1. 小農ラジオ
  2. 91. 君たちはどうN2Oを減らす..
2023-08-13 1:15:22

91. 君たちはどうN2Oを減らすか 。

Fermer’ English with Mao
“Agriculture emits a ‘forgotten greenhouse gas.’ Scientists are looking for solutions in the soil”
「農業が排出する忘れられた温室効果ガスを減らす方法を科学者は土壌中に求める」
https://www.pbs.org/newshour/science/agriculture-emits-a-forgotten-greenhouse-gas-scientists-are-looking-for-solutions-in-the-soil
2021/5月 PBS NEWS HOUR

Global boiling「地球沸騰」
温室効果ガス排出の20%は農業由来
CO2(二酸化炭素)
CH4(メタンガス)
N2O(一酸化二窒素、亜酸化窒素) CO2の300倍の温室効果がある。
N2Oの全排出量の3/4は農業由来
(N2Oは笑気ガス(laughing gas)でもある)

なぜN2Oが農業で多く発生するのか?
原因は肥料過多/化学肥料の発明がきっかけ/ハーバーボッシュは非効率:全エネルギーの1%、CO2の1.4%
fig.5「微生物(硝化細菌、脱窒細菌)による一酸化窒素(NO)と一 酸化二窒素(N2O)の生成の「穴あきパイプモデル(hole-in-the-pipe model)」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/lca/7/1/7_2/_pdf

対策:硝酸化生微生物の活動を下げる→26%低下可能
根粒菌すごいから豆を食べよう(根粒の中に空気がないというのは表現的に微妙でした)
根粒菌が付きやすい植物をゲノム編集で作り出す

地球冷却微生物を探せ
https://dsoil.jp/soil-in-a-bottle/


00:02
ファーマーズイングリッシュは、小農ラジオさんの場所を借りて、私がしゃべっているようなところがあってですね。
だけど、ユウちゃんに聞いてもらうと、しゃべれることが、どこもあるらしく。
まあ、あるよね。
あります。
一人でしゃべっていると、なんかね、発展しないんですよね。
そうそう。一人語りってね、なんか暗くなっちゃうんだよね。
特にこういう話題はやばいよね。
そうそうそうそう。
なんかこう、自分の理論の中で解決しようとしてできなくて、行き詰まるみたいな、この暗い感じになってしまうっていう。
そうなんだよね。
ただ伝えるだけでは、なんか終わらない感じになっちゃうんだよな。
いやー、それだとさ、ニュースを読んだりしているのと変わらないじゃん、みたいな。
そうだね。
自分の意見を盛り込み始めると、混乱が始まるのよ。
まあ、だから誰かと話すことで。
そうそう。ちょっと議論というか、もうちょっとこう、発展できるかな、みたいな感じ。
分かります。
に思っております。
はい。
ということで。
はい。
じゃあ。
始めてくださいよ。
今日のタイトル。
今日のタイトルですか?
あ、ちょっと待って。
今日の、なんですか?
これは、なんとなく始まりましたけども。
はい。
ゆき農業系ポッドキャストショウのラジオです。
どうもみなさん、こんばんは。
こんばんは。
今日も、久しぶりのファーマーズイングリッシュですね。
はい。
真央とやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
なんか、本当に久しぶりだよね。
去年だよ、多分。2022年ぶりの。
最後いつ?
いや、絶対2022年だと思うんだよね。
そうだね。
だって、いくつか、もういくつか企画が、立ち上がっては消え、立ち上がっては消えっていうのが、覚えてる限りでも2個ありました。
そうなんですよね。
はい。
まあ、ネパルに行くんじゃないか、みたいな話も。
ちょっと、その話出すのやめようよ。
じゃあ、これはまたちょっと別で。
なんなら、編集してカットしてくれてもいいですよ。今のところ。
みなさん、脳内カットで今の。
脳内カット。
なかったことにして。
めっちゃ怒ってるよ。
そこはまたね、これからちょっと別な場所で、じっくり聞かせてください。
わかりました。
はい。
ということで、久しぶりのファーマーズイングリッドなんですけど、今日のタイトルをお願いします。
03:00
今日のタイトルはですね。
日本語で一応訳しますと、農業による忘れられた温室効果ガスの排出。
科学者たちは土壌の中に解決策を探る。
と訳していたんですけども。
エミッツってなんだっけ?
エミッツっていうのも排出ですね。
エミッションとか言うじゃん。
エミッションか。
アグリカルチャーエミッツっていうのは。
だから、農業が排出していますと。
なるほど。
忘れられたグリーンハウスガスっていうのは温室効果ガス。
温室のことをグリーンハウスって言うんだよね。
そうなんだよね。日本だとビニールハウス。
そうそうそうそう。
だから、そこでなんでグリーンってなるんだけど。
英語ではグリーンハウスと呼んでますね。
グリーンハウスって言うよね。なんか結構違和感が抜けない。
違和感あるよね。ここでえ?ってちょっとハテナってなっちゃうよね。
で、これはですね。
温室効果ガス。農業による温室効果ガスの話なんですけれども。
まず大前提として、今年の夏めっちゃ暑くない?
