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自己紹介をお願いしてもいいでしょうか。
加藤 裕一と申します。2016年からアスツールという会社をやってまして、起業した半年後ぐらいにスムーズというスマホ向けのブラウザーを作り始めまして、最初はiOSだけだったんですけど、今はアドレド版も提供しています。
なんでブラウザーを作っているんですかと言われるんですけど、私の会社のミッションがアスツール、未来の道具を作りましょうというミッションなんですけど、人間を進化させられるような道具を作りたいという思いで作ってまして、その中で僕が作りたかった道具がブラウザー。
一番人間の中で、今僕が一番たくさん使っていて、進化があんまりされていない。人間にとって意味ある進化だなと思うのがブラウザーなので、そこで始めたというものになります。
そうですね、最初全く誰が使ってくれるんだろうという、スイさんもなんでブラウザーを作っているんですかと言われたんですけど、それなりに頑張ってまして、今200万ダウンロードぐらい、結構アクティブ率も高くて、それなりに今ビジネスになってきているような感じで、スタートアップを頑張っているという感じですね。
ありがとうございます。僕、スムーズ、今は1ページ目のホームを置いていますよ。
マジですか、ありがとうございます。だんだん進化しています。
今ちょっとチラッと話が出たけど、なんでブラウザーを作っているのかという話があって、
加藤さんを今回出てもらったのは、もともと僕が加藤さんと知り合った時、加藤さんは個人アプリ開発者として、しかも始めたばっかりみたいな感じで、
そうですね、めっちゃ初心者でしたね。
でもコミュニティ、すごいコミュニケーション力が高くて、どんどんiOSコミュニティの中で王国を表して、一瞬のうちに。
一緒に黙々会とかやって、隣でブラウザー作ってて、
僕は本当に一位アプリ開発者の目線しかないから、そんなスケールの大きいものを作っても無理でしょみたいな感じがあって、
ちょっとあんまり理解できずにいたんですけど、そこから起業してめきめきと、
本当にアップストアで、クロームとか有名なブラウザと並んでブラウザアプリとして紹介されているような感じになって、
ブラウザの有名ブラウザの一つみたいな感じになっちゃって、すごいという感じですけど。
そんな感じでエンジニアから起業して、
意外と起業する人は多いけど、本当にiOSコミュニティとかで登壇とかしてて見かけてた人が、
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CTOとかでもなく、普通にCEOで起業して、人を雇って、投資入れて事業をスケールさせていってるっていう人って、
理想で全然周りにいないんで、そういう話も興味深いんで、お聞きしたいなと思いました。
スミさんが僕のことエンジニアって呼んでくれてますけど、
うちの社員とかに聞かれると、カットさんエンジニアなんですねって言われるかもしれないけど、一応最初はコードを書いてましたけど、
僕、キャリア2003年くらい社会人になって、最初ソニーに入ったんですけど、
10年くらいずっとプロダクトマネージャーみたいな商品企画立場ですけど、
主にハードウェア、ソフトウェアの企画もちょっと含んでますけど、やってて、
その後楽天で2年半くらいまたプロダクトマネージャーやって、
ソニーの最後の方から自分の手でものを作りたいなと思って、趣味でコードを書き始めたみたいな感じなんで、
本当にスミさんとか皆さん、職業プログラマーと比べたら全然経験も浅いし、
技術もないんですけど、そういうバックグラウンドだったんで、
ドラクエで言うと、戦士と何かを合わせて僧侶とかで作る賢者になるじゃないですか、
ああいう感じで一旦僕も10年くらいプロダクト作ったんで、ぐるぐる回ってる感あって、
そもそも企業ってオプションもちょっと考えてたんですけど、
これからコード書けないやつ全然使えないなと思って、自分でもそこ弱いなと思ってたんで、
企業するにしろ、サラリーマーケットずっと続けるにしろ、コード書けないテック業界の人って全然いけてないなっていうのを感じてたんで、
それで始めてたみたいな感じなんですよね。
結構書き始めたら面白くなっちゃって、楽天にいるときに結構、結構すごかった。
朝6時に起きて2時間くらいコード書いて、昼休みも飯食いながら図書館でコード書いて、
帰ってからもまた3、4時間コード書いてみたいな、すっげー効率は悪いんですけどめちゃめちゃ好きになっちゃって、
その時点ではまだ会社作るとか決めてなかったんですけど、
一回辞めて、好きなことに5%没頭する時間作りたいなと思って辞めたみたいな感じなんですけど。
あれ、そのコード書き始めた時が企業を意識してたんですか?
