2025-08-26 12:40

花農家の新規参入は難しい#118

花農家を1からはじめることって意外と難しいと考えさせられた話

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皆さん、おはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、清水信之のここにいます。
普段は花農家と花屋をやりながら、新しいお花の取り組みを行っているマルチェフローリスト清水信之が、花業界について明るく楽しく、時には鋭く語っていく番組となっております。
はい、そういうわけでしてね。今日のテーマですけども、まぁちょっとあるノートの記事を見てて、
なるほどって考えさせられたんですけども、花農家の新規参入は難しいっていうことをテーマに話していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、そういうわけでして、ちょっとノートの記事で上がってたんですけども、花農家になるのって難しいですよねっていう記事を読んだんですよね。
結構僕の好きなライターさんっていうかな、あの方の記事の中で、いつもすごい的を得てるなって思いながら読ませていただいてるんですけども、
その方が書かれてたのは、花農家って簡単になりにくいよねっていう話の記事だったんですよね。
いろいろあれだこだっていうのが書かれてるんですけど、何点か絞って話させていただくと、そもそも花農家自体が少ないんですよね。
農家少ないって言われてますが、農家してる、日本におる農家ですね、専業農家、県業農家も含むんですけど、農家少なくなってる、高齢化してるって言われてる中でもさらに花農家って少ないんですよ。
もう、え、割合って言ったらどうなる?9対1くらいなのかな?
どうなる?ちょっともう定かではないですけども、やっぱり少ないですよね。
あと、作るっていうことも難しい。
僕は作り慣れてるから難しくないって思ってしまってるところがあるんですけど、やっぱり難しいですよね。
難しいっていうのは技術がどうだ、難しいとかいうことじゃなくて、花ってやっぱり栽培期間が長いんですよ、野菜に比べて。
記事にも書かれてたんですけど、ほうれん草って正直に、例えば、ほうれん草とかナッパ類ですよね、なんとか菜とか、わかりやすいたほうれん草、チンゲン菜とか、そういうナッパ類と言われてるようなもので、
約1ヶ月、ちょっと、かかっても1ヶ月半くらいで作れるんですよ。
で、まあ、なんていうんですかね、作りやすいというか作りにくいというか、技術的な問題はもちろんあるんですけど、そもそも失敗しようと失敗しないと、1ヶ月半でその結果が出やすいっていう話なんですよ。
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で、その辺、お花っていうものは時間が長いですよね。
やっぱり平均3ヶ月はかかるんかな、やっぱ3ヶ月くらいかかるかな。
まあ、もちろん品種にもよるんですけど、早くてもやっぱ2ヶ月かな、ぐらいかなという感じはしますね。
で、なってきたときに、サイクルが遅い分、作り慣れていけないっていうのがまず1点と、作っていく失敗って言ったらあれですけど、失敗回数がやっぱり少ないし、
やっぱり栽培期間が長いと、そんだけ失敗しにくいんですよね。しにくいって言い方ですけど、1ヶ月の中で失敗する割合と、やっぱ3ヶ月かけて失敗するって、やっぱ3ヶ月間失敗できない、ずっと成功し続けないと最終的に花っていうのはできないですよね。
花はできないって言ったらいい言い方ですけど、やっぱりある程度の出荷物って、要は僕らみたいな市場出荷、ちょっとこれも後で話すんですけど、市場出荷するようなものであれば、やっぱりそこそこちゃんとしたものを作らないといけないってなったときに、3ヶ月間それに向けて失敗できないですよね。
その辺、高齢層とかナッパルイとかは1ヶ月なので失敗する、要は綱渡りじゃないですけど、いろいろ期間が短いので、やっぱり栽培レベルって言ったんですけど、栽培能力っていうのは、そう言われたら花の方が長いなっていうことに思いますねって話なんですよね。
まあちょっと先ほどもちらっと言ったんですけど、あとは販売ルートって話になったときに、野菜とかっていうのは、もちろん中央市場で大量に野菜を出荷してみたいなのもあるんですけど、今売り方が野菜とかいうものとかっていうのは、販売ルートっていうのが山ほどあって、
どちらかというと、昔ながらの中央市場とか野菜市場とかに持っていく量より、直接売買ですね。
