はじめに:花農家と花屋ラジオの紹介
皆さん、おはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、シミズノブユキのここにいます。
普段は花農家と花屋をやりながら、新しいお花の取り組みを行っているマルチフロリスト、シミズノブユキが、花業界について明るく、楽しく、時には鋭く語っていく番組となっております。
農家のビジネスにおける課題:売り先との対等な関係構築
はい、そういうわけでしてね、今日はちょっとビジネスの深い話なんですけど、ビジネス…農家のビジネスの話かな?をちょっとしていきたいと思いますけども、
売り先と対等に付き合っていくには、ということをテーマに話していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、そういうわけでして、今日ちょっと、最近相談に乗ることが、こういうコンサル事業も含めてやっているところもあって、
ビジネス相談を受けることが多くて、僕はその大企業、大きな企業さんの相手、ビジネスの話というよりは、
もう僕が得意として、自分がやっているこの農業大使、花業界、花農業とかも含めた、それにちょっと近しい仕事の人に対する相談事の話をしている中で、
僕が苦労したことであったりとか、いまだに苦労していることも含めてですけど、
実際は大幅な農家として苦労していたこと、今はしていることとかいう中で、農家がなぜしんどいのか。
どこかで話したことがあるんですけど、農業ってすごい有名があって、今は言われてるんですけど、農業の担い手が少ないと。
食料自給率がどうだ、今は米騒動で米が高いだどうだって言ってるにもかかわらず、農家さん自体がめっちゃ潤ってるってわけでもない。
求められてるのに潤ってないという、何かちょっと矛盾がどこかで生じてるんだろうなっていうところがあるんですけども、
従来の販売システム:農協・市場への依存と価格決定権の問題
ちょっと農家さんの特色として、今までよく多分皆さんイメージされる通りなんですけど、農協を頼み、
結局は栽培して、それを農協に買ってもらう、農協に売ってもらうという形ですよね。
いうふうになっていることがほとんどだと。
今回の米騒動でもそうなんですけども、農協が中抜きしてるんじゃないかなとか、中間業者が中抜きしている。
結局農家が儲からずにその業者が儲かってる、農協が儲かってるんじゃないかなみたいなこと言われてるんですけど、
決して全てがそういうわけでもないんですけども、結果的に農家さんがもっと潤ってもいいんじゃないのかなというような結論に立つと言われるんですけども、農家がそういうふうになってないと。
これでちょっと若干、農家さんが悪いとか言うわけではなくて、農家さんの今までの形状というか、農作物の売り方として、これは花農家にも同じことが言えるんですけども、
例えば農協さんであったりとか、農協財団さんの先にあるのが花市場。花だけに限らず、その先にある農協から市場という、農家さん、農協、市場というこの流れの中で、農家さんがここに対して価格を決めれないんですよね。
それは市場、市場の需要供給によって価格が変わるっていうのも一つあるんですけども、でも農家さんが強気に言えないといったあれなんですけど、市場の人とか農協の人もそうなんですけど、コントロールは確かに全部はできないんですけど、主張はできるんですよね。
この値段で買ってくださいとか、この値段で売ってくださいとかいうのを主張はできるんですよ。市場の人も農協の人も。市場は例えば花市場からしたら買ってもらえる卸業者さんであったり、花屋さんに向けてこの値段で買ってくれと、この金額で買ってくれと、高く買ってくれとかいうのとか。
それ買ってくれる買ってくれるのはともかく主張しやすいんですよね。農協もそうですよね。市場さんに対してこれぐらいの金額で取引しようどうだってなるんですけど、花農家さんっていうのはまず農協に下ろすときに、この金額で売ってほしいって要望はもちろん言うんですけど、
でもそれが叶わなかったら、叶おうと叶わなくても、そこのところに下ろさないといけないんです。売り先がないからなんですよね、そこって。そこしか売り先がないからなんですよ。
農協さんも市場さんもそうなんですけど、なぜそこで逆に農協とか市場が強気に入れるかって言ったら、その商品を買わなくても売らなくてもなんとかなるっていう状況やからこそ交渉っていうものができるんですよね。
で、農家さんって交渉ができないんですよ。できるんですけど、交渉を苦手としてるっていうか、できないって言ったほうがいいんかな、苦手と言ったほうがいいんかな。
