本を出します。抜根本について
兵庫県・尼崎市武庫之荘(むこのそう)のこと、本や映画、ごきげんでいるための話などを武庫之荘に住む落語家・桂弥太郎と、DIY BOOKS平田提が語ります。
今回はDIY BOOKSで2025年春に出す予定の本『木引っこ抜いてたら、家もらった』について語ります。
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本の話題は、抜根総合ごきげんラジオということですね。
今度、本を作ることになってましてですね。
これまだ全然適当な僕の作ったサンプルなんですけど。
サンプルなんですね。
この引っこ抜いてたら家もらったという、ハリータイトルで。
これカバーだけなんで、中身は全然別の本なんですね。
そういうことですね。なるほど。
そうなんですよ。
これが、ちょうど一昨日イベントをしたんですけど。
寒波を集めたりしながら、コツコツ作っていこうと思っていて。
ガサキベースっていうお店が天ヶ崎にありまして。
そこの、ちょっと今電気ゲトルが湧いてるんですけど、
電気が落ちないかちょっと今心配してる顔です。
何回か落ちたんですよ。
あ、そうなんですね。
そうなんですよ。まあいいや。大丈夫かな。
はい、ということで。
ガサキベースさんがですね。
なんか面白い場所で、2014年とかからあって。
今は天ヶ崎の戸の内っていう、
天ヶ崎から20分ぐらいのところにあるんですけど、
工場をご夫婦で改装して、DIYでやったすごい素敵な空間に
足立さんがいて。
で、金曜日だけ開けているんですけど、
コーヒー飲んだりカレー食べたりしながら話すっていう場なんですね。
で、DIYの相談したり。
で、うちのここのペンキとかも一緒に塗ったり、
下の本棚とかも一緒に作ったりしてくれたんですけど。
足立さん。
はい。その足立さんの話が面白くて。
で、特にこのガサキベースが来年終わるんですよ。
店を閉じる。
そうですよね。
そうなんですよ。で、それで島根に行く。
島根に行ってしまう。
そうなんですよ。になってて、で、その一軒まず島根の家をもらったんですよ。
もらったんですか。
はい。ガサキベースのつながりで。
それが木を引っこ抜いてたらの。
いや、でもこれがね、その家がジャングルになってて、
そこの木を引っこ抜いてたら、さらに後ろの家をもらったっていうところになるんですよ。
なるほど。勝ち回るよみたいな。
そうなんです。で、なんでそんなことが起きるのかっていうところから、
足立さんの話とかを含めて、ちょっと魔法にしようと。
なるほど。ちょうど僕、100年の孤独の第1回を見てきたので。
本当ですか。
あれ地から家を。
でもそうかもしれない。
そうですよね。
今そのイメージになってます。足立さんが。
もう100年の孤独、補正アルカディオ・ブエンディアみたいな。
みんな補正アルカディオって名前だから。
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そうなんや。確かにみんなその名前で呼ばれてました。
びっくりしますよ。アウレリアノと補正アルカディオで。
カケーズが小説の最初に出てくるんですけど、全部補正アルカディオなんですよ。
そうなんや。なんか似た名前やなと思いながら聞いてましたけど。
でも確かにあれも初代というか、町切り開いた人が木にくくりつけられるというか。
まだです。
本当ですか。
まだです。まだです。
までもね、何もない。
なるほど。何世代にも続く話。
話ですよね。でも足立さんのやつもそういう話になってきてて。
僕も島根の実家まで行っちゃったんですよ。案内してくれて。
ご実家なんですか?島根。
最初の家は全然足立さんが育った町とは全然違う豪津市っていうところで、足立さんは靖城市っていうところのご出身なんですよ。
うちの師匠の奥様も。
本当ですか。
で、実家とかお墓参りとかも一緒にして。
でもどうやら。
そうなんですよ。でもね、やっぱり当たり前なんですけど。
人の営みって綿々と脈々と続く家族の物語の果てに今これをしているっていうことがやっぱり分かってきて。