今はしてたという話もあったし、してなかったという話もあって、ちょっとどっちかなってなったんですけど。
してましたね。ただなんか、何だろう。
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明確じゃなくて、そっちの方向に行きたいな。僕の中では結構、スタートアップが目的というよりも、
自分の思い描くようなプロダクトを作れるようになりたいなと思って、やっぱりソニーもいい会社なんですけど、
やっぱりいろんなしがらみがあったりとか、イノベーションのジレンマってことあります?
いや、ないです。雰囲気はわかってますよ。
マジであれ書かれてることはそのまま起きていて、
例えば売上100億円の会社があったとしたら、
単年で1億円の売上作るような商品とかって全然意味ないじゃないですか。
それやらなくていいじゃんみたいになるんですよね。面白いんだけど。
うちがやらなくてもいいよねみたいな話になって。
スタートアップで単年で1億円売上がられば結構成功の部類じゃないですか。
結構そういう話で、ソニーからすると正しくないんだけど、
スタートアップでやると最初の一歩としてありみたいなビジネスがたぶんいっぱいあると思ってて、
僕結構携帯電話のビジネスいたんですけど、
去年と同じようなモデルをディスプレイのサイズ変えて売上120%にします。
売上500億円ですみたいなビジネスでずっとやっていくよりも、
初年の売上1億円でもいいから面白いビジネスで新しい価値作りたいなって思ってたんで、
だからそれをやる手段としてはここにずっといるんじゃなくて、
どっかのITベンチャーとかジョインして新規事業やるでもいいし、
もしくは自分でやるでもいいし、そっちの方向に舵切っていきたいなと思った時に、
大企業だったら分業化されてるから、文系の仕事だけやっててもある程度仕事量あるというか、
ちょうどできるけど、ベンチャー行って僕コード書けないんで、
事業所だけ書いて、あとよろしくみたいなのがあって、
すげー弱いし、その当時マーク・ザッカーバーとかいろんな人が、
みんな成功してる人はやっぱりコード書ける人っていうか、
エンジニアリングが分かってないと成功するプロジェクトを作れないなって思ってたんで、
いずれにしろどういう道に行くにしても自分のやりたいことに近づけるかなと思って始めたっていう感じですね。
今の話の中で、最終的にはやっぱりプロダクト、自分の作りたいプロダクトを作りたいっていうのが強いんだなと思って。
そういえばブログも昔プロダクト堂っていうタイトル。
そうですね。もう今全然書いてない。時間があったんですよ、ある時は。
本当にだからプロダクトなんだなというのはよく分かって。
話聞いてて思ったのが、楽天でViberのプロダクトマネージャーやってたじゃないですか。
Viberって、もしかしたら知らない人もいるかもしれないですけど、
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スマホのIP電話、スマホでIP電話できる走りのアプリみたいな、ほとんど最初かな。
イスラエルの会社でそれを楽天が買収したんですよね。
それのプロダクトマネージャーって、その当時の売上規模とかはよく分からないですけど、
ソニーからすると小さすぎるけど、ちょうど新しい最先端のことをやれているプロダクトみたいな位置づけではなかったんです。
しかもイスラエルの仕事は面白そうじゃないですか。
そうですね。いろいろ本当にViberに携わらせてもらったのは面白かったなと思うんですけど、
楽天では主に2種類の仕事をしていて、1つはViberなんですけど、
もう1つはモバイル戦略チームみたいなのに入っていて、
スマホ絡みで何でもやってもいいよみたいなふわっとした組織だったんですけど、
ふわっとした組織だったので、僕にとってはすごい泳ぎやすくて、
