それでは早速いきましょう。
私はですね、ものづくりのラジオと、あと兄弟番組でボイシーのものづくりの視点っていう2つの番組やってますけど、
普段からですね、ものづくり、ものづくりとしつこく口にしておりまして、
ものづくりって言いすぎてややゲスタルト崩壊気味ではあるんですけど、
今日はこのものづくりっていう言葉、一体これ何なんだろうということを考えていきたいと思います。
これは決して哲学的な話ではなくて、言葉の定義としてのものづくりの話です。
ものづくりって言うとさ、漠然とものを作ること全般っていう感じがするんだけど、
実際にはどういう定義なんだろう、どういう使われ方をしてるんだろうと、
そういうことを調べる機会ってあまりないと思うんですよ。
東大元暮らしとはこのことで、これだけものづくりについて語ってきているラジオですけど、
ものづくりという言葉自体を掘り下げたことあまりないので、
今回はですね、このものづくり系ポッドキャストの日を機会として、
このものづくりという言葉についてしっかりと振り返っていこうと思います。
今回皆さんもね、ものづくりという言葉を私と一緒に勉強していきましょう。
さてさて早速ですが、まずものづくりとは何か。
これをまず辞書で調べてみると、こう出てきます。
ものづくりとは、ものを作ること。
特に熟練した技術者が極めて細かく巧みなものを作ること。
古正月の行事で農作の飾りを作ること、田や畑を作ること、耕作。
この耕作は耕す方の耕作ですね。
これが辞書によるものづくりの意味です。
厳密にはものづくりっていう言葉なんですけど、
すごく広い意味では、田や畑を作るっていう、つまりは農業もものづくりに入るんですね。
ただ一般的にはものづくりという言葉は、製造業やそこで使われる技術とか、
そのものを作り出す人々の行為のことを指しています。
特に単純作業での製造ではなくて、
職人とか技能者の手作業による高度な製造、こういうものを表現して用いられることが多いです。
伝統工芸とかもまたしっかりですね。
あれももうザ・日本のものづくりっていう感じするじゃないですか。
これが一般的なものづくり、ものづくりという言葉です。
ただこれは古い定義というか、古い定義というか本来の定義で、
言葉の意味っていうのはどんどん更新されていきますから、
我々が普段使っているものづくりという言葉は、実はこの文脈のものづくりではないんですよ。
意外なことにですね、ものづくりという言葉が盛んに使われ始めたのは比較的最近でして、
これね、1990年の後半ぐらいから積極的に使われるようになったんですね。
私が1989年生まれなんで、私が生まれた当初はまだものづくり、ものづくりなんてあまり言われてなかったんですよ。
これ驚きですよね。
突然、1990年後半からものづくりという言葉が流行り始めた、言われるようになり始めたんです。
これね、別に流行語大賞になったわけでもないし、
何か偶然的なきっかけで流行り始めたかと言われたら、実はノーでして、
あえて、意図してこの表現というのが使われるようになったんです。
これはですね、日本の製造業を再定義、つまりリブランディングするためにものづくりという言葉を利用し始めたんですよ。
ここからですね、その歴史について簡単に追っていきますが、
1980年代以降、バブル真っ只中ですよね。
日本の製造業すごく伸びていって勢いのある時代です。
ただこの時代、色々と変化が起こりまして、すごく豊かになったことで、日本の製造業では海外への移転みたいなことが起こります。
単純な製造の作業の拠点っていうのは、国内から中国などの海外に移って、
ITブームとか、在宅っていうのが流行るんですよ。
いわゆるホワイトカラーと呼ばれる人たちがすごく増えて、憧れの的だったんですね。
その反動で、日本の製造業の現場っていうもの、つまり産経に代表されるような、きつい汚い危険と、
そういう工場で油にまみれる作業っていうのは、ネガティブな印象っていうのがすごいついていったんです。
だんだんとですね、憧れとは正反対の存在に製造業っていうのがなっていくんですよ。
一方で1990年代後半から、自動車産業を筆頭に、日本の製造業っていうのはさらに躍進していきます。
ただ、その製造業という言葉に染み付いた、きつい汚い危険というですね、ネガティブなイメージがどうしても払拭しきれずに、
その業界をすごく伸ばしたくても、なかなか優秀な人が集まらないと。
先入観で製造業イコール油まみれになるみたいな、そういうイメージが先行して、一言で言えばあまり人気が出ないんですね。
そこで日本では製造業っていうのが、集約型の単純労働、いわゆるライン作業でずっと作り続けるよみたいなものではなくて、
より高度で精神性の高い技術活動である、これが製造業であるというイメージを何とか持ってもらおうということで、
製造業のイメージをポジティブに作り変えるという意味で、そのリブランディングのために製造業ではなくですね、ものづくりという表現を使って、
