1. シンの木工家ラジオ
  2. #163 丁寧な暮らしを作ってい..
2026-02-21 31:18

#163 丁寧な暮らしを作っている僕たちが、一番貧しいという絶望について

:::::::::::::::::: 今週の内容 ::::::::::::::::::

北欧家具マニア度★☆☆☆☆

FDB、ライセンス売ってました / 魂と肉体の分離 / 丁寧な暮らしできない問題 / 丁寧な暮らしは札束で殴り合うマウンティング / 校正 / お兄ちゃんに頼んだら出来上がらないダイニングテーブル / 国民のためのスパイスミルは作らない / 木の家具40人展、出展者募集中 

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サマリー

このエピソードでは、木工家である花太郎さんとこーぐちさんが、丁寧な暮らしと現代の経済的現実とのギャップについて深く掘り下げています。FDBモンブラーの歴史を振り返り、かつて「国民のための安くて良い家具」という理念が、現代では高級化やライセンス問題によって失われつつある現状を指摘します。特に、デザイナーのボエッセン氏の遺族への権利移行や、J39チェアがフレデリシア社に移管された経緯などが複雑に語られます。 現代の「丁寧な暮らし」は、SNS上では理想化されているものの、それを実践するには時間的・経済的な余裕が必要であり、多くの木工家やクリエイターは、自身の生活を維持するために「貧しい暮らし」を強いられているという現実を吐露します。安価な既製品に頼らざるを得ない状況や、丁寧な暮らしを実践する人々への羨望と葛藤が語られ、資本主義社会におけるクリエイターのジレンマが浮き彫りになります。 最終的に、このギャップを埋めるためには、自身の「作家としてのエゴ」や「哲学」を大切にし、それを表現していくことが重要であると結論づけます。また、木工家ウィークNAGOYAの開催情報や出展者募集についても告知され、リスナーに新たな視点と行動を促す内容となっています。

00:03
みなさんこんにちは。シンの木工家ラジオ始まりました。この番組は、シンの木工家になりたい、家具屋の花太郎と元アルバイトのこーぐちくんがお送りする木工バラエティです。こんにちは。
こんにちは。
前回から引き続いて。
引き続いて。
え、最終回ですね。
これ最終回です。
最終回。
はい、ついに。長かったですね。
完結。もう1ヶ月ちょっとやってましたからね。
そう、5話。これ5話目なんで。
はい。こーぐち私立した最長ですか?
最長かな。あ、わかんない。最長、でも最長じゃないですか、もしかしたら。
木工作家っていうかさ。
はい、生存戦略シリーズ。
あれもでも3,4話ぐらいだった気がするな。
そっか。
あ、だからシーズン2があったのかあれは。
シーズン2入れたらもっと言ってますね。
だからシーズン1の続編ものでいけば。
過去最長ですね。
過去最長ですね。
続きましたね。
続きましたね。
続きましたね。
どうだったんでしょうこれみなさん聞いてこれまで。
よかったっていうかさ、知らないことが多いから。
やっぱりこーぐちくんにはためになる話してもらわないといけないから。
僕からは情報としてコンテンツを提供して、
花太郎さんからはどうでもいい話を提供するっていうのが。
くだらない話を提供するっていうのが。
そうそうそうっていうのがね。
で、バランス取ってる感じだから。
天秤のバランス取ってる感じだから。
今日はどんな話でしょうか。
FDBモンブラーのライセンス問題と魂の分離
今日はですね、もうデンマークの話からは一旦ちょっと離れて、
現代の話をしたいなと思います。
で、その前に3回目かな。
IKEAの話の後に、ライセンス問題の話したの覚えてます?
しました。
FDBモンブラーが売っちゃって、
でもその後また復活して、
じゃあライセンスどうだったんだろうみたいな話あったじゃないですか。
ありましたありました。
あれなんか僕どうやら間違ったことを話してたっぽくて。
そうなの?
