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2023-08-20 31:02

映画で開始?#2~ネタバレ有「レナードの朝」の主人公って?

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レナードの朝の話題を振った意中の女子が看護士で、終わったと思ったしゅらさん

そして、以前から気になっていたレナードの朝を最近観るも、そんなに響かなかったシュウ…

ナズグルさんは、怪物も含め、世間での解釈に「そこじゃなくね?」って言うのを感じて…


収録日:7月15日


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サマリー

レナードの朝の主人公について話し合われています。過去の出来事を振り返りながら、映画のテーマ性や幸せについてのメッセージなどが議論されています。レナードの朝は人間性の回復を描いた映画です。主人公が試練に立ち向かい、新たな自分を得て帰ってくる物語です。ロビン・ウィリアンズとロバート・デニールの演技が光っており、物語は人間性や目覚めについての問いを提起しています。『ベナードの朝』の見方はそれぞれで、作品の出会い方やタイミングによって好みが大きく変わることもあるという話があります。

レナードの朝の主人公について
前回からの続き。
で、それを聞いてくれたのは、その時、後に彼女になる子だったんですけど。
いいなと思った子が聞いてくれたんですけど、レナードの朝って俺が言ったんですよ。
これ、めちゃめちゃいいよ、みたいな。
で、内容はね、パーキンソン病のね、みたいな話をしたら、その子は看護師だったんですよ。
パーキンソン病の患者を毎日見てると。
マジで?
そう。だからちょっとリアルすぎて見れないって言われて。
その後この子が凍ったんですよね。
やべえみたいな。やっちまったみたいな感じで。
で、その時付き合ってなかったんで。
おー、そっか。
終わったと思った、俺。
でも、めっちゃ強い印象残したでしょうね。
イミジ君も私の前でパーキンソン病のことを語るようになってきて。
でも、そっから付き合うに至るほうが気になりすぎるんですけど。
そうですね。あそこからどうなったか。
確かに気になりすぎる。
それは気になりすぎるから聞いちゃおうなと言って。
ダメですか?
なんかね、僕の性格上一回なんかに、恋愛に限ってたんですけど。
何かこう方向性が向いたら突っ込んでいくんですよ。
だから俺なりに突っ込んでどんどん押して、行ったんだと思います。
限り悪いな。
合コンの時は確かに凍ったんですけど、一瞬。
凍ったんですけど、女の子の友達とか俺の一緒に参加してた友達がいい奴がいっぱいいて、フォローしてくれるんですよ。
実際の女の子もありえないみたいな感じじゃなかったし、
毎日パーキンソン病の患者見てるからちょっと…みたいな感じだったんですけど、最初は。
だけど笑い話になるような感じで、周りがフォローしてくれて。
話題もすぐ切り替わったから。
結構最初の方でそれがいったんで。
でも最後の方には、合コンの最後の方はもうみんな楽しくてよかったねみたいな感じだったんですよね。
だからそれが引きずるってことはなかったんで。
確かによく考えたらね、おすすめの映画いいよって言ってるだけですからね。
パーキンソン病と話してるわけじゃないですよ。
映画のテーマ性について
むしろいい服になったぐらいですよね。
確かにね。確かに印象には残ったらしいですね。
戻していいですかね。
レナードの朝、全員見てるってことですよね。
めっちゃよくないですかって。
それまさに言おうとしたんですけど、もちろんタイトルずっと前から知ってたし、いつかは見てもと思ってたし、ロビン・ウィリアムズさんめちゃくちゃ好きだしって呼んでみて、そこまで響かなかったんですよ。
そこまで響かなかったんですね。
響かなかった。
怪物にもそういう嫌いがあるのかもしれないんですけど、
どの角度で見たらいいのかわかりづらい映画?
