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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて今回は、第89段を見ていきましょう。
猫股の噂と危機
早速、現代語訳です。 奥山には猫股という人を食う化け猫がいるとの噂を聞いた人が、
山でなくても猫が経を唱えて猫股になる例はあると言い放った。 この話を連下の集いで聞いた方子は、一人で深夜まで連下に経じ、
その帰路で小川の橋端に差し掛かったところ、噂の猫股が足元に忍び寄り、首を奪おうと襲いかかってきた。
驚き、恐怖のあまり身動きできず、川に転げ落ちて、助けてくれ猫股と絶叫したところ、
遠くから松明を持った村人たちが駆けつける中、 かつて仲間だった連下の方子が水中から抱き起こして助けてくれた。
その方子は冷え切った草絵の懐に扇と小箱をしっかりと抱え、深い川から救出。 さらに暗がりの中でも
ある日、を見つけ出した貝犬が飛びついて救いの手を、救いの手助けをした。 噂話を笑い飛ばしていた者が本当に灰に遭い絶対絶命の危惧を味わい、
最後には忠誠心あふれる仲間と犬によって命を救われた。 どういう話これ。
4点3つ。噂を笑っていた者が真の危機に直面。 仲間の情と忠権の本能が命を救う。
人間関係の絆が最終的なセーフティーネット。そういう着信だろうですね。 コーヒーこぼした。ちょっと待って。
はいすいません。コーヒーがちょっとだけ垂れたんで拭きました。 現代への示唆。なぜ今も刺さるのか。
SNSで流れる軽い噂やデマが現実に跳ね起きると、跳ね返るとき、仲間や信頼できる人の助けが決定的な救いになる。
まさに現代にも通じる物語である。 なるほど。
日常&リフレイ、リレーションシップ応用ネタ。 危機共有システム。チームのチャットで緊急時にすぐ助けを求められる
ヘルプチャンネルを設置し、噂や不安が現実化した際に迅速に対応できる体制を構築。 信頼のループ。
日常の、あ、違う。一旦まず1ですね。 危機共有システムを見ていきましょう。
そうですね。すぐに危険があったとき、 緊急対応時に助けを求められる場所があると
心理的安全性も高まるんじゃなかろうかと思いますね。 マニュアルとか大事だと思います。
2つ目、信頼のループ。日常の小さな助け合いを積み重ね、 いざというときに必ず助けてもらえるとお互いに信じられる関係を養うワークショップを開催。
これどうなんですかね。大事ですけど、 ワークショップ開催したからといって、お互いに信じられる関係が築けるかというと微妙なところなんじゃないかなと思いましたね。
日々の心がけ、泣きをあしています。 3つ目、ペットとのギズナブランディング。
犬や猫などペットと過ごす時間を社内SNSでシェアし、 ペットの信頼性や癒し効果をチームのエンゲージメント向上に役立てる取り組み。
これはいいですね。ほっこりしますね。 犬猫だけが流れてくる社内チャットみたいな。ありですね。
かわいいな。猫がいたいな。 というわけで、ぜひ皆さんも日常&リレーションシップに応用してみてください。
今回はここまでとなります。 また明日お会いしましょう。さよなら。