オシャレについての考察
皆さん、おはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、清水信之のここにいます。
普段は花農家と花屋屋にあがる新しいお花の取り組みを行っているマルチフローリスト清水信之が、花業界について明るく楽しく時には鋭く語っていく番組となっております。
はい、そういうわけでして、今日のテーマですけども、オシャレはブレでわかりにくいということをテーマに話していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、そういうわけでして、オシャレなもののテーマ。オシャレをテーマに話すことってたびたびあるんですけど、考えれば考えるほどよくわからないというのが僕の結論です。
オシャレって何なんですかって話なんですよ。でも、オシャレを売りにしている私としては、ある程度の言語化をしっかりとしたオシャレというものを示したいというか、そういう話をしたいんですけども、考えれば考えるほどオシャレってわかりにくいというのが僕はいつも言うんですけど結論です。
で、また何で今日こんな話にまたまたなっているのかって言うんですけども、いつも言うてるって言うとあれなんですが、オシャレなものってわかりにくいからオシャレなんだっていうことがやっぱりその根底にあって、わかるものってはっきりしてるものっていうのはあんまりオシャレじゃない。
よく例としたら照明写真あるじゃないですか。パスポートでやったりとか、何か試験受けるときの照明写真って人間の人物像ですよね。撮るやつってもうどうやってもオシャレに撮れないですよね。
人物がオシャレ、見た目がとてもイケてた話は別というか、それでもオシャレに見えないですけど。
例えば人物像をオシャレに撮ってくださいって言ったときに、カメラ目線でまっすぐ目の前に立って全体像が見れる写真って撮らないですよね。
やっぱりちょっと影が感じたりとか、むつむいたりとか、ちょっと遠くを見たりとか、若干影があるような形で撮ったりとか、半分切れたりとか。
こういう中心に人がまっすぐ真正面で立っているという、流俗に言う照明写真ですよね。この人はどういう人なんだっていう写真って撮らないじゃないですか。
人をオシャレに撮ろうとしたときに。これって全く僕らの言っている花業界と一緒で、お花を中心に置いて360度、例えばブーケを撮ろうとしたときに、
分かりやすいブーケの全体像を写すような写真って撮らないって思うんですけど、撮るときがあるんですよ。ただ一つ。撮るときっていうのは商品説明ですよね。
お客さんにこういうブーケですよっていうのを商品説明するときは、もしかしたらすごく分かりやすく撮るかもしれないんですけど、それを雰囲気だけとか、例えばCM用とかですよね。
こんな感じの、このブーケを、このブーケを届けますの先はしっかりとした分かりやすい写真に行かないといけないんですけど、こんな感じの、こんな雰囲気のブーケを作りますというときは、
もうだいたいお洒落に撮ろうという形になったら、まあ中心に花を置いて、例えばですけど真正面上から撮るようなことっていうのはまずありえないなっていうと、撮ってたら逆にどうなんやろうと思ったりもするんですけど、
なんかやっぱりちょっとずらしたような形でやったりとか、一方向から撮ったりとか、若干ちょっと暗くしたりとか、結構今という言い方でするとエモいようなちょっと加工をしたりとか、若干このかすれるというかいうような形で撮ったりするようなが、やっぱりなんかおしゃれな写真の撮り方なんだなっていうのはオーソドックスに考えたら思いますよね。
だからこの辺ね、写真家の人にもちょっと意見を聞きたいところはあるんですけども、でも写真家の人でも、じゃあこの例えば私が作ったブーケをお洒落に撮ってくださいって言ったときに、
もうど真ん中に真正面にしてブーケの全体像をど真ん中から中心から映すような撮り方っていうのはまあしないから、逆に逆振りでもしかして逆張りでやるかもしれないですけど、基本的にはやらないと思うんですよね。
なんかそれって商品説明っていう意味ではとてもいいかなと思うんです。
ちょっと本題に入ってるんです。
ここ今まで前段階になった話なんですが、本題に入るんですけど、なんで今回こういう話になったのかと思ったときに、僕の結構好きなフローリストさんがいつも通り何かの写真を上げてたんですよ。
作品ですよね。こういうお花届けましたよっていう作品ですよね。
