でございます。
年に何回かね、こういう状況に陥るんですけど、
いよいよね、この時期が今年もやってまいりました、という感じですね。
でね、なかなか私毎日温泉配信してるんで、こういう状態になると困るんですけど、
このポッドキャストの方では、こういう状態になった時に私が毎回していることがあります。
それはですね、姉妹番組、ものづくりの視点、これボイシーで配信してますけど、
そっから厳選エピソードをピックアップしてきて、それをそのまま流すっていうですね、
そういうベストセレクション回みたいなやつをやるんですけど、
今日はその回になっております。あまり喋れない状況なんでね。
今回はですね、どういう話をピックアップしてきたかというとですね、
3Dプリンターのお話ですね。
このものづくりのラジオの中でも、3Dプリンターの話って結構してきてますけど、
それ以上に、実はものづくりの視点の方でも、3Dプリンターをご利用しています。
今日は皆さんがですね、3Dプリンターっていいな、欲しくなるなという話を、
4本続けてお送りしたいと思います。
毎回これ違うエピソードを4本並べただけなんで、
同じようなことを毎回言ってるところがあるんですが、
まあ、何度聞いてもいいですから。
とにかくもう3Dプリンター買いましょうよというお話ですね。
それを4本違う視点で聞けますからね。ぜひともお楽しみください。
というわけで、今日のテーマはこちら。
側ポチ不可非、3Dプリンターが欲しくなる話。
今日はですね、最近気になったニュースの記事を紹介します。
それがこちら。
3Dプリンターを夫に送ったら、かなり節約につながった家財修理などで、
実際の活用事例
約21万の費用が浮くという記事でございます。
めちゃくちゃストレートなタイトルですよね。
もうここに全ての内容が詰まっておりますが、
今日はそういう話です。
家庭に3Dプリンターがあると、
めちゃくちゃいいよねというお話です。
3Dプリンターってね、もう生活家電なのよ。
冷蔵庫、家にありますよね。
洗濯機、家にありますよね。
電子レンジ、家にあるじゃない。
3Dプリンター、なぜあなたの家にないんですか。
そういう時代でございます。
3Dプリンターをうまく生活に生かしましょうということですね。
もし、あなたの家に壊れたゴミ箱があったらどう思いますか。
普通は、これ買い替えないといけないなって思いますよね。
でも、3Dプリンターがもし家にあったら、
そこに自分で直すっていう視点を追加することができるんですよ。
しかも、それが簡単に楽しく、
趣味の延長線上でできてしまうとしたら、
そんなハッピーなことなかなかありませんよね。
今日紹介する記事は、
アメリカに住むある夫婦のお話です。
リンクはこのチャプターに貼っておきますけど、
とあるアメリカに住む夫婦の妻がですね、
50歳の夫の誕生日にプレゼントしたのが、
なんと3Dプリンターだったんですね。
価格はだいたい700ドルと書いてあります。
日本円で10万5千円ぐらいですね。
これ家庭用の3Dプリンターの中でも結構高い部類の値段ですよ。
この記事の写真を見る限りは、
バンブーラボというメーカーのP1Sっていう機種をプレゼントしてますね。
ぶっちゃけ1台目にそれっていう、
すごいガチのチョイスだなって思いますけど、
もっと安い定番のラインナップもあるけど、
一発目にP1Sを選ぶっていうのはね、
本当このガチ感が溢れ出てますよね。
このおばさんはね、この事例でただ者ではありませんよ。
で、この夫にプレゼントしたP1Sですね、
3Dプリンターがここからすごい威力を発揮していくんですよ。
最初の活用は、ゴミ箱の蓋のヒンジの部分。
これね、ゴミ箱ヒンジの部分折れて壊れちゃったってなったら、
普通そのゴミ箱を捨てちゃってさ、新しいゴミ箱買いますよね。
ところが旦那さんはですね、せっかく3Dプリンターもらったし、
このゴミ箱を見て、これ3Dプリンターで直せるんじゃない?と思ったわけですよ。
で、思い立った吉日、3D CADでモデリングして、
部品をプリントしてポンとはめ込んでですね、無事に修理完了と。
こういったですね、自分で修理したという経験が、
旦那さんの3Dプリンター生活に火をつけていくんですね。
これを皮切りに旦那さん3Dプリンター道に覚醒しまして、
家のあらゆるもの、掃除機のクリップ、ダイニングテーブルの足、
DIY用のツール等々をどんどん自作していって、
しまいにはハンダゴテのグリップまで自作と。
あとは木材を固定するクランプ装置みたいなものも、
自分で設計して出力してと、
バンバンものづくりをしていくわけですね。
しかしながら、使った材料費っていうのは年間でたった100ドルぐらいです。
そうなんですよね。3Dプリンターってバンバン印刷しても、
意外とそんなにすごい勢いでフィラメントは減っていかないんですよ。
フィラメントっていうのは材料のことね。
程度によりきりではあるんですけど、
一般的なプリンター商法って言われる、
インクカードで稼ぐよっていうビジネスモデルではないんですよ。
普通に3Dプリンターの材料、フィラメント、安いんですね。
だからこのおじさんがバンバン3Dプリンター使ったとしても、
年間で100ドルぐらいの材料費しかかかんなかったんですね。
それでいて、物はいっぱいできるから、
節約できた額っていうのはなんと、1400ドルと。
3Dプリンターがあるだけで、日本円で約21万円の節約になったと、
この記事には書いてあるんですよ。
ただ、本当かっていう部分は正直ありますけどね。
3Dプリンターの購入提案
だいぶどんぶり感情なんじゃないかって感じはしますけど、
ものづくりの世界では、器用対効果のインパクトを出すために、
ちょっと極端なこと言っちゃうっていうのはあるあるなんでね。
これね、ものづくりあるあるでございます。
コストダウン効果を大きく見せるために、
元の方をめっちゃ盛るっていうのを結構しますからね。
あんま大きな声では言えませんが。
この日本円にして21万円っていうのは、その匂いを少し私は感じ取ったんですけど、
まあそれはさておき、本人たちがそう言ってるからそうなんですよ。
3Dプリンターを買うことによって21万円節約になってしまったと。
10万円で買った3Dプリンターで21万円節約したんだから、
これは計算上3Dプリンターを棚でもらって、
さらに10万円ちょっともらえちゃうっていうのと一緒です。
これとんでもないリターンですよね。
もうビットコインもびっくりの投資力ですよ。
3Dプリンターがもしもなかったら、
このご夫婦はいろいろとですね、そういう壊れたものを買い直してたわけですよ。
だからそういうのを捨てなかったっていう意味でも非常にエコでもありますよね。
あと実際こう自分で3Dモデリングしなくても、