僕想像で、ライセンスは持ってたんじゃないですかっていう。
工場だけ売ったんじゃないですかって言ったんですけど、
どうやらね、ライセンスも売却してましたね。
相当困ってたんだね。
なのかな、わかんないですけど。
ごめんなさい。
ライセンスもどうやら売ってしまってたらしくて、
今FDBモンブラーで売られてる商品っていうのは、
基本的にはその前に売った会社に
もう一回お願いして作ってもらってるみたいな感じらしいです。
そういうことなんだ。
ただ、あれないじゃんって思ったんですよ。
その商品のページ見てたら。
あれないじゃん。
J39ないんですよ。
え、ないの?
そう。で、おかしいなと思って。
それじゃん、言ってみれば。
FDBモンブラーの一番有名なのってそれじゃんって思ったんですけど、
それは違う会社で売ってて。
あ、そうなんだ。
これちょっとややこしいんですけど。
それだけ?それだけまたちょっと。
スバルのサンバーだけちょっとみたいな。
そういう感じ。そういう感じかもしれない。
っていう感じなのかな。
それはね、フレデリシアっていう会社が売ってて、
これちょっと複雑なんですけど、
厳密にはこうだっていう理由はわかんないんですけど、
ボエモエンセンが途中で辞めるんですよ。
そんなに長い期間いなくて、FDBに。
その後にフレデリシアのデザイナーになってるんですよ。
ボエモエンセンが。
で、割とそっちとの付き合いの方が長いんですよ。
ボエモエンセンはデザイナーとして関わってる期間は。
で、ボエモエンセン亡くなった後に家族の移行で、
遺族の移行で、これはボエモエンセンの中でもやっぱり
思い入れの強いデザインした椅子だから、
これはフレデリシアで作ってもらえないかという。
付き合いの長いね。
そうそう。ことにどうやらなってるっぽくて。
なので、そういうこともあって、
今はフレデリシアの方で販売されてるっていう。
じゃあJ39だけがというか。
だけなのかな、わかんないですけど、
もしかしたらボエモエンセンのデザインしたのは
一回だから遺族の方にライセンスが写ってるのかもしれないですね。
会社の方じゃなくて。
わかりました。だからその売り買いがあった話じゃなくて、
その遺族の移行でちょっと思い入れがある椅子だから、
この会社に作ってほしいっていう。
なのかな、たぶん。みたいなことが書かれてましたね。
ただJ39はそうだけど、他のいろんな家具があるじゃないですか。
だから厳密にはこれはこうで、これはこうでとかもしかしたら
あるのかもしれないですけど、とりあえずJ39に関しては
FDBモブラーで売ってなくて、
フレデリシア社で作ってるという感じでしたね。
作ってるとかも売ってるっていう感じ。
で、たぶんいろいろあるんだと思うんですよ。
権利系のことは調べたんですけど、出てないことも多くて。
権利系の話ってもうややこしくなりがちだよね。
ですよね。どこも。
どこもそうですよね。
で、さらに売れる椅子とか嫁の椅子ってなれば、
またさらにややこしくなっちゃうから。
だと思います。
そういうことがあったという事実として。
そうそう。で、ややこしいのが、
ボエモエンセンがFDBにいた時は、
インハウスのデザイナーだったんですよね。
会社の、いわゆる会社の従業員。
社内デザイナー。
社内デザイナーだったんですけど、
その後に独立して、
その後はフレディリシア社との付き合いがあったりとかして、
だから余計ややこしいんですよ。
あれだ。青色大王のみたいな話だ。
ですね。権利はどっちが持ってんだいみたいな。
多分そういうのもあったんじゃないですか。
きっと想像するに。
そういうことだね。想像するしかないもんね。
想像するしかないですけど。
もしかしたらネットとかにも情報があるのかもしれないですけど、
僕は調べきれてないのもちょっとあって、
そんな感じだと思ってください。
分かりました。そんなことがあったと。
という補足です。
で、ここからが第5話の本編にいきたいと思います。
今日はですね、丁寧な暮らしについてちょっとね、
喋りたいなと思いまして。
いいですね。
僕も好きですよ。
ですよね。
できてないけど。
できてないけど好きですよね。
好きです。
僕もそうなんですよ。マジで一緒で。
FDBの歴史をこう遡っていくと、
丁寧な話からちょっと戻っちゃうかもしれないですけど、
リケアの話の続きになっちゃうんですけど、
FDBが死んでしまった後。
FDBが死んでしまった後。
FDBモブラーが死んでしまった後、
僕はすごく感じるものがあったんですよ。