怪物に関してはそういう印象を今持ってるんですけど、そういう問題提起として捉えるんだとしたら、まだ怪物の方がわかりやすい。
レナードの朝はわかんないですけど、僕、あの映画を見た当時の人たちは、もしかしたら今よりだいぶ前だから、ロビン・ウィリアムズさん役の本当に実在の方ですよね。
オリバー・サックスかな。
素晴らしいみたいな感じで評価されてんのかなって、わかんないですけど。
実在の方がですか?
そういう証拠なんですかね。そういうわけではない。
いや、それこそネタバレかもしれないですけど。
でもこれは古い映画だから。
ちゃんと劇中の中にいい話だけじゃなくて、医者としてやっちゃいけない倫理というかそこを超えちゃってる場面が描かれてるじゃないですか。
安全な量以上のものを自分の理論を証明するために使っちゃったりとか。
解説を見て、あの場面はそういうことだったなってわかったんですけど、そういうのも誤魔化さずに描いたりしてるから。
みんなが賛成みたいな投票的にやっていくみたいなところがあったような気がしたんですけど、スタッフの人とか。
病院の方針を決めるみたいな。施設の方針を決めるときにみんなの意見を募るみたいな。
それがいいことだ的に映しちゃってる映画だなみたいに僕は見えちゃったし。
そういうところが評価されたのかわかんないなみたいに。ちょっとモヤモヤのほうが大きかったですね。
ちょっとネタバレしないですけど、怪物のちょっとした感想ぐらいは見てたんですけどネタバレないぐらい。
ネタバレまではなくて怪物の構成とかを多少知った上で見ちゃってたんですよね。
今の話聞いてて思ったのは、怪物の感想も含めてなんですけど、
言っちゃえば怪物もちょっと社会問題的なところを取り扱ってる作品ではあるじゃないですか。
僕意外だなと思ったのは、怪物にしてもレナードの朝のレビューにしても、
けっこうドキュメンタリーのような……ドキュメンタリーじゃないんですけど、
レナードの朝はドキュメンタリーよりだとしても、怪物なんて完全にフィクションじゃないですか。
ですけど物語の流れを事実の羅列として捉える人って意外と多いんだなっていうのが僕の驚きでしたね。
特に怪物を見た後の。
つまり、実際に起きてる社会問題とかを反映して、世界を構築して、
それに対してどういう視点が生まれるかっていうのを描いた映画みたいなことで捉える人が多いんだなと。
意外と多いなっていう。
僕は近くねっていうのが僕の意見なんですけど、そこじゃないよっていうのが。
ただネタバレないから甘いんですけど。
幸せについて
レナードの朝も同じで、
特にあれは実際の逸話に基づく物語じゃないですか。
当然流れ的にも、さっきヒョウさんの投票のシーンとか、
あとは、医療倫理に基るような怪しい声をやってたりとか。
たぶん事実だと思うんですよ。
僕もまた本を読んでないとわからないですけど、
おそらく事実を過分に含んでると思うんですけど。
でもあれがドキュメンタリーじゃなくて、ああいう形で映画がテストされたってことは、
ドキュメンタリーでは描けないようなテーマ性ってものが通称してるはずだから、
それを理解して叱るべきじゃないかなと思ったんですけど、
でも意外とやっぱりレビューとか見ると、
一瞬でも治ってよかったね、くらいの。
こういう薬が早く生まれるといいですね、みたいな。
そこじゃなくない?っていう。
そうそうそう。そういう感覚で僕は違和感を感じてるっていう感じかもしれないね。
別にしゅうさんは否定するわけじゃないんですけど、
意外とそういう人って多いんだなってのが僕の驚きだった。
ああ、うんうんうん。
だからしゅうさんは、治ってよかったねっていうふうな感想は抱かなかったってことを言いたいんですね。
ではないですけど、どっちかって言うと、
医療ドキュメンタリーのような感覚っていうのが結構強いというか、
そっちを軸にして理解されてたのかなと思ったんですけど。
ドキュメンタリーとしてだったら、
ただの映画を見ての、映画を見る目的みたいなの。
僕の中でそういう目的で見たときに、
自分で何かちゃんと咀嚼できたな、届いてきたな、みたいなのが、
まだしっかり感じられてないっていう感じかな。
まだ怪物と一緒で読み取りきれてないのかもしれないですね。
ほんと最近見たから、いいなーって感覚が。
ほんとに最近です。それこそ秒速5センチメートルとかよりも最近。
まだ1ヶ月経ってないですね、見てから。
お二人は見た瞬間から最高っていう感じでした?