暑い。もう本当につらい。
やばいよね。たぶんね。ゆーちゃんとこは言うてもまだね。
ちょっと標高高かったりとか、自然が豊かだったり。
たぶんうちより涼しいんだけど。
うちは開発とあんま変わんないようなとこで。
街中なんで。コンクリートとかさ。
ゼロメートルってことね。
そうそう。コンクリートとか、あとアスファルトがすごい多いところだから。
もうすっごい暑いわけですよ。
いや、ほんとさ。もう移住してきて8年なんだけど。
移住してきた頃こんなことなかったもん。
やっぱり。
本当に信じられないくらい暑いし、雨は降らないし。
降らないね。やばいよね、農業的に。この雨のなさ。
もう人参芽が出ないね。
そうだね、この時期人参やばいよね。
発芽しないでそのまま乾燥してなくなるよね。
まあでも暑い。本当に暑いところ。
でね、つい最近国連のグデーレス総長かな。
一番偉い人がですね、もうこれは地球温暖化ではないと。
地球沸騰であるっていう風に言ったんですよ。
グローバルボイリングっていう。
ボイリング。
ボイルですよ。
すごいね。
この動画も国連のホームページ見れるんだけど、結構強い口調で。
06:02
もうたった今本当に待ったなしです。
もうこれ以上そのためらう必要は何もないです。
マジで今やってくださいみたいな演説を10分ちょっとぐらいかなしていて。
それが結構7月の27日のニュースだと思うんだけど。
いろんな新聞とかにそのグデーレスさんの地球沸騰っていう言葉を使ったっていうのがいっぱい出てて。
そこでそうなんだと思って。
そもそも農業も当然その温室効果ガスを排出してるよね。
でどうなのよっていうことでいろいろこう記事を探っていって、これを見つけたと。
なるほど。
2021年の5月の記事だからそんなに新しいわけではないんだけれども。
2021年なんだ。
もう2年前な。
そうだね。2年も経っちゃったんですね。
ただまあ内容がちょっと自分がああなるほど大体こんな状況に今なってるんですねっていうことが書いてあったんでこれを取り上げたいと思います。
ちなみにこれ出典は。
出典はですねアメリカのPBSっていうこれケーブルテレビニュース専門のケーブルテレビのチャンネル。
ポールのPにボーイのBにシュガーのSですね。
こういうふうに言うんですよ。よくスペルを電話とかで伝えるときに例えばマオだったらそうそうMはなんとかのMとか言うわけよね。
AはアップルのAとか。
出てこないんだけど俺それよくやってて。
BはBはボムのBって言ったらやめろって言われた。
ほんとやめろって感じ。なんでそんなんですか。
パッと出てきたのがボムって言ったらそれはやめろって言われた。
ゆーちゃんそれちょっとね問題あると思うわ。
特にねアメリカみたいな国だとねシャレにならないわけですよ。
マジで兵器いろいろ使ってる国だから。
悪気がなかったんだけどね。全然こなかった。
なんでそれよ。いろいろあるでしょBは。
たまたまねちょっと電話で話してたときにそれ焦ってうーってなって。
まあでもやるけどPBSね。そういうケーブルテレビの記事。
アメリカってさ日本も最近そうだけどめちゃくちゃチャンネルいっぱいあるじゃんテレビの。
あるね。その中の一つですね。
だと思うんだけどちなみにこのねPBSチャンネルの中でNHKの日本のNHKがやってたりします。
多分つながってるんだろうねNHKとね。
じゃあ結構大きなケーブルテレビ局なんだしね。
09:00
そういうことになるよね。でホームページとかも立派だしね。
そこの記事でまあ温室効果ガスの農業から発生する温室効果ガスのソリューション中から解決策ってことだよね。
を探してますよっていう話ですね。
でさっきの温室効果ガスなんですけれどもここでその農業からの排出っていうのでまず農業は人為的な気候温暖化排出量の16から27%を占めてますと。
16から27%。
ちょっとこれ触れ幅広いんだけど大体ざっくり20%前後ってことだよね。
とすると結構多くない。
全体の排出の中の20%農業から出てますよって言ったらもう明らかに農業も結構出してますよねって話じゃん。
結構多いだね。
でその内訳が温室効果ガスと一言に言ってもかなりいろんな種類があって一番有名なのが二酸化炭素でこれは全体の75%ぐらいと言われています。
でさらにメタンガス。
であとはこの今回取り扱っている一酸化二窒素。
一酸化二窒素。
もしくは亜酸化窒素。
もしくはN2O。
N2Oでこれから行きたいと思うんですが。
N2Oで行くんですね。
はいN2Oで行きたいと思います。
ファーマーズイングリッシュなんで。
ファーマーズイングリッシュなんでね。
でその20%とは言ってるんだけれども。
えっとですね。
なんだっけ。
あそうそうで普通ねそのCO2。
温暖化ガスというとCO2なんだけれども農業に関してはCO2じゃなくてこのN2Oがすごく排出量が多いんですよ。
でN2Oはその地球温暖化ガスの温暖化係数というのがありまして。
でこれは二酸化炭素1とするとこのN2Oはそのおよそ300倍の温室効果があるんですよ。
300倍ってことは。
300倍ってすごくない。
300分の1しか出てなくても二酸化炭素と同じぐらいの温暖化効果。
そうです二酸化炭素が300なのとこのN2Oが1なのが同じっていう強烈な温室効果ガスなんですよ。
12:05
それはちょっと減らさないとね。
って思うよね。
だから全体で見た排出量はさっき言ったようにCO2が75%でN2Oはだいたい5%前後。
少ないんだけれどもその5%前後の中のおよそ4分の3が農業由来というふうに言われています。
ほぼ農業から出てるってことなんだよね。
なるほど。
しかも300倍の温室効果がある。
そうです。だからチロッと出したつもりでも×300っていうとんでもない強力なやばいものを出しちゃってると。
これちょっと余談なんですけどこのN2Oっていうのは実は歯科治療で使われている正気ガスっていう麻酔と同じものです。
そうなんですね。
なんか意外じゃない?
それ聞いたことあるんだけどやったことあります?
正気ガス?ないです。
麻酔を打つ前に麻酔の軸っていう痛みを騙すためにそのガスを吸わせて麻酔の注射をチクッとするっていうような感じで使うって聞いたことがあるんだけど。
メジャーなのかな?
僕ね漫画で昔読んだんだよ。
漫画?
さくらももこさんいるじゃない?ちびまるこちゃんでしょ?が歯医者が嫌で嫌でしょうがないって。
そんな話あったっけ?ちびまるこちゃん。
桃の缶詰だかタイの頭かなんかそこら辺で読んだんだけど。
でもうそこで正気ガスを吸うと私はお姫様になると。
トリップしてるやん。
お姫様になるんだけども注射が刺さった瞬間に入ってきた泥棒に殺されるみたいな。
バッドトリップ。
読んで、まあなんか割と切れやすい麻酔なのかなっていう。
まあそういうことだし、ちびまるちゃんトリップしてますねって感じだね。要するに。
痛くなったら手を挙げてくださいねって言うと、手を挙げるとまたそのガスをシュッとやってくれるらしくて、
そうするとまた私はお姫様に戻れるみたいな。
癖になってる。
これ大丈夫かな?
本当だよね。いろいろやばい感じだよね。
さらに余談ですけどこの正気ガスはそういういわゆるトリップ目的でも使われていたっていうところもあってですね。
それシャレにならない話ですね。
15:01
ちなみに正気って笑う空気の気だけど、ラフィンガスって言うんだね。
そうそう英語でラフィンガスっていう。そのまんまだよね。
そのまんまだね。それが日本語になったんだね。正気ガス。
そういうことだね。素直に訳したってことですね。
神経が麻痺して口元がなんか笑ったみたいに引きつれるからそういう風に呼ばれてるらしいですよ。
ちょっと吸ってみたいな。
今はそれ非合法らしいですよ。リクレーション目的の正気ガスは。
会社でも使ってない?今は。
あんま使ってないんじゃない?だってさっきも話したとおりやられたことないもんね。
そうだよね。
ちびまる子ちゃんの時代にはやってたんじゃない?
