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おはようございます、しゅうへいです。この番組では、1年後のあなたが楽になるヒントを、1日1つ、瀬戸内海の島からゆるくお届けしております。
はい、あの、1つ先のお知らせなんですけど、11月の17日にまず在宅ワーク講座が今ばりであります。
はい、その後、11月18日に総フォロワー100万人のインスタグラマー、僕含めてね、5人でインスタの座談会をLLCハウスでするので、これもあります。
ちょっとね、急でチケットを作ったんだけど、まだ申し込みがね、実はなくて、いや、そんな急に来れないよね。
で、4980円なんですけど、あの、LLCハウスの利用券が半日分ぐらい付いているので、あの、よかったらぜひこの機会にね、遊びに来てくれると嬉しいです。
あの、近隣の方とか、今ばり、松山、あとは、そうだ、尾道、広島、岡山とか、日帰りが十分に可能なエリアからね、ちょっと足を伸ばして、
月曜日なんですけどね、遊びに来てくれると嬉しいです。11月18日かな。その日は、あの、市内の小学校の、実は見学でもね、LLCハウス来てもらえるようになっているので、結構バタバタする日なんですけど、
あの、座談会に関してはまたね、音声とか、録音するので、フリーランスの学校のボイシーだったりとかで、またちょっとね、そちらは、いく分か、半分ぐらいは無料で聞けるようにしたいなというふうに思いますので、
よかったら楽しみに待ってくれると嬉しいです。はい。で、今日は、何の話かというと、まぁ、ボイシーのパーソナリティも知ってる、あの、木下さんの本で、「まちづくりげんそう」という本があって、
えー、恥ずかしがら、まだ読んでなかったんですけど、あの、オーディブルをね、あの、東京行く間に聞いてて、いや、めっちゃよかったというか、これ聞いといてよかったなっていう、この本に出会ってよかったな、ね、木下さんに出会ってよかったなっていうね、
本当にね、いや、マジで、自分も反省したというか、いやそうだよなっていうふうなことをバーっとね、分かりやすくまとめられてる本なので、地方創生とかに興味ある方は是非ね、読んでみるといいと思います。
で、まぁ、その中でも今日はちょっといくつか抜粋をしながら、あの、まぁ、いわゆるその、予算さえあれば地方は復興するとか、人口減を止めればいいとか、
うん、なんかこう、よそ者馬鹿者、若者が地域を変えるとか、よく言われるんだけど、実はそれ嘘だよねっていう話。
うん、で、確かに言われてみればそうだなっていう納得感みたいなものを、今日はお届けできたらいいかなというふうに思います。
で、あの、まぁ、いわゆるその、よく聞く地方創生のモデルで、もちろんうまくいってるケースもあるんだけど、うまくいかないケースもあるんですよ。
で、うちもそうだった。うちもっていうか、ね、レレシャースやったりとか、村上海賊っていう会社で今やってますけど、あの、うん、なんか他の地域の成功モデルを真似したりとかしたらうまくいくかもなとかもやっぱ思ってたんで、
うん、なんか、僕としてもね、ちょっとそれはやっぱ反省、ちゃんと調べないといけないし、もっと勉強が足りないなって、あの、シンプルに思いました、自分自身がね。
で、もう一方で、あの、まぁ、うちはその補助金とかに頼ってないんですよ。なんか補助金頼むの悪いってわけではないんだけど、
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いわばこの本の中でも書かれてたのが、補助金一回取ると、また次補助金頼みになることがあるんですよね。
うん、で、それはなんかよくわかる。うん、僕うちも、えっと、今治市の予算で今年、あの、デジタルアートスタンプラリーをやらせてもらったんですよ。
だから、やっぱ予算がつけばやるけど、つかなかったらやらない。予算を取るためになんか計画を取ろうみたいな、なんかそういう思考になんか落ち入りがちになるのが、なんかよくね、自分の体験としてもなんか、うん、思いました。
それはそうだよね、やっぱ企業からしたらね。うん、だから、うちの会社まださ、その東京のコンサルタントみたいな感じで、東京に流れないからね、お金がね。
あの、一応地元に落ちるから、まぁそういった面の良さはあるのかもしれないけど、それでもそこにやっぱ甘えてはいけないし、まぁやるからにはしっかり、うん、まぁ予算が出る分にはもちろんね、あの、使わせてもらったりするけど、
