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フェスティナルで、この放送は、SWC Sloth with Creators、コミュニティメンバーのしらいがお送りします。よろしくお願いします。
今日もノートにアップした記事を読み上げていきたいと思います。
タイトルは、自分がやっているゲームを正しく理解する、です。
では、いきたいと思います。
今回は、ゲームのルール・性質を理解することって大事だよね、ということについて書いてみたいと思います。
ここで言うゲームは、テレビゲームやスポーツではなく、実社会のルールと置き換えてもいいかもしれません。
なんだか難しいそうですが、気軽に読んでみてください。
参考にした本は、天才科学者はこう考える、読むだけで頭が良くなる151の視点という本です。
この本から、スティーブン・ピンカー先生のゼロサムゲームは人を不幸にするという部分を使っています。
特定のものを例に出すと理解がしやすいと思うので、フィナンシェというサービス内にあるスロースウィズクリエイターズ、SWCというコミュニティに当てはめて考えてみます。
ここでフィナンシェというサービスに関する部分、用語が出てくるので、それがわからないと少し読みにくいかもしれません。あらかじめご了承ください。
まずはゼロサムゲームの説明です。
よくわからない横文字が出てくると嫌になっちゃいますよね。でもそんなに身構えなくて大丈夫です。
ゼロサムゲームは、一方が得をすればそれと同じ分だけもう一方が損をするゲームです。
得と損を足すと常に和がゼロになるのでゼロサムゲームと言います。
典型的なのはスポーツの試合です。
基本的には一方が勝ち一方が負けるゲームをしています。
プロスポーツ選手やプロチームが勝つのは大事ですけどそれが全てじゃないですというスタンスでいたら怒られますよね。
これはプロスポーツがゼロサムゲームだからです。
ゼロサムゲームではない、ノンゼロサムゲームというのもあります。
これは一方の得と損を足しても和がゼロにならないゲームです。
誰かの得がそのまま誰かの損になるわけではないし、反対に誰かの損がそのまま誰かの得になるわけではないやつです。
例えばプレゼントを送り合う、互いの子供の世話をするといったことがノンゼロサムゲームです。
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こうやってみると意外と私たちの身近にあったりするわけです。
それでこのゼロサムゲームの場合、合理的な参加者は常に自分たちの利益が最大になることだけを追求します。
それは同時にゲーム相手の損失が最大になるよう努力するということを意味します。
サッカーを例にとると、得点利益をするためにプレーをする。
自分たちの得点は相手にとっては失点ということですね。
じゃあノンゼロサムゲームはどうかというと、自分自身だけの得ではなく、同時に相手の得も考えて行動することが合理的という場合があるんです。
いわゆるウィンウィンの状況で、全員が同時に勝者になり得ます。
例えばお世話になっている人に日頃の感謝を込めてプレゼントを渡したという時に、こっちが損して相手が得しているとは考えないですよね。
この場合、お互いに気分が良くなったりするわけです。
ついでにポジティブサムゲーム括弧ウィンウィン、ネガティブサムゲーム括弧負けと負けを一緒に覚えてください。
ここまでで世の中にはゼロサムゲームとノンゼロサムゲームがあることがわかりました。
ここでピンカー先生の言葉を引用します。
これは言われてみれば当たり前です。
サッカーをやるときに、相手がかわいそうだから点を入れるのをやめるということはできないみたいなことです。
さらに見てみます。
ゲームの種類は、自分がどういう環境にいるかで自動的に決まってしまう。
これは言われてみれば当たり前です。
サッカーをやるときに、相手がかわいそうだから点を入れるのをやめるということはできないみたいなことです。
さらに見てみます。
しかし自分にどういう選択肢が与えられているかを正しく認識できていないと、
実際にはノンゼロサムゲームの状況にいるのに間違ってゼロサムゲームの状況にいると思い込んでしまうこともある。
スポーツみたいに単純だとわかりやすいのですが、複雑な環境にいるときそれを正しく理解していないとゲームの種類を勘違いしちゃうよねみたいな感じです。
その上でこのように言っています。
自分の置かれた状況から少しでもいい結果を得るためには、まず自分のしているゲームの種類を正しく知る必要がある。
じゃあSWCはどんなゲーム?
なんとなくゼロサムゲームではなさそうですよね。どうやらノンゼロサムゲームっぽい。
ここに関してSWC内である程度コンセンサスが得られている意見を挙げてみます。
フィナンス上でペパハンをするのは合理的、でも長期的に見るとほぼ負けるゲーム。
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じゃあ短期売買ならいいのかというと全然そんなことはない。手数料が高いので普通に損をする。
短期の値上がりで売り抜け、それを何度も繰り返すみたいな短期決戦でも無理ゲー。
ゲーム環境が短期売買するのに不利になっているのに、それをやろうとするのは立ち回りが上手いとは言えない。
いわゆるペパハンの方はノンゼロサムゲームでゼロサムゲームの動きをしていると言えそうです。
世の中で一番強い繋がりは愛ですが、2番目は尊徳感情。
SWCプロジェクトオーナーであるケンスーさんはこのように言っていますが、
ペパハンってそもそも尊徳感情ができていない。
そしてその結果、自分も損して相手も損するような構造ができてしまっている。
ペパハンに怒りを覚える方がいるのはこれも原因の一つなのかなと思いました。
ポジティブサムゲーム、かっこウィンウィンをしようとしているのに、
ネガティブサムゲーム、かっこ負けと負けになるように振る舞っている人に腹が立つ感じ。
ずいぶん長くなってしまったのでそろそろまとめます。
自分が今やっているゲームの種類を正しく理解して賢く立ち回れば、
リターンを最大化できる可能性が高まる。
というわけで最後にヴィンカー先生の言葉を引用して、
自分の安全を確保できるか、また他人との関係の調和を保てるか、
幸福になれるかはまずはそれ、ゲームの種類を理解することで大きく変わる。
これはその人が道徳的にいい人かどうかに全く関係がない。
これが何かのお役に立てれば幸いです。
というわけでノートにアップした記事を読み上げていきました。
感想等がございましたらコメント欄で教えていただけると嬉しいです。
というわけで最後までお聞きくださりありがとうございました。
それでは皆さん、そろそろスロース。