一般的だったのかな?もしかしたら。
昭和の頃はみたいな。
そんな正気ガスがイコール二酸化炭素の300倍の。
話を戻しましょう。N2Oは。
温室効果があるガスで。
温室効果が300倍っていうだけじゃなくて、大気に留まる時間もすごく長くて。
平均で114年間。
114年間だよ。
ずっといるわけを一回出しちゃうとね。
あとオゾン層も破壊しますと。
めっちゃ悪いやつですね。
困りましたね。
これは何とかしないとならない。
繰り返しになっちゃいますけど。
農業が原因になっちゃったり、なおさらね。
農業が4分の3が農業からのものですと。
じゃあなんで農業からそんなにこのN2Oが出ちゃうんですかっていう話なんだけども。
これはですね。
肥料が関係しています。
ここでは化学構成肥料。
窒素肥料。
答えを簡単にさらっと言いましたね。
一般の人はこういうこと知らないですから。
窒素がネットからパッと出てこないから。
窒素はね全ての体を作るための材料として必須の。
人間というか動物もだけど植物にとってもね。
体作りって絶対必要なものだから。
肥料が原因。
そうそう肥料というかそのまさに肥料の中の窒素分が原因なんだけども。
それがなぜそんなに過剰になってしまったかというと。
これはユウちゃん得意のですね。
1900年代初頭に起こった。
あれですね。
言ってみてください。
ハーバー&ボッシュによる革命的な。
なんか全ての発見の中で最大の功績というか。
がある発見だと思うけど。
18:01
ハーバーボッシュ法による空気中の窒素を固定して肥料を作るってやつですね。
そうですそうです。
すごいよねだって空気中の窒素だからね。
もう無限にある窒素。
要は空気って言っても酸素って割と少なくてほとんど窒素なんだよね。
そうなんだよね。
窒素自体は。
8割くらいなんだっけ。
窒素がですね78%。
78%も。
酸素21%。
あとはその他。
78%ざっくり8割だよね。
そうね。
それをそのまま肥料にできれば魔法のようだよね。
実際魔法ですよねこれは。
ハーバーさんとボッシュさんのやったことは。
これって何ノーベル賞とか取ったんだっけ。
確か取ったんじゃないっけ。
そんな話だよね。
このちょっと前1800年代の後半に産業革命が起こってて。
でさらにこのハーバーボッシュによる窒素化学肥料。
化学合成された窒素肥料の開発がされたことで。
人類の人口は爆発します。
めちゃくちゃ増えたんですよね。
そうなんだよね。
もう本当にその人口の増加のグラフ見るとさ。
そこを起点にどーんとこう増えるんですよ。
すごいよね。
もうなんつーの急勾配どころじゃないよね。
直角だよねほとんど。
そうそうそうそう。
それまでずっとジワジワジワーだったのにさ。
ほんとジワジワのほとんどからね。
ちょっとずつちょっとずつだったのに急にもうなんかニョインって縦になってんの。
だからねこれが正しい正しくないって話じゃないけどさ。
本当にこういいことだけだったかっていうとさ。
爆発的に人口が増えたことでいろんなことがやっぱり限界超えちゃってるっていうのはね。
まあそのね食べ物はできたけど他のリソースも同じだけ必要になっちゃったわけですよね。
あらゆるものがたくさん必要になっちゃったんで。
自然からの収奪と言いますか。
そういうのはどんどん進んで今に至っているわけですが。
もうちょっとさその人口増加の話だけどさ。
結局人口が増え増やせないリミッターって食料だったってことだよね。
そういうことだよねやっぱり。
そうだねそういうことだよね。
なんかさそれって食料さえあれば実はもっと増えたかったというかさ。
でもさそれ人間だけじゃなくて他の生き物もそんな感じじゃない。
他の動物にしても食料がもっとあればもっと増えるの?
食料がなくてあってかつ点滴がいないってこと?
21:04
人間も他のものに食われていればさそんなには増えられない。
なるほど生態系の頂点に立ってしまったのに無限に食料が手に入る環境になるともはや止めるものが誰もいないと。
そうですね。
まあすごい引いてみるとうわあ人間湧いちゃってるよみたいな感じなのかな。
そうだよねもう誰も止められないよね。
だからよくさこうなんかでうわあ虫湧いてるみたいな感じのああいう見え方になっちゃうのかな。
なるほどちょっとそこ並べて比較するのはどうかと思う。
引きすぎか。
まあその肥料が原因であると。
そうですね。
まずねこの無限に取り出せますと。
空気中に窒素はおよそ8割あるんで無限に原料ありますよとは言ってもですねそれを作り出すためにはものすごいエネルギーがいるそうなんです。
まず熱量がものすごい。
400気圧の圧力をかけないと抽出できないと。
だからその時点でそのこの窒素の肥料を作るだけで世界の全エネルギーの使用量の1%を使っていて。
でも1%だよ。
でCO2の排出量の1.4%を占めていると。
その燃やす時に出るCO2で。
そういうことだろうね。エネルギー使うとCO2出るもんね。
っていうのがまず作るのにすごいエネルギーがいるっていうことと。
さらにその窒素肥料の使い方として。
これは農業の効率の問題になってくると思うんだけど。
できるだけそのコストを下げようと思ったら少ない回数でいっぱい巻きたいじゃん。
巻くのが大変だからね。
しかもたくさんあるからいっぱい巻いちゃうわけですよ。
なるほど。
でそれで何が起こるかというと植物が全部の窒素分を吸収しきらない。
まあ流防しますからね。
そうそう。余剰な窒素が流防してまず地下水とかその川とか海とかを窒素で汚染すると。
であとここでN2Oも発生させるんです。
これは微生物が残りのこの窒素をまた分解してすることで発生するそうです。
すごい簡単に破書って言っちゃったんだけどこの部分私読んでもあんまり理解できなくてですね。
24:02
よしじゃあそこは僕が補足しよう。
お願いします。
窒素肥料といってもいろんな形で与えられるわけですよね。
僕らの体を作っているのがタンパク質であり筋肉というか体を作っているのはタンパク質でこれが分解されるとアミノ酸になると。
だからアミノ酸を僕ら飲むと体を作るタンパク質を速やかに作ることができるんだけど
動物が死んだり粉の中に入っているタンパク質だったりが分解されるとまずアミノ酸になると。
このアミノ酸が分解されるとアモニアになると。
これはNH4なんです。窒素と水素でできていると。
そこに硝酸化成菌という微生物が働くとNO3という形になると。
さっき言ってたNO2じゃなくてNO3。
NO3という形になると植物が非常に吸収しやすい硝酸という形になるんですよね。
