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2025-12-02 03:56

【徒然草ミニッツ】第220段


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サマリー

【徒然草】第220段では、天王寺の鐘を通じて音楽の調和と基準の重要性が語られ、古い技術が現代にどのように役立つかが示されています。

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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で、個展チャージしていこうという、教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。さて今回は、第220段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
天王寺の鐘の調和
地方の芸能は都に劣るものだが、天皇寺の部落だけは都にも匹を取らない。
天皇寺の学人曰く、当時の学は古図。古図は古い図と書いて、古図ですね。
不設計を厳密に昇降して、音の調和が抜群。根拠は聖徳太子の時代の図、イコール基準が今も伝わり、これをリファレンスとしているから、リファレンス、白紙ですね。
その白紙とは、六字堂の前の鐘、この鐘の音は奥式町のど真ん中、ただし寒い暑いで音の高低は上下するので、2月の二半回から清冷会までの中間を基準期として指南する、という秘伝である。
この一つの調子をもとに、他の声音階をすべて整えるのである。
鐘の声は奥式町であるべき。これは擬音精舎の鐘の声の無常の調べ。
西音寺の鐘を奥式町で作ったのは幾度も作り直したが合わず、ついに遠国から所持して得たという上昆後院の鐘も奥式町である。
4点3つ。
六字堂の鐘イコール絶対基準として全額を調律。季節変動を織り込み中間期を公式リファレンスに。
黄色い鐘と書いて奥章イコール無常の調べ。名称は基準に忠実。
現代の示唆&使い方。リファレンスをもて。天王寺の鐘は現代で言えばAイコール440Hzのチューニングフォーク。
プロジェクトでもぶれないもの。定義書KPIの3式デザイン原則を決めそこから全体を合わせる。
基準点を持ちましょうって感じですかね。
何かあるかな。
えーっと、それぐらいじゃないですか。
それぐらいじゃないですかね。
はい、というわけで、鐘の話でしたね。
鐘の話でした。
お寺とかにある鐘の話でしたね、たぶん。
はい、というわけで、今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。
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