魂と肉体が分離してしまった感をすごく感じたんですよ。
魂っていうのは、安くていいものを国民のために広く普及して、
デザインによって国民の生活を豊かにしたいみたいな思いがあったと思うんですけど、
FDBモブラーなくなっちゃって、
復活したけど、有名なJ39はなんなら高級な家具メーカーの方で売られてて、
現代で買ったら安いので8万円とかするんですよ。
当時は9千円だったはずなのに。
厳密には9千円か分からないですけど、
ぐらいの。
ぐらいの。
だからそっちの部分は今多分IKEAになっちゃってるんですよ。
どっちかというと肉体だった職人のこだわりとか、
いい品質でみたいなのが高級な家具の方に移っちゃって、
分離しちゃって。
どっちもないんだよな、現代はっていうのがすごく感じてしまって。
思いとか本質とかとセットだったものが置き去りにされて、
分離した後側だけ動いてるというか、ゾンビ状態というか。
そういう感じを印象として受けてしまって、
さっきの丁寧な暮らしに話が戻るんですけど、
丁寧な暮らしの理想と現実のギャップ
ちょっと飛躍的に感じるかもしれないですけど、
北欧家具っちゃ丁寧な暮らししてる人が使ってるみたいなイメージあるじゃないですか。
そうね。感度の高い人や丁寧な暮らしでっていう人が。
何となく多いイメージです。
北欧家具だったりとか、ヴィンテージの家具だったりとか、
名作の家具だったりとか、作家物の器を使ってたりみたいな、
そういう方が多いような印象をSNSだと受けるんですよ。
僕ももちろんめちゃくちゃそういうのに憧れてこの道に入ったわけなんですけども、
それで独立して、よっしゃ俺もそういう生活してあるぞと思って、
そういうものを作ってやるぞと思って、
FDBモーブラーができた当初の志ね。
かなり共感できるというか。
そういう志で僕も作りたいと思って作るわけですよ。
安くていいものを広く社会の皆さんに提供したいっていう。
広くまでは言わないですけど、買ってくれた人にはそういう生活がしてもらいたいなというか、
そういう思いで作ってたわけなんですけど、
一向に丁寧な暮らしができないという問題に直面しまして、
安くしようと思ったら自分の人権費削るしかなくて、
そうなのよね。
ってなると丁寧な暮らしじゃなくて、ただの貧乏な暮らししかできなくて、
めちゃくちゃそれでこじらせるわけですよ。
こじれてたものがさらにこじれるという。
なんでこんなに志は強く持っているのに実現できないんだというのと、
完全にやっかみですね。
丁寧な暮らしをしている人たちのSNSでのキラキラした姿を見ると、
やっかみがすごく募ってしまって、何ならアンチ的なところまで。
神口くんも唾を吐きかけてたわけですね。
そう、唾を吐きかけるぐらいのメンタルになってしまう時期もあって。
作家ものの器に、揉めんの理念に。
揉めんなのか理念なのかどっちか分からない。
理念は浅でしょ。
揉めんとか理念の大吹き的なちょっと素朴な感じだったり、
物は少なく気に入った物を使ってますみたいな。
だから掃除機とかルンバとかじゃなくて、白ほうきで掃除したりとか、
そういう感じですよね。
靴下穴開いたらダーニングしてみたりとか、金継ぎしたりとか、
栗の渋河ワニを作ってみたりとか、パンコネコネしてみたりとか、そういうやつですよ。
こじらせてるね。だいぶ。
すごく畜生と思うわけですよ。
畜生って思う。いや俺も思ってた。
俺もそういうのがやりたいなと思って、
そういう思いを持っている自分が供給側に回れば、そういう物が提供できるんじゃないかみたいな。
そうなんですよ。でもそうはならないんですよ。
不思議ですよね。びっくりだよね。
なんでこんなにアンチ的な目線になるまでこじらせてしまったのかって思ったんですけど、
これ考えてみたら必然性っていうのがキーワードなんじゃないかなと思って。
必然性。
っていうのは今僕が言ったような靴下ダーニングしたりとか、栗の渋河ワニしたりとか、
そういういわゆる丁寧な暮らしって、昔の人たちはそうするしかなかったからやってたんじゃないかと思うんですよ。
でも現代だと別にしなくてもいいじゃないですか。
しなくてもいいです。
なんなら安く手に入るじゃないですか。靴下なんて穴いたらユニクロとかワークマンとかで買えば3足1000円とかで買えるじゃないですか。
でもそれはしなくて、あえて選択してダーニングをしてるんですよね。そういう人たちって。
別にダーニングしてる人たちを悪く言ってるつもりはなくて。
物を大切にとか。
