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みなさんこんにちは、しらいです。
この放送は、もっちゃんさんの提供でお送りしております。
もっちゃんさん、ありがとうございます。
はい、ということで、勝手に企画の音声収録をしていきたいと思います。
本日のスポンサーさんも、前回に引き続きもっちゃんさんです。
もっちゃんさんは好きな本を教えてくださいということなので、
今回もまた本の紹介をしたいと思います。
今回紹介する本ではないんですけど、
先に1冊本を紹介させてください。
この本は、僕がこれまで読んできた中で一番タイトルが面白いと思った本です。
タイトルが、「仕事と私、どっちが大事だの?」って言ってくれる彼女も仕事もないという本です。
これ僕が高校とか大学の頃に書店で見て、
書店で見たのかAmazonで見たのかちょっと忘れちゃったんですけど、
タイトルが面白すぎてつい買ってしまった本です。
どんな本かというと、当時TwitterでしたからTwitterのまとめが本ですね。
そんなにおすすめはしないんですけど、面白かったっちゃ面白かったんで。
これ門川さんから出てるんですよね。それも面白い。
という感じで、今まで読んできた本のタイトルで一番笑った本がこの本だったので、
初めに紹介させてもらいました。
では問題です。
今回紹介したい本が、
Just Keep Buying。
自動的に富が増え続けるお金と時間の法則っていう本です。
Just Keep Buyingですね。
これはニック・マジューリーさんの投資に関する本ですね。
この本がどんな本かというと、
このニックさん、著者のニックさんはデータサイエンティストでして、
ドルコスト平均法っていう投資の方法があるんですけど、
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それをベースにしつつ、膨大なデータサイエンティストの力をいかんなく発揮して、
データを使ってどうやったら一番投資がうまくいくのかっていうのを書いた本です。
データ量が圧倒的すぎて、ぐうの音も出ないっていう感じの本ですね。
この本について、今回はちょっと話していけたらと思います。
ただ、これを買ったほうがいいですとか、そういうことは今回は言わないです。
一応、投資の話をするにあたって、必ずお伝えしなければいけないことがあるので、先にそれをお伝えしておきます。
本書に書かれていることをそのまま読み上げていきたいと思います。
本書は米国の読者を対象に英語で書かれたものであり、
投資についての説明における前提や制度、法律は日本のものとは異なる場合があります。
本書の技術に従って投資をされる場合には、
日本の状況に応じた行動が必要になる場合があることをご了承ください。
本書に記載した情報によって読者に発生した損害や損失については、
著者、役者、発行者、発行所は一切責任を負いません。
投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。
というわけで、それが済んだので、
あとは本書の内容について簡単にお話ししていきたいと思います。
話す内容はそんなに決めていないので、本書を見ながら適当に話してきりの良いところで終わりにしたいと思います。
本書では前半が貯金力アップ編、後半が投資力アップ編という感じの二部構成になっています。
貯金力アップ編ではどれだけ貯金すればいいのか、どうすればもっと貯金できるのか、
どうすれば罪悪感を覚えずにお金を使えるのか、
そのお金を貯めていく上で誰もが直面する様々な疑問に答えていく形になっています。
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後半の投資力アップ編では、
なぜ投資すべきなのか、どんな対象に投資すべきなのか、
どのくらいの頻度で投資すべきなのか、などお金を働かせるために考えるべき問題の答えを示していくというふうな内容になっています。
本書冒頭には日本人について書かれた場所があります。
金銭的自立に遅れた日本人だけが知らない真実ということで書かれているのが、
米国人と日本人の金融資産を比較すると、
日本人は昔も今も圧倒的に多くを現金で持ち続けている。
だが世界的にインフレが加速し、現金の価値が激減する今、
この戦略は本当に賢いものなのか、答えはノーだ。
このままでは日本人は金銭的自立に遅れた世界の金融孤児になりかねない。
だが大丈夫だ。我々の寿命はとてつもなく延び、人生百年時代を迎えた。今ならまだ間に合う。
これから紹介する戦略に従えば、あなたは間違いなくこれまでより賢く行動し確実に豊かになれる。
そんな風に書いてあります。
まずは、そもそも何で投資するべきなのかっていう疑問がありますよね。
なのでそこについてちょっと話したいと思います。
この本では3つ挙げています。
1つ目が老後に備えるため、2つ目がインフレから資産を守るため、3つ目が人的資本を金融資本に置き換えるためということなんですけど、
結構日本人としてわかりやすい部分かなというか、僕が説明しやすい部分が2つ目のインフレから資産を守るためです。
なのでここをちょっとご紹介したいと思います。
本にはインフレについてこのように書いてあります。
インフレはある通貨を使う人が全員払わなければならない目に見えない税金と言える。
誰もが気づかないうちにこの税金を納めているのだ。
年々食料品価格は高くなり、住宅や車の維持費も子供の教育費も上がっていく。
一方給料はこうした物価の上昇に見合うだけ増えているだろうか。
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そうだという人もいれば、そうでないという人もいるだろう。
いずれにしてもインフレが私たちの生活を脅かし続けるという現実は止まらない。
インフレの影響は短期的には小さいが長期的にはかなり大きくなる。
インフレ率が年率2%だとお金の価値括弧購買力は35年で半減する。
インフレ率が年率5%だと購買力は14年で半減する。
さっきパープルキシティで日本のインフレ率を見たら2%から3%で書いてあったので、