木を引っこ抜いて何で家をもらったかっていうと、それは要は足立さんが言って面白かったのは、
要は7年間そこから放置されてて、最初にもらった一件目が木でも、庭の木がもう浸食してくるわけですよ、家に。
それを電動のこぎりというか草刈り機で刈って、それでも抜けないでっかい木とか抜かざるを得ないみたいな。
で、それは手でやってるわけですよ。
私も実際行って木引っこ抜いてきたんですけど、木引っこ抜くって言っても良い章ではできなくて、雑草のようにはいかないですよね。
硬い木の根っこがいろんなところに生きようと巡らはう。
あれをまず掘り当てないといけないんですよ、手とかツルハシ使って。
で、周りの土をある程度明らかにして、しぶといやつは斧で切って、ちょっと引っ掛ける空間を作って。
テコの原理みたいな。
テコの原理でボールチェーンみたいなやつでグーッと引っ張ってやるんですけど、
抜いた瞬間に大地がメリッと上がるんですよ。
土ごとの箱みたいな。
で、なんか掻いたことのないような土の匂いがする。なんていうのか不思議な匂いがして。
で、あとバッコン。木を抜くっていうのがバッコンがめちゃくちゃ気持ちいいんですよ。
達成感というか。
達成感。
達成感があるんですよ。日常ではいられない。
でも、まずここら辺でやってる人いないじゃないですか。
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そうですよね。見たことない。僕人生の中でバッコンしてる人見たことない。
あまりないですよね。それこそ雑草は引っこ抜くし、芋ぐらいは抜くと思うかもしれないですけど、
やっぱそういうことをしてると人が集まってきたんですって。
バッコンしてんの?みたいな。
バッコンしてんの?バッコンって言葉いきなり来ないかもしれないですけど。
ユンボとかショベルカーとかで土を薙ぎ倒す光景だったとしたら、
例えば強制的に行政が入ったのかとか。
さらちにすんねんなみたいな。
そっか。相撲という意思があるからバッコンしてるってことか。
そういうことなんですよ。だからユンボがやってたら、じゃあこれは駐車場になるのかなと。
なるほど。
誰も別になんでこれやるって言うんですかってそんなに聞かないじゃないですか。
なるほど。
これやってたらなんだこれはってなるわけですよ。
久しぶりに見るな。
そうそうそう。それで議員さんみたいな人が来て、そのなんだこれはの中に。
そしたらその後ろのオタクもアキアバンクに登録したって相談があったんだけど、
ちょっと話しつけようかみたいになって、結果的に有効に使ってくれるんだなってことで。
で、今手前の家をギャラリー兼カフェみたいなのにして、
奥の家に足立さんたちが住んだり、里親として里子を引き入れたりとか。
なんか書いてましたね。
そうなんですよ。あとは泊まれるようなスペースにするっていう。
で、300坪ぐらいに結局なってるっていう、だいぶ広い空間になってて。
それは落語案件ですね。
そうですか。木引っこ抜いたら。
そういう場所は落語案件ですね。
本当ですか。そういうことですね。実際全然和室もすごく広かったんで。
ぜひ落語。
バッチリ一度行きたいですけど。
うちの省の奥様が安木なのと、あと本戸市の八甲くんは出雲なんですよね。
あ、そうなんですか。
なので参院は割と落語界が。
落語界。あ、そうですか。
ぜひそこでも。
確か釜井たちの山内さんとか。
あの辺なんですよね。
ですよね。あと大鳥の若林さんも確か、お母さんが島根か。
結果の出身で。
参院生。
ただ島根、確かにね。でも行ってみたら面白くて。
いわゆる忠正鉄とかのあったあたりで。
山田の卸伝説とか。
そうですよね。
ですよね。ガチの場所というか。
日本のど真ん中。
ですよね。
参院と呼ばれちゃってるけど。
そうなんですよ。
私も日本海側の秋田の出身なこともあって。
やっぱり日本海を久しぶりに見てちょっと感動したのと。
やっぱりわかるもんだね。
やっぱり粗いんですよ。日本海って。
それとか。あとやっぱり大仙という山。
いいですよね。
あれすごい素晴らしくて。
