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日々お伝えしているニュースや話題の中から一つのテーマに絞って専門家や当事者に話を聞く週替わりの特集コーナー
Weekly Close Up。2017年に起きた九州北部豪雨から7月5日、先日日曜日で丸9年となりました。
それ以外にも7月の上旬は各地でいろいろな水害がこれまでに起きているわけですよね。
今その水害の対策として注目されているキーワードが流域地水ということで今週は今防災が気になる
流域地水とはというテーマでお送りしておりますが、じゃあそれがどんなエリアなのかということを知ることで一目瞭然すぐ分かる
便利なものがあるんです。今日はその流域地図についてご紹介します。 株式会社ヤマップで流域地図の企画開発に携わっている
森脇成友さんです。 森脇さんおはようございます。おはようございます。
さて今回はですねヤマップさんの方で提供している流域地図について伺いたいと思うんですが、まずこの流域地図っていうのはどういうものですか?
はい、雨水が集まる範囲で日本の大地を見える化した地図と言えるかなと思っています。
雨水が集まる範囲というのがいわゆる流域と言われるものになります。 普段私たちが見る地図というのは例えば福岡県、福岡市、
沢楽みたいな人間が決めた線で区切られた地図が通常我々が見る地図だと思っているんですが、空から降ってくる雨水は
そういった境界など一切気にせず山に降った水は谷を流れ落ちて川を形成して海に出ていくというような動きをするんですけど、その雨水が一つの川に集まるエリアというのが流域と言われるものです。
ヤマップの地図では地図上の好きなところをクリックすると
その地点がどの流域に属するのかというのが地図上でハイラッチされた状態で表示されて、川の名前であったりその流域に含まれる
それこそ源流の山であったりとかも把握することができると。そんな地図になっています。
なかなか普段自分の住んでいる場所がどの流域に属しているかなって考える機会ってないのかなと思うんですけど、
新しい発見にもなりますね。
特別なアプリとかのインストールは不要でして、パソコンであったりスマホで一般の人が直感的に見えるような形で公開しているというのがヤマップの流域地図となります。
もともとヤマップというと、登山者向けの地図をアプリ上で確認できて、なおかつ携帯の電波が届かないところでもGPSによって居場所が確認できるというところが魅力のものでしたけど、なんでそのヤマップがこの流域地図を作ろうと思ったんですか?
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2020年7月に起きた豪雨災害だったと記憶して、九州を中心に記録的な雨が降って、九州でいうと熊本県の熊川が氾濫して大きな被害が出たという災害があったと思います。
その災害に関わらず、ここ10年ほど毎年のように全国でいわゆる数十年に一度とか言われるような水害が発生していたこともありまして、弊社の代表である春山は、堤防やダムを個別に作るという治水だけではもう限界があるというふうに感じていまして、
山から海まで丸ごとつなげて、流域全体で何か水害に備えるような視点が必要じゃないかというような機関をもともと持っていて、中で起きたのが先ほどの2020年の水害でした。
もう一つ春山が思ってたのは、自分の中で暮らしていると自分の生活が山や自然とどうつながっているのかという意識する場面ってほとんどないと思うんですよね。
それこそ登山でもしない限り、山はちょっと遠い存在になってしまっていると、これも大きな課題だというふうに感じていました。
そんな中、代表が出会ったのが、慶応大学の名誉教授、岸祐治先生が提出されている流域志向という考え方です。
水の流れで足元の大地を捉え直すという考え方、発想でして、この流域志向を使うと課題を同時に解決できるんじゃないかなと直感したというのがおったんになります。
その地図を作るって言っても、これ簡単な作業ではないですよね。
そうですね。私自身でいうと、そもそも流域って何という状態から始めたんですね。
だからまず、流域とは何かという概念の理解から始まりまして、それこそ岸祐先生とのコンタクトをとって、いろいろアドバイスとか教えをこいながら理解から始まって、
流域をどう定義したらいいのか、そのためにどういったデータが必要なのかということを調べて、実際に試していくつか出しながら結果を検証して、
ダメだったね、じゃあまた別のデータで、みたいな感じで繰り返して作業をしていました。
元気になったのが、東京大学の山崎先生という方が中心に開発されて公開されていた、日本全域表面流行マップというデータの存在でして、
このデータということで精度が一気に上がって、そこに独自の計算なんか加えたりして、
大きい流域から岸先生言われる小さな流域までの入れ子構造というのを表現する方法を確立して、リリース予約できたという運びになります。
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それだけ大変な作業を通じて作り上げた流域地図を、誰でも気軽に見られますよという形でオープンにしているというのはすごいですね。
おそらく一般の方って、流域って何って、そもそも私の開発当初みたいな状態だと思うので、
人は何かというのをまず知ってもらわなきゃなというのが思いとしてあったので、こういった形でリリースして触ってもらうという形にしています。
森脇さん自身もこういう開発に携わって流域というものがどういうものかというのを認識されたと思うんですけど、
その流域を認識する前と後とでどんな変化が森脇さんの場合はありますか。
登山アプリの元々開発者なので山登りもあるんですけど、山に登ったときの下界の見え方が、この山はこの流域とこの流域の分水嶺なんだみたいな。
だからこっちはこの流域でみたいな感じで、その流域を基準に大地を捉えるようになりましたね。
この流域地図、誰でも見られるっていうことですけど、どういうふうに活用すればいいですかね。
いろんな用途おそらくあると思うんですが、まず試してもらいたいのが、自分が生活されているエリアの流域を知ってほしいなと。
流域地図では測定のポイントをクリックすると、その地地点を含む流域がわかるんですね。
なので自分の自宅のポイントを選択すると、自分の家は例えば室見川流域だったんだ、みたいな発見があると思うんです。
なじみの場所とか、去年旅行高校行ったなみたいな感じであちこち日本全国選んでいただくと、それぞれ別々の流域があったり、
もしくはすごい離れてるんだけど実は同じ流域だったんだ、みたいな発見とかもあると思うんで、
そういった操作を通じて、流域とは何なんだという、こんな感じで区分けされているんだ、みたいなものをまず理解していただきたいなというふうに思っています。
それを活用することで防災にも役立ちますよね。
防災という観点で言いますと、洪水や土砂災害のハザードマットも重ねて表示できるという機能がありますので、
地図が持つ水がどう流れるかというのを視覚したものと、ハザードマップのどこが危ないかという情報をセットで見ることができるので、
より直感的にここがこういう風な水の流れだから危ないんだ、みたいなところも理解できて、
防災意識の向上につなげることができるんじゃないかなというふうに思っています。
住み慣れた場所、あるいは通勤先など通い慣れた場所だけじゃなくて、旅先など不慣れな土地でも今いる場所をクリックして、
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どの川に着目すればいいかとか、どういう地形なのかというのを知ることにも役立ちますね。
はい、まさしくおっしゃる通りだと思っています。
今日は流域地図について色々と詳しく教えていただきまして、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ぜひ、流域地図で検索してみてください。
株式会社ヤマップで流域地図の企画開発に携わっている森脇成友さんに伺いました。