経験がもたらす諦め
皆さん、おはようございます。こんにちは。花農家と花屋ラジオ、シミズノブユキのここにいます。
普段は花のこと花屋をやりながら、新しい花の取り組みを行っているマルチフローリスとシミズノブユキが、花業界について明るく楽しく、時にも鋭く語っていく番組となっております。
はい、というわけで、今日のテーマですけども、経験があるからこそすぐ諦めていませんか?ということをテーマに話していきたいと思いますので、
よろしくお願いします。
はい、そういうわけでしてね。
テーマ通りの話になるんですけども、経験があるから、ある意味なんですが、慣れていない方が経験が浅いって言ったらアレなんですけど、
慣れていない人の方が、この考え方、素人の考え方ってよくあるじゃないですか、アホみたいな考え方っていうことがあるんですよね。
例えばですけど、お花業界というと、お花、例えばガーベラを1本500円で売ろうという話になった時に、バラやったら500円は考えられるけど、ガーベラで1本500円っていうか、ちょっとお花差別するわけじゃないですけど、ガーベラとバラの価値の話になった時に、
バラの方がやっぱり高級感あるよね、ガーベラの方が若干キャッチーな、思った目安い価格になるよねっていうような感覚って、お花屋さんやってると何となくわかってくると思うし、経験を重ねてくると何となくそんな感じがしますよね。
ただ、皆さん、ほんまの、もっともだいぶ昔っていうか、本当にお花の、ガーベラすら知らない時代っていうのは、小さい頃って言ったんですけど、あったわけじゃないですか、今ちょっとガーベラとバラっていうのは極論かもしれないですけど、価値がわからない、お花の価値がわからないとか、知らないお花とかいうものが出会った時に、
これって一体いくらぐらいなんだろうってわからない時、あるとした時に、じゃあこれが何百円、五百円だ、千円だってなったら、今でこそわかるから、そんなわけ、そんな無理やわっていうふうな形になってしまうじゃないですか。
これって、経験があるから、実際問題それは経験を積み重ねていることによって、穴がち間違いではないっていうのはあるんですけど、ただし、それが強すぎるがゆえに、そこで可能性を閉ざしてしまってないのかなっていうのがちょっと思うんですよね。
ガーベラの販売戦略
僕はこの予定の相談仕事、相談仕事というか、相談ごとを受けること、できるだけいろんな人の相談を受けようということを積極的に行っている中で、こういう相談、ああいう相談って言うんですけど、これってきっと無理だからこういうふうにしたいんですよねっていうふうなことが結構多いんですよ、あるんですよ。
確かにこれが常識的にとかいう話になるんですけど、果たしてその常識的っていうのは何を持っているんだという。それってやっぱり経験上なんですよね、経験上これ厳しいんじゃないのかな。お客さんってこういうのって買わないんじゃないのかなとか、先ほどの話じゃないですけどガーベラ500円で買うのが厳しいんじゃないのかなっていうのが経験上パッと思い浮かぶんですけど。
確かにガーベラを例えるわけじゃないですけど、ガーベラを1本500円で売る。バラならまだしもガーベラを1本500円で売るっていうのがあってきたときに、その言葉だけ聞くとやっぱりちょっと厳しいなって思うかもしれないですけど、じゃあガーベラを1本500円で売るために何かガーベラを1本500円で買うメリットっていうものを付け加えてあげると可能性はゼロではないなっていうのはちょっと思うんですよね。
例えばですけど、普通のガーベラ単品で売るのではなく、よくあるのを言えばガーベラの収穫体験をつけた上で1本500円で売るっていうようなことになってきたときに、普通に1本500円で売るよりまた話が変わってくるわけじゃないですか。
じゃあこれってガーベラを500円で売るっていうことだけの言葉をすると、なんかはなかなか無理だっていうふうなところをちょっと思うところが少しちょっと意味合いが変わってきますよね。
まあそれを、そんなセコいわって言われてしまうこともあるかもしれないですけど、でも若干こういうことだと思うんですよ。考えたらもしかしたら可能性があるかもしれないっていうことを前提にやってもらったと思うんですよね。
ちょっとこれ分かりやすいような金額で例えるんですけど、この辺ニュアンスがもしかしたら、例えば田舎やから人通りの田舎であると通りがかりの収穫が厳しい。
確かにそうですよね。やっぱり人が少ないから通りがかりの収穫はできないなって思うんですけど、じゃあ人が通らないのであれば人を通るような方法を考えられないとか、イベントを打つとか、人が通るようなことをちょっと考えるとか、逆に言えば人が通らないのであれば人を呼ぶとか、