私も秋田にいたとき太平山という山がずっと常に見える状況で周りを生きてたんですけど。
素晴らしい。
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そういうところですごいシンパシーも感じつつ。
やっぱりさっき八田尾さんが素晴らしいことをおっしゃってくれたみたいに。
そこに住みたいから罰金するわけじゃないですか。
っていう合理性があるわけですよ。
だけど経済合理性っていう言葉を言ったときに。
それ機械でやればいいじゃんとか。
そっちの方が早いじゃんとか。
駐車場にした方がほっといてもお金入るんじゃない。
みたいなことになるんですけど。
でも経済ってもともとそういうことなのかなみたいなところがあって。
いわゆる形成催眠という言葉。
元になった言葉で言うと。
世を治め人を助けるみたいな意味なんですよね経済。
そうなんですね。福沢諭吉。
そうですね。
福沢さんがエコノミーの訳語として経済を当てたらしいんですけど。
エコノミーって言葉もオイコノミアっていうね。
ギリシャ語で言うと家政っていう家の政治じゃないんだけど。
家の管理みたいな。
家の単位の話なの。
そうなんですよ。
それがちょっとでかくなっちゃって。
日経平均株価とか。
そういうふうなものに経済って言われるんだけど。
これは経済の話だなと思ったんですよ。
なるほど。罰金するとか。
家をあげる方も確かに管理大変だしとかなってたんだけど。
あげるようになってるわけじゃないですか。
それが何で起きたのかって言ったらテレやってるからとか。
自分たちがそこに住みたいからっていう。
それはすごく合理的なんだけど。
現代で言うと異質なものっていうか。
わらしべ長者。
童話の世界みたいだねってなるんだけど。
そうですよね。
このワードだけ聞こえてたら家もらえたっていうこと自体はすごく童話っぽい。
そうなんですよね。
でももしかしたら昔ってこういうことっていっぱいあったんじゃないかなってすごい思ったんですよね。
だから私たちの実家とかのほうに行くときとか、ゴーツに向かう電車の中で。
本当に一両編成の電車でかわいいらしいやつに乗ったんですけど。
ロードサイドというか国道沿いと線路が並んでてテナント募集がいっぱいあったんですよ。
大きい箱物とかが。
私さんのもらったうちも国道沿いにあるんですけど、もったいないし逆に言うと宝だなと思ったんですよね。
確かに不便とかいろんな理由があって空いたとは思うんですけど、
これを多分活用できる人がいたら地価も安かったりするし。
そうですね。
だからそういうことをちょっと考える本というか。
なるほど。
違う形の経済とか、あとはやっぱりDIYが結構愛というかですね。
そういうものに紐づくなっていうすごい。
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愛にね。
愛の話とかあんまりしないんですけど。
いや愛の話はしてった方がいいですね。
本当に大切ですよね。
そうですよね。
それは何でかっていうと、私さんの後ろの方の2軒目もらったお家に僕も泊まらせてもらったんですけど、増築してるんですよ。
手前が和室の広いところで、後ろに2階建てがあるんですけど、おじいさんが多分おばあさんのためにやった跡が見えると。
そこに愛を感じるっていうのが私さんが言ってて。
水地場の隣に洗濯置き場があって、そこのすぐ背中側に中庭に続く引き戸があって、そこで洗濯物が干せるようになって。
すぐ干せる。
そういうところもそうだし、いろんなものの高さがおばあちゃんぐらいに合ってるっていう話を聞いて、うわこれはいいなと。
例えば、別に批判するわけじゃないんですけど、トステムとかね、宝スタンダードとか、いわゆる実の企画とか。
実企画やと。
そうなんですよ。
合わないもの。
そうなんですよ。
それDIYだからこそできることだし、あとお弁当とか一つとっても、やっぱり自分のために作ってもらったっていうところで何割増しかになるじゃないですか。
ありますよね。
あとやっぱり自分で弁当を作るときもそうですよね。
わかります。
ご飯世界一うまいんじゃないかみたいな。