それともじわじわ後から来た?
レナードの朝ですか。
俺はその、まあ見たのが、
一番最初に見たのが多分大学生のときだったんで、
そのときは単純に、
なんかいい話だなって思ったくらいなんですけど。
いい話。
いい話、なんて言うんだろう。
いい話、そういい話だなと思って。
で、何がいい話かって言うと、
それは今ちょっと分析して感じてることなんですけど、
その、なんだろうな、足元を見てない、
足元とか身の回りを見てなかった医者。
医者なのか患者の周りの人なのかわかんないですけど、
が身近に幸せはあるんだっていうのに気づいたことで、
幸せ、身近なことの幸せを感じようねみたいな感じをねって言ったら、
ちょっとなんか語弊があるけど。
そもそも、幸せに向かって、
あそこに行けば幸せになるはず、
治れば幸せになるはず、
っていうことじゃなくて、
あーもうすでにあるんだっていうことに気づいて、
そういう人生を選択していったんだなっていう解釈を今は知ってますね。
なんか、難しくなっちゃったけど。
いやいやいや、でもそういうのが今は知ってますみたいに、
後々そういうことだったのかって、
ある程度言語化ができるようになったけど、
その見た直後に、そういう意味でのいい映画だなみたいなのが、
あったはあったって感じなんですよね。
そうそう、見た直後は、そうですね、
誰かに言われて、誰か、そうですね、
多分、TSUTAYAとかに行って、
なんかTSUTAYAのDVD並んでるところのお客さんの、
あ、お客さんじゃない、
店員さんの手書きのポップアップかなんかに、
おすすめ映画みたいなのがたぶん載ってて、
それで見て、あー感動したぐらいで、
若いし、それぐらいだったと思うんですけどね。
今はもういろいろそのストーリーテリングの手法とか、
そういうのもこう、頭に入っちゃってるんで、
構成を見ちゃうんですね。
構成を、だいたいそのね、
技術的な、
そうそう、スターウォーズだったりさ、
映画のストーリー構成
ディズニー映画だったりっていうのも、
そういうストーリーの構成があるんですよね。
ジョーゼフ・キャンベルっていう神話学者がいるんですけど、
千の顔を持つ英雄っていう本を書いてるんですけど、
神話を、世界中の神話を分析していくと、
だいたい同じ流れ、
類型というか、
類型。
ストーリーの構成が類型ができるってことですかね。
そうです、そうです。
必ずなんか、最初に主人公がいて、
主人公に試練が訪れて、
で、その試練と対峙して、
何かを得て帰ってくるみたいな。
ちょっと、だいぶはしょりすぎたかもしれないですけど。
確かに、いわゆるボーケータンとか、
ハリウッド映画的な。
そうそう、ハリウッド映画的な。
ステレオタイプで。
うん、そう。
だから、そう考えると、レナード・ラサも、
主人公が問題にぶち当たり、
何か、その問題と対峙して、
新たな自分を得て帰ってきて、
それでまた人生を歩み、
また問題にぶつかるみたいな。
映画はそこで終わりですけど、
その人生が続いていくみたいな、
見方をしちゃってるんで。
主人公と試練
ちょっと待ってくださいね、
ごめんなさい、そもそものになっちゃうんですけど、
レナード・ラサの主人公って、
ロビン・ウィリアンズだと思います?
ロバート・デニールだと思います?
そこですよね、そこですよね。
俺はね、最初ね、ロバート・デニールが好きだったんで、
そっから入ってるのもあるんですよ。
なるほど。
そう、だからロビン・ウィリアンズは、
脇役?