欲しいものっていうのは3Dモデルのデータ共有サイトとかで見つけて印刷すれば、
ほぼノータイムで印刷できてしまうんですよ。
代表的なサイトで言ったらシンギュバースとかですね。
そういった共有サイトがあるんですけど、
もう3Dモデル作る必要すらないんですね。3Dプリンターを使うために。
そういうモデルも活用しながら、
こうせかせかとですね、何かものを作っている夫の姿を微笑ましく眺めることで、
夫婦の仲間で作ってしまうというのがこの3Dプリンターの力ですよね。
まさに一家に一台3Dプリンターの時代だと思います。
もうそこまで来ているかもしれません。
っていう話を聞くとほら、ほらもう3Dプリンター欲しくなってきたでしょ。
でもまあね、なかなかさ、急に何の脈絡もなく3Dプリンター買うっていうのは、
なかなかしづらいっていうね。その気持ちは私もわかりますよ。
いやー旦那さんの誕生日遠いしなぁと思っているそこの奥さん、
安心してください。あります。
This is 最高にちょうどいいタイミングがあります。
それが父の日でございますよ。
あなたのお父さんもしくは旦那さんに、
父の日のプレゼントとして3Dプリンターを買ってあげましょうという提案を私からさせていただきます。
いつもお仕事お疲れ様です。
家でももっと頑張ってね。
というメッセージを込めて3Dプリンターを買い与えてください。
あとメッセージカードも入れますよね。参考情報としてですね。
さっき話した21万円節約したフークの話の記事をQRコードにして、
それをカード化したものを一緒に渡しておきましょう。
これを参考にしてくださいということです。
これを使って21万円稼いでねと言って渡せばですね、これもう完璧でございますよ。
しかもあなたは10万円の3Dプリンターをあげる必要はありません。
まず3万円からでいいんですよ。いつも言ってますよね。
おすすめはバンブーラボのA1 Miniという3Dプリンターでございます。
家庭用の3Dプリンターの超定番機種ですね。
これを買っておけばまあ間違いないですから。
このA1 Miniという3Dプリンターが3Dプリンター業界の市場価格を破壊したと言っても過言ではない。
それぐらいの名機になっております。
良い意味で価格と性能が全然釣り合ってない。
もうコスパのバグが起こっている機種です。
いつも言ってますけども、3Dプリンター3万円で買えるって実質ただです。
無料で街中で配ってるレッドブルと一緒ですよ。
そんなのはもらっちゃってください。
欲しいけど3万円か買うかどうか迷っている人がいたら、迷っている時間分損してますから。
迷うのは良いですよ。迷うのはやってください。しょうがないです。
迷うのはいつでもできるので、とりあえず買ってから買うかどうか迷ってください。
3Dプリンター使いながら、3Dプリンターどうしよう買おうかなって悩めばいいんですよ。
行動で思考を置き去りにしてください。
皆さんちょっと勘違いしてるんですけど、3Dプリンターっていうのは脳で考えて買うんじゃないんですよ。
3Dプリンターっていうのは脊椎で買うものなんですよ。
脊椎反射で買っちゃってください。
判断のためにわざわざ脳を通す必要ないですから。
思考を置き去りにしましょう。
もう一回言いますね。大事なことなんで。
3Dプリンターっていうのは脊椎で買ってください。
私も脊椎で3Dプリンター買ってますから、現時点で見組み立てとか故障の機種も含めて、
今6台の3Dプリンターがお家にあります。
1台増えたんですね。実は最近。
まあこれは色々と事情があってですね。
買ったわけじゃなくて3Dプリンターメーカーさんから提供を受けたものなんですけどね。
はい、今3Dプリンターいただきましたけどもありがとうございます。
3Dプリンターなんていくらってもいいですからね。
っていうことなんですよ。
まあぶっちゃけ5台とか6台のレベルになってくると、
1台増えたところでそんなに生産性変わらないんですけど、
1台あるかないかのそのゼロイチは本当に無限の差なんですよ。
形を生み出せる環境が家にあるかっていうのは本当に大切だし、
3Dプリンターの魅力
日常生活の中に自分で作るという視点を追加できるっていうのは、
それこそ3Dプリンターの価格以上の価値があります。
ものづくりの視点を持てるということなんですよ。
だから私は常々3Dプリンターを激推ししているんですね。
そろそろバンブーラボさんから何かお話があってもいいんじゃないかと思うぐらいに、
私の話でA1ミニ売ってますよ。
ステマとかでもなんでもないからね。
ただこれいいぞと宣伝してるだけです。
ちなみに私に3Dプリンターを提供してくださっているメーカーさんは、
プルサリサーチっていうメーカーさんでして、
私が激推しているバンブーラボとはまた別のメーカーですからね。
提供をいただいているのに他のメーカーの3Dプリンターを激推ししてるっていうですね、
ちょっとわけわかんないことをやってるんですけど、
やっぱコストパフォーマンスね。
3万円であのクオリティっていうのはなかなか、
他の追随を許してないなってところはぶっちゃけありますからね。
ちょっと余談ですけど、最近だと最安値で8000円ぐらいの3Dプリンター出てます。
その3Dプリンター界隈ではすごく話題になってますけど、
めっちゃちっちゃいね、ちょっとチャッチな作りの3Dプリンターなんですけど、
8000円で買えちゃうんですよ。
そういう激安機は1個目の3Dプリンターとしては正直お勧めはできませんけどね。
3万円ぐらいは出した方がいいんじゃないかなと思います。
皆さんも3Dプリンターある生活してみましょう。
本当にいいもんですよ。
いやー3Dプリンターそんな押されても私物作りしたことないからーとか、
3Dモデル作ったことないからーっていう人こそ、
3Dプリンターに触れてほしいですね。
確かにちょっと小難しい部分ありますけど、
基本的には説明書読めば誰でも使えるものです。
本当家電と一緒ですよ。
専門家じゃなければ使いこなせないというものでは全然ありません。
もちろん難しいことやろうとしたら無限にできますけど、
ライトに使うのであればですね、全然基本的な説明書読めばできちゃいます。
誰でもできます。
これってね、ちょっと抽象化すると例えば、
最近のAIとかと全く一緒なのよ。
今は誰もがね、生成AIって使ってますけど、
じゃあユーザーはAIの専門家かってたら全然そんなことないじゃないですか。
サービスとして誰もが使えるような形になって、
その技術の恩恵を受けることができるようになってますよね。
これ3Dプリンターであってもしかりなんですよね。
ものづくりする人たちだけじゃなくて、
あらゆる人が使えるようになってますし、
実際に使い始めてます。
いやでも3Dモデルを作るのって専門的なツールとかないとできないんじゃないの?