そうそうそう。っていう思いがあってやってるので、すごく僕自身も共感するんですけど、
僕はお金稼げてないから、そんなことやってる暇があるんだったらユニクロに靴下を買いに行かないといけないんですよ。
ダーニングする時間がないんだよね。
ダーニングする時間がないんですよ。僕もダーニングしたいんですよ。
僕もダーニングしたいのにやる時間がないから買いに行かないといけないというジレンマに陥ってるんですけど、
それはつまりどういうことかというと、その人はダーニングをする時間があるんですよ。
そうね。そうなんだよね。
めちゃくちゃ当たり前のこと言ってるんですけど、なんかすごい真次郎公文みたいになってますけど。
いやもうめちゃめちゃわかるよ。
だからつまり僕は気づいてしまったんですよ。圧倒的な時間と効率化でめちゃくちゃ回しに回しまくってる。
資本主義の力だなと。
だから渋河兄を作ってる時間がないからカップラーメン食っちゃうんだよね。
そうなんですよ。
働かなきゃいけないから。
働かなきゃいけないから。丁寧な暮らしをしてる人たちと僕らの圧倒的な時給の格差ですよね。言ってしまえば。
でもお金と時間があるという。
そうそう。だからその人たちはダーニングしてる時間なんて別にどうでもいいぐらい稼いでるとも言えるんですよね。
別にそうじゃない人ももちろんいるとは思いますけど。
でも僕が憧れてたような北欧家具に囲まれてサッカー物器に囲まれてダーニングしてる人たちはそれを買うだけの余力があるんですよ。
肉とかお魚を買ってなお一層買う余裕があると。
でもこじらせた僕からすればそういう人たちは札束で殴り合ってるマウンティングにも見えてしまうわけですよ。
現実を知っちゃうとね。
そうそう。現実を知るとね。
圧倒的な時給のビハインドを僕は感じてしまって。
なんでこんなにFDBマインド持ってんのに、なんで僕はこんなに時給でビハインドを取ってんだっていう。
そうだよね。だってもうI am FDBの志なのに。
そう。独立した当初はね。
そういう丁寧な暮らしをしてる人たちのためのものを作ってるはずなのに、それができない僕みたいなジレンマですよね。
はい。を感じてたと。
そう。だから僕らの生活が逆に資本主義によってあらゆるものが安く、IKEAみたいに手に入るからこそ逆に僕らが活かされてるみたいなところもありますよね。
そう。そのジレンマっていうか、その矛盾っていうか。
矛盾がね。
だから昔の人もダイニングしてた人もその時代にユニクロとか島村があったらそこで靴下買ってんじゃねえかっていう。
そうそう。それもあるんですよね。
最近感じるのが、安い資本主義に自分が支えられてるからこそ安いものを脳死で手に取ってしまうっていうか、何も考えずにそれしか選択肢がないから取るじゃないですか。
ってなると身の回りのものがそういうもので溢れてくるわけですよ。
悲しいよね。
悲しいですよね。そうなると妥協してる自分がいることに気づいてしまって、これでいいよねみたいな。
ただそのマインドが曲がりなりにも作家としていいものづくりをしてる身分として、その妥協って良くないんじゃないかなって思うようになってきて。
ジャブみたいにちょっとずつ来るっていうか。
そうそう。ちょっとずつ来るっていうか、その妥協が自分のものづくりにも影響してくるんじゃないかっていう。
なんなら自分の作ってるものも美しくていいものを作りたいのに、神秘眼的なところも自分の身の回りにあるものがそこそこのものしかないと。
そういった神秘眼も磨かれないんじゃないかみたいな。
だから志と自分の今の現実のギャップが何千メーターとあるみたいな。
そうなんですよ。標高差でキンってするみたいな。そういうやつですね。
志だけはここにあるのに。
そう。志だけはなぜかすごいエベレスト級なのにっていうやつですね。
いやー、もうめちゃめちゃわかります。本当にめちゃめちゃわかる。
で、なんかもうこれはちょっと良くないなと思って、なんとなくこのメンタル的にね。
もちろん年間何回か展覧会に行ったりとか美術館に行ったりとかして、いいものは見るんですけど、別にそれも瞬間的なものじゃないですか。
手元に置いておく必要も絶対あるんじゃないかな。何かしらのものは。
いやわかる。だから普段使うもので、ちゃんと干渉品じゃなくて、ちゃんと自分が身につけたり使うもので、そういうもので使いたいっていうのはめちゃめちゃあるよね。
ありますよね。だから僕らが今FDBのものだけじゃなくて、ちゃんとした質の良いものとか、すごくクラフトマンシップを感じるものというか、何て言うんですか。わかります?
