1. Cra出しRADIO 工芸とカルチャー
  2. S2 ep8 欠けたパーツは想像力..
2023-01-10 47:54

S2 ep8 欠けたパーツは想像力で埋められる 浅井友紀さんゲスト回編集後記

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2023年最初の配信は、パーソナリティ3人によるリアル収録。BEAR KNOT浅井友紀さん回の感想からのゆるーい雑談回です。
今年もCra出しRADIOをよろしくお願いいたします。

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パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保

00:01
CRA出しRADIOは、使わなくなった大切なものを、様々な手法で生まれ変わらせるコレクティブ、コンクラのメンバーが、工芸を軸に、物と人との関係、物を作ることについて、皆さんと一緒に考えていく番組です。
コンクラの岩田です。
海です。
しほです。
はい、えー、明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
2023年。
という手入れ。
手入れ。
僕らの2022年はあと数日。
むしろメリークリスマス。
が終わったぐらいの感じですけど。
はい、でもあれですよ、2023年のCRA出しRADIO、あの、初っ端からリアル収録というね。
うん。
ね、なんかいいですよね。
うん。
ちゃんと、やっぱ全然気持ちが違うし。
いつもオンラインに返して。
素動3回以来ですからね。
あ、そっかそっか。
そんな時?
いや、そうですよ。
だってハードル多いですもん、音バランスとか。
あれ春頃だったよね。
えー、そうですね。
4月とかか。
そっかそっか。
まるふくろうのオープニングの時ですよね。
はい。
そうそう。なんで。
今日もね、ホテルで。
うん。
ホテル?これホテルでいいの?
ゲストハウス?なんていうんですかこれ。
ゲストハウスか。
でもなんかいい。
ちょっとした宿泊施設。いい感じの宿泊施設。
ゲストハウスっていう響きよりはホテルっぽい。
あー。
気はする。
でもレセプションないくて。
あ、そっか。
なんだろう。
メールでしかやり取りできないですね。
あ、そうなんだ。
予約して、番号、ドアの番号を当日もらって。
はいはい。
おぴぴって言って入るので。
あー。
ゲスト。
そっかそっか。
なんだろうこれを。
ま、わかんないけど。
ウィンパク?
ウィンパクでもないか。
まあ、そういうとこですね。
いい感じのとこでちょっと落ち着いた話ができそうなとこですね。
町屋、もともと町屋だったらしいですね。
で、地図見ると陶芸家の名前が書いてあったから。
えー。
多分その陶芸家さんのお仕事場だったのか住んでたのかはわからないけど。
最近オープンしたばっかりらしいです。
2022年にオープンした。
これは別にどことも言わない感じなんだよね。
いや、特にマーナってとこ。
えーと。
清見。
03:00
33玄堂とか国立博物館とか報告神社とかあるあたりですね。
そうですね。
で、喫茶喫神っていう朝ごはんを出すカフェ。
7時からやってるんですよね、朝の。
7時半からやってる。
いろんな旅行者向け福岡施設がある中で
隣のお部屋の声も優しく聞こえるような状況でやってます。
下のカフェから聞こえてくる気がする。
たまに後ろから楽しげな笑い声が聞こえるとしたら
そういう環境でやってますっていうことを説明するための
どこで撮ってますっていう話なんですけど。
新年最初の配信ですけども
2022年はベアノットのユキさんのお話で3回にわたって
だいぶ後半、白熱したというか盛り上がりましたよね。
クマ熱がすごくて。
もうちょっと喋っといてもよかったなっていう。
マイク止めた後も木漏りのクマの話とかになった。
クマがキャラクター、クマがメタファー化したものの話で盛り上がった。
デリベアもそうですし木漏りのクマもそうですし。
ユキさんとの話の後に北海道でクマ飼ってた飼い主の方が
本物のクマ?
コグマがハグマから離れて1匹はぐれてるのを
コグマの時に拾ってペッペやったかな?
その名前クマにあったの?