そこにそういうことをするっていうシステムがないと言うとあれなんですが、もうそこにお任せするもの、農協にお任せするもの、市場にお任せするものっていう頭の概念なんですよね。
で、なぜならそこに交渉っていうより選択肢がないからそういうふうなことが起こるんですよね。
交渉力の欠如:選択肢の少なさがもたらす不利な立場
なんで、他に比べたりとか売る先、あなたに交渉って多分きっと言うけど、そこに売らなくても他で売り先があるからこそ交渉っていうのは成り立つっていうのは思ってて。
でから、比較とか、天秤かけるって言うと言葉が悪いですけど、何か比較するものとか選択肢があるから交渉っていうものが成り立ってくるのかなと思うんですよね。
で、一つしか選択肢がないのであればもう交渉じゃないんですよね。
お願いになるんですよね、これただの。高く売ってくださいっていうお願いにしかならずに。
こちらの意見が、交渉ってやっぱりこちらはこれだけ譲れます、こんだけ情報情報できますっていうふうなのが交渉であるべきなんですけど、
そこがもう一方、一つしか選択肢がないことによって交渉にならないと。
もうただのお願いにしかならないっていうことになるんですよね。
もちろん表向きは農協さんも花市場さんも、
出してくれたらありがとうございます、売らせていただきます、ぜひお願いしますっていうふうになるんですけど、
裏向きってそんな悪く考えてるわけではないんですけど、
でも最悪の最悪、出してもらわなくてもなんとかなるっていうのが、やっぱりどこかの中で選択肢としてあるんですよね。
でなると、やっぱり向こうは強気ですよね。
片方は絶対売り先が一つしかないと。
片方は出してもらわなくてもいいという選択ができるってなったときに、
これはもう交渉というよりも上下関係がしっかりできてしまうので、
それはやっぱり上下関係で上の人のほうが強いに決まってるんですね。
農家の弱者としての現状と地位向上のための解決策
だから農家っていうのは弱者に持っていかれやすいっていうのが、
ちょっと今日改めて考えさせられたなっていうところで、
ここをなんとかしないことには農業とか、特に花農家さんですけど、
花農家さんはどうすることもできないんですよね。
そのためにはどうするのかってなったときに、選択肢を増やすんですよ。
選択肢を増やすっていうことをやっておかないと、
選択肢ができるからこそ交渉ができるってことなんですよね。
なので、交渉がするからこそ初めて対等な立場になるっていうのが、
やっぱりそこを目指していかないといけない。
そこをやっていかないと、いつまでたってもいいなりの売り上げも
こちらでコントロールできないことがあるけど、
いいなりになっていくような農業になっていくと。
いいなりになっていくと、やっぱりしんどいとき貧乏富士を引くのは、
やっぱり弱者のほうになってしまうから、
だからこそ今、農家がいつまでたっても弱者っていう扱いになっていくと。
なので、やっぱり自分でそういう選択ができる売る方法を
考えていかないといけないってなっていくんですよね。
じゃあその売る方法っていうのは何なのかって。
具体的な販売戦略と交渉術の重要性
さっきも言うけど、農協市場が買ってくれなくても自分で全部売るわっていう。
そんな強い感じ、前振りというわけでもなく、
ひとつの選択肢として、
例えば言うけど、あなたそんなにひどい扱いをするなら、
出荷量を減らさせていただきますとか、
そういうのだけでも全然交渉っていうものは成り立つので、
その辺はやっぱり人間関係で交渉術じゃないけど、
強く出る必要もないんだけど、
やっぱりそういうことを含ませるってだけでも、
対等な立場として話ができるんじゃないのかなっていうのがあるので。
まとめ:多様な販売方法と農家の地位向上
だから、花のおかさんだけに限らずなんですけども、
いろいろな販売方法を持っておくべきだっていうのが、
僕の今の農家さんの売り上げっていうか、
農家の地位向上のために必要なことなんじゃないのかなっていうのは思っております。
今日たまたまこの手の話で相談を受けたので、
今日もこうやって音声に取らさせていただきました。
というわけで、農家さん大変ですし、自分自身も大変ですけども、
すごい気持ちがわかるからこそ、
こういう話を今の全国の農家さん、花のおかさん、
特に花のおかさんに向けて発信させていただきました。
というわけで、今日1日が宮井さんにとって素敵な1日になりますように、
どうもありがとうございました。