自分でアプリの企画して立ち上げさせてもらって、広告も売って仕様も作ってみたいな、
そういうのをやらせてもらったんで、結構それは技術スタートアップ、楽天のお金を使って新しいビジネスをするみたいなのは、
僕のもともとやりたかったことにあっていて、いろんな失敗もしたんですけど、
その失敗を糧に自分のビジネスでは失敗しないこともようになっていると思うので、そこは結構大きかった。
後半、それが前半部分で楽天のキャリア、後半部分ではViberに来週後のPMI、コストマージャーインテグレーションの一環として、
向こうのもちろんプロダクトマネージャーもともといて、そこの人と協業する形で楽天の代表者みたいな感じで入っていって、
楽天とうまくインテグレーションするにはどうしたらいいかみたいな仕事をして、
Viberのプロダクトマネージャー、プロダクトは僕の思い通りにはなりづらいので、そこの部分は面白みかけるんですけど、
良かったのは、おっしゃるようにドスタートアップだった会社がある程度成長して、
当時多分社員100人とか150人とか、ユーザー数めちゃくちゃいないですよね、7億人とかいって、
僕ら日本で誰もViberなんてもう使ってる人いない、震災の頃とかViberは一時期流行ったことあると思うんですけど、
その後やっぱLINEがすごい流行ったんで、日本ではちょっと下火になっちゃいましたけど、
いまだに中東とかアフリカとかヨーロッパの一部の国、東南アジアの一部の国ではナンバーワンなんで、
それこそミャンマーとか一位だったりとか、それ合わせると7億とかなって、
100人とかの会社で7億人にサービスできるってすげえなと思ってて、
やっぱこれがソフトウェアのスタートアップの目指すべきところだなぁ、すごい思ったし、
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あと結構楽天側の人間に行くと向こうのファウンダーの人とかと一緒に仕事できるんで、
それもすごい勉強になりました。勉強というか、俺もできるかもとか錯覚するというか、
すごいんですけど、やっぱり運とかもすごいあると思ってて、
その辺でスタートアップ界隈とかで会うような人とあの人たちがめちゃくちゃ違うかって言ったら、
そんなに頭の良さとか言ってることは変わんないんだけど、
多分タイミングとか、やってたことの打ち手の的確さがたまたまそこでハマったとか、
そういうこと多分すごいあると思ってて、
そういう意味で言うと、みんなチケットはテク業界に限り持ってて、
そんなに大成功してる人が全く違う人種の人たちかっていうと、そんなこともないなぁと思ったんで、
それも起業する時にはモチベーションの一つになった感じはしますね。
プロダクトマネージャーっていう言葉って、
加藤さんがViberとかそれ以前からやってた頃って、
少なくとも僕は多分あんまり用語として馴染みがなくて、
プロジェクトマネージャーっていう言葉があった気がするんですけど、
最近でこそプロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーの違いはとか、
そういう話は見かけるようになったけど、
あんまり馴染みなかったなぁと思って、
加藤さんはスタートアップ業界では比較的遅い目のスタートという感じで扱われてるけど、
でもそういう大企業の中のマネージャー陣の中では、
すごい若い時にそんな大きいプロジェクトをマネジメントするような仕事を任されて、
しかもそれを割とできてる感じが持ってられてるっていうのが僕にとっては不思議で、
当時そんなにその概念もよくわかんなかったプロダクトマネージャーというものを、
なぜ任されなぜこなせたのかっていうのがちょっと話を聞いてて、
不思議な能力に思いましたね。
確かにプロダクトマネージャーって日本だとすごい最近ですよね。