わかるわかる。
ちゃんと丁寧に作られてるもの。
いわばスピリッツが宿ってるものでしょ。
そうそうそうそう。魂宿ってるもの。
魂。
がやっぱ必要なのは、それを元に自分が作ってるもののスタンダードじゃないですけど、構成?構成ができるんじゃないかと思って。これが本物だぞみたいなのが。
基準となるものが必要だからこそ、そういうものを持ってないといけないんだろうなっていう気が何となくしたという。
はいはい。わかる。
そんなお話。
そんなお話。
何となくわかります?
いや何となく、もう分かり見しかない。まったくやっぱり同じ道を辿ってきたし、多分かなり共感できる人は多いんじゃないかな。
まず直面したのは、自分は自分の稼ぎで自分の作ってるものを買えないっていうかなりのジレンマ。
かなりのジレンマですよね。
この間さ、妹がテーブル買ったと。
あーそうなんですね。
テーブル買ったと。で、旦那さんはね、お兄ちゃんに頼んでみたらいいんじゃないかと。
お兄ちゃんに頼んだら多分出来上がってこないし、すごい高くなるからやめた方がいいって言って。
多分3ヶ月とか半年とかかかっちゃうからって言って。
いやですよね。
半年で出来たら早い方かもしれないなってちょっと思っちゃったんですけど。
なんか作ってあげたい気分というか思いはあるんだけど。
分かるなー。
やっぱり時間をお金に変えてる身としてね。
まだ100%は価値をお金に変えてるとは言い切れないので、やっぱそこのジレンマというかね。
そうやっていいテーブル、ダイニングセットぐらいお祝いになんて言えない。
言えない。マジそうだな。
いや言えないんですよ。
言えないですよね。
そうなんです。っていう悲しみ。
悲しみ。
悲しみですよね。
ありますよね。
いやマジでそうですね。
なんかもう僕、最近断るようにしてます。
なんかさ、そこで長引かせちゃってもさ、やっぱり使いたいっていう人の時期とか鮮度もあるから、そこを逃しちゃってもいけないなと思って。
そうなんですよね。ほんとそう。
ちょっと大丈夫。2人して息承知し始めちゃってるけど。
言葉がだんだん出なくなってきましたね。
そうそうそうそう。
なので、さっき構成って言いましたけど、キャリブレーション的な。
なんすかキャリブレーション的な。
構成をただ英語にしただけです。
だんだんと重さを測る測りとかも使ってくるとだんだんとずれてくるじゃないですか。
それはまたゼロ調してあげるみたいな。
それのために本物のものが何かしら自分の手元には置いとかないといけないんじゃないかという話ですね。
だから志を原点。
神秘眼というか見る目とか志を一旦自分の原点に戻す。
自分はこういうことがやりたかったんだという。
それで合ってます。
それで合ってます。
でも安さの部分に関してはちょっともう僕は諦めました。
作家としてのエゴと哲学の見直し
そこはそうなんですよね。
そうせざるを得ないというか。
ちゃんとやると高くなっちゃう。
ちゃんとやると高くなっちゃうので。
私一人で全部やってるんだからしょうがないなと思って。
FDBもあんだけ安くできたのはそれだけの数を作ってたしそれだけの数が売れる見込みがあった。
調べてみたらあの時45万人とか70万人とか政教の会員がいて。
で、デンマーク国内だけで2000店舗とかあったらしいんですよ。
すごいね。
やばくないですか。
そんなにあったの。
そんなにあったらしいんですよ。
で、当時めちゃくちゃへぼい椅子か超高級の椅子しかないからそれだけの数をちょっと相場より高いけどでもいい家具だったら
そんだけ買いそうな人がある程度。
顧客として。
潜在的な顧客としているってのが分かってたらそんだけたくさん作れるし。
効率感はね。
そうそう効率感もできる。
設備投資もできるし。
だからFDBモブラーを作ったんだと思いますけど。
ってやれば熊健吾みたいな人に作ってもらったとしてもデザインの費用がそれを全部作ったコスで割ればいいから安くなるしいいもの作れるよねっていう。
そこなんですね本当は量産品に対して効率化されたものに対して我々は小回りが効いてショーロットでも作れる。