3%で推移していく場合だと23年でお金の価値は半分になります。
つまり、物価上昇率が比較的穏やかな水準でも生活必需品の価格は20年から30年ごとに2倍になる。
インフレ率が高ければこの期間はさらに短縮される。
これはなかなかに恐ろしいところですね。
20年後に一気にガクンと半分になるわけではなく、
じわじわじわじわ生活必需品の値段がどんどん上がっていって、
それにも関わらず給料は上がらないみたいなのが浜を切る、沖売るってことですよね。
なので、そんなインフレから自分の資産を守るためにも投資をすべきなんだぞっていうことを言っています。
先ほど最初の方に話した貯金力アップ編と投資力アップ編に分かれているっていう風に言ったんですけど、
ここからは貯金力アップ編の部分も見ていきたいと思います。
あなたは貯金すべきか、それとも投資すべきかっていう部分があるんですけど、
ここは計算になってしまうので一旦飛ばして、
パーソナルファイナンスの最大の嘘っていうところがちょっと面白かったのでここを紹介します。
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私たちは往々にして節約、支出を減らして、
支出を減らしてお金を節約し貯金しようっていう風にしがちですけど、
ロンドンスクールオブエコノミクスの研究者による
なぜ人々は貧しいままなのかという論文には
意欲や能力ではなく元手となる資金がないことが
いかに人々を貧困に落とし入れているかを説明しているってあって、
なんでかっていうと
多くの人が貧しさから抜け出せないのは意欲や能力のせいではなく、
生きていくための最低限の収入しか得られない低賃金のお仕事に就いているからなのだっていう風に言っています。
つまりお金がないので高収入の仕事に就くための訓練や資金が得られない。
これが貧困の泥沼だって書いてあります。
つまり何が言いたいかというと、
資質を減らせばお金持ちになれるっていうのは嘘ですよっていうことを言ってます。
こんな風にも書いてます。
金融メディアは1日5ドルのコーヒー代を節約すれば100万長者になれると歌う。
しかしそれが可能になるのは投資によって年率12%のリターン、学校市場平均の8から10%を大きく上回る率を得ている場合だけである。
というのでよくこういうアドバイスされますよねとか見聞きしますよね。
ずっとスタバのコーヒーとかを飲んでからあなたはお金持ちになれないんですよとか。
毎日のこれを節約すればお金持ちになれますみたいな言説はよくありますけど、
それに対して筆者はこのように言っています。
そのようなメディアが発信するアドバイスは私たちをバカにしている。
こうした記事を鵜呑みにすべきではない。
メディアは特殊なケースを取り上げ、あたかもそれが一般的な真実であるように伝えている。
はっきりさせておこう。
お金持ちになるための王道とは、突き詰めると収入を増やし収益を生み出す資産に投資することになる。
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もちろん資質に気をつけなくてもいいわけではない。
人が定期的に自分のお金の使い方を見直し、無駄がないことを確認すべきだ。
例えば利用していないサブスクリプションがあれば契約解除すべきだし、
不要な贅沢品には手を出すべきでない。
だが一杯のコーヒーを楽しむ時間を一生我慢し続けなくてもいい。
お金を増やすのに常に火を灯すような節約をしながら死ぬまで過ごす必要などない。
生きるところは引き締め、あとは収入を増やすことに集中する。
これが資産を増やすための鉄則なのだ。
言い切ってますね。
でもすごく僕はここを見て堅実な本だなと思いました。
つまりはまずは一発逆転とかあと節約とか狙わずに集中して収入を増やすことに集中しろということを言ってます。
それだけでなく収入を増やす最善策についてもアドバイスをしています。
ちょっと長くなってしまうのでここでは簡単に触れるだけにしておきたいんですけど。
収入を増やす最善策は自分がすでに持っている経済的な価値、技能や知識、時間、これらは人的資本と呼ばれている、をうまく活用することだ。
人的資本とは金融資本かっこ紙幣に転換できる資産だと言える。
人的資本を金融資本に変えるための方法は大きく5つある。
1つ目が時間単位の専門サービスを提供する。
出来高性の専門サービスを提供する。
2つ目が出来高性の専門サービスを提供する。
3つ目が人に教える。
4つ目が商品を売る。
5つ目が会社で昇進する。
それぞれの長所短所だったりを説明してくれています。
なのでめちゃくちゃ現実ですよね。
一発逆転とか狙うなって言ってるのはめちゃくちゃいいアドバイスだと思います。
この本では一貫してそういうことを言っていて、
過度に贅沢な暮らしをしようとして大きなリスクを背負うのではなく、
十分な暮らしができるお金を確実に得ることを重視しよう。
それが投資の究極の目的であるという風に言っています。
我々は投資家ではないので、一般人にできるやり方で。
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自分ができる最適の投資方法を見つけて、
それを着実にやっていこうということですね。
ここには自分の年齢だったり、資産だったり、現在の仕事、
子育ての予定、収入とかその他諸々についてのケースバイケースでのアドバイスも書いてあるので、
すごく参考になるかなというふうに思います。
もうちょっと話したいことがあったんですが、
もうなかなかいい時間なので、今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。
なかなか投資の本を、あと分量がめちゃくちゃ多いので、
それをまとめて20分で話すというのは難しいですね。
これもまたどこかしらでまとめたいと思います。
あとはこの追加放送だったり何かをするのかは、
またおよい皆さんのコメントとかを読んでって感じにしたいと思います。
というわけでこのあたりで締めたいと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
それでは皆さんさようなら。