日本はものづくり大国なんだと、これが強くてこれが誇れるものなんだということで、国民の意識を変えようとしたんですね。
現在の日本の製造業の繁栄っていうのは、日本の伝統文化っていうのが源になっているという考え方があります。
だからね、ものづくりという言葉の意味合いとしては、日本における製造業の歴史性を強調する意図があるんですよ。
だから日本の製造業っていうのは海外から入ってきた技術を発展させたと、そうやって成り立ったというわけではなくて、
もともと日本人が持っていた心、意気、気質、伝統的な技術、そういったものの延長線上に今の製造業があるんですよと。
そういう日本人の誇りみたいなものと、製造業の高い技術活動としてのこのイメージ、そして今までついてしまったそのきつい汚いっていうイメージの払拭、
そういうものを全部混ぜ合わせた結果、ものづくりという言葉を襲うという話になったんですね。
というのが、これwikipediaに書いてあることなんですけど、どうですか。
意外と一言でものづくりって言っても、ものづくり、ものづくりって言葉の表現の揺らぎはあるんですけど、同義ですよ。奥深いですよね。
単純じゃないし、定義もあまりはっきりしないと。また人によってものづくり感ってあるので、そこの認識も差はあるんですけど、
ただ一つ言えるのは、このものづくりという言葉には、日本人としての技術へのプライドとか誇りみたいな意味合いが含まれているということです。
それを我々はですね、日本としてものづくりを推していくんだ、製造業を推していくんだということで、製造業というね、ちょっと油まみれになってしまった言葉から、
イメージを払拭するために使われ始めたものづくりという言葉なんです。
だからものづくりっていうのは、製造業への扉として使われるようになった言葉なんですね。
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そして昨今では、ものづくりっていうのは、その言葉の意味をより広げていってます。
そして技術でも広がっていってます。どんどんどんどん扉がでかくなってるんですね。
もともとは職人とか技術者だけが用いたものづくりの技術、形を生み出す技術っていうのがだいぶ民主化してきまして、知識がなくても誰でもものを作れるようになってきています。
この話の流れからすれば、私が今から何の話をするのか、ものづくりのラジオをいつも聞いてくれてる人は、だいたいね、察しがつくと思うんですけど。
じゃあ皆さんね、一緒に言ってみましょうか。せーの、3Dプリンターですね。
やっぱりかと思った人いると思うんですが、こいついつも3Dプリンターの話をしてるなと思いますか。
基本的に私の頭の中は3Dプリンターでいっぱいですよ。エロいことか3Dプリンターのことしか考えてませんから、今日も今日をとってですね、3Dプリンターの話をしていきますけど。
3Dプリンターの登場によって形を作るということがすごく身近になりました。
今までは何か形を作ろうと思ったら、例えばね木を削ったりとか金属を削ったり、はたまた材料をくっつけて組み合わせたりして形を作ってた。
なので形を作るため労力って非常に必要だったわけですよ。
そしてそこにはある種の技能が必要で、そういった特殊なスキルを持つ人でなければ、何か形を生み出すっていうことが難しかったんですね。
しかしながら2010年代に3Dプリンターっていうものが一気に普及して、今ではすごく品質の良い家庭用の3Dプリンターも格安で買えてしまいます。
3Dプリンターは基本的に作りたい形の3Dモデル、つまりデータがあればほぼ自動で形を作れます。
形を生み出す、作るためのスキルっていうのをすっ飛ばしてものが作れてしまうわけですよ。
つまり誰もがものづくりをできる時代になってきてるんです。
3Dプリンター以外にもマイコンボードとかシングルボードコンピューター、そういった電子機器も非常に安価で手に入って、その性能もどんどん上がっています。
こういう環境を背景にしてですね、メーカーブーブメントというものが起こりました。
これは個人でものづくりをする人たちがすごくたくさん生まれたんですね。
そういう人たちってね、昔からいたんでしょうけど、個人でものを作るっていうのがある種の文化になってきてるんです。
DIYとかね、よく言いますけど、Do It Yourself、自分でやって作ってみると。
そういった個人でものづくりをする人たちをメーカーと呼んで、自分で作るものづくりっていうのがすごく普及していったんですよ。
だからものづくりって言葉は製造業のリブランディングからさらに意味合いを広げて、ある意味本来のものづくりという言葉よりも広い言葉として受け入れ始められたんですね。
だからものづくりって言葉はもうすごい大きな扉になったわけですよ。
そしてその扉はまだまだ大きくなります。
何の3Dプリンターメーカーの回し者ではないですけど、ちょっとお勧めしますけどね。
3Dプリンター安すぎる問題です。
今知ってますか、みなさん。
バンブーラボのA1 Mini。
家庭用3Dプリンターの名機ですよ。