そう、脇役ではないですけど、
そこまで俺の中では、
その当時有名なアレではなかったんですよ。
知らなかった、ご存知じゃなかったってことですね。
そう、知らなかった。
デニールは知ってたけど。
僕は最初にも言いましたけど、
ロビン・ウィリアンズが好きすぎて、
彼が主人公として発想しかなかったから、
今は発想させられました。
そもそもタイトルがレナートの朝じゃないですか。
そっか。
確かに。
じゃあデニールじゃないなって。
人間性と目覚め
確かに。
なるほどな、それもでかいのか。
と言いつつも、
実はレナートの朝はよくある、
現代が日本語になると違うパターンで、
今見てたら、
現代はアウェイクニングっていう名前ですね。
アウェイクニングか。
アウェイクニング?
アウェイクニングというは、目覚める。
目覚めか、目覚めか。
そっかそっか。
どっちにしてもそうですよね。
だったらやっぱデニールじゃない?
ほんとっすね。
いやー、そっかー、でもそっかー、そっかっていうか。
まずどこから出たら違うんですか?
さらに今、引っ張られてる頭で解釈したのかもしれないですけど、
アウェイクニングって目覚めとか、気づきとかないですか、そういう意味。
えっと、なんか目が開かれるみたいなあんゆ表現もあったかな。
目から、ちょっとまって、だいぶ曖昧なんですよ。
日本語で言うと、目から鱗が落ちる的な。
うーん、うーん。
もう、俺はその気づき、足元ってか、もうすでにある、あるよっていうのに気づくっていうのに、もうその視点で言っちゃってるんで、そこしか、その情報しか入ってこない。
なるほど、なるほど。
うーん、そっかー。
レナードの朝ももう1回見なきゃな、これ。
見たいですね。
ウォッチパーティーやります?
いいですね。
なんかちょっと噂に聞いただけですけど、ぬにぬのウォッチパーティーのほうも、タイムラグがちょっと。
ウォッチパーティーは大丈夫だったんですよ。ほぼ同期してるんだけど。問題は、同時にスペースやってたんで。
そうそうそう、その話。
スペースがね、当時は3人は結構タイムラグなかったみたいなんですけど、
視聴者というか参加者のほうで、おそらく何人かは数十秒単位でスペースとウォッチパーティーがラグってたみたいですね。
スペースとウォッチパーティー両方とも参加してる人結構いたんですけど、
スペースのほうが何十秒か早く進んでるみたいな現象が起きてました。
あ、スペースのほうが早いんだ。
わかんないんですけど、おそらくウォッチパーティーのほうで途中でビデオがラグったりすると、
ビデオが飛ぶわけじゃないんで、ここからここに飛ぶわけじゃなくて、
一回ラグったら一回止まっちゃうんだけど、そっからまた再生が始まるんで、
その積み重ねで少しずつラグが増えていったんじゃないかなっていう感じですね。
僕もめっちゃラグってたんで。
なんか話してるなと思ってて、30秒ぐらいしたら伏線が回収されるみたいな現象が起きてた。
だから環境的なところがハードルあるのかなーみたいにざっくり思ってるっていう感じですけどね。
ぴったりそこらへんがずれないウォッチパーティーだったらぜひやりたいなとか思いますけどね。
いいっすね、ウォッチパーティー。
いやー、やりたくなりました。
いいですか、僕ちょっと語ってるんですかね、みなさん。
うんうん、お願いします。
僕は全然お二人と違った感想だったんですけど、
あの映画は人間性の回復を描いた映画だと思うんですよね。
人間性の回復。
つまりパーキン症病って、
一般的な差別的な発言になっちゃうかもしれないですけど、
世界に対して没交渉にさせられるわけじゃないんです。
パーキン症じゃないか。
眠れてるの?
