00:06
フェスティナレンテ、この放送はSWC Sloth with Creatorsコミュニティメンバーのしらいがお送りします。よろしくお願いします。
さて、今日もノートにアップした記事を読み上げていきたいと思います。
今回の記事は、アンダーマイニング効果と創造性のパラドックスです。
では、いきます。
今回は、最近あった気づきを書いてみたいと思います。
内容としては、タイトルにもある通り、アンダーマイニング効果と創造性のパラドックスについてです。
この2つを比較して差分をまとめたいと思います。
なんだか難しそうに聞こえますが、皆さんも一度は聞いたことがある内容だと思います。
進めていくと、「あ、それ知ってる。」となるかもしれません。構えずに読んでいただけたらと思います。
では、いきます。
少者の科学、一流になる人とチームの法則という本を読みました。
本書の美についてという部分で、テレサ・アマビールのこんな実験が紹介されていました。
1.芸術家を集め、その芸術家の作品の中から注文作品、かっこお金をもらって作られたものと、
自主的な作品、かっこ制作そのものを愛し、自己表現の欲求から生まれたものを選ぶ。
2.その芸術作品を影響力のある芸術家やキュレーターに評価してもらう。
その結果、注文作品は自主的な作品と比べて創造性の面で遥かに劣ると評価された。
それでも技術面の評価では両者に違いはなかった。
さらに依頼された作品を制作している時、芸術家は自主的に制作している時と比べて束縛を受けているように感じると語った。
別の研究では、研究者が美術学校の学生にお金を稼げる芸術家になりたいか、もっと根本的な意味で自己表現ができる芸術家になりたいかを尋ねた。
20年後、研究者は、その元学生たちがフルタイムの芸術家としてどのように活動しているかを調べた。
すると、絵画にしても彫刻にしても、外的な報酬ではなく、活動そのものに喜びを追い求めた芸術家の方が、社会的に認められる芸術を生み出してきた。
これは、ダニエル・ピンクが創造性のパラドックスと呼び、モチベーション3.0、持続するやる気をいかに引き出すか、にまとめている。
03:02
とのことです。
私は、ダニエル・ピンクの著書を読んでおらず、創造性のパラドックスもわからなかったので、一度パワープレキシで調べてみました。
すると、以下のように出てきました。
ダニエル・ピンクの創造性のパラドックスは、彼の著書、モチベーション3.0で提唱された概念に関連しています。
ピンクは、創造性を高めるためには、従来の外発的動機づけ、かっこ報酬と罰ではなく、内発的動機づけが重要であると主張しています。
具体的には、1. 自立性、かっこオートノミー、自分で選択する自由があること。
2. 熟達、かっこマスタリー、スキルを磨き、より良くなろうとする意欲。
3. 目的、パーパス、かっこ自立、かっこオートノミー、自分で選択する自由があること。
3. 目的、パーパス、自分の仕事が何か大きな目的につながっていると感じること。
この3つの要素が、人々の創造性を引き出す鍵であるとしています。
このアプローチは、報酬が逆に創造性を損なう可能性があるというパラドックスを解決するものです。
ここまでが調べて出てきたところです。
こうして調べてみると、ざっくりとした内容が把握できました。
そして、ここで一つ疑問が浮かびます。
外発的同期づけとか内発的同期づけとかって、いわゆるアンダーマイニング効果と同じなのかなということです。
なので、改めてパープレキシティで調べてみることにします。
そして、調べた結果がいかの通りです。
アンダーマイニング効果と創造性のパラドックスは、同じ意味ではありませんが、関連性があります。
アンダーマイニング効果は、外発的報酬が内発的同期を損ない、結果としてモチベーションが低下する現象を指します。
創造性のパラドックスは、外的報酬が創造性を阻害する可能性があるという概念で、内発的同期が創造性を高めるという考え方に基づいています。
ダニエル・ピンクの理論では、内発的同期が創造性を促進するとされています。
両者は外的報酬が内発的同期や創造性に与える影響に関する点で共通しています。
これが調べてわかったことです。
外発的報酬によって、アンダーマイニング効果では、内発的同期を損ない、創造性のパラドックスでは創造性を損なうということがわかりました。
06:08
AIは、ハルシネーション、かっこ、AIが事実に基づかない情報を生成する現象を起こすことがあるので、完全に鵜呑みにすることはできませんが、ある程度の妥協が必要です。
この差分が理解できて、個人的に興味深かったです。
というわけで、アンダーマイニング効果と創造性のパラドックスについて書いてみました。
これが何かのお役に立てれば幸いです。
感想やコメント等ございましたら、こちらのコメント欄で教えていただけると嬉しいです。
最後までお聞きくださった皆さん、ありがとうございます。
それでは皆さん、そろそろスロース。
ありがとうございました。