それは分かんないけどイタリア人漫画家っぽい。
餌をペッペッペッペって食べるからペッペみたいな
っていう名前つけてずっと飼ってた飼い主の方がご高齢の方でしたけど
そのクマに襲われて亡くなったっていうニュースを
ちょっと後に見てユキさんの話を思い出して
ちょっと複雑な気持ちになりますね。
やっぱり飼い主さんを亡くならせちゃったので
そのクマもすぐに保健所から駆除されちゃったらしいんですけど
その後の家族のインタビューでは一緒に天国に来てよかったみたいな
そういうことがあるっていうことはもちろん想定した上で
ずっと飼ってたっていう話であって
誰もそのことに対して悲しんでないというか
ネガティブにはなってて
起こりうることとして受け入れてたってことなんですね
06:03
周りがクマとの関係性において
でも懐かむもんなんですね。
たぶん懐いてはいて
たぶんめっちゃ懐いてはいるけど
やっぱりそこの力の差し加減みたいなことなんじゃないですかね。
いきなり野生のボタンが押されたわけではなくて
急にお腹空いたとかじゃなくて
首とか硬くてめっちゃ長いですからね
ちょっとうっかりやったらものすごいサーベルみたいになっちゃいますからね
結構僕TikTokとかで見ないんですけど
あんまり見るとしたら
子供の頃から懐いているトラがでっかくなっても泣きつき続けて
人間とわしゃわしゃやっている映像が結構好物で
見ちゃうんですよね。こんなに懐いているんだなーみたいな
何見てるんだって聞いたら
これって言って見せられるとだいたいそれなんだよ
でかいトラと人間がじゃれてる
今の話聞いては熊で結構
懐いてる懐いてないの問題じゃないんだなっていうのもちょっと想像つきました
熊がキャラクター化することの人間との距離感みたいな話が
犬とか猫とかとはまた違う独特の距離感っていうのがあるって話してましたけど
やっぱりそこの距離感っていうのがすごく難しいんだろうなっていうのはね
そんなニュースを見て思いました
あとセオドア・ルーズベルトの熊との一体何があったのかという
謎に包まれたいくつか振りがあったと思うんですけど
他説あって小熊を助けたとか
逃がしたのかとか
そこも熊との本当は狩りに行くから熊を仕留める手の
セオドア・ルーズベルトが一応熊に対して
何らかの情けをかけたんじゃないだろうかって他説あるにせよ
それが人間と熊との関係性をちょっと垣間見させるというか
そういうことでもあったので
熊の話もそうですし
ユキさんを僕がお声掛けしてゲストとして呼んだわけですけど
やっぱりシーズン2のこのタイミングでユキさんを呼んだ
意図
僕が意図してどうこうみたいなことで別に話の内容が
どうこうしてるわけではないんですけど
ご本人もテディベア・デザイナーって別に
そういう名乗ってる人がいるわけではないけど
自分がやってることっていうのが
多分そういう名付け方が一番しっくりくるみたいな話がありましたけど
09:00
工芸っていうテーマでやっていくときに
特に伝統工芸みたいなことで言うと
何かしらのすごく
自分がそれを始める前の長い歴史があって
そこをもちろんテディベアもそうなんですけど
そこの中で
とにかく野良のところから入ってるわけじゃないですか
会社員をしながら
とにかく作らざるを得なくて作ってるみたいな
気持ち的に
物を作らないと収まらないみたいなところで作っていった先に
自分で職業を作っていくみたいな話だった気がするんですけど
ある視点から見ると
それがすごい物を作る
人が物を作るみたいなところの
職業的なものとはまた
もっと工芸的なものを聞けたなっていう感じが
手に職つけて
誰もが作れないものを作って
それを技巧として
作家性として
唯一無二の存在として
