月夜の旅路と五感の調和
【徒然草ミニッツ】 さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、 通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて、今日は第44段になります。早速、現代語訳を見ていきましょう。
ある竹の網戸の内から、 若い男が月陰にぼんやりと見えた、光沢のある狩犬に恋差し抜きを合わせ、
小さな子供を連れ、遥かな田んぼの畑道、 え、細道を稲葉の梅雨にしっとりと濡れつつ進んでいた。
その間、笛を絶え間なく吹き鳴らす、 まさに心打つ風情だ。
見送っているうちに、男は山里の草紋をくぐり、 その先に置かれた車に乗り込んだ。
下人が宮中で仏寺に向かうところらしいと教えてくれた。
御堂に参る奉仕たち、 夜寒の風に誘われる香炉の香りが身にしみ、
廊下を往復する女房たちの細やかな気遣いも見事だ。
秋の野は梅雨に埋もれ、 虫の音は花言のように響き、
いすいのせせらぎがのどか、 都の慌ただしさとは遠い、
月のうつろいさえもゆったりと感じられる。 そんな情景であった。
現代へのしざと旅の醍醐味
ということですね。どういうことですか?
要点3つ。
月夜の旅路がかもす宮人遊言。
笛の音と露が織りなす五感の調和。
都と田舎の対比が風情を際立たせる。
うーん、どういうことですか? コズレオカみたいな感じ?
現代へのしざ、なぜ今も刺さるのか。
深夜のロードトリップで感じる風と音。
ライトアップされた夜の街並みに通じる。
五感を研ぎ澄ませる旅の醍醐味は変わらない。
日常&リトリーと応用ネタ。
ナイトサウンドスケープ。
静かな夜、イヤホンなしで歩いてみる。
虫の声、風の音、足元の草のささみきを体感し、
都会の騒音から解放される。
ミニ仏寺体験。
リトリー体験とその注意点
自宅で線香と明かりを用意し、
短い度胸や星座を試す。
香りと静寂がもたらす内静のひとときを味わう。
月夜ピクニック。
満月の夜に公園や河川敷で軽いナイトピクニック。
簡易マット1枚だけで月光の元に身を委ねる体験を。
ということで一個一個見ていきますか。
ナイトサウンドスケープ。
これはね、良さそう。
僕は田舎に住んでいるので、
静かな、静かな夜、静かな夜がないんですよね。
何らかの虫が鳴いているのと、風もありますね。
草の匂いだったり。
夜は田舎なんでね、普通に星が瞬いていて綺麗ですね。
見上げると星がキラキラ光っているので、
それは都会にはない感じだなと思いました。
バイト帰りとかよく夜を、夜というか、
夜空を見上げながら星が綺麗だなって思っていたことがあります。
最近は夜に出歩くことがないんで、
今日あたり夜、外に出て星を見てみたいと思います。
ミニ物事体験。
これも良さそうですね。
般若心経とか度胸とかあと社経すると、
気持ちが落ち着きそうです。
月曜ピクニック、これも良いんじゃないですか。
軽いキャンプみたいな感じでね、楽しそうです。
夜は地域によっては出歩くのは危険だったりするので、
そこはお気をつけください。
というわけで、今日はここまでとなります。
また明日ですね。
お会いしましょう。さよなら。