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2025-05-06 05:29

【徒然草ミニッツ】第10段

この番組は「1日8分で600年分の知恵をポケットに」をコンセプトに、吉田兼好の『徒然草』を 1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事のスキマ時間で “古典チャージ” していこうという教養ショートラジオです。
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サマリー

第10段では、家の佇まいや自然の美しさについての教えが紹介されており、現代のミニマリズムや日常生活への応用が提案されています。

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【徒然草ミニッツ】 さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で個展チャージしていこう、という教養ショートラジオです。
さて、今回は第10段を見ていこうと思います。
では早速、現代語訳を見ていきましょう。
家と自然の美しさ
仮住まいとはいえ、家の佇まいが程よく重みきりかいのは楽しいものだ。
貧のある人がのどかに暮らす家では、差し込む月さえしみじみ美しい。
今風の派手さはなくても、古着との趣ある庭、自然に置かれたすのこやすいがき、
昔ながらの長度が柔らかで奥ゆかしい。
反対に塔や大和の珍品を並べ、庭まで人工的に作り込んだ豪奢な邸は、目に痛くはびしい。
長く住めるとも思えず、まるで煙のように儚く消えそうだ。
そういえば、御徳大寺の弟は神殿に鶴よけの縄を張ったが、
そう西行は縄が張られるほどに心が狭いと訪問をやめたという。
一方、綾の甲寿宮の屋根の縄張りは、鳥からあえるを守るためと聞き、なるほどと感心したのだった。
うーん、なるほどなるほど。
そして要点3つ。
家は主の心映え。
自然と余白が本物の美。
人が伴わぬ飾りは空虚。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。
現代への応用
SNS・賃貸ルームツアーでも、余白×古道具・投稿が大エンゲージ。
変更の静かな品は現代ミニマリズムに直結。
ということです。
そうですね、わびさびとかの、そういったところの話ですよね。
ミニマルに、豪華なものより質素に過ごせっていうのを言ってるっぽいですね。
そして、日常&ライフスタイル応用ネタ。
3つ残しルール。
棚にお気に入り3点だけを残す。
月光の通り道を作る。
目的ある装飾。
アロマや寛容植物は、香りで集中、温度調整など、機能を添えておくと採行OKの美。
抜き施工の庭。
DIYで出す前にまず雑草を一部残し、
虫と鳥を呼び戻すワイルドガーデン。
生態系イコール心の余裕。
日常生活の工夫
ちょっと何のこっちゃ。
3つ残しルール。棚にお気に入りの3点だけ残すと月光の通り道作れるんですか。
どうですか。
お気に入りのものを残して、ミニマルに過ごすってことを言いたいんでしょうね。
目的ある装飾。
これもそうですよね。
意味あるものを、機能的なものですね。
機能的なものを置くと採行がOK出すよってことを言ってます。
採行に手を使いながら部屋を作る人もいないでしょうが、そういうことを言ってます。
抜き施工の庭。
一部自然のものを残して、生態系を維持するとそれがイコール心の余裕になりますよってことを言いたいんだと思います。
ぜひ皆さんもこれ以外にも何かこの第10弾のお話から皆さんご自身で応用して考えてみてください。
というわけで今回はこのあたりで終わりたいと思います。
また明日お会いしましょう。さよなら。
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