これってCM用の写真なんでこんな感じのって言った先ほどですけど、雰囲気を伝えるだけの写真を上げてたんですけど、もうねびっくりするぐらい写真がブレてたんですよ。
要は手ブレというかブレた写真ですよね。
なんて言うんですかね、ブレた写真ってピントが合ってないとかちょっと手ブレ感の良いような写真って絶対わざと撮ってるんですけど、なんかオシャレに見えたんですよね。
なんかその先入観も多少の人もあるかもしれないんですけど、普通写真を撮って、例えば手ブレでバッとブレたような写真ってSNSに載せますかって話です。
見せないっていうことを考えたときに普通考えたら載せないですよね。
手ブレなんで、大切に言ってもいいですけど、画質がブレてるんですよ。
ブレてるんですけど、雰囲気、色目とかっていうのは伝わるんですよね。
なんとなくこういう花なんだな、こういう花作ったんだなっていうのはブレてるけどわかるっていうような形で見せてるっていうのを目の当たりとか見たときに、うまいなと思いましたね、僕はっきり言って。
撮り方がすごくうまいっていうか、先ほども何回もくじすっぽく言うんですけど、オシャレってわかりにくいんですよ。
そのわかりにくいをうまくどう表現するかっていうのが、なんかオシャレな写真の撮り方だなっていうのが、僕の中でちょっと持論じゃないですけど思ってるところがあって。
オシャレなくて、要は商品というかお花を、雰囲気は伝わるけどわかりにくくするための手法として手ブレっていうのを使ってきたっていう形ですよね。
新しいアプローチの探求
そういうのってちょっと逆に今まで僕の中では思いつかなかったような手法だったんで、なんかすごいなっていう感じはしましたね。
僕の中で雰囲気だけ伝えて、はっきりと見せないための手法とかいう中では、まず一つとしたら暗くする。
ダークな暗い感じで撮るという形が一つの方法であったりとか、あとはもう言ってる通り全体像を撮らない。
例えばですけど、3分の2だけの写真、ブーケがあったとしたらブーケの3分の2部分だけで写真を撮る。
残り3分の1を隠すような形をすると全体的にはっきりしないであったりとか、あと何があるかな。
暗くする、全部写さない。
あとは逆によるんですよね。アップによるとかすると全体像が見えない。逆も遠くから撮るとか。
なんかそういう感じで、なんかはっきり見せない方法っていうのはいろいろある中で、手ぶれっていうのが一つ、なんか斬新やなってすごい思ったんですよ。
皆さんどうですかこういうのって。そういうイメージで見たことあるのかな。
色使いっていうか、例えばセピアカラーがエモいとか、昔で言うシネマ風な色合いでするとエモく見えるとかいうようなことで、
これだけカメラが発達している中で何万画素っていうか毛穴まで見えるようなカメラで撮れるにもかかわらずはっきり撮らないっていうのが、やっぱりそれっておしゃれを意識しているのかな。
はっきり撮らないことがおしゃれにつながっているっていうことを考えると、そういう手法ってなんかあるんじゃないかなと思ったりもしてて、いつも見てるんですけども。
こういうのって本当に写真の人に、写真家の人にっていうのを聞いてみたいなといつも思うんですよね、考え方。
絶対なんかそういう人のタイプっていうのはあると思うんですよ。
だからピントっていうのも若干そうですよね。ピントを合わせるっていうか、要は写すべきところをはっきりして後ろをぼやけさせるっていう。
全体をきれいに写さないっていうのはピントを合わせるっていうので、一つのポイントだけはっきりして残りの部分をぼやかせるっていうので、こういうおしゃれな写真の撮り方だなみたいな感じになるじゃないですか。
あれでなんで全部のピントを合わせないんだっていう話になってきたんですけど、ピントが合うピントと合わないピントのその対比がすごい写真のかっこいい撮り方になっているっていうような撮り方だと思うんですよね。
その中で手ぶれってすごい新しい撮り方だなって思ったんで、今度またパクってみようかなって思っておりますが、
全くの写真の素人の僕が何を語っているんだと思うんですけども、
こういうわかりにくくするのがおしゃれだっていうことを大前提にすると写真撮り方とか色んな手法があるのかなって思って今日はこういう動画を撮らせていただきました。
皆さん何か面白い写真の見せ方、撮り方っていうのがあれば教えていただけたらと思います。
今日はすごい面白い写真を見たなと見せてもらったので動画に撮りました。
というわけで1週間早いですけども、今日1日が皆さんにとって素敵な1日になりますようにどうもありがとうございました。