これは僕が思ったことはないですけど、自分の服をたたんでおくとか、布団たたんどくとかでも将来の自分のためにやってあげておくみたいな感じがありますね。
だから自分のことを愛してあげてるっていうか、ちゃんとしてあげるみたいなことが。
大切ですよね。
自分も他人だと思った方がいいですもんね。
そうなんですよ。
そういうDIYというか、自分でやるとか手作りでやるっていうことが、誰かへの愛情とか肯定する表現だなってすごく思ったんですよ。
それはさっき言ってた木を抜くとかも、全部住みたいとかここにいたいみたいなことと結びついてて。
誰かの思いに沿って何かをしてる。
そうなんですよ。
それが50回伺ったときに、行く前からも話を伺ってたんですけど、
足立さんのおじさんおばあさんは戦後そこに来て、靖木の家に来て、めっちゃかもどんどん家を増やしていったらしいんですよ。
自分で立てて200坪ぐらいのところに。
すごいですね。
すごいんですよ。
じゃあもう代々のDIY精神。
DIY精神。
ただ、おばあさんとかも地下の生コンネったりも自分でして、地下室作ってそこで漬物つける。
それはやっぱりご飯食べさせたいとか。
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やっぱり必要に応じてその技術を覚えたりもしてるんですよね。
ただ、やっぱりお父さんの世代、ちょうど僕の父とも同じぐらいの、今70代とかの世代が、おばあさんたちからしたらお子さんにあたる世代。
足立さんからお父さんの世代なんですけど、やっぱり戦争も経験してるおばあちゃんたちが、しんどいことさせたくないっていう親心もある。
だけど、やっぱり働きに出ろとか、学校行けとか。
そういうもので、やっぱりお父さんはそんなにDIYって知らないそうなんですよ。
でもなんかそこが、自分の父とかも見ててもそうなんですけど、結構世代間のギャップにもなってたり。
でも今って逆に若者とかのほうが、新百姓のね、おとといイベントした新百姓っていうこのスタッシュの、
こちらのおぼけんさんっていう編集長の方が下北沢でイベントしたときに、ほとんど20代の若者だったらしいんですよ。
そういう人たちに結構こういう考え方が響いてる時代になってて。
わかります。
なんかね、さっきいろいろ話させていただいてたんですけど、そういうなんか違和感みたいなものがもう一回来てるんだっていう。
わかります。
僕最近なんかドラマとか物語の中で現代家庭を描くときに、なんか若い子の、高校生の子とか大学生の子とかに対して親が、
この子にはこの子の好きなことを思う存分やらせてあげたいのっていうセリフが定型文として割と出てくるじゃないですか。
でもその言葉って今の時代に本当に合ってるのかなと思って。
で、子供たちって本当に好きなことをやりたいっていう思考でいるのかなっていうふうにすごい急に違和感を持ったんですよね。
現代の子供たちはそんな自分が好きかって何でもやりたいんだみたいな、それは自分たちの世代はそう思ってたかもしれないけど、
自分の子供たち、今の子供たちはそういうこと思ってないんじゃないかと思って。
なるほど。
そういうふうにですね、物語の嘘みたいなものを、定型文をそのまま今も使っちゃってるみたいなふうに思ったんですよね。
やっぱりコロナとかがあって、僕らの世代の背中とかを見ている子供たちっていうのは、何でもかんでも自由がいいとは思ってないっていう。
なるほどなるほど。
遊んで暮らすことを夢っていうか、そういう生活したいみたいな、フリーター意識みたいなものはすごい薄いと思うんですよね、今の子供たちは。
確かに。
なのでそういうDIY的なものに、実業っていうか身のある行動みたいなことに、すごい子供たちは惹かれてる世代なんじゃないかなと思うんですよね。
なるほど。
確かに。
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だからさっき話してたときに言ってたんですけど、買うことで手放してしまってる感覚っていうのがあると思うんですよ。
作ることってこと?
