00:00
それって、勉強することは無限にあるじゃないですか、この業界。
だから、いくら時間があっても足りない中で、その活動。
他の世の中はずっと動いているから、止まると相対的に後退していくじゃないですか。
それを止めることって不安はなかったんですか?
それに関しては、あまり不安はなかったんですよ。
これ何でかって考えたんですけど、海外とかのカンファレンスに行くようになる前って、国内でいろんな勉強会とかに登壇して、ひどいときだとCOさんとかで登壇していたような時期もあったんですけど、
そういうことをやっていると、キャッチアップのスピードって結構上がるんじゃないかなと思っていて、
これ当時の参加者にはすごい申し訳ない話ですけど、明日勉強会があるって言って、前日にスライドはできていないわけですよ。
そこからとりあえずトピックをこれだけ話そうっていうのは決めて、そこからその編集編に関するトピックをガーッと集めて、
物によってはサンプルを実装して、それでスライド作ってとかやるんですけど、そういうことを結構繰り返していると、
キャッチアップのスピードも上がるし、学ばなきゃいけないことは無限にあるっておっしゃいましたけど、
無限にあるけど、実際自分が今やるべきというか、これをキャッチアップすればいいのかっていうセンスみたいなものが多分磨かれるので、
無限に勉強することがあるどうしようじゃなくて、俺は今これやればいいやっていうふうな割り切りが割とできるので、
なんというかそんなに毎日新しい技術に触れなきゃいけないみたいな脅迫概念もだんだんなくなっていったんですよね。
今は本当に今の自分のやっているプロダクトで必要になりそうなものをチュートリアルとかソースコード生で見に行ったりとかして、
短時間でガーってキャッチアップしちゃうんで、だからあんまりそういう不安はないんだろうなと思いました。
これはすごいですね。キャッチアップのスピードが上がる感じがちょっと肝なのかなと思いましたね。
僕は前日まで用意していなくて、当日とか前日に用意するっていうスピード感はあった時もあったけど、今はもうないですよね。
ちょっと言い訳っぽいけど、子供がいると今日徹夜できるかどうか自分の判断で決められなかったりとかして、
直前に何もできないかもしれないっていうので、ある程度事前に用意しなきゃっていうので。
事前に用意しようとすると情緒に時間を使ってしまうところがあって、
登壇すればするほどキャッチアップ、人に説明しなきゃいけない分、キャッチアップのスピードは自分が理解すればいいだけの状況に比べて時間がよりかかるっていうものになっているし。
03:01
あとあれですね、僕はこれだけ今はこの辺だけキャッチアップしてれば十分だろうみたいなところの割り切りがまだあんまり、
今の話を聞いてみて思ったのは自分はできてないかもしれないなと思いましたね。
この辺はまあいいやって、ある程度優先順位つけて、結果的には割り切ってるけど、気持ちとしては本当はあっちもやらなきゃなというのを捨てきれてなくて、
不安はどことなく感じてますね。
これ言うとあれかもしれないけど、最近すごくわかりやすいところで、僕はFlutterは実は一切手を出してなくて、
あれをやってみたときに思ったのは、このUIの書き方的なところを学ぶのは推出UIと全く一緒だから、
僕がやるべきは多分推出UIで、推出UIも業務で使えそうなタイミング、入れられそうなタイミングは多分もうすぐ来るけどまだ来ないから、
とりあえず情報だけ追っかけておいて、何となくの書き方知っておいて、仕組みとか知っておいて、
実際に業務始まる直前にいろいろPoCみたいな小さなものを作ってみるとかそういうことはやろうかなとは思ったけど、
そのプロセスを考えたら、Flutter今僕やっても業務で使わないしなみたいな割り切りが多分できちゃってますね。
すごいわかります。多分松立さんはSwiftUIとかを実際に使うときになったときに、
それをキャッチアップするベースもあると思うんですよね。
ちゃんとそれをドキドキでこれはやっとこうみたいなのをちゃんとやってるから、
SwiftUIを勉強するための下地みたいなものもすでにあると思うんですよね。
宣言的に書くとか、コンバインと併用してとかのときにリアクティブに書くとか、
僕そういうところもすっ飛ばしてきてるので、結構キャッチアップ大変そうなのに気持ちはありますね。
そこも優先順位的にやっぱり切り落としてはいるんですけど、
いずれやらなきゃいけないんだろうなということで気軽には思えていない自分もいますね。
なるほど。そういう感覚なんだなというのは勉強になりました。
ちなみに登壇という話でいうと、松立さんを僕が認識したのが、
多分IOSDCの最初の年のRejectConあたりで喋ったなっていう。
そうですね。デフカリでやったやつですね。
そうそう。そのときに喋るより前にどっかで喋ってたのかもしれないですけど、
そのときに松立さんと話して、機械学習の話とかしたりして、
その頃から急速にプレゼンスをこの界隈で上げて、
あっという間に有名人になっていったという感じなんですけど、
そこは本人的にはどういう感覚なんですか?