そういう何かもしかしたら、考えだけかやっぱり無理だったなっていうこともあると思うんですよね。それが全て全てが全て全部叶うとは限らないんですけども、それであったとしても可能性を全部閉ざしてしまうっていうのは考えた上でやっぱり無理でした。
やったら私も考える前から自分の経験上っていうものをついてしまうと、何か可能性を閉ざしてしまわないのかなっていうのが、最近ちょっと本当にいろんな相談を受ける中で、もうちょっと夢見てもいいんじゃないのっていうふうなところは思ったりするんですよね。
夢見過ぎるのも確かによくはないんですよ。もう夢と現実っていう話になってしまうんですけど、そんな簡単にいかないんですけど、でも簡単に経験があるからっていうので、なんとなくの感覚で諦めてしまっているような授業っていうのがありませんかっていうのを、今回今日はテーマとして話していきたいなと思ったんで、この話をさせていただいたんですけど。
実際の話はそうだと思うんですよ。よくある話なんですけど、先ほどのガーベラの話なんですけど、1本収穫付きで500円だったらいけると。じゃあ収穫できるガーベラ農家さんを捕まえようと探しました。
で、意外とじゃあ大阪でって言ったら、やっぱり大阪はそういうガーベラ産地ないから無理やんなーとかなるかもしれないですけど、僕現にガーベラ作ってますしね。で、なってきたらもしかしたら大阪の個人農家でこっそりガーベラ作っている人がおるかもしれないわけじゃないですか。
で、そこに、花からじゃあさっきの話なんですけど、大阪でガーベラ農家なんかおるわけないよね。花ちっちゃい、知らんしみたいなことで閉ざしてしまうと、やっぱりそこって可能性が消えてしまう。それだったらもしかしたらSNSでちょっと大阪ガーベラ農家っていうので、例えばね、ハッシュタグ付けてないですけど僕の場合は、もしかしたらそういうので現れる可能性があると思いますし、
それこそ市場とか中卸さんとかで産地名書いてるところに偶然なんかね、僕の名前が出た大阪からガーベラを栽培している人がいらっしゃったっていうふうなことがあるかもしれないので、それをちょっと探してみるとか、それこそ聞いてみるとかね、中卸さんとか花市場とかに大阪で作っている人いませんか。
それでもやっぱり無理でした、いませんでした。やったらまあちょっと無理やったよねっていうのはわかるんですが、やっぱり探す前からもう花から大阪やったら無理やなっていうので閉ざしてしまってるんじゃないのかなとか、そういうことになってくると確実に無理なこともあるんですよ、はっきり言って。お前は何を夢みたいなこと言ってるんだってなるかもしれないんですけど、でもゼロではないっていうときにはやっぱりもうちょっとチャレンジしても夢見てもいいんじゃないのかな。
ってちょっと何回もなっちゃいますけど、いいのかなと思ったりしますよね。だからもう少しだけ深く、きっとこうなんだろうをもう少し、もう一歩だけでもいいのでちょっともがいてみようかなっていうのはやってみてもいいんじゃないかなと。
特に僕はちょっとこういうお花屋さんが、やっぱりお花屋さんがやっぱりやりたいお花とか売りたいお花っていうのがある中で、売りたいお花ってそんな簡単に売れないよねっていう風なちょっとね、若干経験があるがゆえの諦めっていう。
さっぱりしていいとはいいところもあるんですけども、ちょっとその経験が邪魔しているすぐ諦めるっていうかすぐの次の次の策っていう。もちろん次の策をどんどん出していくのは大事なんですけど、そこを諦めた上で次の策に移行するのがちょっと早すぎるんじゃないのかなっていうのがちょっと思いますので。
諦めずに探してもヤシーチャレンジ1本500円でガーベラ売れるように頑張りましょう。だからすごいなんかガーベラ推しな感じですけども、1本500円でガーベラ売れるように頑張ってもうちょっと探しても方法なんかないですかねっていうのをもっと考えてもいいんじゃないのかなと思ったりもしますんで。
まあまあ、かといってそこに固執するのもどうかと思いますけども、もうちょっとだけ足掻いてみましょう。夢に向かってもうちょっと自分も僕もですけどね、やっぱり経験が邪魔しているところもあるので、そこはもうちょっと夢に向かってもがいてもいいんじゃないのかなと思ったので、こうやって音声にとらさせてもらいました。
はい、というわけで日曜日、今日僕はイベントなんですけども、雨嫌だなと思いますが頑張ってやっていきたいと思います。はい、というわけで今日1日が皆さんにとって素敵な1日になりますようにどうもありがとうございました。