それを職業にするっていうのと
また違うベクトルで
本当に好きでしょうがなくて
作らざるを得ないみたいなのを
話からすごく感じたし
ただ好きなことを職業にするって
すごい勇気がいることだから
だからその話もやっぱり
最初好きなものって
それで認められなかった
好きなことで認められないし
それで食べていくのは辛いと
やっぱり辛いじゃないですか
大事なことだから
それを大事なことを貫きたいけれど
辛い思いをすることが
さらに辛さを倍増させるから
そういう辛さっていうのを
話から全然感じなかったっていうのが
私はすごい話聞いてて
勇気を与えられるなと思って
これでまだ食っていけへん
みたいなことは言いつつ
そこに対して全然悲観的な
これを作らんと
自分は生きていけないので
っていうことを言うまでもなく
前提としているような
手というか
作りたいってことが
そのまま生きる力みたいな
そういうエネルギーを感じました
誰かのためにとかじゃないっていうか
自分のためになんだろうけど
それさえもあえて
12:02
そういうふうに言ってるんじゃない
何かのためっていう感じがない
背負っているものの
重みが感じられて
でもちょっとやっぱ
なんだろうな
ポジティブじゃない気持ちにもなって
ちょっと生きるエネルギーを探して
僕もちょっと公開になってから
聞き直したりとかしたんですけど
ニュージーランドに語学留学行った時に
ちょっと言語の学校に
何週間か行かんくって
それでずっと何か作ってて
近所の飲みの市に出したりとかしてた時が
全体の話の中で
唯一ちょっと戸惑いがあったような
そういう時だったんですけど
それが作らんと生きていけんわっていうことを
分かったようなタイミングのように
聞こえたんですけど
原点に
感情的には原点に戻っていたとしても
その最初のリスタートする理由と
最初にその本を見つけて
これ素敵だって
これは自分で作ってみたいって
ちょっとやっぱ違うは違うじゃない
でも両方あるから
でもネガティブというか
思いのとか
頑張ってどうにかして
これだけで何とかっていう気負いも
そんな感じはないから
それでもやっていけるんだよっていうのって
なかなかこう
結構現代美術の方って
何とかして頑張ってやっていきます
ってなりがちなんですよ
そうなんですね
そんなに気合がないと
お前は勝つわけじゃないですけど
でも何かしらの批評軸みたいなものが
社会にありますもんね
バンドとかでもあるじゃないですか
初期衝動と持続性問題みたいなことで
よく話がね
私よく狂気を持ってるかどうかだとか
言われることがあったから
美大とかで
言われがちだけどね
でも狂気みんな持ってるから
じゃあもっと持たなきゃいけないの?
とかいうわけでもないのに
それはちょっと変に意識するわけじゃないですか
そうするとアートって狂気持ってないと
アートにならないのか
それはそれで変な話
だいたい美大の時に
何かそこを考えすぎちゃって
エロスとタナトスにすごい系統して
一巡してそういうのも違うよなっていう感じで
一巡して
美大でソロ一巡するための時間
一巡するため
そういうのがあったなっていう
15:01
美大の一巡二巡
みたいなのではない
何かのベクトルをちょっと感じて
私はすごく勇気が出たっていう話を聞いてて
私は今アーティストとして生活してて
それって幸せじゃないかっていうのは
思われるかもしれないし
私もそう思うんだけど
作品がもうちょっと自分で
これ興味あるしやってみたいなっていうのと
これって作品になるならないなって
やっぱりどっかで仕分けてるんですよ
これはやってみたいけど作品化にはならんぞってなった時に
そういうのを一回してて
興味あるっていう理由を探してみたいって思ったんです