そこは何だろう?意図的にどういうギアチェンジしたところがあったのか?
06:03
どんな感じなんですか?
それでいうとですね、僕が勉強会に行き始めたのが2016年か7年なので、
もう4年ぐらい前になるんですけど、
そのときにちょっと出どころも覚えてないんで申し訳ないんですけど、
ある記事を見たときに勉強会に行くなら登壇したほうがいいみたいな文を見つけて、
そうなのかと思って、最初どこだったかな?最初の勉強会も覚えてないや。
確かポテトチップスみたいなスタイルの勉強会だったと思うんですけど、
そこにとりあえずいきなり登壇訳でいいやって申し込んだのが実は最初なんですよね。
その絵が結構楽しかったっていう体験があって、
その後はできるだけ海外のいろんな当時あった、
ギバースイフトとか、スイフトに関係する勉強会とか色々顔を出して、
そこで登壇を繰り返していったら、それで海外のCEIも増えていったし、
自分の登壇に対するフィードバックがもらえたりとか、
自分は登壇するから知識が増えるみたいな感じで、
螺旋状に色々知識とか、人脈って言い方あるスタイルだけど知り合いとか、
そういうのが増えていてすごく楽しかったんですよね。
そういうことをやっていったらいつの間にプレゼンスが上がったっていう表現になるのかもしれないけど、
いろんな機会をいただいて、
カンファレンスで手伝い始めたりとか、
本格機会をもらったりとか、海外で登壇するとか、
そういういろんな機会をもらっただけなので、
それが具体的にどう良かったかって話をすれば、
それは当然定時職とかをするときには自分の成果が言いやすいっていうのはあると思います。
それを言われた側がどう捉えたのかは知らないですけど、
自分がやったアウトプットを見せれば良かったので、
それは結構楽だったっていうのがあります。
それは良かったところなんですけど、
ただ僕はこのプレゼンスを上げるっていうのはみんなにお勧めしづらくて、
何でかっていうと、プレゼンスが上がるっていうのは
ちょっと有名になっちゃうっていうところなんですけど、
そうするとだんだん、
界隈とか勉強会で会う人が立場がいきなり違うんですよね。
僕は初めましての気持ちで人に会いに行くのに、
向こうは松本さんですよねみたいな感じで、
本読みましたみたいなことを言われてしまって、
最初から対等じゃないんですよね。
この関係が最初は嬉しかったんですけど、
だんだんと何か違うんだよなという感じになってしまって、
それでだんだん臆病になっていったというのがあります。
09:00
極めつけ悲しかったのは、
IOSBCに去年かな、行った時に遠方から友達とかが来るので、
いっぱい喋りたいなみたいなのがあったんですけど、
その友達が僕にそういうのが集まってくるのに気を使って
ちょっと離れてたみたいなのを見てしまって、
すごい申し訳ないし、
僕自身もたまにしか会えない人たちもいるから、
そういう人ともっと過ごしたかったなみたいなのがあって、
そういうのは有名性じゃないけど、
求めているものではないなという感じでした。
なるほど、そうか。
僕は話しかけてくれた方がコミュニケーションしやすくて便利だなという感じですけどね。
例えば登壇せずに懇親会とかで周りの人とコミュニケーションするよりは、
登壇してさっきの登壇内容とかがベースにあったりとか、
ある程度その分野ではプレゼンスがあって、
僕のアウトプットとかを見てくれている人がそれをネタに話しかけてきてくれた方が
取っ掛かりがあって、何にもないところからコミュニケーションするよりは楽だなというので、
僕にとっては嬉しい点の一つではありますね。
コミュニケーションしやすくて。
あと、僕は結構そういう大勢の人が集まる場でも、
窮地の友達と話すのが楽しんで、
ずっと喋ってますけど、昔からの知り合いと。
同窓会みたいなところがあるんで。
確かに。それを遠慮されたりすることもあるのかもしれないですね。
そうですね。もちろん個人によるのでみんながみんなそうではないんですけど、
そういう出来事もあったっていう。
それはちょっと悲しいですね。
ただ僕も基本は話しかけられるのは結構、
すみさんと一緒で楽しいので、
特に登壇とかした後とかはフィードバック、
本当に喉から手が出るほど欲しいので、
いろんな人にどうだったどうだったって聞いてもらったりはします。
そうですね。
登壇して楽しくてどんどんやってるうちに次の機会がどんどん来て、
それでオーガナイザーもやることになったり、
海外でも話すことになったりみたいな感じで、
いもずる的にそういうプレゼンス、露出が増えたっていう感じなんですかね。
そうですね。振り返ってみれば多分そんな感じだとは思います。
確かにな。松崎さん、発信の仕方とかに、
12:00
自分のプレゼンスをここでやればプレゼンス上がるなみたいな感じじゃなくて、
面白すぎるなと思うことをやってるっていう感じですね。
そうですね。やっぱり楽しいのが一番なので、
これをやったら面白そうだなっていうところには、
ちょっとうぎこみじゃないけど、声をかけたりとかすることも多分あったんだろうなと思いますけど、
大体はなりゆきでこうなってますね。
あとあれですね、英語って松崎さんはいつぐらいから平気になったんですか?