で多分想像しているのは量産品かける1.2とか1.5倍くらいの価格で向こうは買えると思ってるしこちらもそれで生活が成り立つんだったら
そうしてあげたい。
あげたいんだけど現実は3倍とか4倍になったりするんだよね。
多分ね僕5倍くらいしちゃうと。
いやそうなんですよ。だからそこのギャップがね。
もどかしさ。同じものなのにっていうところはやっぱあると思う。
ですよね。だから僕は広く国民の文化的なとか生活面で水準を上げるみたいなところは思想は全く持たない。
だから国民のスパイスミールは作らない。
作らない。そんなに作れないし別にそんなに作りたいとも思わないので。
だから安さに関しては諦めてどっちかというとFDBの思想よりかは作家としての結構エゴも強めに出していく方向にしていこうかなと思って。
いいよそっちの方がエゴがさ見えた方が。
エゴが見えた方がまあそれはそれで癖があるのがいいのかわかんないですけど。
こうなんかポッドキャストをやってて思ったんですけどやっぱ自分は癖が強いなっていうのをなんか改めて自覚したのでこの癖はマイルズにはできないなと思った。
隠せないと。
もう隠すと匂っちゃう場合があるから。
それだとまたなんかちょっとさ。
違いますよね。
もう見せちゃう方が。
だったらもういっそ見せてしまった方がいいんじゃないかということでもうそういう風にしていこうかなと。
じゃあいいじゃないですかなんかポッドキャストのこういい治療というか。
そうね確かにね。
なんか自分のそのなんて言うんですか作家としての根本的な部分というかなんて言うんですか哲学的な部分と言いますか見直すきっかけにはね良かったと思います。
しなんか言語化をしていくとなんかだんだんとそれが磨かれていってる感じもしますね。
そうねなんか言葉に出すっていうのはすごくいいなと思ってます。
あったこととかやりたいこととか。
でまぁ出してもう1回客観的にというか。
入れ直すとなんかまぁズレというか。
まぁちょっと修正はされないんだけど。
でも自分が喋ったものをもう1回後から聞くとその時思ってたこととなんか言葉にしたことでちょっとなんかズレてた部分とかもなんとなくわかるし
自分はなんかあれ本当は言いたいことそういうことじゃなかったんだけどなぁみたいなことをなんかまた気づくきっかけにもなったりして
結局なんかどんどんブラッシュアップされてる感じはしますね。
喋る時はどうしてもいい顔したいとか格好つけたいとかそういうのがね。
ありますからね。
出ちゃうので特に僕は。
いや僕もそうですけどね。
でなんかこのFDBの話もなんか調べてて歴史的に遡ってこういう背景があったからこういうことをデンマークの人たち思ってこういうものになったんだみたいなところを知ったりとかすると
自分の作っているものづくりにもなんかその哲学的な部分とか
なんかそこの経負となんか自分はどういう差があるのかとか
なんかその歴史的に見てじゃあ今自分の作っているものづくりの立ち位置はデンマークのそれと日本の民芸とかそのクラフトフェアとかとあるなんかいろんなところの文脈があるじゃないですか
そこと自分の作ってものはどう違ってどういう繋がりがあるんだみたいなのを改めて何ですか確認するじゃないけど知るきっかけになるというか
そうよねFDBもねあのこれで失敗してんだみたいなね。
そうそうそうとかそういうのも知れたので。
最終やっぱり肉体と魂が離れ始めちゃうと結末的にはちょっとこっち行っちゃうんだなみたいな。
みたいなのもねなんとなく知れたのでよかったですね。
なんか結構この5回シリーズは光口くんのためにもなったっていう。
いやめちゃくちゃなりましたねよかったですネタが思いついたらまたこういう長編の調べる系調べて僕が調べるんですけど
長編のシリーズなんか歴史的なことだったりとかなんかメーカーの話だったりとかしてもいいかななんて思ったりしてます。
なんか漠然とね表層の北欧だったじゃないですか憧れの北欧みたいな。
ミッドセンチュリーだったりとか名作イスだったりとかね。