そうなって全部植物が吸ってくれたらバッチリいいんだけども。
さっき真央が言ったようにどんどん揚げた蕎麦から流防してしまってそのまま土の中に染みていってしまうものもあったり。
さらにこの硝酸がアモニアから硝酸に変わる過程とか、細かく言うとアモニアから硝酸に変わる間に亜硝酸というものも挟まるんだけど。
アモニア、亜硝酸、硝酸というふうにそこにいろんな微生物が関わるときに、
特に量が多いといきなりドーンと入ってくるから微生物がそれを硝酸とか亜硝酸の方にうまく移行できないでモタモタしているとこのN2Oが出てしまうらしい。
ピヨって食べきれませんみたいな。
食べきれないみたいな感じで。
でそれを穴あきパイプモデルっていうのがちょっと僕も調べた中であったんだけど、
まあそれが一つ。
微生物分解の過程で漏れるようなので出ると。
でさらにこの硝酸になって最終的には本当はN2という窒素ガスまで変化していくはずなんだけども、
この過程でもまたその微生物の活動がこううまくスムーズに進まないと一酸化二窒素というかN2Oとして大気に放出されてしまうと。
27:07
ということなので肥料を上げすぎるのがまあそもそもの問題。
これは別に化学肥料に限らず、堆肥もたくさん入れすぎるとここのアーモニアから硝酸硝酸という流れがこううまくいかないと一酸化二窒素が出てしまうと。
そうあのこの記事はちょっとその化学合成された窒素が問題ですみたいな書き方をしてるんだけども、私もそれは読んでいて、いや多分化学合成されたに限らなくて窒素の多様が問題なんだけど、でももうちょっと考えてみると、いや化学合成されて大量にあるからいっぱい上げられるとも言えるわけですよね。
それはそうだろうね。
有機だったらそんなにたくさんは、昔はだからそこまで余剰な窒素を与えるほどの余裕もなかったんだろうなって。
いやなかっただろうし、そのタンパク質からアミノ酸になってそこからアーモニアに変わるとかっていう過程がやっぱりそんなにダダダダと進まないから徐々に進むから。
ゆっくり分解されてた。
長い年数聞くっていうのが有機質肥料というか堆肥だったりの良いところだけど、化成の場合は主にアーモニアで与えられるから、もう生産菌がいなければ窒素がN2Oガスになっちゃうし、また生産菌がいなければまたそこでも出ていっちゃうみたいなので、より起こしやすいだろうね。
そういうことだよね。それを言ってるんだよね。だから化学合成のっていうのをつけてるんだと思うんですが。
で、その後に続いていくのがやっぱり同じことを言ってるんですよね。そのタイミング、肥料の与えるタイミングをもうちょっと細かく分配して、そうすればN2Oの排出は減らすことができると。
で、例えばリモートセンシング技術っていうので、もうちょっと植物がいつ窒素を多く必要としているかみたいのをちゃんとセンシングして、そのタイミングでぴったりの量を与えたりとかね。
っていうことをやればいいのではないかっていうのと、あとそもそも微生物がアンモニアを分解してN2Oを出してしまってるから、その微生物の働きを阻害してやればいいんじゃないかと。
そんなことできるのかなって思うんだけど。
アンモニアの状態でとどめるってこと?
微生物がアンモニアを小酸塩に変える能力を抑制することでN2Oの生成を妨げると。
だからアンモニアの状態でとどめさせると。
30:01
ってことなのかな?
それはなんかね、聞いたことがあります。
そうですか。
あと、pH調整したりして酸性側にすると、ちょっと酸性を強くするか、もしくはアルカリ側にすると進まなくなるんですよ。
だからお茶なんかは実はアンモニア帯の窒素が好きで、
だからpHを非常に低くするんですよね、お茶畑っていうのは。
そうするとその小酸化成菌とか、そういった微生物の活動が低下するからアンモニアのままとどまるんですよ。
そういうことなんだ。
酸性が好きっていうよりは、酸性が好きな理由も他にもあるんだけど、
酸性にすることで小酸化成菌の活動を低下させてアンモニア帯の窒素をそのまま残してお茶に吸わせるみたいな。
ドジョーイ。
出ましたね、ドジョーイ。
ちょっとひぎらかしてる感じ。
3級だとさらっとしか説明されてないところ。
3級には出てないね。
出てなかったっけ、なんかお茶みたいな話があった気がするんだよな。
適当に言いました今は。
マジですか。
ただね、その2つのことをやったとしても、
2030年までのN2Oの排出量は26%削減されるに留まっちゃうんですよ。
一応減るんだけど。
全部なくさなきゃダメだって言ってるけど。
言ってるのに、言ってみたら26%しか減らないんですよね。
しかもその小分けに肥料を振るっていう面倒くさいことをみんながやった上で。
しかも微生物の働きを止めましょう的なことを言っても、
まあ26%なんでちょっと足りないですね。
そのグテイレスさんが今すぐにとか言ってるのに、
そんな26%で満足するわけにはいかないわけです。
さらに考えられる方法としては、
今度は豆化の作物って窒素固定する力があるって言うじゃないですか。
昆流菌ですね。
ちょっとここは土上医の高谷先生にまた説明してもらっていいですか。
えっと。
もっともう鼻高々ないどうぞ。
どこの部分?
これは私が個人的にお願いしてるんですけど。
そういうことね。
窒素固定細菌が豆、ピーナッツ、その他の豆化の植物などでーって出てくるんでちょっと補足お願いします。
ファーマーズイングリッシュなのに全然イングリッシュ読んでない。
まあいいじゃん。
土上医ラジオだから。
土上医ラジオじゃない。
33:01
まああの空気中の窒素を固定できれば、
無限に近い窒素を空気中から得られれば植物は完全にもう独立で生きていくことができるということなんだけども、
まあ実際それはできなくて、窒素を空気中の窒素を固定するには窒素固定する細菌、根粒菌なんかと矯正する必要があるわけですよ。
豆化はその窒素固定細菌との矯正がすごく上手で、
根っこを収穫した大豆の根っことかをボコボコと。
病気じゃないかって大体みんな思うけど。
私も思った。それって病気のやつとどう違うの?ってちょっと私見分けつかないかもしれないと思ってんだけど。
根粒菌ってね、実際あの本当にボコボコ、見たことある?
写真でね。あ、いやいや見た見た。
大豆を収穫した時にできてた粒粒粒粒って。
すごいボコボコしてるでしょ。
あれがハーバーボシュだと600℃?400気圧だけ?だったかな?
高温高圧でやらないとできない空気中の窒素固定を、あの豆化の混流の中では普通の温度と普通の大気圧でやってのけてると。
そう考えるとすごいね。
すごいよね。もう人間何やってるのって感じじゃない?
