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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、
おコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・課時の隙間時間で5点チャージしていこうという協業ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回は、第92段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
弓術から学ぶ集中の重要性
ある人が弓術、球術ですかね、を学ぶ際、複数の矢を束ねて的に向かっていた。
師匠は言う、初心者が2本の矢を持つな、後ろの矢を頼る心が生じ、最初の矢をおざなりにする。
いつも特心を考えず、この一点をしっかり放つことに全力を注げ、
2本の矢のうち1本を無駄と心得る覚悟がなければ、怠け心を捨てられない。
師はその心の緩みを見抜いていた。
この教えは弓だけでなく、全ての行動に通じる。
はい、なるほどですね。これは大事な視点ですね。
要点3つ。
2本の矢は選択と集中を阻む。
1本に全力を注ぐ覚悟が集中を生む。
怠け心は自ら見えずとも指摘されればわかる。
一急入魂というやつですね。
現代のマルチタスク問題
現代の師匠、なぜ今も刺さるのか。
マルチタスク時代、同時に複数のことを抱えると、
一つ一つが中途半端になる。
剣工は700年前に一心一死の力を教えている。
一つの心に一つの矢ってことですかね。
師、師なのか読み方は。
日常&生産性向上応用ネタ。
1つ目、シングルタスクタイマー。
タスクは1つずつ、タイマーを25分にセットして集中。
その間は他のことに手をつけないポモ道路テクニック。
これはね、マルチタスクにならないようにするっていうことですね。
大事ですね。シングルタスク1点集中っていうことですね。
2つ目、優先1本カリスト。
朝1番に今日絶対終える1本を決め、他は付箋に書いて脇に置く。
1本を完了させてから次へ移る。
これもいいですね。
1つ1つ確実に仕留めて終わらせていくという考え方ですね。
3つ目、怠け心フィードバック。
週1回自分がサボった瞬間をメモし、
次の週にその状況を避けるルールを立てる。
自覚と回線を習慣化。
これもいいんじゃないですかね。
どんな時に自分がサボってしまったのか、サボりやすいのかっていうのを明確化しておいて、
それをどうやったらそのサボりをしなくて済むのかっていうことを作って改善するっていう意識ですね。
今回3つどれも重要ですね。やっていきたいと思います。
というわけで皆さんも日常&生産性向上に応用してみてください。
今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。