本当にそうなんですよ。
作ることからあまりにも離れさせられてるっていうか、それこそこういうもの、サイドテーブルとかも買うわけですよ。
例えばこれとか僕今即席で板と大工さんが作ってくれたこの小文字型のテーブルにくくりつけてるだけなんですけど、
テーブルになってる。
これ思いついたときめっちゃ面白かったんですよ。
なるほど。
見た目のとおり。
一応外して別にもできるしとか。
家の中の発明ってありますよね。
そうなんですよね。
そうやってワクワクするじゃないですか。
ぴったりやみたいな。
そうなんですよ。でもなんか頭が買って手に入れる方に結構仕向けられてるっていうか、でもそれって実は喜びを手放してるのと結構近いものなのかなって。
服とかも作りたいですもんね。
そうなんですよね。
そこ許されればと思うじゃないですか。
そうなんですよね。
時間がないなとか。でもまさにそうですよね。僕もセーターとか見たいなとか本当に思うんですけど。
できるものですしね、割と。
そうなんですよね。
学校であるかもしれないですけど。
そう。でもなんか例えば毎月このぐらいの金額が鉱山に入るためには、今日ここでこれをせねばなるみたいな。こういうところにどうしても縛られてしまったり。
僕はもうだいぶそこから抜け出してしまったり。
いやいやいや。そうなんですよね。だけど本当はもうちょっと見直したら、それこそ百姓的な暮らしというか、自分のこと自分でやって野菜も育ててとか。
やっぱ生活に必要なことって実はそんなに。
そうですよね。割と少ないですよね。
そうなんですよね。
僕今坂口強平さんでしょ。ジムの話の本ありますよね。
生き延びるためのジム。
生き延びるためのジム。あれを昨日からオディブルで聞き始めたんですけど。なんかいいですよね。
そうなんですよ。
結局その自分の生活っていうか、やりたいことを守るためにはジムが必要である。
そのジムで結局スケジュールの管理とお金の管理って2つの大きな軸があって、その2つをちゃんと処理していくっていうことが大切ですよみたいな本ですけど。
そうなんですよね。
できますもんね。
今おっしゃったことってまさにオイコノミアというか。
オイコノミアって何?
家計、いわゆるエコノミーの語源の家計、家政ですよね。
なるほど。
もうそこそのものじゃないですか。お金の管理。家計簿つけたりとか、あるいは年間でどのぐらいお金使うとか、何を必要かって整理すること。
そのためにはどういうことをするといいみたいな。
そうなんですよ。
だから島根が言ってて面白かったのが、和室で私の奥さんの桃子さんが洗濯物を室内干ししてるとよく乾くと。
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っていうのもやっぱり例えば紙とか木でできてるから、救出するものが周りに多いというのもあるんじゃないかって話をしてたり。
やっぱり古いお家だけど広いから掃除するところだっていっぱいあるわけですよね。
なんだけど、たぶん和室さんが言ってたのはメンテナンスで閲にいるというか、メンテナンスすることが。
なるほど、楽しみになる。
になってたところ、もちろん大変だったことはあると思うんですけど、それが生活だから疑問もないというか、そこだよなってすごい思ったんですよね。
やっぱりその手のかかってる空間っていいですもんね。
そうなんですよ。
人のお家でもね。
そうなんですよね。
分かりますよね。
その喜びはゼロじゃないですかね。自分の家の掃除したりとかね。
そうなんですよ。
だから本当に僕最近、うちもね、DIYとかしてボロボロな部分もいっぱいまだあるんですけど、
綺麗なマンションとか内建とかしても、ほとんど同じ資材メーカーから仕入れてる感じだなみたいなのが見えたりするじゃないですか。
ありますよね。
そうなんですよ。それがすごく最近自分は残念というか、そういうものに囲まれててもいいんだけど、それ以外の選択肢は本当にもともとあるはずなんだけどっていう。
だから一からこれを見直すっていうのは大変なんですけど、生活のちょっとしたところにそういう自分で作るとかやるっていう部分ができるといいなっていう。
そういうヒントを与えられる本になればなっていうふうに思っております。
なるほど。いいですね。
なんかやっぱり仕込むとか直すとか、すごいいいですもんね。めちゃくちゃ楽しい。
それこそ八太郎さんはタコスのトルティーヤの種をずっと仕込まれてるわけじゃないですか。
そうですね。
あれはやっぱりそういう、次の朝これを本当に作るっていう楽しみは日々やっぱり感じてらっしゃる。
そうですね。なんかやっぱり今すぐ食べるもの、例えばカップラーメンにお湯を注ぐ、それも3分待つんですけど、やっぱりちょっと1週間後ぐらいに食べるものを仕込むとかすごくいいですよね。
確かに。そうですよね。何なんだろうな。
何でしょうね。でも変な話、お金にもそれってあるじゃないですか。入れとくと利子がつくみたいなところであったりとか。
お金の使い方によっては投資しとくとその企業が成長して何かが返ってくるとか。結局そういうことの楽しみだと思うんですよね。
だから別にそれが野菜とか食べ物とかでなくても、やっぱり仕込んでおいてそれが何かの形を変えて戻ってくるということがすごく楽しいです。
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でも世界からの反応があるというか、そういうのもありますよね。
特に発光とかってなると微生物がどのこうのみたいな。体ともこうみたいなことになるとやっぱり面白いですよね。
それはなんかやっぱり有機的な感じもしますもんね。やっぱり空気に触れてたりとか、金がいるからそうやって回るとか。
そうですね。とにかくご機嫌になりたい。
ご機嫌になりたい。でもまさにDIYとか自分でやるってことはご機嫌の第一歩な気はしてる。
そうですね。確かに。それをもっともっと増やしていくとだいぶご機嫌になってきます。
そうなんですよ。ご機嫌だぜっていう気持ちに。
そう、風もご機嫌に直していきたい。風だけがご機嫌。
それちょっと別の話ですけど、喉がすごい痛くなったっていう。
めちゃくちゃ痛かったんですよ、今回の風は。
なんでなんですかね。
わからないんですよね。
咳込むのもある?