ゆきさんの話聞いてて
なるほどね
それで始めたことがあるから
最近やっと今までずっと避けてた
3Dのレンダリングとかの勉強を始めて
なんで避けてたんだろうって思ったんだけど
避けてたのは何か
やっぱりデザインっていう風な方に
自分が行きがちだっていうのに気づいてたので
やっぱり自分勉強してたの
どっちもアートもデザインも両方勉強してて
そっちの3Dの方行ってしまうと
画面の中でしか作れなくなったりとか
3Dで計算してしまって
試してみないとか作ってみないとか
そっちに会いに来そうな感じが自分がしたから
だから避けてたんです
むしろめんどくさくても
手で作って型取ってとかやってみた方が
予想つかない形がいつもできるので
それ3Dでやったら
なんかすごい計算細かく計算しすぎちゃって
完璧自分が納得完璧
でもそれ見たら
なんか作っても面白かっただけって
作品作りってやっぱ自分越えしたいから
自分の妄想がちょっと形になったら
私不器用なんですよ
だから不器用だからこそ形っていう
そこに行き着ける方が
最終的にはこんな風になったなって
満足が高いんですよ
それで避けてたんだけど
それも思い込みかもって思うよなって
私の頭の中は出し切れてるのか想像
3Dでやったとしても出し切れんのか思う
18:03
っていうのもあって
妄想あるんだったらもっと妄想に走ってもいいんだよ
っていうツールとスキルを持ってもいいのかなっていう
それには人に口頭で言ってもダメで
本当自分がいじってやらないとダメだから
ちょうど今お仕事を
お休み1ヶ月ももらえたので
手術をちょうど胸の再建しなきゃいけないということで
やっと1年半待ってたんです
エキスパンダっていう
切った胸を皮膚と筋肉伸ばす
水の生理食塩素をちょっとずつ入れながら
風船なんですけど伸ばしてたんですよ
それが十分に伸びて
シリコンに入れ替えられる
全然違うんですよやっぱり
楽ですシリコンの方が硬くないから
で一応前回私結構すごい復帰めっちゃ早かったから
全滴した後に
さすがに今年ちょうどクリスマスで
アメリカみんな休みだから
がばって休ませてもらおうと思って
手術が3回延期になったことをいいことに
コロナ禍だなんだとか言って
3回延期私は首長だとか
3回延期してクリスマスタイムになったのいいことに
1ヶ月言ってみたら
みんな休むしそれは休みなよって
誰も反対しないから
休んでいいんだって
でも暇なんですよ
何をやればいいんだろうと思って
フリーの3Dのソフトウェアをダウンロードして
YouTube見て本買ってちょこちょこやって
プラモデル初めてやり始めた時の気持ち
うまくよくわかんないし
うまくいかないからイラつくみたいな
でも楽しいなって
学生の時のイライラする感覚が戻った
影響を受けましたね
ユキさんの話聞いて
素直にやりたいと思ってやっていいんだ
っていう風に
言って探し始めたのがある
言いたいこともわかるのは
言っても3Dソフトとかって
手触りがないので
質感ね難しいよね
いくらオートデスクの表現力が上がったとはいえ
オブジェクトだけが本物っぽくてもダメで
21:02
周りの空間も全部込みでのリアリティ
本物っぽさっていうか世界観
そこまででもいけないからね
だいぶ横で見てて
本当に使いやすいソフトになったんだな
っていうのももちろんありますけどね
確かによく考えたら
最後に触ったのは十何年前だったので
マヤとか
とにかく三面図
正面図と立面図の三方向からの
ところから立体を起こしてみたいな
製図と立体の関係性を埋めましたみたいな
ソフトが20年くらい前の感じだったんですけど
すごい端所って暴力的に言うと
パワポぐらいの感じの
パワポの描画するぐらいの
どこからパワポいった?
