00:06
皆さん、おはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、シミズノブユキのここにいます。
普段は花農家と花屋をやりながら、新しい花の取り組みを行っているマルチフローリスト、シミズノブユキが、花業界について明るく、楽しく、時には鋭く語っていく番組となっております。
今日は、蕾ヒマワリから見る規格外の定義をテーマにしていきたいと思います。よろしくお願いします。
はい、そういうわけでして、皆さんどうですかね。蕾ヒマワリって、業界ではないですけど、結構最近、花屋界隈では流行っている気がしますけど、
ヒマワリはヒマワリなんですが、ヒマワリの花びらが極端に短い品種、花びらが出るタイミングがずれるって言った方がいいかな、正確に言うと。
なんですが、花びらがないヒマワリみたいなことをちょっとイメージして、ちょっと違うかもしれないけど、形がつぼみの形、つぼみの状態なので、花が咲く前のヒマワリみたいな形のものが、つぼみヒマワリというような形の分野で、今市場に出回っていますという話で。
ヒマワリはちょっとしたグリーンの花として扱われることが多いのと、つぼみなので、花痛みが扱いやすいというので、夏の暑い時とかに結構強いから重宝されやすいというような形で、いろんな良い要素も含めて、色目はちょっとグリーンやから、味気ないというのはそこまでなんですけど。
そういう時期、結構グリーンが流行っているので、そういう面でも扱いやすいなという中で、つぼみヒマワリという、いろんな品種があって、いろんな形があるから、品種名まで言い出すと、いろいろグリーンヒルとか、グリーンバースト、サンヒルグリーンとか、いろいろあるんですけども、そういう掃除で、つぼみヒマワリという扱いの中で。
これね、簡単に言うと一昔前で言ったら、もう規格外なんです。規格外というか、もう規格にすらならへんっていう感じですよね。
要は、木系なんですよ、もう完璧に。花びらがないという時点で、ヒマワリからしたら、普通の黄色のヒマワリからしたら、木系というか、もう規格外どころか、商品にならないというような扱いで使われていたものが、ちょっとこれ面白いやんけっていう、多分そういうノリで最初始まったんでしょうね。
03:14
そうなってきた時に、そういう規格外というか、もう規格外どころじゃないものが、こういうものを新たな品種として使われているということで、
規格でもあくまでね、その時決めてる、一番最初に決めたものの規格だけであって、ちょっと木系が変われば、木系なんてもう全部規格外になってしまうので、木系から生まれてくる新品種ってやっぱり山ほどあるんですよね。
やっぱり木系というか、ちょっと枝替わりであったりとか、もう枝替わりなんて本当に規格外で、商品じゃないぐらいの扱いになるものが、やっぱりそこから新商品というものとして生まれてくると。
本題になった時に、規格外という言葉が逆にすごいマイナスなイメージを持たれているものとやったりとか、よく言われるんですよね、規格外やから安くしてくださいよ的な、そういうのもあるんですけど、逆にそういう規格外って価値が上がっているような言い方ですよね。
本当に普通のものとしてはオンリーワン的なものとして、お花としてすごい価値のあるものっていう感じになってきた時に、逆にそういうような規格外の方が値段が高くなってもおかしくないんじゃないかなって思ってくるんですよね。
だから、あくまでその規格というものは、一番最初に商品を出そうとしたというか、みんなでグループで、団体でやるときにこれを目印としてやりましょうっていうのがあくまで規格であって、その規格の中に外れたものは規格外ですっていう考え方なので、規格外イコールダメなものっていうこと自体が元々が間違いでるのかなっていうのは思いますよね。
だから逆に規格外という言葉がやっぱりマイナスイメージがあるんですけど、違うオンリーワン規格というような言い方をすると、なんかすごい値打ちがあるような形もするので、逆にそういうのを求めてるフロリストさんとか花屋さんとかも結構いらっしゃるような気がしてて。
なんかそういう面白いもの、あんまり市場に出回らないようなものとか、まぁ水回りとかわかりやすいお花やったらまんまるの花がちょっと楕円がかったりとか、咲き方がちょっと変わってるとか、綺麗に均等に咲かなくても半月とか半分綺麗に咲いて半分ちょっと咲き方が遅れてきたりとか花びらが少ないとかそういうのも何か求められてるような。
06:14
そういうのも何か求められてるような方もいらっしゃると思うので、なんか本当にね、やればやるほど、考えれば考えるほどこの規格外だけで規格外買いばっかり集めた商品っていうのも出しても面白いんじゃないかなって。
売り方やり方っていうのもあると思うんですけど、だからその規格外を安く買おうと思ってる人のところに売るのではなくて、そういうちょっとオンリーワンというか、変わったもの。
枝替わりをこと望んでる人に向けての商品発信っていうか、発信をすることができれば面白い売り方になっていくんじゃないかなっていうのはちょっと思ったりもしますよね。
たまにやっぱり出てくるんですよ。今回のこのつぼみひまわりとかはそれが当たり前のように花びらがないひまわりっていうのが当たり前のようにこれが商品となって、製品っていうか規格ですよね。
花びらがないのが本物の規格っていうような、逆に花びらがないっていうお花の中に花びらがある方が規格外っていうちょっとおかしな、どういうことやねんって話になるんですけども。
なんかそういう風になってること自体が面白いなっていうのを今はまさにこのつぼみひまわりを出荷してて感じたことで、これでもともとはきっと規格としては漏れてるものなんだろうなっていうのは感じて、こういう動画を撮ってみた、音声を撮ってみたって感じなんで。
だからね、僕最近こういう夏の暑い時とかは結構気系が出やすいんですよね。やっぱり暑すぎて気系が出やすい。暑すぎとか寒すぎとか気候が悪い時ですよね。気候が悪い時って結構規格外というか気系が出やすい。
それはストレス感覚与えられまくってるからそういうのが出やすいなっていうことがあると思うので、そういう時こそ面白いお花って。
多分僕らが花農家として見てる感覚と花屋さんが見てる感覚っていうのはもうちょっとずれてきたりとか、これも好みにもよるんですけど、見る人によってはすごいなっていうのから、こんなにちょっと違うわっていう人もいろいろあると思うんで。
09:02
これはやってみないとわからないし出してみないとわからないので、正直な話、こういうものこそSNSとかで発信しまくるほうが面白いなと思うんです。
もしこれを聞かれてる花屋さんとか、気系出た時に結構写真撮ってあげてもらう、面白いと思いますよっていうのは思ってますね。
それがすぐバーって欲しいってならなくても、こういうのがありました、こういうのがありましたっていうのを記録として残していくだけでも全然面白いなと思うので、意外とそういうのを求めてる花屋さんはいますよっていうのが今日のまとめとなっております。
僕は結構ね、自分が作ってる品種はともかく、自分が作ってない品種とかで気系とか枝分かれ出た時には結構追ってなりますもんね、結局。
だからきっと僕以外の花屋さんもそういうふうに同じように感じる人もいらっしゃると思いますので、ぜひ花の岡さん、変わった花が出たら記録がてらSNSにアップしてもらえたらと思っております。
というのがまとめてなっておりますので、連休明け、また今週一週間暑いですけども頑張っていきましょう。今日一日が皆さんにとって素敵な一日になりますようにどうもありがとうございました。