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さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
浄土宗の法師の教え
さて今回は、第124段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
ある浄土宗の法師は、学問や官職を追い求めるわけではない。特別な資格も持たず、ただ朝夕に念仏を唱えて静かに生きる。
その在り方は恥じるところがなく、むしろ理想的である。
要点3つ。
肩書きより日々の実践が尊い。継続する小さな習慣が心の安らぎを作る。飾らない暮らしこそ品格がある。現代への示唆なぜ今も刺さるのか。
SNSの見せる文化で肩書きや結果ばかりが目立つが、健康は見せない実践の価値を教えてくれる。知識や資格は大切。
だが日々の小さな行為、習慣や態度が人を形作る。
いいこと言いますね。
続きまして、日常でできる実践案。
一つ目、朝夕の一分ちゃんと呼吸。ちゃんとってのは、なんでしょう、カタカナでちゃんとって書いてありますね。
念仏でなくても良いので、朝晩一分静かに呼吸を整えるだけで心の基礎が整う。
あー、ちょっとした瞑想やろうみたいなそういうことかな。
まあいいですよね、心を整える習慣を。
たまに、たまにじゃないですけど、最近全然瞑想できてないな、瞑想やろう。
二つ目、続けるための小さな仕組み。
カレンダーに丸をつける、スマホのリマインダー、家族と互いに報告するなど、継続を助ける工夫を作ろうと。
カレンダーに丸をつけるのも良いらしいですね、目視。
で、進んでいる感じ、やっている感じを目で見てわかるっていうのは大事らしいので。
最近カレンダーもなんか使わなくなっちゃいましたけどね。
スマホのやつに全部まとめてるんで、まとめてるってほどまとめてないんですけど。
で、三つ目、実践が生む信頼。
職場や家庭での小さな役割、時間を守る雑務を率先する。
をコツコツ続ければ立派な肩書きに勝る信頼が築けると。
まあそうですね、小さなことからコツコツとやっていくと、肩書きなんてなくても信頼は築けますよねと。
はい、というわけでぜひ皆さんも日常でできる実践してみてください。
今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。