00:07
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこう、という教養ショートラジオです。
今回は、【徒然草】の第6段です。
早速、現代語訳を見ていきましょう。
子を持たぬ人生の考察
身分が高かろうと低かろうと、いっそ子を設けずに一生を終えるのも悪くない。
かつて、禅中将王、九条太上大臣、花園左大臣らは、みんな、我が家の血筋は耐えてほしいと願ったと言う。
また、これが曽根殿。曽根殿大臣も、子孫を持たぬのが良い。年老いて子に先立たれるほど悲しいことはない、と語ったと。
四次大きな物語、四次、四次の大きな物語、にある。
聖徳太子が、自らの墳墓を作らせた際も、ここを切り、あそこを建て、子孫を残すまい、と言われたと伝わる。
なるほどですね。で、要点3行にまとめると、子を持たぬ人生もあり、
リネージュのとイコール幸福、血筋は執着の種、リネージュ血統とかっていう意味ですよね。
で、生も名も無常を受け入れる、ということです。
で、こちら、現代への資産、なぜ今も刺さるのか。
2020年代、日本でも選択的子なし世帯が増加。
謙光は700年前に子なし皇帝を、後位貴族の例で示し、価値観の多様性を予言していた。
そうなんですか、予言なんですか、これは。
そういう生き方もあるよね、っていう結構、リベラルな考え方をされていたってことですかね、吉田さん。
日常&ライフプラン応用ネタ、レガシーチェックリスト、子供以外に残したいもの、作品、寄付、食事などを3つ書き出し、毎年アップデート。
無常マネー術、相続前提の資産形成から、自身の老後&社会貢献に重点を移す分配設計。
他人の子を育む、NPOメンタリングや里親支援でDNAレス継承を実践、社会的親になる選択肢を持ちましょうと。
なるほど、レガシーチェックリスト。
無常マネー術、これも面白いですね。
相続前提の資産形成から、自身の老後&社会貢献に重点を移す。
確かあれですよね、子無しで身寄りがないって言い方はあれですけど、誰にも相続権がなくなると国庫に入っちゃうんですよね。
なので、そういう分配設計、社会貢献になるような分配設計もありなんじゃないかっていうのが無常マネー術ですかね、勝手な解釈ですが。
他人の子を育む、これもいいですね。
僕のOCカンパニーのコミュニティナンス、これも似たような感じですよね。
社会全体で子育てだったり、高齢者支援をしていこうという活動ですね。
ということで、今回が第6弾ですね。
皆さんもぜひ日常&ライフプランに応用してみてください。
明日は第7弾をお伝えしていこうと思います。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。