と思うかもしれないんですけど、
そもそも今は3Dモデルを自分で作る必要もなくて、
さっきも言ったけどね、共有サイトというものがあるんですよ。
だからどっかの誰かが考えた3Dモデルを共有してくれるサービスがありますから、
そういうところから今の自分の困りごとに合ってるデータをもらってきて、
それを印刷すればいいんです。
これめちゃくちゃ面白いですよね。
どこかの誰かが考えた形が、
その瞬間自分の手元に現れると。
いいじゃないですか。
言葉も伝わらないと。
違う文化を生きた人間がこの形いいんじゃないかと考えて作った形に、
実際に触れて間接的ではあるものの、
誰かと言葉ではない形を使ったコミュニケーションというのが取れるわけですよ。
素敵やんって思いません?
この人こういうこと考えてこういう形にしたんだろうなーって思いを馳せるだけで、
もう白飯3杯食えますよ。
最近白飯高いんで食えませんけど。
とにかく誰でも使えるというお話です。
弁当3Dの紹介
逆に技術者だからこそ勘違いしてるよっていう場合もあるんですよ。
これも結構Xのポスト見て確かにそうだなって思ったことなんだけど、
時代を先取りして3Dプリンターに触れたことがある人ほど、
3Dプリンター自体を過小評価しているっていう話があるんですよ。
3Dプリンターの性能ってさ、進化すさまじくて、
ここ数年でやっぱ一気にクオリティ上がってきてるんですね。
逆に例えば5年前とか10年前とか、
今ほど家庭用の3Dプリンターっていうのが世界に出てくる前に3Dプリンター触ったことがある人って、
だいたい3Dプリンターのクオリティってこんなもんかーっていう感覚が先入観でついちゃって、
そっから常識更新されてないみたいなパターン結構あるんですよ。
いやーあのクオリティだったら家にいらんなーとかね、思っちゃったりするんですね。
めっちゃ印刷荒いし、遅いし、うるさいし、失敗するし、みたいな。
あの時代のものであれば確かに私も家にはいらんなと思います。
でも今は違うんですよ。
技術者の方ほど価値観をブラッシュアップしていかないといけないなと思いますね。
この生成AIの文脈でも同じ話であってさ、
ZGPT 3.5とか3の時代、本当で初めの時代に無料版でちょこっと触ってみて、
ああまあ生成AIってすごいな文章できるんだ、でもこんなもんかー、
じゃあ使わなくていいかー、みたいなところで価値観止まっちゃってるみたいなね。
そういう方も結構参見されるんですよ。
だからやっぱ常に新しい技術、最新技術に触れて価値観をブラッシュアップしていくっていうことがね、
大事だと思います。
変に先取りしすぎて、知っているつもりになってしまうっていうのもね、結構怖い視点なんですよね。
だからこそもう積追で買ってどんどん新しい技術に触れていきましょう。
3Dプリンターはですね、あなたの生活を豊かにしてくれるはずですよ。
ふーん、最近人手不足だし、ロボット使った自動化設備、うちもそろそろ。
と、お考えのそこのあなた。
そんな時はフレアオリジナルにお任せ。
産業用ロボットを使った自動化設備を一気通貫で設計製造、
組み立て、溶接、物流、建材、食品、医療にパレタイズ。
ロボット使った設備なら何でもお任せ喜んで。
詳しくはポッドキャストの概要欄からどうぞ。
ものづくりの未来
ロボティクスは未来を切り開く。株式会社フレアオリジナル。
今日はですね、最近見つけた面白いウェブサービスを紹介します。
皆さん、仕切りの付いた箱って使いますか?