人間はもう豆を食えって話だね。
本当さ、豆はそんなシレッとさ、普通の状態でやってることをさ、人間がやろうとするとめちゃくちゃ大変っていうね。
人間なんかちょっとすごいあれだね。思ったよりプリミティブだね。
でまぁこれがなんでできてるかっていうと、そういう酵素を持っているからなんですよね。
でその酵素が、空気があるとダメなのね。
だから混流の中って空気がない状態になってて、そこがないとうまくできないっていうことはあるんだよね。
だから根っこの中にそういう空気のない環境を作るのか、植物が作るのか、その混流器が自分で作るのかよくわからないけども、があって、
そこで窒素固定菌が、混流の中で空気中の窒素を固定して、植物に与えると。
代わりに豆をもらっている。
強制関係と言ってお互いに利益を与え合う。
最近は実は植物に囲われちゃってるっていうか、完全に拉致されてるんじゃないかみたいな。
本当は嫌々やってるんだ。
そんなに強制って言うほど混流は利益ないんじゃないかみたいなような話もあるらしいんだけど。
36:05
まじか。話違うやん。話じゃないじゃん。
誰が何を持って利益とするのかわかんないけども。
という話があるんですが、これで大体豆化と混流菌のタッグみたいなのが有名なんだけど、
この庄野ラジオでもね、自然栽培の話とか、フロップスか。
デジプル大百科とかの方でも話したけど、
最近は空気中の窒素を固定する菌っていうのは、もっとたくさんいろんな菌がいて、
実はそれが活躍する条件っていうのは低窒素状態で、
医療分を減らしていくとそういう菌の活性が上がってきて、
それで自然栽培が成り立ってるんじゃないかというふうなことが言われるぐらい、
窒素固定菌はすごく重要というかね、役割があるんじゃないかと言われてますね。
なんですよね。
なんでそれと同じように、そういう特定の微生物を利用して植物に窒素を供給する、
っていうのがもう一つ考えられる方法だと。
これはつまり、肥料を減らすっていうことの作戦として、窒素固定菌をうまく使おうかということ。
そうですね。そういうことですね。
なるほど。
これをどうやるかというと、そういう微生物の製品を販売している会社があって、
さっき言ったような、
ピボット培養者ですね。
そうですね。
根っこと作物の共生関係を作らせると。
これをどうやってやってるかっていうと、
普通にただ置いただけではそういうふうになってくれないんで、
ゲノム編集して、
最近は。
まだか。
そうなんです。
またそれか。
そういう働きを持たせると言いますか。
そういうことをさせるように仕向けるっていうことをするらしいんですよ。
なるほど。
またゲノム編集の是非みたいな話になってきちゃうんだけども。
いやーそうだね。
そうなんですよね。
確かにさっき言ったように、
そういった窒素固定菌の活性を上げるには、
低窒素状態っていうのがある程度必要だというふうに言われてたけど、
そこを低窒素じゃなくてもつきやすいようにするためにゲノム編集するっていうことだと思うんだけど。
そんな感じなんだろうね。
39:00
そこの辺はあまり詳しくは分かりませんが、
読んでも分かんないっていう意味では分かんないんだけども。
ちょっとここだけではあまりにも。
すごいざっくりした話になっちゃうんだけども、
そういうことをすればいいんじゃないかと。
ただこの方法も、
やっぱりそれほど精度が良くないじゃないかと。
ちゃんと結果が常に成功するっていうわけじゃないらしいんだよね。
結構ムラがあるんで、
これはそんなに言うほどのことじゃないんじゃないかという批判というか、
怪議論も出ているそうです。
あと、そういうふうにゲノム編集した微生物が、
その後の生態系にどういう影響を与えるのか。
もしかしたら結構悪い影響があるんじゃないかっていうのも、
分かってないことが多いので、
その辺でもう慎重論というのが出てきてますよと。
そこはね。
そうだよね。
慎重にやってほしいなと思うし。
僕はもともと、
微生物資材みたいなものに対しては、
割とそんなに理想通りにいくのかなっていうのは常に思ってて。
やっぱり土の中の条件ってすごいカオスだし、
その微生物が入ることによって環境が変わってしまうというのも確実にあるわけで。
ずっと環境が変化し続けるのに、
同じ微生物だけが優先してドミナントであるっていうのは。
それもあるしさ、
微生物ってすごいちっちゃくて、
それの個体自体は、
常に変化し続けちゃうわけだから、
入れた微生物がまたその中で、
瞬時に変わっちゃう可能性もあるよね。
違うものに。
なんか違うものになっちゃってます?みたいな。
そうだよね。
1日経ったら。
そんな感じの世界なのかなと思うから、
なかなか難しいんじゃないのかなと。
そこでまたゲノム編集ね。
魔法のような技術ではあるんだけど。
飛び道具みたいなとこあるよね、ちょっとね。
割と手に負えてないんじゃないの?みたいな。
いやー、なんか切羽詰まってるわけじゃない?
グテーレスさんに。
そうね。
あの女の子もさ。
グレタちゃん。
グレタトゥンベリーさんですね。
How dare?っていうね。
欲望!みたいな感じでね。
そう言いたくなるのはそうでしょうね。
もう言われちゃってる側の世代だからね。
そういうつもりじゃなかったんだけどね。
そういうつもりじゃなかったけど。
言ってるつもりだったんだけど。
もう言われる側ですよ。
言うのはできるんだけどさ。
42:02
じゃあ何していいのか?みたいな。
ブツブツブツって、もごもご言っちゃいますけど。
そういうさ、やっぱりもう時間がない急げっていう中で、
なんかあまりちゃんと検証もされずに、
ゲノム編集みたいなのが、
なんか良しとしてこうガンガン進んでいくっていうのは。
方向性として大丈夫?
大丈夫なのかな?っていうね。
その方向どうなの?って。
記事はまさにその方向に進む、そういうことを言っていてその後に。
ある科学者の人がですね、
微生物学者のキャロライン・オアさんっていう人が、
微生物を追加する代わりに、
土壌に既に存在する望ましい微生物の成長を促進する方が、
利にかなっているじゃないですかと。
そっちで行こう。
そうだよね。
だからそのさっき言った窒素固定とかできる作物と、
微生物の共生関係はもう分かってるわけだから、
そういうものを普通に育てたらどうですか?っていう話だよね。
そっちで行こう。
あとキャロラインさんはさらに農薬の使用を減らすと、
より多様な微生物群が繁殖できるので、
より多くの自然な窒素固定につながりますよ、ということも発見しています。
これはオーバニックだよね。
そうだね、これはオーバニック。
さっきのN2Oを食べるというか減らす微生物を与えると。
でもそれはさっき言ったことが跳ね返ってきちゃうけど、
やっぱりその微生物が本当に土に入れた時に効果あるかどうかもまた分からないよね。
まあね、やってみないと。
N2Oが出やすい条件だったら多分その微生物が活躍するというか、
それを機質として食べるから増えるだろうなと思うけど、そうなると。
まあでもそっちの方がいいな。
そうね、なんかこっちはまあ納得しやすいというか、リスクも低いじゃん、だって。
そんなゲノムでこの先どうなっちゃうか分からないみたいな話はしてないわけで。
とにかくさ、まだできることっていっぱいあると思うのよ。
この話に限らずね。
それもさ、もうちょっと試した上で、
ゲノム編集みたいなのに、もうそれは切り札的なものでさ、
切り札というか出しちゃったらもう戻れないっていう切り札だから。
何気に不可逆っていうすごい手だよね。
そうそう、何事も不可逆なことが僕は嫌なんですよ。
なるほど。
だからなんか切ったりするのも嫌なの。
ビニール切るだけでも嫌なの。
45:02
それ極端じゃない?
だからなんかすごい悩む。ここで切っていいのかな。
なんかさ、意外なところで悩んでるね。
え、それはダメなの?みたいな。割とサクサク何でもパッと決めてやってそうなのにね。
その時間全部集めたらもう一回なんかいろんなことができたってなるぐらい。
いやすごいそういうとき慎重になる。
多分もう癖だねこれは。不可逆的なものがすごく嫌で。
ちょっと面倒くさいですね。
そうなんですよ。
まあでもここはちょっと慎重になるべきじゃない?