今ね、ブラックフライデーセールっていうのやってまして、
お値段なんと29,800円。
安すぎる。
それなぜか、生成AIの登場ですね。
3Dプリンターで何か形を作ろうと思った時にネックになるのが
3Dモデルを作ることなんですよ。
こればっかりは専用の3D CADソフトを使って
頑張って勉強して3Dの立体をパソコン上で作るということをやらなきゃいけなかったんですが
もう時代は変わりましたよ。
生成AIが3Dモデルを生成してくれるんですよ。
誰でも3Dの形のデータというのが作れちゃう。
そしてデータが作れちゃったら
もう3Dプリンターで実際の形も作れちゃうわけですよ。
ちょうど最近ね、面白いワークショップをやったんですけど
先週ね、生成AIEXPOイントー会というイベントがありまして
私主催者側で参加してました。
共同代表としてイベントの企画からやらせてもらったんですけど
そのイベントの中でワークショップを開催したんですね。
100年後の未来というテーマで
イベント参加者に100年後どうなっていて欲しいか
未来に対する思いっていうのを言葉で書いてもらったんですよ。
30人か40人分ぐらいね
未来に対する思いとかメッセージが集まってくるんですけど
それを生成AIに読み込ませて
3Dの形として生成して表現してもらうということをやったんですよ。
そしてそれを3Dプリンターで実際に印刷して
多くの人の100年後に対する思いっていうのを
形として出力してみようとそういうワークショップをやったんですね。
できた3Dモデルはみんなの思いなんて
とても解釈できるような形はしてないんですよ。
概念です概念。
なんとも言えないこれは何なんだっていう不思議な形が生み出されるんですけど
それはそれで本当に形になるはずのないものが形になったってものなんで
目に見えなかったものっていうのが形として出力できてしまうわけですよ。
この取り組みってめちゃくちゃ面白くないですか。
ものづくりっていう枠からだいぶもう超えちゃっているんですけど
そういう形を作るっていうことがまた新しい価値というか
新しい機能みたいなものを持ち始めているわけですよ。
本来形のないものに形を与えるという時代です。
これもはや芸術品の鑑賞に近いかもしれないんだけど
みんなで何これみたいな本当にブロッコリーのような
なんとも言えないものが生まれるんですよ。
この生成AIエキスポの会場にですね
中学生企業家の近藤ニコルちゃんっていう子も来てたんですよ。
今愛知県のAI分野とかビジネス分野ですごく活躍している中学生の女の子なんですけど
その子はねすごい感性が豊かで
その出来上がったみんなの思いの3Dプリントを見てですね
この形のこういう部分がこういう意味なんだと
ながらこういう形になってるんだきっとみたいな
そういう形からすごく前向きな解釈を見つけていくんですよ。
当然正解不正解はないんですけど
この若い感性って素晴らしいなって思いましたね。
ワークショップ企画した側はその塊を見て
なんかそこで止まっちゃってさ
なんか塊ができたみたいな
そこで理解するのをやめてたんだけど
ニコルちゃんがこう解説してくれたおかげで
会場もみんなの思いが形になったねみたいな感じですごく盛り上がりました。
そういう感じでね
本来形のないものにまで形を与えることができてしまうような時代になりそうというか
なってきてるんです。
もしかしたらこのものづくりっていうのはもはや扉もない
すごいオープンな
誰でも当たり前にものを生み出すっていう世界になってくる
そんな可能性すら感じました。
ただですねこのすごく前向きに語っていますけど
一方でそれは本当にものづくりなのかと
すべてそれをものづくりと呼んでしまっていいのか
ものを生み出す行為
それを広くものづくりと括ってしまって本当に問題はないのか
実際問題あるんじゃないのかと
そういう考え方も実はあるんですね。
もともとは製造業のリブランディングとして
使われ始めたものづくりという言葉
それがさらに意味を広げて
今では個人で何か作る人たちも
製造業でエンジニアとしてものを作る人たちも
一緒くたにものづくりをする人と括られているわけです。
実はこの製造業とものづくりの線引きって
たびたび議論されるんですよ。
製造業の中で有名な方
著名な方の中でも
ものづくりという言葉が嫌いな人っていうのもいます。
有名な人だと大手工作機械メーカー
DMG森の社長森正彦氏は
ものづくりという言葉が大嫌いだと公言してます。
これ実際にインタビュー記事にも大々的に載ってますけど
ものづくりっていうのは言葉遊びだと明確に言い切ってます。
それは先ほど話したような
リブランディングのために使われ始めた言葉っていうのもあります。
製造業についた悪いイメージを払拭するために
製造業というそれまで使ってきた言葉を捨てて
捨ててっていうのはちょっと言い過ぎですけど
ものづくりっていう言葉に塗り替えたと
それは本質的な問題からそれた
あくまで表面的な話なんですね。
だからまあ言葉遊びって言ってもいいかもしれません。