クリックして
右クリックでちょいちょいってやるだけで
そこそこ作りやすい立体が作れるようになって
座標を入力して三次元に落とし込むんじゃなくて
グラフィックでそのまま
ツールみたいになってて
ボールとかボタン押すとボールがピンとか出て
ボールの半分はちょん切ろってスライス
ケーキをカットしていくような
だいぶ
発想として面白いのが
削るっていうのって
粘土とかは削っていくじゃないですか
それはやりやすいんですよ素人的には
ネイティブで形を足して形を作っていくって
頭の中に3Dでその形ができてないと
結構難しいんですけど
一回丸作っちゃってそこから削っていくっていう
そのほうが
本当に初心者みたいな私には楽だなと思った
実際その陶芸やる時も
私削るほうが楽ですね
足して形を作るよりは
削っていったほうが形がやりやすい
この間ファブカフェ京都で
ワークショップに参加してきたんですけど
ギリシャのアポロ像が
石膏の像があって
その石膏の像を3Dスキャンして
それを3Dプリンターで出力するやつが
45分かけて
24:01
45分だと割と粗めなんですよね
フィラメントの
3Dプリンターが横で45分間出力している間に
僕らは紙粘土でそれを作りましょう
同じ時間かけて人間が紙粘土で作ったものと
3Dプリンターが描画するものと
どっちが石膏の胸像を再現できるでしょう
みたいなのがあって
結局やってみると再現性の問題というよりは
4人ぐらいで真ん中に胸像を置きながら
粘土とか普段触らない参加者なので
別に何のスキルもない状態で始めて
当然頭で思い描いている通りに動かせないわけですよ
だから全然違うものになるし4人とも
僕も45分っていう
多分めちゃくちゃやろうと思ったら短いやろうなっていう中で
やろうとした時には
やっぱり先にブロックでボンボンボンって作って
それを顎とかラインを削っていくっていうやり方に
自然になりましたね
そこは工芸の勉強をされた海さんは
作り方的にはどう違うか
そもそも粘土じゃなくて鉄って削るってだいぶむずい
立体の話を聞きながら似た感覚を探ってたんですけど
例えば今のフュージョン360って呼ぶのかわからないけど
円柱をバンって切ってやっていくのに近いのが
平面の例なんですけど
今その辺探したんですけど
北川宇多麻呂館の広介は忘れてたんですけど
全ての絵を丸と直線とかから描くしなん書みたいなのがあって
それは結構物事のすべての描写とか形を把握するために
一回抽象化したものを積み重ねていく
立体なものになるみたいな
端緒っていうとそういう考え方を
自分がデッサンの勉強してた時の小話であって
そういう感覚にソフトウェアが追いついてきたのかなっていう考えとも言えるし
あとは立体で言うとマイナスの作業とプラスの作業とかなんですよね
日本の彫刻の歴史とか近代とかにその方法論が整理されているうちに
木鳥っていう発想と粘土で蘇造っていう発想があった時に
27:04
蘇造はゼロから作っていくんですけど
木鳥はあるものからマイナスしていく作業
なので結構トータルに立体感とかマッスとか言ったりしますけど
量感とかみたいな
マッスって言うんですよね
フランス語らしいんですけど量感とか
これはちょっとマッスについてしゃべるのがしんどいので
要は立体感覚がある人とかはマイナスの作業でもプラスの作業でも
どっちもできると思うんですけど
どっちの方が向いてるっていうのは確かにあるんだろうなと思うんですよ
人によって
例えば石がウサギに見えたなっていう風に思える人は
余分な分を削っていくとウサギにしやすい人もいるんだろうし
積木とかで気化図形のやつを無理矢理組み合わせて
馬とかって言うんだったら
そっちだし私今そっちだ
そういう発想もあるしとは思うんですよね
それ聞いて思い出したんだ
森さんだっけ木鳥作家さんのすごい作品
森さんか
フルネーム忘れちゃった
もしかしたら
日本馬車の木文化センターで一緒に展示になってたんですけど
僕この間行きました
ありがとうございます
ガチャガチャやりました
ありがとうございます
そしたら入口にあった木の作品があるんですよ
よく見ると女性が木の中埋まってるように見えるんですよね
それもその木の年齢木目がちょうどいい具合にはまってるから
ぱっと見すぐにはわからないけど
よくよく見て人が浮かび上がってくるし
もっとじーっと見てるとその人の形と木鳥がぴったり合ってるから
結構おぞましい作品だなって
じーっと見てると気付いてくるんですよ
多分これ本人聞いた方が絶対勝手な想像だけど
さっきうみくんが言ったように石見ても木見ても
何か形が見えてくるっていうのは
そっちタイプなのかなと思って
その木鳥を見てこれはこう削りたいみたいな
動きがここにあるみたいなのがわかるっていう人
ぱっと見てね
ぱっと見てるか知らんけど
30:02
それはなんか最初私はちょっとうみくんにこれはすごい作品だって
うみくんが見てるの見て一緒にじーっと見てたら
人がいるみたいにやっと気付いたっていう
言われない
木の流木なのかわかんないけど
もともと持ってる流木の流れに沿って削ったら
ちょうどかっこいい形ができましたとも見えるし
人を彫るための途中経過にも見える
これ言葉だけで説明することに大変さがあるんですけど
それがちょっとクマの話に戻っちゃうけど
クマをクマたらしめる
最低ポリゴンスっていうか何て言ったらいいんだろう
抽象のギリギリって何だろうとか
クマっぽさって何なんだろうとか
それにちょっとつながるところはあって
1回だけどこまでポリゴン数を減らしたら
女性の銅像に見えるんだろっけっていうのを
やったことあるんですよ
その時にやっぱりキャラクター
その時はトゥームレーダーで
ゲームだからわかります?