やっぱね、地元企業とか地元の個人が、やっぱ強くならないといけない?強くなるっていうか、まぁちゃんとやるんですよ。うん、会社を経営する以上に難しいことだと思う。あの、地域をなんか良くしていく、サステナブルにしていくっていうのはね。
でも、決してそれは不可能なことではないので、うん、やっぱやりがいのある仕事だなというふうに改めてね、そう思いました。で、まぁその中で、まぁさっきもチャラチャラって言ったんだけど、あの、まずよくあるのがさ、大企業の誘致をしようみたいなのあるじゃないですか。
うん、まぁ、あとは神山町みたいな形で、あの、サテライトオフィスを作ろうとかね。で、決してそれも悪いわけではないんですけど、うん、なんかパソナの事例で言うと、パソナって本社機能を一部移転しましたけど、別に本社が映ってるわけじゃないんですよね。
だから、そこもちゃんと見ないといけないよねとか、あとは人口が増加すればいいみたいな。うん、そこを出発点とか、人口減少をどうするかっていうのを地方創生の、ある意味KPIじゃないけど、数値に置いてしまったら全部ずれるんですよね。
で、ハッとしたのが、明治以降、日本ってめっちゃ人口ボーナス、人口爆発みたいな状態で、いわゆるその、くちべらしじゃないですけど、その、食い物を確保するの結構大変だったらしいんですよ。もう今とは全く逆の世界観ですよね。
うん、なんかその、人多すぎて困ってるっていうことがあったのが、明治以降とか昭和初期とか、高度経済成長ぐらいまでなんですよね。で、やっぱり90年代とか2000年代とかの、第2次ベビーブーブー世代とかかな、の子供たちとかが、標書き世代だったりとか、非正規雇用が増えたりとかで、そこでやっぱり所得が落ちちゃったりして、
そこでね、やっぱこう、なんていうかね、その子供の数が少なくなってしまったっていうのが、やっぱり日本の特に一番の部分らしいです。これはなんかいろんなところで言われてるよね。うん、で、じゃあ、もうそれどうしようもないわけですよ。うん、だって、その自分たちの、まあ親がめちゃくちゃベビーブーマ世代で、その数を超えれないわけですから。
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もうどうやったって、背伸びしても、ひっくり返っても無理だよ。なんかそういう言葉あるよね。そういう言葉が出てこなかったんだけど。そう、だからもうそこは難しいよねっていうことです。人口を逆に増加させようみたいなものは、まあ東京都、東京とか他の都市部じゃない限り無理なんじゃないですか、普通に。うちのこの人口5千の島もどんどん減りますよ。
うん、それは難しい。この減少幅を超える若い人が入ってくるって、想像ができないですね。うん、なので、やっぱり緩やかに減少していくっていうところで、でもその減少自体をある意味ポジティブに捉えていくというか、あの、そういう前提でやっていく。なんかそれを無理やりなんか人が増えないとダメなんだっていうことではなくて、まあ多分その人口構成とか、中のその産業とかさ、そういうのを見ていけば変えていくしかないよねって。
まあこれはあの神山町とかでもね、うん、あの過疎化をなんか逆に止めないみたいな。うん、過疎化とちゃんとこう、あの一緒にwithコロナじゃないですか、with過疎化みたいな。だからそういう確か施策を取られてましたよね。うん、なんか人口さえ増えればみたいなものがまず出発点として間違ってる。ここが違うからよくわからない施策になったりするんですよね。うん。
で、あと東京一極集中に関する誤解、これもあります。要するにコロナ禍とか、まあ一番最初っていうかあの大きかったのはやっぱあの震災があった時だと思うんですよね、2011年ので。まあ地方移住とかが語れるようになって。池谷さんも2014年にね、東京から高知に移住してヤフーニュース延長してましたけど、そう、あの、そこからじゃあコロナでっていうので、なんか一時期さ、首都圏からこう人が離れてるみたいなあったじゃないですか。
でもあれ結局限定的で、なんかやっぱ長野とか山梨とか、東京から近いところやっぱり増えたんですよね。結局リモートワークで出張も行きやすいみたいな。で、結局やっぱりまだ普通に東京の方に転出している人たちがいるっていうか多いので、あの一極集中は全然止まってないというか。
こんだけ地方にお金配って、大体ね、地方交付税、交付金16兆円。で、地方創生施策で年間1兆円超え、莫大な財政投入をしていて、しかもふるさと納税で東京都民っていうか、で、あの23区とかの税金がまた地方に流れているはずなのにもかかわらず、結局人口増えているのが東京だっていうね。