小さいおもちゃとか、パーツを収納したり、
あと製造業関係の人だったらね、ネジとか細かく分けて収納する。
そういう仕切りの付いた箱、ツールボックスってあるじゃないですか。
これを10秒ぐらいで自由に設計できてしまうっていうね、
ウェブサービスのベータ版っていうのが公開されてまして、
これがね、なかなか面白いサービスなんで、
今日はこれを紹介したいと思います。
今日紹介するのはですね、弁当3Dというサービスでございます。
たぶん弁当箱みたいなのを作れるから弁当3Dだと思うんですけど、
ウェブサイトのリンクはこのチャプターに貼っておきます。
これ何ができるかっていうと、箱を作ることができるサービスです。
どんな箱かって言ったらね、冒頭で言ったように、
部品を細かく収納できるような仕切りの付いた箱っていうのを作ることができるんですよ。
これがブラウザで動かせて、箱の高さと奥行き幅っていうのを自分で決めて、
あと仕切りの数とかサイズっていうのも自由に決めれます。
そして極めつけはそうやって決めて、できた箱の3Dモデルっていうのをダウンロードできるんですね。
それがSTLっていうね、3Dプリンターでそのまま印刷できちゃう形式で出てくるんですよ。
だから実際この箱を作る時間っていうのは、本当に10秒程度で数値入力してパパパパってできちゃうんですね。
あとはもう3Dプリンターがあれば、あっという間に収納ボックスの出来上がりです。
いやこれ、このサイズの箱欲しかったんだよっていう、痒いところに手が届くサービスなんですよ。
本当にこれ1週間前ぐらいに私はSNSで発見して、
何これめっちゃ良さそうと思ってすぐ使ったんですけど、めっちゃいいですね。
ただちょっとベータ版なんでバグっていうか、作るサイズですね。
箱の高さが21ミリ以下とかになるとちょっとモデルがバグっちゃうっていうのがあるんですけど、
それでもCADすら使わずに自分が欲しい形を自分で指定して作れるっていうのはね、
素晴らしいサービスだなと思いました。
本当に誰でもこれすぐ触れます。別にアカウント登録しなくても、
ここにアクセスすればすぐ箱作り体験できちゃうんで、ぜひともリンクから飛んで触ってみてください。
ただ3Dプリンターないとね、箱の形作るだけになっちゃうんですけど、
それでもこんな簡単に形作れるんだっていうのは、いい体験になると思います。
私はせっかくなんで、このサービスを使って前々から地味に作りたいなって思ったものを作ってみました。
私が作ったものの写真を張っておきますけど、電気回路でよく使う抵抗ってやつね。
この抵抗を収納する箱がなくて、地味にずっと困ってたんですよ。
別に自分でモデリングすればいいんだけどさ、それもめんどくさいし、
別にわざわざ自分でモデリングするほどじゃないかなっていう微妙な優先度でね。
結局ずっと放置していて、部屋にぶら下がってる袋に抵抗を入れっぱなしだったんだけど、
この弁当3Dを見てですね、これだったら何の工数もかけずにすぐ作るんじゃないかと思って、
昨日パパッと作りました。マジで10秒くらいでモデルを作って、
速攻スライサーソフトにぶち込んで、すぐ3Dプリンターで印刷ポンってかけたんですけどね。
2時間くらいでパパパッと出てきました。
本当は仕切りだけじゃなくて、周りの蓋とかカバーとかも一緒に印刷できるんだけど、
なんか微妙に印刷が難しい部分があって、何度かちょっとトライしたんだけど、
いい感じにできなくて、ちょっと僕の設定が間違ってるのかもしれないんですけど、
とりあえず今回は仕切りだけって感じですね。
この仕切りが欲しかったんで、これだけでいいんですけど、できればちゃんと完成形の箱も作りたいなと思います。
SNSで調べると普通に箱印刷してる人もいるから、
何なんだろうな、なんか設定とか印刷方法がもしかしたら間違ってるのかもしれないですけどね。
箱の蓋の部分が素直に印刷できるような形じゃないので、
みんなどうやって印刷してるんだろうなっていう感じではあるんですけど、
とりあえず箱までは作ろうかなとは思ってます。
ただ欲しかったのは抵抗を入れる仕切りの箱なんで、それはできたんですごくいい感じです。
写真見てくださいよ。
ジャストフィット。
こういうぴったりのサイズの箱をネットとかで探そうと思うと意外と難しいんですね。
それが自分の好き勝手で作れちゃうっていうのはめっちゃいいですね。便利です。
さらにラベルを貼ってみたらそれっぽくなりましたね。
蓋がないんでこれを机から落としたりひっくり返したりしたらもう大惨事なんだけど、
ある意味蓋をするというよりは棚みたいな感じにして横からスッとスライドして、
高さ方向に積んでいけた方がいいのかなとは思うんで、
そこら辺はオリジナルでも設計しようかなと思います。
とにかくこうやってちゃちゃっと形を作って出せちゃうと、
こういうサービスがどんどん増えたら本当に一家に1台3Dプリンターの時代が来てもおかしくないなと思ってしまいますね。
ひとつね、ものづくり的な技術の話を最後にしますけど、
パラメトリックデザインの活用
こういった感じで数字を入力することでとあるものの設計ができるっていう手法をパラメトリックデザインなんて言います。
あらかじめ設定できるパラメーターっていうのを定義しておいて、
入力された数字をもとに整合性を保ったまま形を変えて設計ができるという手法です。
この単純なツールボックスの場合は箱のサイズとか仕切りの数っていうのがパラメーターになっていて、
形状は箱形状で限定されているので、箱の形を保ったままだれでもその箱の中の仕切りとかを設計できるようになっている。
これがパラメーター化されているっていうことです。
もっと専門の機械的なシーンで言ったらね、形は共通で使えるような部品ですね。
フランジとかL字の何かとかね。
そういう汎用的な部品そのものに対して穴の数とかサイズとか、あと軸間距離みたいなものをパラメーターとして持たせておくことで、