確かに。ここは私もそれは同意しますね。
大丈夫?そのパンドラの箱開けちゃって大丈夫?っていうところはあるよね。
さらにもう一個やれることがあってですね。
もう一つは不耕起ですね。
農民が、これはですね、まず今ずっと耕起するやり方っていう耕す。
土を耕して作物を植えるっていうやり方が一般的なんだけれども、
これを停止した場合、最初の10年間はN2Oの排出は増加します。
で、その後に排出量が減るらしいんですよね。
で、なんで最初の10年間増えちゃうかっていうと、
これ農業機械、トラクターとか、ああいう重たいもので土が鎮圧されちゃってるんで、
で、それがこうだんだんこうなんていうの?盛り上がってくると、
そこからN2Oがおそらく開放されて、外にポポポポポって出てきちゃう。
取り込められちゃってるってこと?踏みしめられてる間は。
そういうことでしょうね。そのように思いますね。
で、だけど不耕起を続けることで、ここではですね、
土壌はクッキーの欠片のような構造を形成し、というふうに言ってるんですが、
これは私たちが日本語で言うとこの弾流構造ってやつですね。
ついに英語で言う弾流構造がこれ分かったってこと?
いやでもさ、なんて書いてあったっけな?
え、そんな表現を?
ちょっと英語読もうよ。
ちょっと待って、どこに書いてあるんだ?
えっと。
あ、これだ。ありました、ありました。
The undisturbed soil forms a cookie crumble-like structure.
このクッキークランブー、クランブーライクストラクチャーっていう。
クッキーの欠片のような構造、ストラクチャー。
いやこの表現はでも違うでしょ。
でも言いたいことは多分弾流構造みたいなことを言いたいのかなと。
空気をたくさん含んだ構造になりますよっていう。
あーなるほど。
確かに弾流構造が発達している土の方がN2Oガスの排出は少ないという風に言われていて。
48:03
それは何でかって言うと、
硝酸化成菌とかそういうのの活動も基本的に高規制の微生物なので空気がないとダメだから
弾流構造みたいに土の中にも空気が含まれていると速やかにその硝酸化成菌が起きて
N2Oの発生が少なくなるという風に言われているので
やっぱその不耕期によってだんだん弾流構造が発達していけばN2Oガスも出なくなるっていうことだよね。
あとはより多くの炭素貯蔵。
これは前に取り上げたカーボンシークエストレーションの考え方だと思うんだけど
炭素分が土の中に留まるので温室効果ガスが減りますよと。
これはCO2ってことだよね。炭素が流流するからってことか。
CO2のCの部分ですね。
ちょっと前に戻るけどさ、
やっぱり多様な微生物というようなところもあったけど
なんだかんだ言って結局微生物の多様性がすごく大事っていうことだよね。
まあそうです。
不耕期によっていろんな植物の根っこがあることで有機酸が出て微生物が
それを餌とする微生物が増えて多様性が増えたり
暖流化して土の中に空気が入り炎症ガスも減ると。
いいことばっかじゃん。
だからそれが最後にまとめになってて
耕期を減らして実相植物にゆっくりと吸収させるような天敵考えシステム
で、だから窒素が余剰に出てしまわないようにして
そういう管理をすると栽培管理をすると
N2Oの排出量を70%削減できるっていうことが分かりました。
まあさっきの25%に比べたら70%はね
すごいこうシグニフィカントというか
これは良い数字だよね。
そうだね。これはトマト農場の研究調査なのか。
そうですね。カリフォルニアのセントラルバレーのトマト農場。
なんかトマトだと何かあるの?
いやトマトは多分大面積でやってないから
まあこういったね天敵とかみたいなさ
ドリップって言ったら本当にチューブ設置して
そこからチタチタ垂らすっていうことだから
大面積でやる小麦とか大豆とかそういったところでは
51:02
まあちょっと応用はできないだろうなっていう
なるほどね。確かに。
でもまあこっちの方で何とかお願いしますっていう
でそういうところに例えば補助金とかを出して
農家さんにそういうインセンティブを与えれば
そういう排出量は削減できるんじゃないですか
というところで終わってますね。
だから不耕機っていろんな意味で
もうN2Oガスの発生も減らすっていう効果もありで
やっぱりいいこと尽くしなんだよね。
日本では難しいけど。
そうでしょ。日本では難しいんだよ。
雑草が生えちゃうからってこと?
まあ日本は自然が豊かすぎる。
そうだよね。
雨が多い国だから日本はどうしても。
やっぱアメリカなんかはどっちかっていうと
地下水汲み上げて完成することで何とかやってるみたいな
そうだね。
日本の場合は今ちょっとこんなに干ばつになると厳しいっていうのが
久しぶりに感じてるけど
基本的には雨がジャンジャン降るじゃない?
そうすると草もずっと元気だし
不耕機でやるのがなかなか難しいなっていうね。
というかその日本では耕機するって
雑草リセットみたいなとこあるじゃん。
まあそうどっちかっていうとそれだね。
今半不耕機半分不耕機でやってるけど
やっぱり雑草リセットがないからね
ちょっとこれはしんどいなって思い始めてきたんだよね。
茅ヶ谷とか伝ってくるしみたいな感じで
ガチガチに根っこ張っちゃうからね。
そうなのよ。
これどうなのかなって思い始めた今日この頃ですしね。
日本ではなかなか難しいよね。
でもたまに、うちも年2作ぐらいやると
普通にトラクターかけるんだけど
やっぱ粉々になっちゃうんだよね土が。
段流が明らかになくなっていってるなっていう。
意義部分もリセットされちゃうっていうことだよね。
せっかく作り上げた何か微生物層的なものも壊しちゃうんだみたいな。
不耕機は面白そうだなあとはもう憧れるんだけど
ちょっと余裕がないな今のところ。
でもね西田さん、西田英輝さんなんかは半不耕機でやってるそうなんで
ちょっとどうやってやってるのかなって。
54:01
同じ船を使いまわしてね。
細めみたいなので。
トラクターなし、管理機のみで。
どうやってやってるのかなっていつも見に行きたいなと思っているのですが。
そうだね。
でちょっとおまけみたい、おまけって言うとあれだけど
このN2オーガスを減らす研究についてもちょっとせっかくなんで
勝手に紹介させてもらいましょう。
してください。
東北大学の。
そうですね。
何でしたっけ。地球冷却微生物とかいうやつですよね。
かっこいい。
名前がいいよね。
地球冷却微生物。
冷却だよ。やっとこうなんていうの温暖以外の言葉が反対の言葉が出たみたいなすごい安心感。
これはソイルインアボトル地球冷却微生物を咲かせっていう市民科学プロジェクトなんですけども。
ちょっとちゃんと説明するとですね。運営組織がですね。
東北大学。
ちゃんと説明できないからウェブサイトのリンクを貼っておきましょう。
何をやっているかというと、日本中のいろんなところから土を集めて送ってもらって
その土の中にN2Oを減らす微生物を探すっていうプロジェクトなんですね。
これを研究者の人が一個一個こういろんなところに行って土採取してくるのでは
なかなか難しいからこれを市民の人たちに参加してもらって土を送ってもらって
それを分析するということで、全国各地の確か今全ての県から土が来てるらしい。
47都道府県から。
じゃあこれ何私も自分の畑の土とかを送っちゃっていいわけ?