咳はほとんどなかったんです。
けど喉だけ痛い?
そうですね。何回か咳込んだときももちろん痛かったんですけど、どっちかっていうと飲み込むほうがすごい痛くて。
しんどいですね。
そうなんです。寝てられないし水も飲めないしご飯も食べられないし。
へー。
大変でした。
でもそのご機嫌の直し方は見つかったんですか?
薬を飲む。
確かに。
そうですね。
それは確かに一番。
なるほど。
そうなんです。結局風邪だけは本当に全然わからないですよね。
でもかかる病気の8割ぐらいは風邪ですもんね。
そうですね。人生の中でね。
人生の中で多分。
確かにな。
毎回忘れるんですよね。こうなったらどうしたらいいかみたいなことを全部忘れていく。
それはそうかも。
で、途中で気づいてああそうやったみたいな感じで試してみるみたいな。
でもその流れで言うと僕はチップスターとか食べ過ぎると風邪になる傾向は。
でも分かっててもやっちゃったりしますよね。
分かります。
なんでなんだろうね。
僕もですね。
そうなんですよね。
一つの思い出す傾向としてはなんかバカ食いしたくなることがあって。
いや一緒なんですよ。
Lサイズのピザを2枚頼んで全部一人で食べたりとか。
でもそれは元気だから自分でもしてるし。
久しぶりにピザでも食べようかなみたいな。
それはエッチに言ってるというかね。
そうですね。
その時は全然大丈夫なんですけど、思えばそれをきっかけとして風邪引いてるような気がするんですよ。
でもなんかすごい同じ流れ結構ありますね僕も。
だから良くないんでしょうね。
食欲がある元気じゃないんでしょうねきっとね。
なるほど。
でもその時は確かにピザ2枚を求めてるけどっていう。
何かがおかしくなってるんでしょうねきっとね。
でもアラートとして出てるのもあるかもしれないですね食欲が。
ピザ食べたいからピザ食べずに養生するっていう選択肢がなかなか難しいですよね。
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そこが僕も行き着きたい境地というか。
お湯を左右をひたすら味わって飲んで満足できる。
どうなんだそれがいいのかわかんないですけど。
でもそのぐらいの境地にはいたりたいですよね。
だいぶ仙人的な感じになる。
仙人かすみ。今もねかすみを食べてますけど。
かしつき。
でもバカ食いしたり。
わかってるんですよね。
澱粉とか油を使ってできているただの。
良くないんですかね。
物質だっていう。
チップスタン。
そりゃ魚釣って食べたほうが体にはいいし。
でもやらない。
当然皮もないしね大変なんですけど。
でもやっぱりそこの何かを代替してもらわないと人は今生きられないじゃないですか。
だけどそこにちょっと生活の一部分でも自分でやってるっていうところがあるだけで。
それこそ八太郎さんそうやってトルティーヤを作るっていうだけでも全然楽しい。
楽しいが僕一番だと思うんですよね。
楽しくないともう全部無理ですよね。
そうですよね。
作ることって本来楽しいじゃないですか。
楽しいです。
やっぱり発展していくんですよねそういうものって。
もうちょっとだけしゃべってもいいですか。
もちろんですよ。
トルティーヤで僕サルサとトルティーヤとチーズのバランスで
どれかがなくなってはどれかが増えてみたいな。
永遠にタコスを食べ続けてるんですけど。
どういうことですか。量をちょっと変えるってことですか。
一食分作るわけじゃないので。
トルティーヤは8枚分できる。
一玉作る。
サルサソースも一回分ではないので。
それが永遠にどれかがあるから終わらないという感じなんですけど。
それで今回ちょっと風邪引いたので
トルティーヤ食べられない時期、タコス食べられない時期があったんです。
そしたらサルサソースが残ってたんですね。
そのサルサソースの使い方というのを今回発明しました。
すごい。
全然あれなんですけど普通にサルサソースに卵を割って入れて
上にチーズを乗っけてチンするだけなんですけど
オムレツになるんですね。
なるほど。
そのオムレツがめちゃくちゃ美味しいんですよ。
そうか。ただのトマトじゃないからサルサソースの。
なのでトマトとピーマンと玉ねぎを入れて
お酢を入れて置いてるだけのものなんですけど。
あとビリヤニソースを僕入れるんですけど
普通にある辛いものやったら何でもいいですよ。
でもスペイン風オムレツじゃないけど
なんなんでしょう。メキシコ風なのか。