割とその、これちょっと前提となる話をこの動画でしてなかったかもしれないけど、
松崎さん、Tricycleっていう海外から飛行機乗って人が来るような
iOSのカンフォレンスを主催してて、
その主催者はナタシさんという世界的に有名なiOSの有名な方が、
メインオーガナイザーでやってて、
Tricycle Japanはそれプラス日本人のメインオーガナイザー、
タグを組んで開催するような感じでやってて、
松崎さんそのメインオーガナイザーを務めてたんですけど、
あと海外のカンフォレンスのスピーカーとして招待されていったりとかしてて、
そういう人なんですけど、
そういうふうにメインオーガナイザーとしてやっていく関係性を築くにも、
海外のスピーカーとかナタシさんと楽しくコミュニケーションするような感じとか、
あと登壇英語でするのとか、
この業界はわりと英語平気な人多いけど、
それにしてもほとんどの人にとってはハードル高いんじゃないかなと思うんですけど、
松崎さんはそこはいつから平気になってたんですか?
話すことに関しては、別に僕は留学とかしてないし、
本当にネイティブの日本人なので、
あんまりネイティブの英語に触れるっていう機会は、
高校の時ちょっとそういう先生がいたかなぐらいの感じなんですけど、
平気になったのは、
初めてTricycleを手伝った2017年の年に、
ボランティアスタッフで入ったときに、
その当時って多分、
エンジニアとデザイナーのための英語の勉強会みたいなのをやってた時期で、
そこの運営とかをやってた時期なので、
そういった関係で、
当時RELMのドキュメントを英語から日本語に翻訳する、
大体カンファレンスのスクリプトとかだったりするんですけど、
そういうのを日本語に直すとかっていうのを仕事としてやっていたので、
その関係で当時のメインオーカナイザーは岸川さんだったので、
それでスタッフをどこにアサインするかっていうところで、
スピーカーの案内係みたいなところに確か配属されたんですよね。
15:01
そうすると控室にいるスピーカーに、
お前は誰だっていうのを聞いたりとか、
次のトークだからそろそろ待ってるとこ行ってねとか、
そういう案内係とかをやっている過程で、
あとはその控室にナタシャもファウンダーとしていたので、
それでちょっと話したりとかをし始めたのが、
多分この界隈でがっつり英語を話すっていうところに関しての経験を積み始めたっていうところだと思うんですよね。
本当に捉えやすい人、毎年来るシーズンになると、
なんとなく言い方が難しいんだけど、
耳の調子がだんだん英語にチューニングされていくんですよね。
スラックやり取りするときとかも基本英語とかになっていったりとか、
日本語でもいっぱいやってますけど、
なんとなくラジオ映画みたいなものを通勤チューニングに流し始めて、
とりあえずちょっと耳を英語に変えておこうかみたいな気持ちが湧いてきたりとかして、
そんなことをやっていたら、
あんまり英語を話す抵抗がなくなったというか、
あとは海外に初めてWWDCに行ったのも、
多分2018年のWWDCに初めて行ったんですけど、
その時に現地のいろいろ話をしたとかがあって、
それからそんなに抵抗なくなったのかなとは思いますね。
本当にあれなんですね。
幼少期からの積み上げとかじゃなくて、
割と2017年、2018年あたり、
登山から始まるモーズル式に始まったいろんなことをきっかけで、
英語も普通に話すようになり、それに耳をチューニングするようにもなり、
海外に行って話すようにもなりという感じで、
いろんなことがそこから始まってるんですね、そのあたり、時期から。
もちろん、もともと英語の知識は、
受験勉強のときに割と英語が好きだったので、
ある程度文法のことだったり単語のことだったりしていたので、
そこを運用する場がたまたまなくて、
そこから運用し始めたって感じだと思います。
受験の英語は全然苦手じゃなくても、
会話としての英語は全然できないし、
苦手意識の壁がつくて、
なかなかコミュニケーションに積極的になれなかったりしたので、
そこで目の前にそういう機会が現れたときに、
そこで壁を作って、距離を置かずに飛び込んでいくのが
