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はいどうも、しらいです。久々に、数年ぶりに、こたつに入ったんですけど、こたつやばいですね。こたつはやばいということが分かりました。めちゃくちゃ入ったら出られなくなる。
ブラックホールですね。眠くなる。めちゃくちゃ眠くなる。というので、こたつから出て寝る前に、簡単に今読んでいる本のやつを、面白かった部分を見てみます。
えーと、何だっけ、これが。「進化を超える進化」って本ですね。
えーと、面白かった場所がいろいろあるんですけど、今日見るのが、農業が男尊女卑を生んだっていうところが面白かったので見てみます。
ていうかあれですね、進化人類学とかの本だと、なんかわずか20万年前とか、20万年前ってわずかなんだっていう、なんかね、そういうのがあるので面白いです。
普通に8000年前とか5000年前とか、なんかもう悩み事が、自分の悩み事がめちゃくちゃちっぽけに思いますよね。
20万年前とかに意識を飛ばすと、今のことなんてどうでもよくなりますよね。
農業の健康への影響
で、話を戻すと、農業によって打撃を受けたのは健康だけではなかったと。
健康が農業によってちょっと打撃を受けたよって話からの話が、話の流れて、社会の福祉も変化し、その不平等さは今も続いていると。
で、中略して、この時期ですね、農業が発展してきた時期に、男尊女卑の傾向も出現したと。
で、おそらく理由の一つは、男性の方が上半身の力が強く工作に向いているため、食料供給において優位に立つようになったからだろう。
それはわかりますよね。肉体労働ってなると、男性の方が優位性あるんじゃないかと。
そんで、重要な資源を支配するようになった男性は、他の多くのものに対しても力を持つようになったと。
それはそうですよね。食料を握ってたら、他の重要な資源についても支配するようになるのは自明かなっていうので。
これ1970年の時にね、デンマークの経済学者の方がですね、社会における女性の役割は、その社会が用いる農業技術の種類と関連しているということを研究によって明らかにしたそうです。
クワとか掘り出し棒など、手で扱う道具を用いる移動工作、かっこ焼畑農業、これは労働集約型、つまり活動の大半を人間の労働力に頼る労働集約型で、女性も積極的に農業に参加すると。
もう一回言うと、クワとか掘り出し棒などの手で扱う道具を用いる移動工作、焼畑農業は労働集約型、活動の大半は人間の労働力に頼る、なので女性も積極的に農作業に参加していましたと。
一方で、スキを使って畑を耕す農法、広期農法というらしいです。
より資本集約的で、自らスキを引いたり、スキを引く動物をコントロールしたりするために、かなりの上半身の力と握力と瞬発力が必要とされていたそうです。
スキを使う農法は育児と両立しにくいんだそうです。
上半身の力や握力、瞬発力が必要というところと育児は両立しにくかったそうです。
その結果、広期農法、スキを使って畑を耕す農法を行う社会では、男性が屋外の農作業に従事し、女性は家の中での活動に従事するようになると。
やがて、この分業が女性にとって自然な場所は家の中だという規範を生み出した。
これは経済が農業から離れた後も続き、家の外のすべての活動や雇用における女性の参加に今なお影響していると。
農業と社会規範の関係
アフリカのように主に異動工作を行っていた地域の文化は、中東のように主に広期農法を行っていた文化より平等主義的であることが研究によって明らかになっているというところが面白かったですね。
農業が男尊女卑を生んだのを今でも引きずっているのはおもろいなと思いました。
農業の種類は他の社会規範にも影響する。稲作には多数の田に水を送る複雑な灌漑システムが必要とされ、作業を共同で行うことも多い。
一方、小麦農家は水を乞う雨に頼り、他の農家との協力を必要としない。
中国での調査により、稲作農家は集団主義的な考え方をしがちだが、小麦農家はより個人主義的で西洋的な考え方をすることが明らかになった。
農業の種類によって社会規範が変わってきて、それが集団主義的か個人主義的かという西洋的な価値観だったり、アジア的な価値観だったりに影響しているというのが面白いなというのを読んでて思いました。
はい、というわけで今回これぐらいですかね。
またいろいろ面白い部分あったんでちょくちょくシェアしていきます。
以上です。バイバイプー。