だけどなんかやっぱりそこには志とちょっと血生臭くはないけれど。
まあでも結構アルチューの話とかもあったから暗い面もあったんだろうなみたいなことも想像したりしましたけど。
なんかちょっと負の面といい面とちょっと知れたんでね盲演戦のね苦しんでたんだなっていうねっていうことはありましたね。
木工家ウィークNAGOYA 開催告知とフォーラム紹介
いいじゃないですか5回シリーズというか。
なのでまあ僕調べるのはちょっと大変なんでそんなに頻繁にはできないんですけどまたなんか。
望む声があれば。
そうそうなんかこれについてちょっと話してほしいとかそういう要望とかあったら。
あーリスナーさんがこれについてで光口くんの金銭ちょっとヒットすれば。
金銭に触れば。
お互いにちょっとモチベーションの問題というかねということですかね。
今日はこんなところで終わりにしたいと思うんですが最後にですねお知らせがあります。
今回ですねモコカビ区名古屋のスポンサードでお送りいたしております。
ありがとうございます。
モコカビ区名古屋ですね去年我々が出させていただいたフォーラムでね公開収録しましたけど。
非常に良い経験をさせていただきました。
でそのモコカビ区からお知らせがあります。
日本最大級のモコカイベントモコカビ区名古屋が開催されます。
でですね今回もモコカビ区名古屋はですね木の家具40人展というのをエントリー企画というふうにしてまして。
2026年6月19日金曜日から6月21日日曜日まで名古屋市にある電気文化会館5階の東西ギャラリーで開催されます。
今年もどうやら出展者を募集されているということらしいです。
でその出展者の募集の締め切りが2月の28日。確か土曜日だったと思います。
2月末ですね。最終日ですね。
でこの日が応募締め切りとなっているらしいのでぜひモコやっていらっしゃる方とか特に家具を作られている方ぜひ出展検討してみたらいかがでしょうかというお知らせですね。
なんか我々も参加させていただきましたけど夜の交流会だったりとかもちろん日中ね物を見ながら交流するとかっていうのも非常にためになったし。
フォーラムもかなり去年は4つぐらいやってたのかな。
そうですね。シェーカー家具の話と僕らの公開収録とか。
ヤマトワさんが出てたやつとか。
ヤマトワさんが出てたやつとか4つぐらいありましたね。
勉強にもなるし。
めちゃくちゃ勉強になりましたね。
今回もまだ全部はわかんないんですけど2つ決まっているのがどうやらあるらしくて。
1つは我々の番組にもよく出ていただいているキヘノヤマトさんがですね。
今年はヤマトさんと心理文化アカデミーのクツワさんの2名で木工の手道具に関する現状と将来についてという話。
すげーな。
を1つフォーラムで話されるということです。
その層に合わせてすごくわかりやすい話ができるのがヤマトさん。
本当にそうだと思います。
今回は木工をやられている方、家具が好きな方よりももう少し広げて。
大工さんだったりとか薄削りが好きな方だったりとか。
そういった方もこのフォーラムはすごく内容が濃いものになるんじゃないかななんて想像しています。
わかりました。すごいですね。
あともう一つあるのが前回はシェーカー家具のフォーラムがあったと思うんですけど。
ありました。僕も聞きました。
今回はですね西川さんと別の本が受集時点が第3版が新しく出たらしくて。
だから少し内容も更新されたのかな。
そうみたいです。なんかね受集が多分追加されたみたいな。
でね360何種だったっけな。
俺の知ってるのは多分もう両手ないぐらいだけど。
いやですよね。
使ってるのは片手いないぐらい。
325種が受集時点には載ってるらしくて。
立木のやつじゃなくて加工した時の材料の特徴。
木目というか。
木目の特徴とか色とか匂いとかも書いてあるらしいですね。
川村さんという方と西川さんのお二人が各種木材の特徴と見極め方の極意という内容でフォーラムを話されるということらしい。
これすごくめちゃくちゃディープな回になりそうですね。
だってさわからないもんね。
使っててもわからないもんね。
