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さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。よろしくお願いします。
さて、今回は第72段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
過剰なものとミニマリズム
人と会えば言葉も多く、眼かけの文も分厚く書き連ねられる。
分厚く書き連ねられる。
これら多すぎるものの中で、唯一見苦しく感じないのは、手紙を運ぶブグルマと埃を集めるチリズカだけである。
要点3つ。過剰なものは空間と心を圧迫する。
必要最小限の潔さが美しい。
用途ある動くものだけが許される。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。
ミニマリズムや断捨離ブームの根底にも、
物が多すぎて本当に必要なものが見えなくなる問題意識がある。
健康は700年前にそれを活発していた。
なるほどですね。
そうですよね。昔から和ビサビとかね、あんまり過剰すぎるのはどうなのっていう文化もあったので、
それを言ってるのかなっていう。
これはまあ常にずっと言ってることですよね。
揺れ戻しですよね。豪華と和ビサビ、少ないミニマリズムの揺れ戻しがずっとやってる感じなんじゃないでしょうか。
日常&整理術応用ネタ
整理術の実践
ワンインワンアウトルール
新しいものを1つ買ったら不要なものを1つ手放す。増えすぎを防ぎ、空間と心にゆとりを。
これは聞いたことがあります。ミニマリズムのルールというか、物を増やしすぎないためのルールとして1個買ったら1個捨てる。
これはすごくいいですよね。
2つ目、用途別物置き場
机や棚は使うからしまうという流れで整理。動かない飾り物は配置せず、動線を妨げるものを排除。
使うものからしまうものっていう流れで整理すると、動線もすっきりするよねっていうことですかね。
3つ目、デジタル断捨離
メールやSNSも情報であふれがち。フォルダやアプリを整理し、必要ない通知やファイルを定期的に削除。
これも大事ですね。放置するとすぐ溜まっていっちゃうのでね。これもいいんじゃないでしょうか。
というわけでぜひ皆さんも日常&整理術応用ネタ使ってみてください。
今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さようなら。