1. しらいチャンネル
  2. 「勝手に企画」の可能性 パート1
2024-10-14 07:09

「勝手に企画」の可能性 パート1

note
https://note.com/shirai_aka/n/n27df13fae079
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/664ee785316143a77128e577
00:06
フェスティナレンテ、この放送はSWC スロースウィズクリエイターズ コミュニティメンバーのしらいがお送りします。よろしくお願いします。
さて、今日もノートにアップした記事を 読み上げていきたいとおもいます。
タイトルは、「勝手に企画の可能性パート1」です。 では早速いきたいとおもいます。
今回は、フィナンシアというサービス内にある スロースウィズクリエイターズ、かっこSWCというコミュニティについて書いてみようと思います。
一度に全部を紹介するのは複雑になってしまうので、 その一部をご紹介します。
SWCには勝手に企画といって誰もが勝手に企画を立ち上げていい場所があり、 そこでは日々いろいろな企画が立ち上がっています。
最近では、ユノートルさんという方が企画を立ち上げ、 多くの支援を集めています。
この記事では勝手に企画の可能性について深掘ってみます。 話の流れとしては、〇〇という理由から勝手に企画を通じて面白いクリエイティブが生まれそう、
ただ〇〇がネックだから注意しないとね、のような感じです。 先に結論です。
イノベーションを起こすのは一部の天才ではなくネットワーク。 では行きたいと思います。
いきなりですが、多様性が大事という言葉は耳たこですよね。 ただこの言葉、差別問題や倫理的な問題の文脈で使われることが多く、
イノベーションを起こす要因として取り上げられることは少ないように思います。 なので今回は多様性をイノベーションの側面から考えてみます。
参考にした本は、「多様性の科学」という本です。 イノベーションには2つの種類があるそうで、
一つ目は全身的イノベーション。 これはダイソンのサイクロン掃除機を想像するとわかりやすいと思います。
新製品が出るごとに改良されて、性能が少しずつ良くなっていくタイプのイノベーションです。 二つ目は融合的イノベーション。
これは異なる分野のアイディアが組み合わさって起こるイノベーションです。 例えばガッパン印刷機がこれに当たり、
ワイン作りに使っていたブドウ圧縮技術とカツジ、カッコ土地型の地型を合金で鋳造する技術など、融合して生まれました。
その上で個人的に勝手に企画からは、融合的イノベーションが多く生まれるんじゃないかなと期待しています。
03:04
でもここで当然の疑問が湧いてきますよね。 イノベーションって一部の天才のお仕事でしょ?
私たちなんかに何ができるの?確かにそう思います。 そこで本書で紹介されていた実験を見てみましょう。
二つの部族が弓矢を発明すると仮定する。 一方は大きな脳を持つ頭の良い天才族。
もう一方は社会的な社交的なネットワーク族。 さて頭の良い天才族は一人で個人的に努力をして一人で創造力を働かせ、
人生を10回送るごとに1回大きなイノベーションを起こすとしよう。 一方ネットワーク族は1000回に1回のみだ。
とすると単純計算では天才族はネットワーク族より100倍賢いことになる。 しかし天才族は社交的ではない。
自身のネットワークにはたった一人友人がいるだけだ。 しかしネットワーク族は10人の友人がいる。
天才族より10倍社交的だ。 ではここで例えば天才族もネットワーク族も全員が一人で弓矢を発明し、
友人から意見を聞くとしよう。 ただし友人一人につき50%の確率で学びが得られるとする。
その場合どちらの部族がイノベーションを多く起こすだろう。 実はこのシミュレーションの結果は我々の直感と相入れない。
天才族の中でイノベーションを起こすのは人口の18%のみにとどまるのだ。 一人で発明にたどり着くのはその半数。
一方ネットワーク族は99.9%がイノベーションを起こす。 一人で発明にたどり着くのは残りの0.1%のみ。
しかしその他はみな友人から学び、改善のチャンスも得られ、さらにその知識をネットワークに還元できる。
中語。 クールなテクノロジーを発明したいなら頭が切れるより社交的になった方がいい。
ここで引用終わりです。 10倍の社交性が100倍の賢さに勝るというのは驚きですよね。
こんな感じでアイディアを人と共有することで可能性がどんどん広がっていくことを情報のスピルオーバー効果
かっこ情報の波及効果というみたいです。 また改めて
引用します。 イノベーションに関する研究でノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者
ポール・ローマーは言う アイディアはおのずと新たなアイディアを誘発する
アイディアの共有を促す環境がそうでない環境よりも生産的かつ革新的になるのはそのためだ。
06:04
アイディアが共有されるとその可能性はただの足し算ではなく何倍にも膨れ上がる。 引用終わりです。
まとめると イノベーションは一部の天才が起こすよりもネットワークから生まれる可能性の方が高いとなります。
次にイノベーションの疎外要因も見てみようと思うのですが 長くなりそうなので一旦ここまでにしてまた次回投稿してみたいと思います。
というわけで勝手に企画から面白いクリエイティブが生まれる可能性は大いにあるなと思いました。
これが何かのお役に立てれば幸いです。 というわけで
ノートにアップした記事を読み上げてみました。 感想等がございましたらコメント欄で教えていただけると嬉しいです。
ではこのあたりで失礼したいと思います。 最後までお聞き下さりありがとうございました。
それでは皆さん、そろそろスロース!
07:09

コメント

スクロール