だから本当に、東京の所得がどんどん外側に分配されてしまっているっていうこれも、それでも東京はさ、人が増えていてっていうね、産業っていうかそういうね、稼ぐ力があってっていうふうに考えたら、東京やっぱすごいですね。
そう考えたらね、まぁやっぱその、世界で見てもさ、大きい都市だからさ。だからなんか多分その、東京からどうにか人とか物とか金を持ってこようみたいなものも、まぁやっぱちょっとずれてるところがありますよね。
で、あとさっき言った成功事例を真似ればいいよみたいな、いろんなところに行って勉強会試作見に行って、それは大事だと思うんだけど、じゃあうちでも同じことやりましょうよ。
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それはならないよね。他の地域でうまくいったことが、そのまんま別の地域でうまくいくなんて絶対ないじゃないですか。例えばそうだな、林業で有名な町がさ、なんかこう林業でもう1回ね、町を起こしようっていうところとでは、もう木もないようなさ、うちの島なんか別に杉の木なんてないですから、ほとんど紅葉樹ですから。
まぁ松ちょっと枯れてるかな。松はあれだね、最近ちょっと松虫にやられて少なくなってきてますけど、杉の木はほとんどないんですよ。んならもう無理じゃないですか。だから地域によって全然やっぱ違うし、その文化的なところだったりとかさ、で、あとその知性学的なところも違ってくるので、まぁそれはもう同じことはうまくいくとは限らないよね。
でもよくわかんない、そういうなんかコンサルタントに頼んで、ここでうまくいった事例をじゃあここですって、全然うまくいかないじゃないかみたいな。やっぱり地元の人が地元にあったプランをやっぱ出して、そんな絶対うまくいくものなんてないんですよ。だからやってみてどうだったかって試行錯誤していくしかないし、躊躇期で見ないといけない。むしろそういうふうに自分たちで考えないといけないよねってところが多分出発点だと思うんですよね。
うん、そうそう。で、さっき言った外部人材のところね、よそ者、バカ者、若者がいれば活性化できるっていう思い込みってこれ本当ね、ズバリ木下さんが切ってくれてるんですけど、いやそんな別にそれだけじゃないでしょっていうか、そういったケースもあるかもしれないけど、結局地元住民がやらないといけない。だってさ、ステークホルダーじゃないですか。言うたらその株とかじゃないかもしれないけど、その土地が土地に住みたいし住み続けたいからこの街を何とかしたいって思う。
ステークホルダーですね。簡単な話で言うと、僕の人口5000人の島も、僕いいよ、一人だけとりあえず別にアウトソーシングで仕事できますからとか、SNSでアフィレートで稼げますから、自分の年収分、家族と500万から1000万稼いで、それなりに生きていきますわって、全然成立するの、今、島でもインターネットでも。
でも、それで生きるのは、僕15年か20年くらい限界かなと思っていて、それ以降は本当にそのサービスがどんどん落ちていくと思います。例えばコンビニが2個あるんだけど1個になるとか、24時間がもうオーナーも無理だから24時間じゃなくなりますとか、お店もなくなったり外食するとこも少なくなりますよね、どう考えたって。
っていう風に考えたら、自分の生活、この島暮らしを続けようと思っても、何もしなかった時に、あと10年か15年とか20年とかで、なんかサービスがどんどん落ちてしまう。それなんか嫌だなって思うんですよね。だから嫌だなって思うから、何とかしようと思って、何か地方組織をやりたいなと思うわけですよ。
だからこの、本来ステークホルダーなんですよ、絶対住んでる人はね。だから、よそ者、バカ者、若者だけじゃなくて、住んでる人で普通にそう考えたらいいのにって結構思うんだけど、やっぱり外部の人材、東京からすごい人を引き連れてきてみたいな、それで上手くはまるケースもあると思うけど、でも東京の人は東京に家があるんだから、やっぱりその家があるとは違う別のところに人生を捧げるっていう、そんな既得な方はなかなかいらっしゃらないわけですよ。
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移住してたり住民票を移したらまた別かもしれないけど、そこがすごい重要ですよね。だからそこはトークンとかNFTとかで、ちょっと様子がまた変わるんじゃないかなと思いますが、住んでなくてもステークホルダーになれるっていうのが結構トークンとNFTのすごくいいところなのかなというふうに思うんですよ。