同じような部品なんですけどパラメーターを変更することで自分の好きな寸法に設計できてしまう。
そういう部品の設計っていう文脈でもこのパラメトリックデザインっていうのは使われています。
ただそもそもそういうふうにパラメーター設定できるようにモデリングする工数だったり、
何をパラメーターにするのかって決めるのが結構難しくて、めちゃくちゃ活用されてるかって言ったら微妙なんだけど、
それでも機械設計のシーンではこのパラメトリックデザインっていうのは割と注目されてたりもしますし、
機械じゃなくても建築分野でも活用されている考え方です。
こういうふうにパラメーター化すると何がいいかっていうと、まず一つ目は効率化ですよね。
同じような部品を設計するときにいちいち1から設計しなくてもいい。
主要な寸法さえパラメーター化していれば本当にその主要寸法の数字を変えるだけで、
効率的に必要な部品を作り出せる。そういうメリットがあります。
もう一つは設計のノウハウとか知識が深くなくても必要な部品の形を成り立つ形で生み出せる。
そういうメリットもあります。これまさに弁当3Dの例ですよね。
モデリングのノウハウとか全くなくても箱形状の3Dモデルっていうのを誰でも生み出せちゃう。
数字を入れるだけでOKみたいな。言い方を変えると設計の民主化みたいなもんですね。
3Dプリンター自体がものづくりの民主化なわけ。
形を生み出す技術のない人でも形を生み出せるっていうツールだからね。
さっき言ったようにこのパラメトリックデザインっていうのは設計の民主化なんで、
形を作るノウハウのない人でも簡単に自分の必要な形っていうのを作れます。
だからこの3Dプリンターとパラメトリックデザインですよね。
これを掛け合わせちゃったらもうやばいですね。
人類総ものづくり時代が来ちゃうんじゃないかっていうぐらいですね。
ものづくりそのものの民主化っていうのは進むんじゃないかなと思います。
ジジョグとコクリハブの紹介
だからこういうの非常に期待ができる分野だなって思いますね。
皆さんはジジョグという言葉を知っていますか。
自分を助ける道具って書いてジジョグって読むんですけど、
これ何かって言えば、障害や病気などによる麻痺とか、
過励による身体機能の低下などを原因として、
動作が困難な人っていうのを助けるための道具とか装置のことです。
これをジジョグって言います。
身体が不自由な人の自立を助けて、可能な限り自分で行動したりとか、
日常動作を行えるようにすると。
そのために作られた工夫された道具というものがジジョグなんですけども、
世の中にはいろんな種類のジジョグがあるらしいんですけど、
こういう道具を3Dプリンターで作ろうという取り組みをしている人たちがいます。
最近こういうジジョグに関して、面白いサービスっていうのがあったんで、
それをちょっと紹介したいと思います。
今日紹介するサービスは、コクリハブというプラットフォームです。
これは冒頭で言ったような、ジジョグの3Dモデルを共有するっていうプラットフォームなんですよ。
約200種類以上のジジョグのモデルっていうのが掲載されて、
誰でもそのモデルを無料でダウンロードできるんで、
3Dプリンターさえあれば、ジジョグっていうのを安価で入手することができちゃうんですね。
別に障害がある人だけじゃなくて、我々が普通に日常動作をする上で、
これあったら便利だなっていうものも結構いっぱいジジョグとしてあるんで、
日常生活を便利にするっていう意味でも、そういうのを印刷するっていうのもありだと思います。
さらには、3Dプリンターの知識がないっていう人も、
3Dプリンターでジジョグを作れるようにサポートするコンテンツっていうのが結構あって、
コラボレーターといって、3Dプリンターを使える人や使える場所、
教えてくれる人っていうのは、拠点登録っていうのをしていて、
それが検索できるようになってるんですよ。
例えば、ジジョグ作りたいんだけど、何にも使えないので、
ジジョグ作りたいんだけど、何にも知識ないやって人でも、
それで調べて、もしも住んでる家の近くにコラボレーターっていう人がいたら、
連絡を取れば、3Dプリンターでジジョグを作る協力をしてもらえたりとか、
そういう3Dプリンターの知識を教えてもらえたりとか、
そういうことができるプラットフォームなんですよ。
この発想がめちゃくちゃ面白いなと思って、私も即刻コラボレーターとして登録しました。
個人、法人に関わらず登録できるらしいんで、
私の今しゃべってる書斎も、一応ジジョグを作る拠点として登録されております。
私の場合、これ自宅なんで、そんな細かい住所までは入れてないんですけど、
もしもメールいただければ、こういうものを作れますよ、対応したりとか、
3Dプリンターを教えるっていうこともできますよっていうことが書いてあるんですね。
あと、面白いのが、共有されているモデルの中にパラメトリックモデルっていうのがあって、
寸法を自分用に調整することができるっていう3Dモデルがあるんですよ。
これタイムリーなんだけど、ちょうど2日前ぐらいにこのパラメトリックデザインっていうことについて、
ちらっとしゃべってます。
まずは聞いてない人は、シャープ258。
10秒でツールボックスが作れるウェブサービスが面白いっていう話をしてるんで、
そこをぜひとも聞いてみてください。
こういう自分でサイズを変えられるパラメトリックモデルっていうのがたくさん用意されてるっていうのも、
人の動作を助けるための持続ならではですよね。
人それぞれ、やっぱり色々体の部位の大きさって違いますからね。
このコクリハブのプラットフォームのリンク貼っておくので、ぜひとも見てみてください。
この話、過去に何度もしてるんですけど、
3Dデータ共有の重要性
この3Dデータの共有って、本当に革命だと思うんですよ。
私が3Dプリンター好きなのも、このデータの共有っていうのはできるようになったっていう部分が大きくてさ、