5年間ぐらいですよね。
そう思います。
ただ、日本以外、特にそのUSと、
バイバーもイスラエルの会社で、
イスラエルはほぼシリコンバレーと直結って感じなんですよ。
あそこってアメリカとすごい行き来が盛んで、
イスラエル人、ユダヤ人はたくさんアメリカに入職してるし、
アメリカで成功している人たちも元のルーツをたどって、
ニューヨークの樹々市コミュニティとかがイスラエルに帰ってきたりとかしてるので、
すごい交流が盛んで、
アメリカで成功しているスタートアップの人たちってほぼイスラエルでも
そのまま踏襲されていて、
15:02
プロダクトマネージャーの歴史ってすごく長くて、
もう本当に15年、20年ぐらいあるかなって思うんですけど、
ちょっとそれを置いておいて、僕がなぜできたか。
そうですね。
でもソニーの経験は大きかったかもしれないですね。
ソニーは商品企画っていう呼び名なんですけど、
若い人にセンスを一任するというか、
老人に商品企画担当させて売れなそうじゃないですか。
結構若い、それこそ僕が担当したメーターアイテムは1機種で、
少なくとも500億円ぐらい売り上がるんですよね。
20機種ぐらい作って1兆円みたいなシリーズなんですけど、
それ一つ一つに20代後半から30代中旬ぐらいまでの
粋のいい若手を1人ずつつけて、
商品のことを全部お前が決めていいよみたいな。
実際には決められないというか、
いろんなところを調整するんですけど、
でもやっぱりデザインディレクションしたりとか、
あらゆるところ、ハードウェアのデザインとか仕様、見方、
いろんなところを任せてもらって、
1人そういうの必要じゃないですか。
やっぱりプロダクトに対してオーナーシップを持って、
絶対このプロダクト成長、成功させるぞっていうのを
終始一貫して最初のその企画段階から
マーケットに出すまでをフォローアップする人って、
やっぱり絶対必要で、そこ結構若手に沸かしているんですよね。
それを僕やりたかったので、
最初実は3年ぐらい生産管理やってたんですけど、経営管理とか。
バックオフィスめちゃくちゃ数字どっぷりで、
それはそれでやると楽しいんですけど、
やっぱりプロダクト作りたくて入ったんで、
ずっと商品企画やりたいなと思ってて、
チャンスがあったんで、4年目ぐらいに手を挙げて
メンタル電話の商品企画やらせてもらって、
そこからずっと本当好きで、めちゃめちゃ楽しかったです。
それはすごい、そこで教えてもらったプロダクト作りに対する姿勢とか、
めちゃめちゃこだわるんですよね、みんな。
そこのこだわりはカルチャーというか、
そういうのはずっと役立っている気はしますね。
確かにそこの経験はめちゃくちゃ良さそうですね。
好きなようにやれるといっても、各部門にいろいろできることできないこととかはあるし、
その各部門の指揮者にそれをぶつけて帰ってくるから、
好きなように決めつつ、こういうラインがあるのかみたいな学びがありそうですよね。
本当にプロダクトマネージャーって一言で言うとミニCEOと言われていて、
プロダクトに対して全責任を取っているので、
スタートアップとか経営の良い練習にもなるんですよね。
18:03
一つのプロダクトのイエル、損益に責任を負って、
仕様も作り、マーケティングに対して働く業種で売って、
最後は収支が合うか確認して、みたいな。
足りないのは資金繰りだけなんで、資金繰りは見ないんで、
そこだけちょっと経営と違いますけど、
その他の面ではシングルプロダクトのスタートアップを経営しているのとそれほど変わらない。
あとハイアリングとかに関しても自分の商品を作る時に
この人を引っ張りたいとかそういうのもあるんで、
裏裏でエンジニアの人と話して、
このプロフェッションはぜひあなたとやりたいから、
手を挙げてくれないかとかそういうことをやって、
いい感じのチームを作っていくことで
