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2025-07-25 04:37

【徒然草ミニッツ】第90段


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サマリー

今回、音鶴丸さんと安良殿さんの会話を通じて、意図の確認やコミュニケーションの重要性について考えています。誤解から生まれるユーモアや、意図を明確にすることの大切さが強調されています。

音鶴丸と安良殿の会話
【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・課事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回は、第90段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
ダイナゴン法院が使いに使わした音鶴丸は、安良殿、安良殿という人物に頻繁に通っていた。
ある日、帰宅を見かけた法院が、「どちらへ?」と尋ねると、「安良殿のところへ。」
安良殿かな?ちょっと確認しますと、安良殿で行きます。安良殿、安良殿で行きましょう。
安良殿のところへと返答。さらに、それは男か法師かを尋ね、重ねて問うと、
音鶴丸は袖をかき合わせ、頭だけは見ておりませんと答えた。
見かけは知っているのに、鳥の意図を読み違える国境。
はい、なるほど。
要点3つ。鳥のポイントを外すと本質がすり抜ける。
言葉の裏側を読み取るセンスが大事。
ユーモアは誤解から生まれることもある。
全然関係ないですけど、今草刈りを、近所で草刈りしていて、その音が入ってるんじゃないかって思ってますけど、まあいいでしょう。
現代の示唆、なぜ今もさせるのか。
ビジネスや日常会話でも、相手の意図を読み違えて場をしらけさせる空振りはよくあります。
ユーモアのネタにもなりますが、注意も必要ですと。
うーん、どちらへ。安良殿のところへ。
コミュニケーションの重要性
それは男か法師か。頭だけは見ておりません。
噛み合ってないですね、会話が。
はい、日常&コミュニケーション応用ネタ。
意図確認の一言。
大事な質問をするときは、つまり〇〇ということですか、と要約して確認を入れる習慣を。
うん、これはすごく大事ですよね。
お互いの認識を共通させる、すり合わせるという意味でもって、
ちゃんとした理解ができているのかという確認ね。
これ結構抜け落ちてしまう。
抜け落ちてしまって、後々になって、そういう意図で言ったわけじゃないんだけどっていうのがあるって大事ですね。
面倒くさがらずにやるのは大事ですね。
2つ目、メタ発言で笑いを取る。
誤解が起きたときは、「さっきのは僕の空振りでした。」と自分でツッコミを入れ、ユーモアに変える。
さっきのは僕の空振りでしたは、面白くないですけど、こういうのは大事ですね。
場を和ませる。
普通にミスを認めつつ、めっちゃ噛んだ。
ミスを認めつつ、場を和ませる感じは大事ですね。
3つ目、ダブルミーニング練習。
意図的に二重の意味を持つフレーズをいくつか覚え、場を和ませるスモールトークのレパートリーにする。
これはそうですね。
上手いってやつですね。
お酒に酔ってるとか、自分に酔ってるとかそういうので、ダブルミーニングで言うと上手いって感じがありますよね。
これはやりたいですね。かっこいいやつ。
あとここには書いてないですが、コミュニケーション応用ネタとしてはしっかりと主語を言うっていうのも大事ですよね。
たまに僕も忘れてしまうんですけど、誰が誰に何を言ったのか。
誰が主語を明確にする。
行為主体者と行為の受益者、受益かわからないですけど、受け取り手が誰なのかっていうのをはっきりさせる。
日本語はそれなくても通じてしまうんですけど、あいまいになってしまうので、そこははっきりさせようっていうふうに誓いを込めて言ってみました。
というわけで、ぜひ皆さんも日常&コミュニケーションに応用してみてください。
今回はここまでとなります。また明日お会いしましょう。さよなら。
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