冠の変遷と文化継承
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、【1日8分で600年分の知恵をポケットに】をコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて、今日は第65段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
最近の冠の高さは、昔に比べて格段に高くなった。
古代の冠の原型を守ってきた家系の者たちこそ、今もその古風な冠を継承して用いている。
はい、以上ですね。
要点3つ。
様式の変化は時代の象徴。
伝統形象者こそ原型の守護者。
形だけでなく、権威と知恵の継承。
現代への資産、なぜ今も刺さるのか。
ブランドのロゴや制服も時代とともにリデザインされるが、
オリジナルを守るコレクターや老舗企業の姿勢は現代でも経緯を集める。
日常&ブランド継承応用ネタ。
原型リスペクト。
一つ目、原型リスペクト。
自社ロゴやプロダクトの初期デザインを振り返り、
周年記念や特別版で当時のスタイルを再現してファンに喜ばれる演出を。
二つ目、文化継承プログラム。
伝統技術やノウハウを持つベテラン社員と若手がペアで作業し、
世代を超えたナレッジシェアを図る。
これも文化継承。
日本の伝統工芸とかね、
まさにこれをやった方がいいんじゃないかと思いますね。
失われていくだけですもんね、やらないとね。
これは文化が人を進化させたっていう書籍で、
累積的文化進化とかって言われている部分とも通ずるなと思いましたね。
一回、例えば船の作り方とか矢尻の作り方、弓矢の作り方っていうのが途切れると、
それをもう一回作るにも作るのに、
それが出現するのに結構千年とかかかっちゃうっていう、
数百年とかかかっちゃうっていうこともあるので、
途切れさせないっていうことがいかに大事かっていうのが分かりますよね。
三つ目、資料アーカイブ化。
古い資料やプロトタイプをデジタル化して車内ライブラリーに保存。
いつでも参照できる体制を作る。
これも大事ですね。
これ、僕もやっておかないとなって思ってましたね。
オブシティアントかコースワーとかを使って、
自分のメモを知的アイディアとして結晶化させるために、
これはやっていきたいなと思っているところです。
というわけで、今回はここまでとなります。
ぜひ皆さんも日常生活に取り入れてみてください。
というわけで、また明日お会いしましょう。さよなら。