自分の商品を成功させていくみたいなこともあるので、
社内ハイアリングみたいなのも頑張ったりしていたし、
面白かったですね、それは。
それでプロダクトマネージャーとしてのデビューをきて、
Viperとかの経験をして、
そしてコードの書き方を覚え、
起業したとき、起業してから割とそのプロダクトマネージメントのスキルが生きて、
結構順調でした。
そうですね、そのプロダクトマネージメントって意味で言うと、
結構初期からヘルシーに回せたかなと思いますね。
ただ、インプットとアウトプットって比例しなかったりするので、
プロダクトを作るときに、この機能をつければこれぐらい伸びそうだなとか、
こういう仕掛けを作ればこれぐらい伸びそうだなみたいな仮説を持ってやるわけですけど、
その仮説通りにいくことは100%ではなく、むしろ低い、
なかなか思い通りにいかないことの方が多いと思うので、
でもそれも織り込み済みというか、
試作が全部当たるような会社ではないと思うので、
粛々と指定をずっと4年間ぐらい繰り出し続けている感じですかね。
例えば、さっき加藤さんの記事を漁ってて、
プレスリリースでブックマークが進化してないから、
それを変えますみたいな感じで、スムーズにまとめてあったんですけど、
あれは着眼点は僕は良さそうだなと思ったんですけど、どうなったんですか。
あれはもう無くなってました。
はい、閉じました。
そうですね、それもさっき言ってた打ち手の一つだったんですけど、
結構一言で言うと、キュレーションって当時流行ってたじゃないですか。
レジオメディアが流行ってて、
ただ個人で本当の意味でキュレーションしてるものってあんまなくて、
ネイバーまとめにしても何にしても結構有名な人がキュレーとしてて、
プロキュレーターみたいな人がいっぱいいて、それを多くの人が読んでいる。
素人が作ったものあんまりそんなにバズらないし、
ものもそんなにないみたいな感じだったと思うんですね。
で、これなんでだろうと思った時に、
21:00
投稿のハードルとかをすごい低くして、
いつも読んでるようなページを軽くブックマークしていって、
それを集めたら集めることで、めちゃめちゃキュレーションが楽になるし、
そうするとキュレーションの母数自体がすごい増えるので、
個人の中ですごいヒットするキュレーションみたいなのが出てきたりとか、
面白いまとめ記事が作れたりとか、
そういうことができるんじゃないかなっていう、
挙説を持ってやったんですけど、
まあ、全然でしたね。
本当にエンジニーに申し訳ないぐらい。
なんでだろう。
まあでも一つはやっぱり、やっぱりめんどくさいんですよね。
すごい楽にはなったと思うんですけど、それでもめんどくさい。
そこの壁を越えられなくて、
すごい簡単にすれば数を爆発的に増やせるだろうと思ったんですけど、
そこがあんまりそもそも増えず、
できたとしても結構質がそんなに高くないものが多くて、
質量ともに想定のレベルに達しなかったから、
半年ぐらい経ちましたね。
そういうのいっぱいやってます。
墓場がいっぱいあります。
逆にこれは打ち手は良かったなって何があったんですか?
そうですね。
初期の頃で一番ヒットしたのは、
ジェスチャー機能みたいなのを追加したときはすごい反響があって、
やっぱりスムーズなバリュープロポジションとか、
もともとジェスチャーで多分切り替えられたりとか、
そういう人が集まってたから、
LGとか逆LGとか、
マニアックすぎるだろうって思ってずっと付きなかったんですけど、
かなり要望が多かったんで、やりますかって感じで付けたら、
うちのプロダクトにフィットした。
サファリとかChromeとかにはやっぱりフィットしないと思うんですけど、
うちのターゲットにはすごいフィットしたっていうのがありますね。
結構、割とクロート好みの機能が受けるような人たちがユーザー層なんですか?