ララクラフトたるものってどのぐらい削ればとか
大学院の時友達として遊びでやったんですけど
やっぱり女性らしさなのか
情報でここ削るとララクラフトじゃなくなる
みたいな瞬間があるし
それ言うと初音ミクも
ツインテール取っちゃうとミクらしさがなくなるかなと思ったら
意外とまだいけるとか
そういうのがある
でもあれでしたね
ポリゴン数みたいなこと言ったら
マインクラフトとか
もう四角じゃないですか全部
あれをおいっことかがマインクラフトやってるのを見てて
見てても楽しみ方がよくわからへんくて
アデティブ系ですよね
あれでいろんなものを想像できてるのすげーなと思いながら
確かに
昔のでも今でこそですけど
ドラクエとかの
結構暗くなって
ツインテールが何だっけで
間を想像せんといかんという
洞窟のひどさ
洞窟で何とか
壁があって右に行くとか
ただのグレーか暗いか黒かグレーだけで
33:02
こっちは行けるとか
すごい想像力だよね
そこからテレビゲームの歴史始まったと思ったら
なかなか人間の想像力で
案外埋めれるもんですね
足りないポリゴンは
自分をメタ的に把握し直すたびに
これで得られるものと失うものみたいなことも
同時に考えてしまうという
現代っぽさというか
そういうのはありますよね
愛着っていうのも
収録が終わってだいぶ経ってから
たまたま見てたNHKの
なんていう番組だったかな
ポストモダニズム学だったかな
もう一回ちょっと見てみますか
検索してます今
しかもたまたま一部だけ
移動中の車の中に
たまたまピッとか出てきたから
タイトルわからないですよ
後から調べたから
それが何でその話を出したかというと
アメリカを知るには
1970年代ぐらいから
遡ってみると
アメリカがどういうふうに変化していったかというのを
いろんな映画だったり
アート作品を通して
世界サブカルチャー誌
これ結構すごい体系的にやってて
世界サブカルチャー誌
欲望の系譜の中のアメリカ誌の
アメリカ誌の中の
90年代のことの
サブカルチャーの把握の回だった
その時に
いろんな映画が紹介されてて
だいたい見たなーって
1個だけ見てなくて気になった映画が
キャストアウェイっていう映画で
それはもう漂流
ちょっとした事故
ネタバレしちゃうか
あんまりざっくりした話
90年代とかの映画ですよね
そうですね
サジュカプリ
公開中とかに
犬王よりはいい
犬王よりは大丈夫
これ見たくなったらさ
さっき知っちゃったら嫌じゃん
どうなんすかね
どうなんだろうな
僕も覚えてないけど
多分見てると思うんですけどね
別にでも例えば
ロビンソン・クルーソーっていう小説があったとして
表紙から
表紙感も出落ちっていうか
無人島で生活するんだなっていうのが
分かった上で
なんかね話し合うと
ちょっと切り張りっぽい
ロビンソン・クルーソーの
パクリか
かなって最初思ったんですけど
言うと
フェデックスって会社で
働いている主人公が
フェデックスで働いている途中で
漂流するっていう
今だと逆にコンプラ的に
36:00
作れない映画ですね
まずブラックなスタート
働きすぎな主人公みたいな
そこからアウトですよ
実名がフェデックスとかで出まくってるから
フェデックスそんなブラック企業なんか
って言われちゃうだろうし
あと落ちちゃう
フェデックスの飛行機が
絶対それもアウトじゃないですか
今の時代でそんなのやったら
まあでもいいや
そうやってどっかの無人島に漂流しちゃいました
ただ
それ一人で
一人だけ生き残るんですよ
一人だけ生き残るのか
やっぱりフェデックスの飛行機だから
いろんな荷物が
一緒に漂流するんですよ
それを開ける
それも多分コンプラ的にダメなんですよ
いやもうそれは