増田さんのいいところなのかなと話を聞いて思いました。
そこで、そういう案内係をやりましょうと。
それで、目の前にスピーカーがいるなら話しましょうと。
自然とその状況をちゃんと前向きに取り込んでいくっていうのは、
今の増田さんを作っているのかなと聞いてて思いました。
なるほど。
18:01
あとあれですね。
OSS活動も結構、
割と有名リポジトリというか、
クリティカルに使われるリポジトリに
コントリビューションしましたっていうのも
いろんなレベルがあると思うんですけど、
増田さんのコントリビューションは結構ガッツリしたコントリビューションをするじゃないですか。
割と新機能をひとつ足すぐらいの感じの。
そういうのは自然と、
それもこういうのが面白い、こういうのがあった方がいいなと
普通にやり始めたという感じですか。
そうですね。本当に最初にやったコントリビューションって、
多分ファストレーンのタイプを直すとか、
そういうレベルの、
そういうレベルでコントリビューションしたぞとか言ってた時期もあるんですけど、
多分意識が変わったのは、
Swiftそのものにコントリビューションをするっていう時かな。
Swift Evolutionに新しいDictionary Compact Map Valuesというメソッドを
日本のDiscordとかでわちゃわちゃ言いながら英語でプロポーザルを書いて、
それをプロジェクトして投げて、
その後Swiftフォーラムというところで、
わちゃわちゃこれは良い悪いという議論をやっていくんですけど、
そういうところで本当に自分の書いたものが
いろんな人に使われるというか、
使われたらそれはそれで楽しいんだろうなと思って。
そういう経験をした後は、
新しいOSの対応をするとか、
自分が使っているプロダクト、
どうしてもバグって動かないみたいなものを見つけた時に、
やっぱり意志を上げてディスカッションをして対応を待つってなると、
すごく時間がかかって、
自分のプロジェクトも影響を受けるし、
他の困っている人がいるんでしょうけど、
だったらプロニクを投げちゃった方が早くないという気持ちで、
野良で何も一瞬関連付けずにとりあえずプロニクを投げちゃうことはあって、
それがいろいろ残っているんだと多分思います。
ただその界隈の他の人ほどOSS活動をやっているかというと、
僕はそんなに積極的にはやっていないので、
多分GitHubにもそんなに草は生えていないと思います。
なるほど、そういう人がきっかけだったんですね。
そういう人である程度OSSにコントリビューションするという、
コントリビューションの中でもそのステップが明確に決められていて、
重い方だと思うんですけど、
そこで一通りの経験をして、それでこういう感じかってなって、
21:02
そこからは必要なものは、
一周投げるだけでなく、投げて待つんじゃなくて、
自分が人を出しというのをやるようになったという感じがします。
そうですね、やっぱりSwiftに新しい機能を追加するというところは、
これはちょっと欲が出ちゃったんでしょうね。
Swiftにコントリビューションしたぞって言いたいがためにやったみたいな、
モチベーションは多分あったと思うんですけど、
結果として得られたのはそういう本当にコントリビューションマインドみたいなところだとは思います。
それは大事ですよね。
僕もそれはすごい同意で、一周投げて待つよりも直した方が早いっていう。
で、マージされた方がもちろん使いやすい。
で、みんなこの機能欲しいだろうみたいな、
当然プルリク出してマージされることを期待した方がいいっていうのはめちゃくちゃわかるから、
そこは難しく考えずにそうした方が自分にとっても得だっていう。
僕も同意で。
それが最初、実績としてこういうのあったらかっこいいなみたいなところから始まってもいいっていう感じですね。
ちょっと僕が印象に残ってるのは、
それでコミッターになって忙しくなってコミッター辞めますっていう宣言をしてて、
いろんなことをやって、そういうやることを断捨離するようなことって、
なかなか難しい決断だと思うんですけど、
その時は単純にもう無理だってなって、
辞められるところから辞めていったって感じですか?