そうそう。それの採取方法がちょっと特殊なのよ。
はいはい。やり方があるんですね。
キットが送られてくるので、そのキットを使って回収しないと
うまく分析できないんだ。
ちゃんとしたサンプルにならない。ということでそのキットを使って回収するんですよ。
これね僕も登録してて、キットを頼みそびれてはや1年ぐらい過ぎてしまった。
送りたいと思ってたら。
それから何気にね、なんか岐阜で送ってる岐阜結構多いみたいで。
57:02
もうなんかここら辺のは分かっちゃってるのかなみたいな。
でもそのうちちょっと送ろうとは思ってますけども。
だってこれあの前に庄農ラジオ出てくれた藤井先生とかもプロジェクトメンバーじゃないですか。
藤井先生もプロジェクトメンバーだったのかな。
なんか運営の主体的にっていうかメインになっている方は僕は何か大久保さんという方をツイッターで。
Xでフォローしてますけども。
そうですねXになりましたね。ツイッターじゃなくなってますね。
すごくなんかユニークというか面白い方だなっていうのをそれ見てて思って。
いつかちょっとねお話聞けたらいいなと思って。
いいじゃないですか。
いやでも面白いよねこういう研究は。
もしここにさ市民が持ってきた土の中にものすごくN2Oを減らす微生物がいたりしてさ。
そんなことになったら本当にいいなっていう。
いやこの市民科学っていうやり方がすごい面白いよね。
なんかあんまり市民講座みたいなのはあるけどさ。市民科学プロジェクトでさ。
こうやって市民ともかくたくさんの人の目とかそういう手を使って研究するってさ。
なんかすごい今時だよね面白いなと。
今時だしすごく意義があるっていうかやっぱりそのちょっとだけでもこうやって実際に巻き込まれたら関心の高さっていうかさ。
関心度がギュンって上がるじゃん。
絶対上がるよね。
これはすごくいいやり方だなと。
そうですねこれ小野ラジオの1万人のリスナーがこれに応募すればすごく研究が進むと思うので。
今さらっと1万人って言いましたね。スルーしようかどうしようか。でも突っ込まないとなんかいけないのかなって。
ちょっと水増ししましたけども。皆さんだから興味がある人は概要欄の方にリンクを貼っておくのでそちらから申し込んでみて。
別にもちろんお金かかるわけでもないし。多少面倒くさいというか割とちゃんと手順踏まないとダメみたいだから。
もし今あれだったらどうなのかな。夏休みの研究とか最高な感じするけど。
いいね。
ただ間に合うのかな。多分なんか枠が何回かこうあったりするんで。
なんかそれで僕くじけちゃったんだよね。ちょっとこの時期忙しくて無理とか言ってスルーしてたら。
土にさそんだけ近いところにいるそして関心の高いあなたができないようなことを。
1:00:05
いやいや違う違う。なんかね精神的にちょっといっぱいいっぱいだったっていうね。
本当に忙しいみたいな。
登録がめっちゃ早かったけどキットの取り寄せまで至れずっていうところなんですが。
まあでも300倍の温室効果ガスを持つ熱を減らすっていうんだったらすごく面白そうだよね。
まあある意味すごいロマンのある研究だよね。
ちょっと。どうぞどうぞ。
うちの庭の土が実はこれでしたみたいな。すごいことになってるみたいな。
見栄にあったって世界を救う土がみたいな。
みんなが見に来ちゃう。
すごいなそれ。
ねえ。
いやでもこれはちょっと暗い話になっちゃうかもしれないんだけど、
グデーレスさんも言ってたりグレタさんも言ってたり、
このライン越えちゃったらもう戻れないですよみたいな。
ティッピングポイントとかいうやつだよね。
そうそうティッピングポイント。優しく。
ティッピングポイント越えちゃったらもう前の地球には戻れないみたいな。
もう本当の負荷逆ってやつだよね。
そうそうそうそう。でも数年前からそれが言われてて。
全く達成できる数字ではないような話があるじゃない。
ありますね。
てか基本的にその温室効果ガスの排出量は増え続けてるんだよね。
そうそうそうそう。
減っちゃいないんですよ。
いやだからどこまでいけば本気で僕らは反省してこういうことをやめようとか。
って言ってる僕もちょっと行くのに車に乗ってするしさ。
そこなんですよね。
気持ちはもう分かってるんだけど正しいことは分かってるっていうか、
これ間違えてるなみたいなのってだいたいみんななんとなく分かってるんだけど、
でもやらざるを得ないみたいなところがあるわけじゃん。
やっぱそれは食べていくためにとかさ、生活していくためにとか、
それこそさ、職場に行くためにはこの乗り物に乗らないととか色々あるんだけど。
いやでも真面目にさ、なんか正面からその問題を捉えれば、
1:03:00
職場になんか行かなくても二酸化炭素を増やせないためにもう家でじっと黙って、
ずっと座ってることで一番エネルギーを使わずに済むから、みんながそうすればいいっていうさ。
それはだから一翼座禅状態。
そんな世界は絶対ないんだけど、でもやらないじゃん。
やらないですね。
で多分、おそらく言ってる人たちもやらないだろうなと思って言ってるんじゃないかなと思って。
てかその、それを言ってる人たちですら、じゃあね、そういうものに加担しない生活をできるのかというとできないじゃない。
飛行機乗るしね。
だってその会場で少なくとも電気を使ったマイクを使って発信してたりとかっていう話じゃん。
そうそう、まさしくね。言ってる側からそうだからね。
だからそんな訴えをするためにですら排出をし続けなきゃならないっていうこの現実だよね。
だからそこで頼るのがテクノロジーというか技術だよね。
新しい技術革新で、イノベーションでそれを解決できるのではないかっていう。
それを振り切ってゲノム編集に行く前にもうちょっとやれることをやりたいなみたいな。
この話をさどんどん突き詰めていっちゃうと結構経済の話とかさ、になってちゃうじゃない。
これが一人でやってるとどんどん暗くなっていく。
そうだよね。始まる前に話していた通り一人でこういう話をブツブツ言い始めるとどんどんやばい精神状態になって暗い番組でそして没にするみたいな。
そういうことになっちゃうわけですよ。
本当にだからとりあえず問題があることは認識しつつ、ちょっと行動を変えるぐらいしかないのかな。
でも私これはねもう個人を超えてると思うよ。
政治とかシステムで強制的に引っ張っていかないとそんな一人の人が個人個人がこれ我慢しましょうあれ我慢しましょうってやってもビビってあるもんじゃん減らせる量って。
根本的なところからダメみたいな話じゃん。
いやでもさなんか結局さIPCCの発表にしてもさ温室効果ガスというか温暖化なんて起きてないっていうようなことを言う人もまだいたりしてさ絶対に足並みは揃わないわけよ。
それも多様性だもんね。
1:06:02
そうだね。都合のいいところだけで多様性って言うなっていう。
やっぱりねそういう人たちもいてのこの世界っていう意味では運命共同体と言いますか、そこのところも同じ意見としては価値があるんだぞっていうのは踏まえてないといけないというジレンマ?