コンプラとか言ってらんないでしょ
言ってらんないけど
非常事態
非常事態だから開けるんでしょ
何か食べ物ないかなとか
そういう気持ちだと思う
そこにボールが
バレーボール
ウィルソンってバレーボールあるんですけど
それが箱に入って
最初に
ただのボールで役に
こんなのあっても
みたいな感じだったんですけど
とある時に
主人公が手を怪我してしまって
火を作ろうとしてたんだ
手が血でベッドベッドになって
火は起こせないし
痛いし
くそーってボールにやつ当たりするんですよ
そしたら手に
血がベッドについてるから
白いバレーボールの
手の形の
後がベタッとついて
はっきり言って
気持ち悪いは怖いっていう見た目
そこから少し経って
主人公がハッとして
目と鼻と口を描くんですよ
ウィルソンって名前つけて
ずっと話しかけて
4年ぐらい話し続けて
一緒に生活するっていう
その後は映画見たら
ネタバレするから言わないですけど
重要なポイントとしては
ポイントとしては
ただのボールに
しかも手で
怖いんですよ見た目
可愛くない全然
ただ普通に目と鼻描いた方が
全然可愛いのに
手の血の跡みたいな
キャストアウェイ
ボールで画像検索したら出てくるんですよね
そんなもの置いといたら
ホラー映画のキャラクター
なんじゃないかってぐらい
見た目怖いですよ
でもそこも面白い
可愛くないのに
主人公が
自分の心の心象とか
いろんなものを
語りかけて
唯一の心の友みたいな
このボールが最高の最後まで
活躍するんですよ
血を分けた分身
っぽい感じなんですか
具体的に血があること
別人格がいい
彼の過行動に対して
お前はこんなことしやがって
みたいなことを
何か言い合ってる
ウィルソンが言ってるように
39:00
見えるし
ウィルソンを大切にしようと
しすぎて
いろんな失敗を起こすんだけど
それでまたちょっとした
新しい
方法が見出せたり
脱出しようという
決心がついたり
するんですけど
そこで思ったのが
クマの
ぬいぐるみってやっぱり
可愛いけどリアルのクマ
テディベア
すごい抽象化してるわけですよね
怖くない
テディベアは
そこらへんが
人って愛着って
顔がついてるから愛着を感じるのか
そもそも
だから
何かの
生命的なものに対しての
想像
することで
相棒だったり
コミュニケーションが取れる
相手だってのって顔がついてるからなの
とか
それをユキさんにチャットで
質問を
一応番組の終わりに
言ってるディスコードの
コミュニティの話ってこと
コンクラブレイクの中で
やりとりがあって
そこの軸で見ると
ハローキティとか
ミッフィとか結構
欠けてるんですよパーツが顔の
例えばハローキティは
口がないですね
ミッフィは
あれバツでみんな口だと思ってるけど
あれは
鼻なんですか
鼻だって聞いたけど
僕知らないんですよ
どうしよう
わかんないけど
でもバツしかないですよね
鼻のこの
ここ
ひげってこと
そう
ウサギの鼻を
正面から見たら
バッテンに見えるとか
そのスレッドの入り方が
確かにバッテンぽく見える
って見えそうな気はしてるんですけど
ただそのミッフィ
最初見た時面白いのが
バツっていうのが
ハローキティの
口がないの
のムと
ミッフィは喋らんよのバツにも見える
口が
閉じてる
それで考えたのは
この人たち
何を言っても
答えてくれないけど
なんとなく答えてくれてるような感じが
すると
喋らないけれど
私の言ってることをちゃんと聞いてくれて
なんか語りかけてくれる
みたいな
口がないことによって
そういう風に余計思えるのかな
とか
ちょっと
42:00
思ったんですよ
ちなみにバツというか
Y字に見えたりはする
ウサギの鼻の
抽象化されてる