3Dプリンターって、めちゃくちゃ簡単に物の形を生み出すことができる機械なのね。
それこそ、モデルのデータさえあれば、ほぼほぼ知識なくても形を生み出すことができます。
そしてその3Dプリンターが安くなって、今では誰でも入手できる価格になったんですよ。
だから多くの人が、データだけで物の形を生み出すことができるよっていう環境を手に入れたわけです。
そうなると、何が起こるかって言えば、3Dデータの共有ですよね。
それまではね、3Dデータなんていうものは、専門家が持っていて初めて意味があるデータで、
別に素人が持っていたところでっていう話だったんですけど、
それがですね、3Dプリンターが出てきたことによって、全然意味がガラッと変わってしまったんです。
モデルがあれば、それだけで形を生み出せるわけですから、もちろんそういう共有が進むわけですよ。
いろいろな人が3Dモデルっていうのを使うようになるわけです。
もっと広い視点で捉えるんだったら、我々はインターネットを通じて、形っていうものをシェアできるようになったわけです。
データじゃないんですね。データを共有してるんだけど、実際に共有しているものは物理的な形なんです。
これをインターネットでシェアしてるの。すごくない?この構図。
どこかの誰かが作って考えた形っていうのが、すぐ手元で再現することができるわけ。
だから例えばね、私の本当に地球の裏側にいる人がこういう形を言えるんだなって考えたものが、次の日には私のデスクの上に乗ってる可能性だってあるわけ。
デジタルとリアルっていうのが、3Dプリンターをハブとして繋がっているわけですよね。
これはね、本当にものづくりの革命だと思ってますし、
今実際その世界に入り浸ってますけどね、これはたまらんですよ。
そしてまだまだ伸びていくというか、価値を出していく分野だなと思います。
もともとはやっぱりすごくギークな人たちが集まって始まった取り組みなんだけど、
だんだんと技術的にも広がって、参入するためのノウハウ的な障壁も値段的な障壁も下がってですね、
その価値っていうのも世間に認められ始めていて、今回国立ハブみたいに社会課題に取り組むような3D共有プラットフォームっていうのもできてるんですから、
これすごいですよね。こういう文脈でもっとサービスが進むと、
ものづくりの世界っていうのがどんどん広がって変わっていくのかなと期待している最中でございます。
実際にすでに世の中に3Dモデルを共有しましょうっていうサービスっていくつもあるのね。
今日はすぐ使えて見てるだけでも面白いなっていうサイトを一つ紹介します。
シンギバースっていうサイトです。
これは日本のサイトではないんだけど、一番そういう3Dモデルの共有サイトでは大きいサイトかな。
便利なものから面白いものまであらゆる3Dモデルをこのサイトで入手することができるんですよ。
3Dプリンター買ってもすぐ使わなくなっちゃうかもともし心配してる人がいるとしたら、
そのサイトを見たらその心配を吹き飛びます。
一生かかっても印刷しきれないデータがそこにあるんで、
世界の3Dプリンター大好きな人たちがあなたを飽きさせることはないですね。
本当にこれでもかっていうぐらいにいろんなものがたくさんあります。
気になったものとか評価の高いものをバンバンと印刷してたら、
本当にものづくりの視点が広がりまくりですよ。
このサイトの他に3Dプリンターメーカーが運営しているサイトとかコミュニティーっていうのもあって、
そっちも同じように面白いです。
ギークではあるけどかなり熱量が高く盛り上がっているっていう分野ですね。
実際、製造業でも同じような取り組み増えないかなとはずっと思っています。
設計データであったりとか、部品の加工データであったりとか、
実際に機械で使うようなものだって、
共有できるものっていうのはたくさんあると思うんですよ。
趣味ではないので、技術情報となるとなかなか共有するのが難しいっていう部分もあるんですけど、
この3Dプリンター界隈で学んで、
製造業でも同じような抽象化した面白いサービスってできないのかなって考えちゃいますよね。
シェアとか共有って非常に大きな価値を生み出すと思います。
それこそITの分野なんて、
そうやって一つのものをみんなで育てて大きくしていくっていうオープンソースの考え方がすごく強くあるんで、
機械の分野とかものづくりの分野って、なかなかそれが進んでいかないっていう現状があると思います。
ここを切り崩すのが、3Dプリンターを代表するデジタル工作機械って呼ばれるものだと思うんですよね。
皆さんもぜひ、形を共有するっていう視点を体験するなり、
iPadと3Dモデリングの出会い
3Dプリンター持ってない方でもその世界を覗いてみるなりってことはできるんでね、してみてください。
そこに新しいものづくりの視点があるかもしれませんよ。
いきなりですが、皆さんiPadって使ってますか?
私はiPadの大ファンでして、もう生活はこれがないと始まらないですよ。
私が行っているすべての発信活動は、基本的にiPadでできることを中心として組み立ててます。
ただ、唯一完結できないことがあったんですよ。
それが何かって言ったら、ものづくりです。
特に3Dプリンターを使ったものづくりって、形を出力しようと思ったら必ずパソコンが必要だったんです。
が、最近これが覆ったんですよ。
私の中で一つ産業革命が起こったんです。
今日はその話をしたいと思います。
それでは早速いきましょう。
まず前置きとしてですけど、私とiPadのお話ね。
私は基本的に発信に関わるすべての作業はiPadで行ってます。
ブログの執筆とか、ブログSNS投稿用の冊子絵を作るのもそうだし、その他もろもろiPadに集約してるんですね。
なので必ずどこ行くにもiPadっていうのを携帯してます。
これはもうブログ始めてから5年間ずっとiPadを持って歩いてますよ。
時間があったらiPadパッと開いて作業するっていう感じです。