そうですね、あの当時は本当にそういう断捨離とかは僕は下手くそで、
あんまり上手くないんですけど、
多分そういうのもあんまり見えてなかったので、
とりあえずやれること全部やるみたいな感じだったと思うんですよね。
だからちょうどあろうな限り登壇をするとか、
あろうな限り登壇をしながら本を書くとか、
そんな感じでコミッターもやるとか、
そんな感じでいろいろ何でもやってますみたいな感じになってきたんですけど、
さすがに回らなくなってちょっとまずいなと思って、
それでやらないことをいろいろ決めていったんですけど、
その中の一つにOSS活動というかコミッターをメインでやるみたいなのはやめようと思って、
そこでやめました。
その時の取捨選択の判断基準はどういうものだったんですか?
その時は多分ですね、本当にいろいろ捨てていこうっていう時期だったと思うので、
カンファレンスの登壇、国内国外のカンファレンスの登壇は続けるけど、
あと本の執筆の時、本書いてたんで多分やるけど、
それ以外のもうちょっと規模の小さなミートアップとかに、
試行停止で申し込みボタンを押すみたいなのはやめようとか、
24:03
そんな感じで多分今自分が価値を提供できるのは、
多分カンファレンスの登壇とか本を書いて、
いろんな人に知識を提供するところだなと思ったので、
多分そこに絞ったんだとは思います。
なるほど。登壇って今はどういう位置づけですか?
今も登壇の優先度は高いですか?
全くないです。
全くない?
そうですね。最後に登壇したのが、
多分アベマさんでやった設計の勉強会だったと思うんですけど、
そこで今うちでも使っている、
The Composer of Architectureっていう新しい設計パターンがあるんですけど、
それを導入してみて、
ああだこうだみたいな話をしたのを最後に、
オフィシャルで登壇は多分してないと思います。
それはまたどういう自分の中の価値観とか優先度の変化ですか?
それはですね、さっきも言った技術共有会みたいなもので、
割とアウトプットしたい余計みたいなものは定期的に満たされるんですよね。
だからそれがあるのと、
あとはやっぱりメインがスタートアップでプロダクトを作っているので、
スライドを作る時間とか単純に取れなくなっちゃって、
それでもう勉強会は今状況がたまたまこうなっちゃったけど、
ちょっと自分はこれ以上登壇をしてもいいという気持ちになって、
一旦ちょっとフェードアウトしたって感じです。
なるほど、あと登壇の価値みたいなところは僕も結構迷うところがあって、
最近Monoさんも、
最近Zenとかも出てきて、
そのメディアの使い分け方と、
登壇とか執筆っていうのはコスパ悪いからやりませんみたいなことを書いていて、
それはすごいわかるなと思って、
ある程度かかる時間とそこから得られる何かしらのリターンを考えた時に、
そのリターンの定義はいろいろあると思うんですけど、
確かに執筆とか登壇はコスパ悪いことが多いとは思っていて、
特にある程度プレゼンスができつけた人にとっては、
記事とかツイッターで十分届く人に届くし、
別に仕事を探すわけでもないから、
登壇とか執筆する人みたいなコストかかることに優先度が回らなくなるっていうのはわかるので、
それはすごいわかる一方で、
IoS CDCとか時間かかるけど出てみると、
ある程度がっつり時間をかけて自分の発表資料とか本とかを作るっていうのは、
27:04
他のアウトプットとはまた違うレベルの残る成果物みたいなのができるから、
プロダクトとか作っていればもちろんそれが一番大きい成果物になる。
そういう一旦カンファレンスがあるから頑張って、
しんどいけど何かちょっと大きめのアウトプットをするみたいな、
側面もあるから続けた方がいいのかなって迷いもあったりとかして、
登壇は毎年もうしんどいからやめようと思いつつ、
やったらやったらやっぱりやっとくといいよなみたいなことは思ったりするんですよね。
僕もやりたい人はどんどんやったらいいっていう立場なんですけど、
僕はもういっぱいやったからいいよって、
もう僕やらないみたいな感じですね。
本当すごい勢いでやりましたね。
いっぱいやったからちょっと名残惜しいとかじゃなくて、
もういいよっていう感じ。
そうですね、あんまりもうそう。
やりきったって感じ。
もうやりきってみました。
疲れちゃって。
いいですね、そこまでやりきるのは。
ちなみにTrySwiftのメインオーバーナイザー、
最後大変だったじゃないですか。
コロナもあって。
その辺どうだったんですか?
どうだったんですかってすごいオープンクエストなんですけど。