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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて、今回は第56段を見ていきましょう。早速、現代語訳からです。
専門外の評論の危険
他人が語り出した若物語で、その歌が下手なものには、そもそも本来の本意がない、趣がない、
その道を少しでも知らないものなら、素晴らしいと感じたとしても、軽々しく語るべきではない。
実際、何も知らない分野の物語を聞かされるのは気まずく、聞いていて辛いものだ。
なるほどですね。
ふんふんふん。
はい、要点3つです。
専門外のものに浅い評論は禁止。
無知な評論は場を気まずくする。
知らないテーマは敬意を持って聞く。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか?
SNSや職場で詳しくないのに語る人に駡撃した経験はないでしょうか?
健康は700年前にその場の空気を読めない。
批評家を切っていますと。
なるほど。
しったかぶりですよね。
しったかぶりしちゃう感じの人ですね。
まあまあいますよね。
あーあーあー知ってる知ってる知ってるっていうやつ。
いますよね。
ちょっとね、まあまあ確かにわかる気がする。
そうなんですね。
吉田さんの時代も。
なるほどね。
しったかするやつちょっと気まずくなっちゃうんですね。
いつの時代も変わんないですね。
実践的コミュニケーション術
えーそして、日常&コミュニケーション応用ネタ。
知らない話題は受け流す。
会話で専門外のテーマが出たら、
すごいですね、もっと教えてくださいと聞き役に徹し、無理な評論を避ける。
これはそうですよね。
しったかするより、
あ、そうなんですか、ちょっと全然その辺りの話詳しくなくて、もっと教えてくださいって言うと、
知識も吸収できるし、相手としてはね、こう話しやすくなるんじゃないかと思います。
2つ目、親しらべリマインダー。
プレゼン前や会議前に自分の知らないテーマがある場合は、
要点3つだけ事前リサーチし、無用な誤解を防ぐ。
うん、これも大事ですね。
事前に分かっていれば、そのことについてある程度調べておいて、
で、まあ誤解を防ぐ。
まあこれ、志望的ですよね。
で、3つ目、専門家への質問術。
自分より詳しい人に〇〇のポイントは何ですか?と具体的な質問を投げ、
一緒に学ぶスタンスを示す。
これも素晴らしいですね。
問いかけによって深掘りをしていくと。
知ったかしないっていう姿勢、大事ですよね。
まだ分からないことをどんどん聞いていく、その姿勢めちゃくちゃ大事だと思います。
というわけで、今回はここまでとなります。
また明日お会いしましょう。さよなら。