というのも私電車通勤だったので、今も電車通勤なんですけど、電車の席に座ってるときにやっぱり作業したいんですよ。
インプット、読書とかもいいんですけど、空き時間使って作業して、ちょっとでも発信の作り込みをしたいなと思ったので、iPadでできることに集約しようかなと思って。
そういう感じで発信のスタイルっていうのもいろいろと変えてきました。
その発信だけじゃなくて、ものづくりに関してもそうで、特に私がiPadの中で重宝しているのが、Shepar3Dっていうアプリなんですよ。
これ何かっていうと、3D CADアプリなんです。iPad用のね。
3Dモデルを製作して、形の設計ができますよっていうアプリなんです。
これ結構斬新なアプリで、タッチ操作を主体とした3D CADなんで、かなり直感的に3Dモデリングができるんです。
設計者の中でも多分使い心地賛否あると思うんですけど、私はこれ結構肌に合って大好きなんですよ。
なんでもうカレコレずっと使ってます。
ほんと手で触りながら、まるで粘土をこねるかのように直感的に形を作っていけるんです。
しかもiPadですごいサクサク動くの。
なんで電車とかで空いた時間で3Dモデリングできちゃうと。
肌から見たらかっこいいですよ。
なんかあのサラリーマン、iPadで難しいことやってるみたいなね。
周りの人がそう思ってるかわかんないですけど、私今クリエイティブなことやってますけど、感を電車の中でも出せるんですね。
それはどうでもいいんですけど、空いた時間に設計できちゃうわけよ。
このアプリがあまりにもいいから、ブログとかでよく紹介してたんですけど、
そのおかげで一時期はシェパー3Dの公式アンバサダーも務めさせていただいておりました。
今はもう日本の代理店がなくなっちゃったんで、アンバサダーも終わっちゃったんですけど、今でもかなり使ってますね。
ちなみに私が今設計しているおもちゃの旋盤っていう子供向けの工作機械も全てこのシェパー3Dを使ってiPadだけで設計してます。
だからあれ全部iPad設計なんですよ。なかなかすごいでしょ。
このチャプターにどんな感じの画面なのか貼っておきますね。
ただやっぱり一つ問題があって、iPadで形は作れるんですけど、3Dプリンターを動かすってことができなかったんですよ。
EasyPrintの革新
それは別のPCにデータを送って、そのPCの中のソフトウェアを使って3Dプリンターを動かすプログラムっていうのを作る必要があったんです。
だからその部分だけシームレスじゃないなと思ってたんですけど、最近これがひっくり返ったんですね。
それが何かと言ったら、プルサリサーチという3Dプリンターメーカーが出した、EasyPrintという機能です。
そのEasyPrintなんぞっていう話なんですけど、それはですね、Webブラウザーで動くスライサーソフトなんですよ。
っていうのだけ聞いてもわけわかんないと思う人も多いと思うんで、ざっくり説明すると。
まず3Dプリンターを動かすためにはスライサーソフトってやつが必要なんです。
これは3Dプリンターを動作させるプログラムを作ってくれるソフトなんですけど、その名の通りですね。
印刷したい3Dの形状を一層一層スライスして、どういうふうに積層していきますかみたいなのを計算してくれて、
3Dプリンターを動かすためのGコードっていうプログラムを書き出してくれるソフトなんですね。
それは3Dプリンターを動かすのに必ず必要なんですけど、そのスライサーソフトっていうのは基本的にPC用のソフトウェアなんで、
必ずパソコンにインストールする必要があるんですよ。
だからパソコンがないと3Dプリンターのプログラムって作れなかったんです。
が、最近Pulsarっていうメーカーが発表したEasyPrintっていうサービスだと、そのスライサーソフトっていうのがウェブブラウザーで動くんです。
例えばGoogle ChromeとかEdgeとかSawariとかFirefoxとか、そういうブラウザ上で動いちゃうんですよね。
つまりインターネットだけ繋がってるや、どっからでも3Dプリンターのプログラム作れちゃうよと、そういうことなんですよ。
さらにPulsarの3DプリンターでWi-Fi繋がるモデルであれば、そのスライサーソフト経由でそのまま自宅の3Dプリンターに印刷データを送れちゃうわけ。
つまりiPadのShepa3Dでこんな形がいいかなって形をこねこねして作ったもの、これをブラウザー経由でスライスして3Dプリンターに送っちゃえば、
3Dプリンターが勝手に動いて形が出てくるってわけです。これすごいよね。
だってさ、紙の印刷だってスマホ経由で俺印刷するぜっていう感じでやったら、おーやるやん、使いこなしてるやんってちょっとならないですか。
これはもうねそういう次元ですらないですよ。iPad一つあれば形が出力できてしまう時代が来るやもしれないということです。
そんな可能性があるんですね。来るやもしれないと言ったのは、このPulsarのEasy Printっていう今説明したサービス、まだ正式リリースされてないんですよ。
ベータ版なんですね。まだ限られた人しか使えなくて、全員に、世界に提供されてるわけじゃないです。
私は運良くその限られた人に入れてもらえているんで使えるんですけど、今後本当に正式リリースしたらまた一つものづくりの常識が変わるかもしれません。
そんな可能性を秘めたサービスなんです。ということで、実は昨日早速試したんですよ。
このチャプターに写真貼ってありますけど、これ何の写真かって言ったら、電車内でモデリングをしている私の膝の上の写真です。
昨日仕事から帰りに電車の中でiPadでモデリングしました。
そしてそのデータをですね、今説明したEasyPrintの機能を使って3Dプリンターのプログラムにして、そのままデータを送ってみたんです。電車の中から。
だから電車の中で考えた形状が、家に帰ったら完成してますよってことですよ。これすごくない?