子供の頃にピザ屋さんで食べたオムレツの味がする。
大変美味しいんですよね。
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サルサソースが残ったらぜひ皆さん
卵を割ってグチャグチャしてチンするだけなんですよ。
いいですね。
それこそでも本当に自分で作ってるっていうか。
そうなんです。タコスの結果そういう別のものもできてくる。
そうですよね。派生がね。
でもそうなんだよな。
それが言いたいかもしれない。
派生が起きにくい世の中になってる気がするんですよ。
なるほど。
全部織り込み済みというか。
そうなんですよ。
そうやな。
これを買ったら何が自分に提供されるかが
分かった上で買ってるじゃないですか。
Amazonとかで注文しても。
でもそれは自分。
よくある肉じゃがからカレー作るとかもそうだけど
これこっちにしてみようかなの実験。
そうですよね。自分で作るとそういうのがね。
できますよね。
これテーブル作るはずやったのに椅子になりました。
本当にそうなんですよ。まさにそう。
それこそ梅仕事というのは
梅干しをひとつつけるだけなのに
その間にいろんな派生がいっぱいあって
それこそ梅酒とかもできるし
あと梅酢っていうのができたりとか
最終的にはゆかりですか
ご飯にかけるどうしやつ
あれのふりかけになったりとかしたりとか
本当に梅干しをつけただけなのに
こんなにたくさんのいろんなものができて
しかもそれぞれがあほほどおいしいっていう
そこですよね。そういうものって当然おいしいんですよね。
おいしいんですよね。そうなんですよ。
ひとつにこだわり始めると他のものも
副産物もいい感じのものができる。
そういうことじゃないですか。
だからたぶん仕事ってそういうものの
お裾分けみたいなところから始まってるような気はするんですけど
そしてお金を得ることだけになっちゃったときに
たぶん面白くなくなってるんだろうなっていう
そりゃ面白くないですよね。
いやそうですよね。
お金って別に面白くないですもんね。
そうなんですよ。
本当にひとつの手段でしかないはずなのに
それがなくて困っている人と会って
どうしようとしてるのみたいな人がいるっていうのが
おかしない感じですよね。
そうですね。
本当にジョン・ベゾスとかどうするんだろう。
そうそう。だから新薬床の編集長のボケンさんが
スタートアップとかの関わってたりとか
金融会社で働いてたときに
とてつもないお金持ちのお手伝いをすることがあったみたいなんですよ。
でもそうすると
いろんなことにお金を使ってきた金持ちが
最終的に今何するかっていうと
何万円とか払って農業体験とか
何かそういう百姓のしてることにお金を払うっていう
でもだったら最初からやればいいんじゃないってことになっちゃうんですよね。
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だいたいそもそもそれ以外の楽しみなんてないわけですからね。
多分そうだと思います。
実際だって想像しただけでよだれが出るというか
自分で米、稲を植えて刈り取って炊いてご飯食べたときの
米のうまさみたいなのを想像するだけで
絶対おいしいでしょってなるし
そこに梅干し添えるときにいろんなものができる。
でも思うのは派生っていうものが
根っこみたいなものというかある意味
樹形図みたいになるじゃないですか。そういう派生するっていう
多分人間ってそういう頭になってるんじゃないかなと思うんですよね。
なるほど。ニューロン的な。
ニューロン的な根っこを作るというか。
確かに。梅干しを作るときはそういう感じすごいしました。
そうですよね。
それって何かこうやって言葉のやり取りをすることにも似てるし
どんどん派生させていったり
編集的な行為にも近いっていうか
確かにね。
それが多分人間楽しいと思うと思うんですよね。
そうですね。楽しいですよね。
今日梅干し買って終わりじゃなくて。
余りじるから何が作れるかっていう。
でもそれは結果的に栄光なことになったりとか。
そうなんですよ。
だから無理せずそういうようなことをしておいたら
世の中良くなるはずなわけですよね。
そうなんですよ。
だから一部分だけでもそういう作ることとかを
やる人が増えるのが一番良いかなと思いますね。
年から年中楽しいことってありますもんね。
そうそうそう。そうなんですよ。
今だったら締め縄を作る。
あー。やってらっしゃいますか?