パーキン症であってるか。
あ、違う違う、ダミン性脳炎だ。
ダミン性脳炎の人にパーキン症病の薬を投与したら、
一時的によくなるって話ですよ。
わずかな目覚めの期間で繰り広げられたドラマだって話じゃないですかね。
でもダミン性脳炎の人って基本的にはもう、
外部の刺激にも反応できないし、
自分から何か働きかけもできないっていう。
世界に場所は占めてるけど、
人間としての振る舞いができないっていうことを強いられてるわけですよね。
その人たちがほんのわずかなひとときですけど、
ロビン・ウィリアムズのエンジェル医師の働きかけによって、
人間の世界に戻ってきて、
ただ悲しいことにまた最後に眠りについてしまうという物語なんですけど、
その中で本当にいろいろなことがあるんですけど、
最終的に特にロバート・デニールが代表として出てるんですが、
レナードはいろいろあったけど、
最後に眠りにつくときは自分の尊厳を失うことなく、
誇り高く眠りの世界に戻っていったっていう物語だって感触したんですよね。
だから僕はごめんなさい。
別にしゅうさんはやゆするとかじゃなくて、
さっきの新しい薬ができるといいですねってコメントに対して、
そこじゃねえだろって思ったのはそういうことで。
できたらそれはいいけど、
それをドキュメンタリーじゃなくて映画で描いたってことは、
もう少しの物語の大構造っていうんですかね。
みたいなところに目を向けないと、
映画が消化不良のまま終わっちゃうんじゃないかなと思うんですよね。
っていうのが僕の印象だったんです。
そうですね、問題提起があるってことですよね。
映画を作りてから。
どっちが幸せですかって。
幸せだと思いますか?みたいなので。
映画を作り手としては、
何度も言ったように、
どちらが人間性って何になるの?みたいな。
そういうことですよね。
目覚めていれば人間なのか、
交渉できないといけば人間じゃないのかってことなんですけど、
おそらくその問い自体が、ロビン・ウィリダムスに突きつけられた。
突きつけられたというか、どっちかというと提示された、一つの世界。
どう言ったらいいのかな。
回答ではないですけど。
彼も事件で、ロビン・ウィリダムスも経緯を経て、
自分の人生に対しての向き合い方を見直すっていうのは、
さっきしゅらさんおっしゃったとおりで。
でもそれを提示したのは、言い方悪いですけど、
一般的には世界に何も働くことができない人たちの、
ほんのわずかなひとときの目覚めのときだった。
そこをロビン・ウィリダムスが見つめて実際に深く関わることで、
むしろ自分自身を知っていったっていうような見方もできればと思うんですよね。
おっしゃったとおりで、じゃあ目覚めてれば人間性があるのかってことを。
見方とかに対するカウンターパーとして、そこの問いはすごい重要だと思いますけど。
ごめんなさい。ちょっとどちらかって言っちゃったな。
いやいや、すいません。なんか俺がちょっと入ったところもある。
いやいやいや。
そうですね。僕もだから、さっきななぐらさんおっしゃったみたいな、
そこじゃねえだろみたいな感覚を同じように持ったっていう話でもあるんですけど。
そうですね。
いやいやいや。だからその感想を言ってる人にだけじゃなくて、
作り手はじゃあどういう意図を持って作ったのかなっていうのは、そこじゃねえだろと思わなかったけど、
作品の出会いと好み
わかんねえなっていう状態で今はまだ感じてるっていう話なのかもしれないですね。
どっちのメッセージを伝えたいのかまだつかめなかった。
なんか見終わった時に、ああ感動したみたいにはすぐにはならなかったんですよね。
多分今の生き方をしてる自分がこの年齢で見たからっていうのもでかそうだなと思いましたけど、
多分高校とかで見てたら、ああ感動したとか思ったような気がするんですよ。
なんとなくですけど。
まあ浅いですけどね。
いやそうなんですよ。
映画に限らず、例えば小説とか漫画でもなるんですけど、
こういう鑑賞するタイプの作品って、その作品自体の力もそうなんですけど、