じゃあ実際試してみてどうだったかっていうと、結論から言えば当たり前ですけど普通に成功しました。
ちゃんと家に帰ったら形が出来上がってましたよ。その写真も載っておきますけど。
すごいシンプルな形ですけどね。部品置き用のトレイを作りました。
最近ちょうどいろんなものを分解組み立てする機会が多かったんで、ネジとかを一時的に置いておくトレイ欲しいなと思ってたんで、それを作ったんです。
欲しいなって思って電車の中で考えた形が家に帰ったらもう出来てると。
これ本当にすごいことですよ。これをずっとやりたかったの。
いちいちパソコンを経由しないと形が出来ないっていうのが結構この一手間めんどくさいなと思ってたんです。
本当にすごいよ。今のところブラウザベースで動くスライサーってプルーサしかやってないと思うけど、
これが流行れば他の3Dプリンターメーカーも追随すると思います。
言うほど外で作業するか、外からデータを送る必要があるかっていう話もあるんですけど、私は結構やります。
この部品だけ何とか時間内に作れないかなみたいな。
家に着いた時点であるとその後作業できるから便利だなっていうのは割とあって、これやりたかったことではあるんですよ。
あと家で作業するにしても作業のメインがやっぱりiPadでやってるから、
いちいちパソコンに移動したくないなって思う気持ちがあったので、その一手間が省けるだけでもすごい効率いいんですよ。
だからこれは早く正式リリースして世間を賑わしてほしいなって思いますね。
あともっと言うと、今iPad中心に話しましたけど、もうそうじゃなくてもいいんですね。
スマホだけで片手で形が作れる時代が来るかもしれないです。
最近は生成AIを使った3Dモデルの生成なんてのも盛んですし、
スマホで簡単に使える3Dモデリングソフトがもっと出てくれば、かなりこのEasyPrintっていうサービスとシナジーあると思います。
もうすでにウェブブラウザーで動く3D CADソフトってあるんですよ。
Tinkercadっていうサービスなんですけど、あまりガチガチに機械を設計するっていうものではなくて、
教育用途というか、小学校とか中学生だとちょっとあれかもしれないけど、
小学生ぐらいだと一番遊べるようなCADで、積み木を組み合わせていくみたいな感じで3Dモデリングができるんですよ。
そのTinkercadは別にスマホから使えるし、3Dモデルも出力できてしまうので、
これEasyPrintと組み合わせたら、もうね、スマホだけで形できます。
だから例えば、子供向けのワークショップとかで、
はいみなさんじゃあお手持ちのスマホだけで、今そのスマホの中で作った形が現実に出力できますよみたいな、
そういうワークショップだって簡単にできてしまうわけですよ。
これ結構ね、インパクト大きいと思います。
昨年私もね、3Dプリンターを使った子供向けのワークショップとかやりましたけど、
ものづくりの未来
あれ結構ネックになるのがパソコンを用意することなんですよ。
CADソフトを使うパソコンを準備するっていうので、
やっぱノートパソコンの台数で参加できる子供の人数限られちゃったりとかしたので、
子供が持ってるスマホとかお父さんお母さんのスマホだけで、こう3Dモデリングできて、
そこからそのまま3Dプリンターを動かせちゃいますよみたいな感じだったら、
よりインパクトがある経験になるなと思いますね。
結構ね、これがリリースされたら1回そういうワークショップをやってもいいかなと思いました。
スマホの画面ってちっちゃいから作業はしにくいと思うんですけど、
普段自分が使っているツールをそのままいろいろいじったら、
現実の形がどっかから出てくるみたいな、これドラえもんの世界ですよね。
と私は思っているんですよ。
なかなかね、3Dプリンターを普段使っている人じゃないと、
この感動をもしかしたら伝わらないかもしれないんですけど、
IoTとかAIの発展によってやっぱり、ものづくりの形ってどんどん変わってるなと思います。
ものづくりの民主化の話、結構私するんですけど、
どんどんどんどん民主化されていると、それを加速させる一つとして、
やっぱりウェブブラウザーで動くスライサーソフトってでかいと思うんですよね。
なんで早く正式版リリースしてですね、話題になってほしいなというサービスの一つでございました。
というわけでありがとうございました。
3Dプリンターの購入と幸せ
4本並べたらね、意外と番組的には長くなっちゃったなって感じですけど、
どうですか?3Dプリンター欲しくなってきたんじゃないですか?
番組の中でも語ってますけども、
3Dプリンターっていうのは脳で購入するものではなくて、脊椎で購入するものなんですね。
その理論に従って言えば、今回4本皆さんにエピソードをお届けしたんで、
4回購入してるはずなんですよ。
だから、2、3日後かな?
1週間かかるかもしれないんですけど、4台分の3Dプリンターがですね、
皆さんの脳とは関係なく届くはずなんです。脊椎で行動してればね。
3Dプリンターの数と人生の幸せとって比例すると思うので、
皆さんはですね、今までの人生、ここから4倍幸せになると思うんで、楽しみにしておいてくださいね。
というわけで、今回はここまでとさせていただきます。
すみません、ちょっとね、コメントとかお便り結構いただいております。ありがたいことに。
ただちょっとね、こんな声なんで今日は返せないんで、また次回以降にですね、返信させていただきますんで、
お便り、コメントいただいた方は少々お待ちください。
というわけで、私は支部長技術研究所という技術ブログを運営しています。
周知更新を目標に更新してますので、そちらもぜひ覗いてみてください。
また、Xを毎日役立つ技術情報の発信を行っております。
朝7時20分、夕方18時20分に必ず投稿しておりますので、そちらもチェック、よかったらフォローしていただけると嬉しいです。
また、ものづくりの視点というボイシリーズの音声配信やってます。
今日配信したのがね、まさにものづくりの視点ですね。
あまりものづくりの話ししないことも多いんですけど、
こっちはゆるーく10分ぐらいで聞ける話と言いながら、毎日大体20分ぐらいは喋ってるという感じです。
こちらはですね、毎日配信してます。
もしもね、お時間ある方は気になるエピソードだけピックアップしてもいいんで聞いていただければなと思います。
そして、このものづくりのラジオ、いいなぁと思っていただけたらですね、
番組のフォロー、また各ポッドキャスト、アプリにて評価の方もよろしくお願いします。
めっちゃ肌が詰まってきたなぁ。
特にね、評価の方ですね、★5評価いただけると私のテンションとモチベーション爆上がりしますんで、
2秒でできるね、応援でございますんで、ぜひぜひよろしくお願いします。
あとね、ポッドキャストの総フォロワーの方もね、もうすぐ1000人超えそうなんで、
もしも私の番組フォローしてないよっていう方がいたらですね、フォローしていただけるとありがたいです。
というわけで、今回はここまで。
以上、渋長でした。ではでは。
54:06

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