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線状降水帯とは?警戒レベルって?
2025-06-12 12:44

線状降水帯とは?警戒レベルって?

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。福岡も梅雨入りした早々に、大雨になってますね。
土砂災害警戒情報が出たりとか、警報が出たりということ、そして線状降水帯予測情報も福岡をはじめとする九州北部でも出されました。
今日は、線状降水帯などにZoom Upしていきます。毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。元村さん、おはようございます。
おはようございます。本当、今年の梅雨は始まったらすぐに梅雨末期みたいな状況になってますね。
今回の雨、そちらはもう止んでますか?
この時間もですね、降ってはいますね。弱い雨が、ももち浜周辺は降ってます。
傘をさして歩いている方の姿が見えます。
そうですか。鹿児島県の茨城市では、2日間で435ミリ。大変な雨でしたね。
平年の6月の1月分の7割にあたる雨が降ったということでした。
線状降水帯って、わりと近年よく聞くようになったなっていう実感がありますね。
現象としては、前から知られていたんですけれども、その予測精度が発表できる程度には高まってきていて、
そして気象庁などが発表するようになったので、よく耳にするということだと思います。
どうやって発生するかというと、水帯の材料は雲ですよね。
暖かく湿った風が上昇気流に乗って上がっていって、赤卵雲が発生する。
その赤卵雲が発生したものが、上空の風に流されながら列をなすというんですね。
だから、宇宙から見ると降水帯が線状に並んでいるから、線状降水帯ということになりますね。
やっぱり赤卵雲っていうのは、普通は夏に入道雲みたいな感じで見ることが多いんですけれども、
単体で言えば一つの赤卵雲だったら、大体30分から1時間ぐらいで流れていきますし、
その下にいる人たちが雨に遭いますけれども、宇宙にして数十ミリぐらいで終わるんです。
それが線状降水帯になりますと、ずっとずっと降り続けるということになりますから、
急激に状況が悪化して災害が起きやすいということなんですね。
かっこ振り返っても、2020年の熊川の水害があるんですね。
03:05
ここから岡山県とかですごい被害が出た西日本豪雨2018年。
この時は死者が200人以上になったんですけれども、それから九州北部豪雨がありました。
2017年、最近目立った災害は必ず線状降水帯としています。
ただ、とはいえ課題もあって、まだ的中率が低いんです。
そうですね。予測は出せるようになってきましたけどね。
難しいですよね、やっぱりね。
だいたい的中率が23%ということで、4回に1回当たるという確率ですね。
ただね、もうちょっと冷静に眺めてみると、線状降水帯は起きなかったけれども、
その地域で100ミリ以上の大雨になる確率はかなり高いんです。
ああ、なるほど。
なので、一応その線状降水帯の予測情報が出た場合は、
線状降水帯が発生するかしないかに注目するのではなくて、
100ミリ以上の雨が降る確率が7割8割あるよっていうサインとして受け止めるっていうような知恵も必要かもしれません。
そうですね。
やっぱりもうこれ、気象の予測ってなかなか不確定要素が大きくて、
特に線状降水帯なんかは海から湿気が運ばれて、陸上で赤岩ができてくるので、
海の上の観測網がまだまだ手薄っていうことがあるんですね。
長崎沖とかですね、鹿児島の沖とかですね。
なのでそこはもうちょっとこれから精度を高めていくしかありませんが、
今日、明日、今年、来年、私たちができることっていうのは、やっぱり自分は自分で守るっていうことですよね。
そうですね。
よく最近は事前防災とか、それから垂直避難みたいなのがよく。
知りません?
そうですね。我々も注意呼びかけるときに言いますね。
避難勧告とか避難指示みたいなのが出たとしても、
一律に外の指定避難場所に出かけるということは意味しないということで。
まず窓から外の様子を見て、雨の勢いが強くて窓の外がよく見えないとかね。
それから道路が水浸しになっているみたいなときは、もう外に出ないほうが安心ですので、
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実宅2階建てのお家に住んでいる人は2階に住む。
マンションに行ったらもうちょっと上の階の、例えば知り合いがいたらそこにちょっととかね。
分け屋斜面から離れた方の部屋に移動する。
家の中、あるいはマンションの中での避難を計画するということですね。
あるいは、例えば顕著な大雨に関する情報とか、
それから天井降水帯の予測情報が早め早めに出されるようにはなってきているので、
例えば足が悪いとか、一人ぼっちで不安だとか、
いろんなそういう事情がある人は、特に早めに動いておくっていうことも重要だと思うんですね。
ちょっと話が変わりますけど、先週、日新聞の東京本社で年に1回開いている水害サミットっていうのがあって、
コーディネーターをしたんですけれども、
ちょうど梅雨時期を前に、水害に見舞われた自治体の首長さんたちが一堂に会してですね、
悩みとか、これはうまくいったとかっていうのを情報交換するっていうのが。
いい場ですね、それは。
今年も30の自治体から首長さんご自身が出かけていらして、
いろんな情報が交換されていましたが、
皆さん幾度に言うのが、どうやったら自分たちの危機感を住民に伝えられるかっていうところでした。
危機感の共有ってことですね。
そうです。
最近は防災無線を置いているところもあるけど、外で叫んでも聞こえないし、
それから防災無線のラジオみたいなのが家にあっても、壊れてたりとか。
メンテナンスしてない。
それで今度はSNSを活用しようということになっている。
今度はSNSにいろんなところからいろんな情報がどんどん来るじゃないですか。
もうどうしていいかわからなかったり、ピンポンピンポン鳴ってうるさいから切っちゃうみたいなね。
届かないっていうのがすごく悩みがとろされていました。
そんな中で、例えば高齢者が多い過疎の自治体なんかは、幸いご近所さんのつながりが強かったりするので、
そういう予測情報が出たら、まだ外が晴れてても、地域の公民館にみんなで行って、
そこでお茶飲んだりお菓子食べながら、のんびりする。
09:00
早め早めにね、避難して。
寂しくもないし、みんなで雨の様子を見たり、自治体の情報をみんなで共有できるから、
そういうのは一つの工夫ですね。
あとは、地域を守るための水防団っていう消防団的な組織があったりするんですが、
そこの高齢化が課題になっていました。
水防団の人は使命感あるから、雨の中水位を見に行ったりとか、
水門の調節を手でやって引き出されるっていうことがあり得るので、
最近は水防団の負担を減らすためのセンサーをね、
センサーで一定以上の雨の高さになったら自動的に水門が閉まるような、
お金をかけてでも人の犠牲を生まないような動詞が進んでいるっていうような情報も交換されていました。
ですからそういうことも考えて、個々人は自分の命を守る、家族の命を守るということで、
あらかじめハザードマップを入手して、自分たちがどうなのかとか、家族でどこに集まるかとか、
そういうことを晴れているうちに、思い立った時にやった方がいいと思いますね。
本当にそうですね。いざという時に一歩踏み出せるためにも、
普段からやっぱり心掛けしておかないと、なかなか避難行動に移せないですからね。
意外は日常になってますからね。
そうですね。嫌な日常なんですけども、本当に命を守るため最善の行動を取れるようにしたいものです。
本森さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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