ちょっと広げようとはしてますけど、中心はそうなりますね。
僕らはよく言ってるんですけど、
Chromeとかサファリ、ママチャリだと思ってて、
誰でも乗れて、ギアもないし、説明書いらない、
誰でも使いやすいブラウザアプリ。
それは一定。
2つともすごい良いアプリなので、
そこは一定の需要もあっていいと思ってて、
僕らはそれに対してクロスバイクみたいなものを提供したいなと思ってて、
ギアがあるんで、
初めて乗った女の子とかは、ギア重いって何?とか、
軽いって何?とか、
ギア外れたりするの?みたいな。
その辺がネックになる人もいるけど、
でも走ること楽しみたいとか、
スポーツに移動したいとかいう人にとっては、
クロスバイクってすごいいいマシンだったりするんで、
僕らはウェブブラウジングにおけるクロスバイクみたいなツールを作っていきたいと思ってるんで、
ロードバイクにならないように気をつけて。
24:00
ロードバイクだと靴も専用だし、
めちゃめちゃ多分、
自転車人口のうち1%、
今広がっていくけど、
でも1%ぐらいだと思う。
ロードバイクだと10%ぐらいだから、
10%ぐらいだと、
日本のと6,000、7,000万とかのスマホ人口のうち、
600万とか700万とかね、
だったらビジネス作れるぐらいの大きさだと思うんで、
トヨタに対するBMWとか、
ママチャリに対するクロスバイクとか、
それぐらいのところを狙っていく。
僕もそういう商品好きだし、
僕もクロスバイク超好きだし、
そういう感じですかね。
なるほど。
ブラウザの場合ってマネタイズはどういう風になるんですか?
今なんか課金機能ありますよね?
そうですね。
サブスクがやっぱり一番柱で、
こういうターゲットの商品なんで、
結構お金払ってくれるんですよね。
本当に結構どこまで上手くいくかなと思ったら、
これは上手くいった施策の一つで、
僕自身も半信半疑で、
もともとブラウザにお金払う習慣なんて誰もないので、
本当に払ってくれるのかと思ったんですけど、
Appleがサブスク解禁したときあったじゃないですか、
それまでみんな忘れちゃってるかもしれないけど、
サブスクって一部のマガジン系のアプリとかしか使えなくて、
普通のツール系とか一般のアプリではサブスクは
解放されても使えなかったんですよね。
それがちょうど4年、3、4年前、
まだ3年とかだと思うんですけど、
3年前ぐらいに今後はサブスクみんなどんどん使ってみたいな
新展観が大きい。
一回やってみるかみたいな感じで入れたら、
結構課金率高くて、
うちのプロダクトのポジショニングと合うんでしょうね。
ツールにちゃんとお金払う人たちがウィザーショップで。
そうなんですよね。
結構明確に差別化しているので、
デフォルトブラザーとは。
これだったら毎日お世話になっているし、
開発チームへの応援とかも含めてやるかみたいな。
そういう雰囲気を出すようにして。
僕らは結構大企業のエンタープライズっぽく見せないように
リリースノートとかで僕の個人プロを書いているとか。
ヒゲ脱毛の経緯とか。
そうそう。
脱毛を始めた時から何ヶ月間経緯を書いたりとか、
いろんなことをやって、
パーソナルな関係をなるべく築きたいなと。
それも応援したいので課金しますみたいな。
クラウドファンディング的な感じで課金してくれる人もいて。
割と打ち手の打つ距離感が、
個人アプリ開発者みたいな感じ。
今は社員どれくらいらっしゃるんですか?
今は社員5名です。僕含めて5名。
まだ業務委託の人とかもいるんですか?
そうです。業務委託の人で10名くらい。
全てリモートです。今は社員もリモートなんですけど、
副業とかの人も含めてそれくらいですね。
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経営者の、経営者だけど、
打ち手を自分の手を動かして打つ感じがして。
アップストアのコレクションのあそこに打ち込んでるのかなと思って。
今はアップストアの提出はやってないですね。
コードも書いてないし、あれなんですけど。
本当にやって良かった。
あの時自分でコードを書いて良かったなと思います。
最初のスタンドアップでこういうことやりますか?
多分こういうのやるんだろうなっていう予想もつくし。
業種どれくらいでコードを書くのやめたんですか?
2年くらいですね。
結構書いてたんですか?