やってないです。毎年作りたいなと思いながら。
あとかき餅を作りたいですよね。この時期は。
かき餅。いいですね。
かき餅って美味しいですもんね。
いやそうなんだよな。そうなんですよ。
だから多分そういう自分に開かれてるものは
実は日本とかいろんな世界の伝統的なものの中に
いっぱいあるわけですよね。
ありますよね。
作ってないやつとかが。
作ってないやつ。
絶対楽しいじゃないですか。
そうですよね。
干し柿とかも作ってみたいですしね。
干し柿ね。吊るしとくだけですよね。
そうですよね。
割と簡単なんですよね。そういうものってね。
それをそろそろ干し柿吊るしとかなきゃなみたいな
頭で暮らせるようになると、でも思うのは
僕今全然ダメだと思ってるんですけど
俳句の記号のようなものが自分にないんですよ。
旬がわからないっていうか。
今の時期これだなみたいな。
でも今みたいな生活を送ってたら
記号が当たり前に自分に入ってくるじゃないですか。
例えばこういうカモが飛んでたらとか
わかんないですけど、この匂いができたらみたいな。
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でもそういうちゃんと自然とか世界を感じられる
体でいる季節に合わせてっていられるのは
ちゃんとその営み、日の巡りに合わせて
生活を楽しめてたら
多分自然にできることなんだろうなって思うんですよね。
まだまだ知らないことがいっぱいあるわけですよね。
本当に。
楽しそうですよね。
そうなんです。
田舎生活。
田舎生活。
なんかね、わざわざ今田舎暮らししたい人とかも
いると思うんですけど、ただ大変なこともある。
だけど本当にそういうきっかけを与えられる。
だから今の生活いきなりゼロに戻せないけど
でも一つ取り入れられないかなっていうのに
ちょっとぜひこの本を使ってほしいと。
そういう本になるんですね。
まだどうなるかわかんないですけど。
書いてる途中なんでちょっとどうなるかわかんないですけど。
出版の予定はいつぐらいになるんですか。
一応来年の3月頃というところを目指してます。
でちょっと今収録してる時点で来週の水曜日12月18日に
尼崎の市長の松本さんと足立さんと僕で
このDIYブックスでお話を。
松本さんはどういうアレでアレなんでしょうか。
足立さんとちょっともともとつながりがあるというか
ところもあったり。
僕もこのお店始めるときに足立さんに相談しに行った日に
松本さんがたまたまいらっしゃって。
そうなんですね。
その場でなんかご挨拶だけしたことはあるんですけど。
やっぱりがさきベースが10年やってきて
うちみたいな店もできたりもするし。
いろんなところの。
発生してますね。
そうなんですよ。デリバリーで足立さんが手伝いに行ってるんですよ。
なんかそれで風景が変わったことがあるんじゃないかなと思って。
恩恵に預かってました。
なんかそこをちょっとお話ししてみたいなと。
市長とともにすること。
そうですね。
まちづくりの一つですもんね。
そうですね。
面白い人が住んでる町に住みたいですもんね。
いや本当にそういう意味ではね。
尼崎はそういうポテンシャルは半端なくあるなと。
楽しそうにしてます。
じゃあということですね。
ぜひこちらのほうもいろいろ。
事前購入と看破を受け付けてたりするので。
お願いします。
お願いしたいなと思います。
ありがとうございました。
38:46
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