あとものづくりとくくってしまうから
ものを作ることしか考えないと。
ものづくりは手段であって
本来我々が提供するのは価値なんだと。
そういうことがおざなりになってしまうから
ものづくりという言葉には弊害がある。
何かものを作らないといけないという風に囚われてしまうと
森社長はそういう持論を展開してるんですね。
やっぱねこれだけ有名な方が堂々と
このものづくりという言葉が嫌いだと言っていると。
これ自体でもすでにものづくりという言葉の重要性を物語ってますよね。
日本の製造業が持っている日本ならではの精神性や技術
これをどう定義するのか
それがものづくりという言葉はふさわしいのか
そういう抽象度の高い議論をしているわけですよ。
だからこうものづくりものづくりとね
私なんてよく言っちゃいますけど
なんかものづくりという言葉ね
思った以上に深くて強い言葉なんですよ。
私なんかが軽々しくですね
ものづくりのラジオとかものづくりの視点という番組名にしているのが
申し訳なくなってくるほどね
いろんな人の思いが詰まってます。
最近なんかはSNSでもこのものづくりという言葉の議論起こってましたね。
本当に多分2,3週間前ぐらいなんですけど
ちょっと投稿者の名前を伏せて内容も省略してお伝えしますけど
こんな感じの投稿があったんですね
ものづくりといって製造業界への参入ハードルを下げた結果
良くない人材っていうのも増えてしまったと
昔からある言葉製造業これでいいじゃないか
何がものづくりだみたいな
そういう投稿がされていて
非常に反響があったんですよ
ものづくりという言葉にしたことでどういう人材が増えたのか
それは正直統計的に出せるものではないので
あくまでもその方の感覚的な話だとは思うんですけど
ものづくり感っていうのが合わない人が増えてしまったという
胸のことをおっしゃってるんですね
実はこれね、根深い問題だなと私も思ってます
製造業におけるものづくりと
個人でのDIY的なものづくり
これ形を生み出すっていうことは一緒なんですけど
それ以外は全く似て非なるものなんです
全くレベルが違います
個人で形が生み出せる時代になったと言いましたけど
それはね、そういう時代になってしまったという表現もまたできるんですよ
だから工学的な知識を持ち合わせていなくても
形が作れてしまうんですよ
これわかりやすく例えるならば
免許がなくても車が運転できるようになってしまったという感じです
交通ルールの知識なくても
車それなりに運転できるんだったら
道路走っていいですよと
そういう時代なんですよ
そう例えれば何となくこの時代が抱える怖さみたいなものが
ふわっとわかるんじゃないでしょうか
具体例を挙げるならよく問題になるのが
3Dプリンタ製の食器とかですね
クッキー型なんてものがよく問題になりますけど
生地形が作れるから
3Dプリンタで食器とかお菓子の型とか作って
販売して商売しようっていう人がいます
別にこれ自体は何も悪いことではないんですけど
実は食器とかそういう機器を売るのって
ハードルがあるんですよ
食器のものづくりのための
いろんな企画とか知識っていうのが必要なんですね
キッチン用品とか器具には
販売するために必要な検査があったりとか
それに適した材料っていうのがあります
使っていきない材料っていうのもあるんですよ
それは万が一キッチン用品として
使用していた際に欠けたりして
それが人体に入った場合
影響がないよねということ
あと調理の時ってね
高温になったりするじゃないですか
そうやって温度が上がった時に
その器具の内部から有害な成分が盛り出さないですか
とかそういったですね
材料に関する工学的科学的な知識
あと法令に対する理解ですね
食品衛生法みたいなものに対する理解っていうのが
食器とか機器を作る人たちには
必ず必要になってきます
さらにそもそも3Dプリンターっていうのは
熱で樹脂を溶かすんで
材料として成り立っていても
3Dプリントの過程で
何か良くない成分が混入する可能性もあるので
つまり製作したものに対しても
検査した方がいいんですよ
検査するにしても
それは全数検査をするのか
抜き取り検査をするのか
言い出したらキリがないんですけど
そういう製造に関する知識っていうのも
物を作る人には必要なんですね
そしてそういうものを全て検討した上で
物を作って売ってるのが
エンジニアリングの世界です
でも個人で物を作る人たちは
成り立つ形ができたら
よしできたと言って
売り出してしまうかもしれないと
実際にそういうものを販売して
問題になったという人もいますし
ちゃんとやってる人ももちろんいるんですけど
やっぱですね
同じ物を作って売るでも
エンジニアが見ている物作りの世界と
個人の物作りの世界では
天と地ほどの差があります
それはですね
工学的な知識もそうですし
技術者としての倫理もそうです
物を作る責任
物を作ることができる人間として
全うすべき責務
そういったものを
技術者っていうのは学ぶんですよ
学び続けます