そうそうそう。あと、仕事の機会に関する誤解。地方のやつですね。地方には仕事がない。仕事がないというよりかはもう人材不足だ。本当にこの島でもね、島というか今治でも人がいない。もうみんな言ってる。僕もね、やっぱりいろんな地元の企業さんと仕事するようにね、ちょこっとずつ増えてきてるんで聞くんですけど、どうですか最近って。
経営者さんとか幹部の人とかもいるから、個人事業員の方もいるから、いやいや人がいない、人手がいないって。そうなの。だから外国人実習生がやっぱり今結構入ってきてるんだよね。何万人くらいの規模で入ってきてますよね。そんなにいないのかな。ちょっと忘れちゃったんだけど。
そう、だから、うちの島にも石材がありますから、石と造船と、あと今治市内はタオルとか、もちろん造船もそうなんだけど、鉄鋼造船とかね。そうそう、そのあたりが外国人技能実習生がめちゃくちゃ入ってますね。島はフィリピン人がほとんどです。やっぱ中国人はもう最近少なくなってきて、フィリピン人。でも本当にいい人ばっかりですよ。そこはね。
それはすごく人はいいし、挨拶もしてくれるし、陽気だし。小さいトラブルもしかしたらあるかもしれないけど、中には家族と会えなくて寂しくて、お酒飲んじゃって、意識が飛んじゃったみたいな人がいたっていうのは聞きました。
もちろん大丈夫だったんだけどね。そういう寂しさはあるよねっていうね。最初2年か3年で帰らないといけないのは、5年ぐらいで伸びたよね。で、やっぱりちゃんと仕事してくれるから、地元の雇い主からしたら、やっぱもう1回お願いしたいとか、1回帰ってもう1回来る準備をしたいっていう人もいたりとかするらしいんですよ。
だから、確かにいろいろ言われてる制度でもあるけど、でもこれがなくなったらどうするんだとかね。結局、木下さんがこの本にも言われてるけど、地元の人がそういう仕事をしたいって思うように、経営者が努力もしないといけないし、でもやっぱり地元住民もそれを考えないといけないなと思うんですよね。
お金出してくれたら働きますよとか、そういうことではなくて、仕事の機会とか、生活の安定とか、食品がちゃんと届くとかっていうのは、すごい一人一人の意識だったりとか、ちゃんと行動で示す、何か応援するんだったとか、そういうことをしないと、やっぱりサービスは続かないよねっていう、声を上げないといけないっていう選挙で投票するだけじゃなくて。
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そういったものを僕は、もっとうまく作れるんじゃないかなっていうのは、島に住みながら、こういう仕事をしながら思います。メディアがありますからね、今はね、声をちゃんと上げていく。あなた一人一人が、みんながメディアだから、特に地方は一人の声が大きくなりやすいっていうか、比重が大きいはずなんです、本来はね。
だから、もっと発信をする土台みたいなのを整えていったら、またまちづくりも変わるんじゃないかなと思っていて、またちょっとね、実験をしていきたいなというふうに思うんですけどね。
で、あとはよくある本当に、人間関係とかね、ネタ見とか引っ張り合いとか補助金の取り合いとかさ、そういったところをまとまってあったので、まあ良かったらちょっと今日僕は全部ね、バーって説明しても雑に伝わってしまう部分はあるかもしれないので、ぜひね、まちづくり幻想ね、素晴らしい本だったので、紙の本でも僕買ってね、LLCハウスに置いておきますので、来た際に手に取ってもらったりとか、オーディブルの聞き放題に入ってたので、今3ヶ月99円キャンペーンかな。
まあ1ヶ月無料キャンペーンもやってるので、どちらでもいいんですけど、そちらで無料でね、無料というか99円で他の本も聞き放題にするか、1ヶ月無料キャンペーンを取ってこの一冊とか他の本も読むか、まあ1ヶ月だけになっちゃうんだけどね、3ヶ月を取るか1ヶ月を取るかみたいなありますけど、どちらでも聞けますので、良かったらオーディブルとかでもね、見ていただいたらいいかなというふうに思います。
はい、というわけで、まあ難しいですね、地方創生ね。難しいからこそなんかやりがいがあるし、会社経営より難しいなというふうに、多分これ多分そうだと思うね。会社経営の方がまだ簡単なんじゃないかな、地方創生よりもね。かぶってる部分もありますけどね。特に本当に、どこから矢が飛んでくるかわかんないという点では多分地方創生の方が難しいと思います。だからこそ、より難しいことね、僕もトライしていきたいと思います。
はい、ということで、今日も聞いていただいてありがとうございました。この後も心地良い時間を過ごしてください。バイバイ。