ところですけど
表情を見出すのが
一見難しいかもしれない
やっぱり
鼻から口の部分が
ウサギの顔を見た時に
バツに見えたから
作家のブルーナさんは
だから
鼻と口で
バツ
なるほど
口だけじゃなくて
口が両方
物を言わなさそうだから
余計に
自分にとっては
有便な
話し相手になるみたいな感じ
わかりますね
あと
ユキさんのニュージーランドで
やっぱり
ある種
閉じられた環境
にいた中で
物を作らずには
いられなくなった
のと
引きこもって物を作った後には
コミュニケーションしないといけない
動きに
繋がったのも
無人島という
究極の孤独な環境で
話し相手が
どうしても必要だったり
そこにある
物で
なんでしたっけ
ブリコラージュ的に
物を作って
作らずにはいられない
みたいなのって
そうなんやな
って感じはしますよね
人間の
意識って面白いな
と思って
何か欠けた物
でも
固定できる
っていうか想像で
究極言うと
ヌイジエンからの進化が
どういう感じか
知らないですけど
神様っていう
メタ的に自分を見る人
発明をしたのが
人間っていう言い方もできるかもしれないし
あと
なんだろうな
例えば
日本とかだとそうだけど
ツクモ神っていうか
99年
100年一緒にいるものには
命が宿るって勝手に
思い込んだりする
発想とか
物が妖怪化するとか
人格を持つような発想とか
面白いなって思うんですけどね
うーん
喋っとってんじゃん
結局めっちゃ色々発散してるんですけどね
そうそう
一応
今日話そう
45:00
みたいな話はしてたことはあるんですけど
あの
倉田氏ラジオって
倉田氏ラジオっていうか
ポッドキャストで
物のこととか物を作ったりすることを
配信するって
そもそもメディアとして
正しい選択なのか
ちょっと謎な部分ありますが
ビジュアルが
前回の
ユキさんの話から
膨らませて
話はしましたけど
概要欄から飛んでみてねとは言ってるけど
誰も
実際のテディベアのビジュアルを
見ずにこれを聞いてる人は
聞いてるわけで
なんか
すごい一見ミスマッチな
感じはするんですけど
僕的にはすごく
だからこそ物を作るっていうことの
伝え方として
ポッドキャストっていうメディアが
逆に
それこそ
今日の話で言うと
人間の想像力で補填して
そこで何が
見えてるかみたいなものを
想像するみたいなことで言うと
むしろ広がりがあるなとは思ってるんですよね
っていう
中で僕は
シーズン2始まるまでに
1ヶ月半ぐらい
間あったじゃないですか
あの中でちょっと色々
考え直す出来事が
あって
シーズン2の
僕が一応
録音されたものを
編集してっていうことを担当してるんですけど
ちょっと方針を変えたんですよね
実は
もしかしたらお気づきの人がいたら
ちょっとすごいですけど
話長くなったな
とかっていうのも
これの一つではある
っていう話を
ちょっとしたかったので
ちょっと次のエピソードで
その辺の
シーズン2で僕ら何が変わったのかっていう
ところで話したいな
と思ってます
というわけで今日はこんなところで
毎週火曜日
倉田紳士ラジオ配信してますので
また来週もお聴きください
ご感想
質問リクエスト
これ見て
何か言ってくれ
これ見て何か言ってくれ
ハッシュタグしよう
NCRAで
ウエストランドのギャグっぽいですね
お題くれ
それは置いといて
あと
ディスコードとかで
ユキさんとのやりとりが
ある人はコンクラコグレクティブも
どんなかなと思ってみてください
というわけで
来週も引き続きよろしくお願いします
お願いします
ありがとうございました
47:54

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