そうするとやっぱり我々はこう滅んでいくしかないんですかね。
すごいさらにめちゃめちゃ引いてみたら別にいいんじゃないそれでっていうさ。
僕もそう思うのよ。
だからこの人間がこれから大変だってなってめっちゃ苦しいわ暑いわとか寒いわとか言いながらお腹空いたよとかなってだんだん減っていっちゃって。
二酸化炭素とかね温室効果ガスだらけの地球ってなった時に今度はそれを好んで食べたりとかさエネルギーとして使える何かが繁殖してきてみたいな進め方なのかなと。
本当にさ長い長い地球の地球というか宇宙の歴史から見ると人間がこの生きてる年数なんて一瞬なわけでさ。
まあだからその一瞬なんだろうなっていう今はさなんか自分の中ではすごく長い時間だしいろんな積み重ねで今があると思うけどでも大きい目で見ると一瞬で
なんかそこまで考えて
でどうしようみたいな。
でもさそういうことじゃなくてそのサステナブルな生き方をできるっていうこと自体が本来あるべき姿っていうとちょっと変な言い方になっちゃうんだけど
そこにこうもっと深い満足となる生き方みたいのがあるんじゃないのって思うとさ。
おいしい食べたいものを食べたいだけ食べてもう食べ尽くして食べるもんなくなっちゃったっていうような終わり方じゃなくてもうちょっと強制していくような
そういう精神状態の方が幸せな生き方なんじゃないかなっていうそういった意味では
もっと学ぶことがあるんじゃないのっていう気がするけどね。
そうだね。
どっちにしても死ぬことは変わらないと思うんだけど個人としては。
死ぬことは変わらないと思う。
だって100年ぐらいしか生きられないしねみんな。
だから君たちはどう生きるのかって話だよね。
1:09:04
最近その映画見たんですけどね。
今回のタイトルそれにしよう。
マジそれミスリードだよダメダメそんなことしたらなんか映画見た人にみんな怒られるよ。
これでめちゃくちゃリスナー増えるぞこれ。
ダメでしょ。
俺見てないけど。
見てないの?
見てない。
見ましたよ私は。
まあちょっとそれは冗談ですけども。
まあなんかみんな考えてるよね今そういうことをさ。
そうだよね考えて困ってるんじゃないかなと考えたら困っちゃうと思うんだよね。
考えたら困っちゃうんだよね。
だから考えない方が困らなくて済むっていう。
そうそうそう。
前はあんまりみんな考えたくないから考えないみたいな時代だったと思うけど。
だけどさもう今さマジで暑いしみたいな。
ちょっとこれはリアルにね本当に困るよね。
もう一つね話してる最中に思ってたことがあってこれは言っとこうと思うんだけど。
結局農業がそのお腹の20%ぐらいの原因だみたいなのは事実としてあるんだけども。
これはなんていうの。だから農業悪いとかっていうふうには思う人はいないと思うんだけども。
ではないと。
結局この人間が生きていく上で何か食べなきゃならないっていう全然農業じゃない別な方法っていうのがもしあったとしても。
多分、多分だけど同じぐらいの温室効果ガスはそれを出してたと思う。
それは食べ物を作るのにってこと?
そうだからもう食べるってことではない。
もう全く違う考えをしてる。
生命エネルギーを得る方法があったとしてもさ。
でもさ、光合成とかだったら大丈夫じゃん?
いや光合成できりゃいいじゃん。そりゃ最高でしょ。
まあね。
それいいね。
そうだよね。もうさ、肌とかがさ、人間の肌が緑になって光合成できる。
あ、それだ。ゲノム編集でドゴンドリアが。
どうせやるなら。
消しやすい。
いや絶対やってる人いるってそれ。今。
しかも何十年も前からやってる人いそうだよね。
ただ言えない段階みたいな。
でもさ、それやったらさ、利権として誰も得しないからうまくいかないんじゃない?
あ、またそこの問題?
そうそうそう。もしさ、できたってなってもさ。
まず緑の人気持ち悪いが一つだけど。
いや大丈夫。その辺の価値観はすぐ人間変えられるから。
1:12:01
あ、そうか。なるほど。
色ぐらい大丈夫だよ。
あの人、緑ですごい最先端。
いやーすごい濃い緑でかっこいいよね。
あの人すっごい光合成があるらしい。
日焼けみたいな感じで。
そうそうそうそう。いっぱい気持ち悪いんだけど。
あ、そうか。
緑でかっこいいよね。
あの人すっごい光合成があるらしい。
日焼けみたいな感じで。
そうそうそうそう。いっぱい吸収してますねみたいな。
めっちゃエネルギー生産効率の良さそうなオスがモテるみたいな。
そう、メスであってもね。
なんかあの、表面積広いんですって。
ちょっとエネルギッシュの定義が変わるな。
モテの定義違いすぎ。
なんかわけの分かんない話になってきた。
あれ?なんか最後おかしくなりました?
おかしいよね。ダメダメこんな締め方ダメだよ。
ちょっと最後。
真面目に締めてください。
どう締めるも何もないですけども。
ないですけど、なんか言いかけてなかった?
いや、さっき言ったのは、農業が悪いっていう風なのはちょっとやっぱり誤解とか。
当たらないと。
それは違ってて、結局生きていくためには何かしらそういうエネルギーを使うとか、
そういう過程でどうしても出さざるを得ないから、
それを総裁する方法みたいなのを見つけて解決していくしかないんだろうね。
ここまで増えてしまった人口を維持するには。
それか農業以外のところの排出を減らせるように。
そんなに出さなくてもいいとこきっとあるよねっていう。
明らかな無駄遣いというか。
食べなければ基本的には生きていけないわけで。
そこはもうあっても仕方なしというかあるべしみたいなもんでさ。
他で何とかしてほしい。
なんかあの、イヤホンの電池が切れそうです。
じゃあちょうどいいここら辺で。
はい、ということで久しぶりのファーマーズイングリッシュでしたが、
あまり英語を読まないファーマーズイングリッシュでしたが。
本当だよね。
いやでも、いいね。たまにはこうやって話するのも。
これ最後まで聞く人いたのかな。
いや、いるでしょ。
強気。
じゃあ最後まで聞いた人はスポットファイのアンケートで答えてください。
最後まで聞きましたか。
最後まで聞いて、私は緑人間になりたいか。
そういうルインナーボトルプログラムに参加したいか。
1:15:05
選んでください。
すごい二択ですね。
ということで、今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
バイナーウ。
バイナーウ。久しぶりに言った。
01:15:22

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