使っててもわからないですよね。
よくさこれなんだと思うとか言って。
ありますあります。
これ何の木かなみたいな。
我々ね立木ではもちろんわからないし、何なら普段使うもの以外はちょっとわからないっていう。
いやですよね。しかもなんか普段使うものもなんか混ざってて。
いやだからオークっぽい奈良と奈良っぽいオークが。
そうそうそう。そういうのなんか多分違うんでしょうねきっと。
そうなんか多分見る人が見ればなんか多分ねその同感の感じとかさ色味とかでさわかるんだろう。
産地によって色も違うしね。
そうそうそれもありますよね。
なんか桜とかもマジわかんないですよね。
緑っぽい桜もあれば。
そう山桜でもさ産地が違うとさちょっと緑入っちゃったりさ。
なんかめっちゃピンク。これ何同じなのみたいな。
香りも全然違うしみたいな。
なんかすっげー甘いのもあれば全然そうじゃないのもあるし。
止まんないけど契約とかさカチカチじゃないやつとさサックサクのやつ。
ありますよね。
なんかもう証拠文で切り始めるとギューってなってたりとかさ。
そうそう色もねなんか黄色っぽいのもあればめっちゃ赤いのもあるしみたいな。
なんか到底同じだと思えないみたいなね感じ。
なんかほうとかもあれらしいですよなんか。
昔紫だっけな。なんか今緑ですけどなんか紫っぽいほうがあったみたいな話聞いたことありません?
だってさほうとかってさ結構オイルで塗装するとさ
ちょっとぱっと見遠くから見てウォールナットっぽくなったりとかさするほうとかあるからさ。
そっかそっか。じゃあそれのことなのかな紫っぽいのって。
なんかその僕紫っぽいのを見たことないのでわかんないですけど
色が違うのがあったみたいな話聞いたこともあったりするの。
なんかそういうディープな話。
ごめんなんかちょっと話しすぎちゃいましたね。ごめんなさい。
話しすぎちゃいましたけど。
なんかまあそういうフォーラムがあるので
だから今年もなんかすごくフォーラムは楽しそうだなっていう感じがしましたね。
まあなんでひとまずはちょっとこれで2月いっぱいで
自転車の募集の締め切りがあるということなのでぜひご検討いただければと思います。
あ、でその木の家具42店はチャレンジブースっていうのも今年もあるらしくて
なんか学生さんとかが割と気軽に出せれる。
あとはね椅子も一脚から出せるらしいので
前回もありましたけど
今年はチェアーチェアーという名前で椅子一脚から出せるブースもあるらしいので
ぜひご検討いただければなと思います。
自分のやってることとか今の立ち位置に合った出展方法がいろいろあるからということですね。
ということで興味ある人はお早めに申し込んでみてください。
忘れないうちにモコカウィーク名古屋出展の応募してみてください。
我々関係ある人も何人か出展されるので
知り合いの方も出展されるので
皆様見に行くのもいいし出てみるのもいいですねということで
なんかもしモコカウィーク名古屋気になる方いたら
我々の公開収録した音源がアップされてるので
6月11日と、確かにナンバー130とかの回なんですけど
そういうとこ聞いていただけると
モコカウィークのこれまでの歴史というかね話とかも聞けると思うので
もし良ければそちらも聞いてみてください。
ということで以上モコカウィーク名古屋からのお知らせでした。
番組からのお知らせとエンディング
新名モコカラジオここまでお聞きいただきましてありがとうございます。
番組への感想質問は概要欄のお便りフォームからお送りいただくか
Xでハッシュタグ新名モコカラジオで投稿いただければ嬉しいです。
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ぜひご支援いただきますと幸いです。
この番組はモコカウィーク名古屋のスポンサーとでお送りいたしました。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
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