どういうタイミングでどう出会ったかって結構大きいと思うんですよね。
それこそ怪物めっちゃおもろいでって言われて、
そこら辺見に行きましょがーぐらいのテンションで言ったら、難しくて絵がわからなかった。
そこら辺にあり得るタイプの絵があると思うんですよ。
僕もちょっとさっきから考えたんですけど、
ベナードの朝、めっちゃなんで見たかよく覚えてないんですよね。
おそらく衛星放送でたまたま見たとかだと思うんですよ。
なんかで、たまたま早く起きたときにやってて、
そのまま見ちゃったみたいな感じだった気がするんですよね。
逆に言うと、何にも先入観も色眼鏡もかけることなく見れたってことなんですけど。
それは一番いいっすねー。
それ、話がまたちょっと脱線しちゃいますけど、
今回の宮崎駿監督の君たちはどういう気分か?宣伝一切売ってなかったじゃないですか、キービジュアルが。
あ、しゅうさんも。
しゅうさんはもう宮崎駿監督の映画なんだってことすら知らない。
そういうレベルですよね。
今回この映画に関しては、宮崎駿監督がやるよってことと、
被災市長が音楽作ってるよ、あとキービジュアルで青い鳥がいるよってくらいの情報しか一切出てなくて。
だから強制的にみんなが何もない情報なく映画を見れるって体験を、この時代に提供したっていう。
なるほどー。
時代にも価値があるんですけど。
作品との出会いを大切にする
ちょっとごめんなさい、話戻して。
しゅうさんおっしゃったように、若い頃に出会ってたら違ったかもしれないっておっしゃったりとか。
あとは退市で見たとか、何もない情報なく見たとか。
たとえばさっきしゅうさんの話だと、TSUTAYAのポップを借りようと思ったとか。
DVDだったら裏の方に見て、ある程度知った上で見てるかとか、全然なんか違うと思うんですよ。
ちょっと話変わっちゃうんですけど、さっきのヌニンの話に戻っちゃうんですけど、
秒速5センチメートルの間奏会で、ムドさんが新海誠と決別する話があったじゃないですか。
あーありますね。
しゅうさんちょっとわかんないで。
ムドさんが当時の彼女と秒速5センチメートルを見に行って、
彼女に言われた一言がきっかけで、新海誠と決別したって話をしてるんですよね。
それ以来新海誠を好きだっていう自分をやめましたみたいなことを言ってるんですけど。
でもなっていったらいいのかな。
いい言い方ですけど、今フォリコレとかっていう概念がかなり広まってきて、
確かに今見たらアウトだよなみたいな映画とかも結構あるんですけどね。
人によっては、俺この映画とかこの作品めっちゃ好きだったけど、今見たら逆転じゃんこれって、こんな表現してる映画好きって言えないわとか。
これ好きでも俺って大丈夫なんだっけみたいなことを考えちゃう人がいると思うんですけど、
でもそれはそれとして、自分が出会ったタイミングとか、出会い方っていう、それを好きだった気持ちとかっていうのを大切にしないと、
むしろ見方が歪んじゃうんじゃん。
まさにそれが僕の場合は、シンカイマコト監督の「音の浜にわ」だったんですけど。
あれも本当に前情報なくTSUTAYAで借りて、TSUTAYAなんですよね。
そのときも映画結構見てたんですけど、最近アニメの映画とか全然見てないなと思ってたまたま借りたんですよ。
映画は綺麗だからっていうだけで。
で、最終的に自分にとってすごい大切な作品になってるんで。
だから、映画の内容が理解できなかったからって別に変に悲観的に思うこともないし、卑屈になることもないと思うし、
あんまり評判が良くない映画とか、子供っぽい映画が好きだってことを自分の気持ちも別に認めればいいんじゃないかなって最近よく思うんですよね。
本当に豊かに言われたからって、こんなもんで選ぶような映画なんて好きな映画じゃねえだろって。
はい、ちょっと話が始まってしまって。
作品との出会いとかってのを大切にするタイトルって結構重要だよねってのが僕の考えですよね。
それ踏まえたら僕なんか……
次回へ続く
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