そうですね。でももう最後のほうがきつかったですね。
許可をもらって書くみたいな感じですね。
ここ触っていいですか?みたいな。
勝手に触るなっていう。
まあ明らかに僕が書いたら不採に今なってるんで。
まあまあそれはどうしても最初のファーストプロダクト。
ちなみにファーストバージョンストアに
加藤さんが一人で作ったバージョンって
スムーズの最初のバージョンとして出てるんですか?
それかもう最初から起業してから出したんですか?
起業してからですね。起業して半年後くらいに出したんで。
僕まで個人開発としてはプロトタイプを作って
そうですね。会社から知ってたけど当時業務委託の人一人と僕みたいな感じだったんで
あの段階ではまだ8割ぐらい僕が書いたコード。
もうちょっと低かったな。7割ぐらいかな。
すごい。結構書いてた。
クライアント側はサーバー側は全く僕書いてなかったんで
業務委託の人に100%書いてもらってましたけど。
今でも技術のキャッチアップとかしてそうな感じがするんですけど
例えばWWDCセッションとか見てるのかなという感じ
そうですね。お風呂で見てますよ。
そうなんですね。機能とか追いかけてる人ならではの
社長が追いかけてる感じの機能追加のタイトル
ステージ全体のスクショを撮れるような機能が入ってたり
そういうのとかもiOSのAPIをかけてないとなかなか
もうこれやろうっていう話が出てこないかな
いや、あれは違うんですよ。ページ全体のスクショは実はAPI使ってなくて
僕らが先だったんですよ。
そうなんですね。
あれ無理くりWebViewをスクロールして
強制スクロールしてクリーンショットを撮って
独自の機能としてめちゃくちゃ
あれも結構良かったんですけど
逆に先にやってたからこそ
スムーズその時は少なくとも
それのために使うっていう大きな理由になりますね。
そうですね。あれはすごい余談になっちゃいますけど
30:02
いろんな面白い使い方が出てきて
一番面白かったのは
あの機能のおかげでジャニーズオタクの人がめちゃくちゃ増えたんですよね
ジャニーズウェブっていうサイトがあって
ジャニーズ好きな人はそのサイトにみんな足しげく通うみたいなんですけど
有料サイトでジャニーズの人が書いたブログが
3日ぐらいで消えちゃうらしいんですよ
それを保存するアプリはないかみたいな
みんな探してて
ある方がこんなすげえアプリ見つけたってつぶやいてくれたら
それが5万リツイートくらいされて
1日で数万ダウンロードみたいな
それからずっとジャニーズオタクが増えるみたいな
ずっと拡散され続けてる
今はその時この1ヶ月ぐらいはすごかったですね
筆形ツールとして当たり継がれている
今もサファリに実は同じ機能ついちゃったんですけど
サファリのその機能はあんまり認知されてないみたいで
取るとタブで選べるようになる
セグメントコントロールの右側を確か押すと全画面になるんですけど
あんまり見つけられてなくて
全画面撮るのがスムーズみたいなツイートが
定期的に投稿されるので
まだあんまり
うちの方がアクセスしやすいのかな
そうなわけじゃないかな
なんかあれがあっても
僕はあれがあって
でもショートカット的な意味で
機能を生かしているのかなと思ったんですけど
その前からという話ですけど
でもあれがある上でもワンボタン
そういう機能としてUIとして入り口が
一つ少ないところで
ボタンを押したらそういう機能にアクセスできる
いいと思いましたね
そうですね
なるほど
ちなみに
アプリ開発から経営者になって
調達とか
その最初の段階でしてたと思うんですけど
そういうのとかは多分初めて
それを経営で
初めての調達がどんな感じだったか
経営で戸惑ったこととか
分かんなかった
ここら辺最初分かんなかったなみたいな
ありました
資金調達をするかは
めちゃくちゃ悩みましたね
今まで会社経営している中で
一番悩んだポイントかもしれないですね
やっぱり会社辞めた後
結構僕は最初
スタートアップって感じじゃなくて