1. しらいチャンネル
  2. 【徒然草ミニッツ】第66段
2025-07-01 04:46

【徒然草ミニッツ】第66段

この番組は「1日8分で600年分の知恵をポケットに」をコンセプトに、吉田兼好の『徒然草』を 1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事のスキマ時間で “古典チャージ” していこうという教養ショートラジオです。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/664ee785316143a77128e577

サマリー

【徒然草】第66段では、岡本観博伝において演出の重要性と受け手の趣向を意識することが強調されています。また、現代のプレゼンやマーケティング施策での工夫が求められる理由についても言及されています。

岡本観博伝の教訓
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、
1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間でコテンチャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
すっかり収録を忘れてましたね。今回は、第66段、です。
はい、見ていきましょう。早速、現代語訳です。
岡本観博伝が、どのかな?岡本観博伝?
岡本観博、観博伝じゃないですね。観博伝の観博伝が、
盛りの、勾配の枝に、紅梅の梅と書いて勾配ですかね、の枝に、
鷹狩りの鷹匠下之助竹勝に、小鳥を一対小の梅枝に留まらせて献上せよと命じました。
竹勝は鳥を止める術は知りません。
一枝に、二は留まらせる方法も存じませんと答え、観博は側近たちに調査させると。
再び竹勝に、奈良は好きに仕立てよと言うと、花もない枝に一羽だけを留まらせて差し出した。
詳細に語られた竹勝の手順は、紫や梅の枝で取り留めを練習、
富士の細工を応用し、枝に返しをつける。
発説の朝に、後を残さぬ演出で献上という徹底ぶり。
献行は、なぜ勾配に鳥を留めないのかとして、
偽物語にも梅に雛を留めた趣向があると引き、
作り物の演出は苦にならないが、受け手の趣向も読むべしと示している。
全然何もわかんねえな。
要点3つ。演出は準備と仕掛けの巧妙さが命。
受け手の見る目は、受け手の見る目まで意識せよ。
見た目だけでなく、相手の好みも仕掛けの一部。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。
プレゼンやマーケティング施策で派手な演出を用意しても、
顧客や上司が本当に求める価値を外すと逆効果。
現代への応用
献行は700年前にその真図を解いている。
日常&プロジェクト応用ネタ。
オーディエンス・プロファイル調査。
イベント前に参加者の属性や好みをヒアリングし演出内容、
装飾、演出タイミングを最適化。
これはプレゼンが上手い人は結構やるっていうのを聞きましたね。
あらかじめ司会の方に聴取は何歳ぐらいの方なのかとか、
あと温まり具合、お客さんの温まり具合とかを確認しながら
その温度感に合わせてプレゼンの内容を変更したりっていうのがあるので、
これ事前調査絶対したほうがいいでしょうね。
2つ目、ミニマムコントロールテスト。
大掛かりな演出を行う前に少人数向けの支援を実施し、
受け手の反応をチェックして調整する。
これはM1グランプリとかのお笑い芸人さん、漫才師さんたちが
劇場にネタをかけるっていうような感じがこれですよね。
何度もネタをかけてかけて仕上げていくっていうのがこれかなと思うので、
それを別のところでもやっていきましょうって感じですかね。
3つ目、演出と共感のシナリオ、プレゼン資料や映像の構成を仕掛ける、
共感引き出す、価値提示の3段階でシナリオ化し、
参加者の心を動かす流れを設計する。
なるほど。
プレゼンの構成とか映像をこういう順番でやりましょう。
確かにそうですね、仕掛けて共感引き出して価値提示する。
そういう流れはよくあるかなと思うので、
ちゃんと意識してやりましょうよって感じですかね。
今回いいんじゃないでしょうか、3つとも。
はい、というわけでちょっと書き足になりましたけど、今回はこんな感じです。
また明日ですね、第67弾でお会いしましょう。
それではさよなら。
04:46

コメント

スクロール