00:06
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、【1日8分で600年分の知恵をポケットに】をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて、今回は第55段を見ていきましょう。
早速、現代語訳からです。
家屋の設計と夏の快適さ
日本の家屋は、あれは冬を基本として作られてるんじゃないですか?
どっちだったっけ?夏基準じゃないですよね。冬を基準として作られてるんじゃないですかね。
分かんないですけど。
当時は夏の快適さを重視すべきだと健康は言ってますね。
冬ならどんな場所でもしのぎるが、
暑い季節の過ごしにくい家は我慢できない。
600、700年前。
いや、夏。過ごしやすいでしょ。
どう考えてもっていう。
ぬりーこと言ってんのよって感じですよね。
今の我々からしたら、すんげえ過ごしやすかったじゃないですか、当時。
20、何度とかでしょ、夏。
いや、それでね、なんか言ってんのね、ちょっとって感じですよね。
要点3つ。夏の涼感を最優先に妻よ設計する。
浅く流れる水辺や自然光で涼を演出。
装飾も快適さの工夫として生かす。
涼というのは涼しいという字の涼ですね。
現代への視差。なぜ今も刺さるのか。
断熱や冷房ばかりに頼らず、風通しや水景、水の風景、水景ですかね。
最高、光をとる都会で最高などパッシブデザインを取り入れることで夏をしのぐ手法は、
現代のエコ住宅設計にもそのまま通じる。
シンプルにエアコン使いましょうっていう話ですけどね、今は。
エコ住宅と設計手法
現代においては。熱中症が一番あれですからね。
避けるべきことだと思うんで、ガンガンエアコン使ってた方がいい気がします。
日常&住環境改善ネタ。
パッシブクーリングチェック。
暑い日は窓や扉の開閉タイミングを調節し、風の通り道を確保。
夜間に取り込んだ涼気を日中に逃さないプランニングを。
夏。夏じゃなければ行けそうな気はしないこともないですが、
7月、8月、下手したら9月。さすがに窓とか扉の閉開、開閉だけじゃどうにもならんもんもありますよね。
2つ目。浅い水盤のある庭。
バルコニーやベランダに小さな浅いトレイを置き、流木や小石を配して緩やかに水を循環させるDIY水辺を導入。
肌で感じる良感を演出。
うーん、どうなんすかね。
いや、バルコニー、ベランダ、DIY、結構ガチなDIYですね。
小川流そうっつってんですよね。
うーん、なるほどな。
できる人はやってくださいって感じですね。
なかなか大変な気がするな。
3つ目。光と影の造作。
薄手のブラインドや透かし格子、パネルをリビングの窓に設置し、柔らかな日差しを家中に届けつつ直射をカット。
冬はパネルを外して暖かな陽光を呼び込む可変式に。
これできたらいいですよね。
あとたまーにあれありますよね。
あのー、ステンドグラス。
ステンドグラスいいですよね。
うん、ステンドグラス。
まあ、憧れはしないですが、あるとなんか境界、境界味があっていいですよね、ステンドグラス。
ステンドグラスなー。
つけたいとは思わないけど、貼り付けるタイプありますよね。
結構、小児科とかに、小児科の窓とかに貼ってある系の、貼り付ける系のステンドグラス。
ステンドグラス風ですかね。
窓に貼り付けるやつ。あれはね、割と個人的にいいなって思いますね。
うん。
というわけで、ぜひ皆さんも日常&自由環境改善にお使いください。
というわけで、今回はここまでとなります。また明日お会いしましょう。さよなら。