自分でインターネットとかECサイトを使って販売したり、それこそ町の直売場であったりとか、直接八百屋さんとかスーパーと取引されるような方がほとんど大多数になってきてるんですよ。
これってちょっと完璧に花農家との大きな違いで、花農家っていうのはやっぱりまだまだ花市場だより、だのみっていうところがあって、出荷物のやっぱり日本の花農家さんのほとんどは市場出荷されてるんではないかなとは思いますね。
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一部、直接業者取引っていう、観光総裁、観光総裁でも特に葬儀屋さんですよね。お葬式用のお花とかは直接でやられてる方もいらっしゃると思いますけど、その他の葉花もとかを含めたら、市場がないと販売先っていうのはないんですよね。
それに比べた野菜っていうのは自分で結構売りやすいっていうこともあるので、自分で売る難しさっていうのもあるんですけど、ある意味、自分個人でも売れる可能性があるっていうので、参入しやすいっていうのもあるんですよね。
だから失敗、栽培期間が短くて参入しやすいので、やはり野菜農家のほうが参入しやすいです。
売り上げが上がれる、儲かる、どうかっていうのは、ちょっとさておき、農業として栽培して売るっていうことを考えると、やっぱりそういう葉花っぱ類から、サイクルの早いやつっていうのは、まだ果樹とかそういうのにできた話は変わってくるかもしれないですけど、栽培期間が短いやつっていうのは、やっぱり参入しやすいなっていうのは思います。
だからその点、やはりお花っていうのは栽培期間が長いので、プラス、先ほども言ったけど、B2Cじゃないんですけど、直接取引っていう、市場外流通って言われるようなものなんですけど、直接業者と取引とか、直接個人で販売するっていうことがやっぱり難しい品種なんですよ。
そのような難しい理由とか、いろいろな理由があるんですけども、やっぱり直接販売が難しいってなると、やっぱり市場頼みになります。
市場頼みになったときに、やっぱり新規参入で市場頼みってなったときに、なかなか市場へのルートとかいうもの、配送とかも含めてですけど、市場へのルートが1個人で何も右も左も知らない方からしたら、なかなか参入しにくいっていうのが、
やっぱり現実なんですよね。売り先も困る、栽培期間が長くて失敗しにくいっていうところを考えると、なるほど、やはり壁が高いな。
それだけじゃないんですよ。おノート記事でも結構いろいろ書かれてありましたけども、全然それだけの要素だけじゃないんですが、なんかやはり手軽に作りにくい、手軽に売りにくいっていうのが要点がある中で、やはりお花っていうのはちょっと参入しにくいな。
最近では農家さんが減っていると、どの業種も減っているんですけど、お花もわかりやすいように、よく言われては1990年代か、ちょうど30年、20年、30年前に比べてもう約国内生産量を半減しているんですよね、お花の生産量が。
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ということはやっぱり農家自体が減っているから、食べ物も含めてですけど、農業生産量が減っていくのはわかっているんですけど、きっと野菜の減り方以上にお花の減り方も減っている感じがします。
にもかかわらず参入しにくいということなので、もう減っていく一方で、若者がやってるんですけど、なかなか技術継承というのがやっぱり難しくて。
だから要は親の代から言ってたんですけど、家族の継承でしかあまりお花農家というのは少ない。新規参入でお花をやろうという人が少ないんですよね。
でも、入れてる理由はわかるんですが、でも逆にだからこそちょっとチャンスがあるんじゃないのかなっていうのはちょっと思ってて。
僕もちょっとその辺、新規参入、花農家の新規参入ということを若干いろいろ考えてるところもあって、またどこかでいつかこういうの公衆会というか、公衆会というより問題点ですよね。
問題点わかれば、ある程度解決できる策というのは出てくると思うんですけど、問題解決策というのは出しやすいと思うんで、またどこかでこの話というのをやってみたいと思うんですけど、でもとにもかくにもやはり花農家の新規参入というのは難しいということをすごい、改めて考えさせられました。
僕はそこまで思ってなかったんですけど、言われれば言われるほどそんな感じがしてきましたね。
でもちょっと先ほども言いましたけど、その問題点さえ解決すれば。これからの時代に若い農家さんじゃなくても、今新規参入というか新規収納農業の若者とか結構おるんですけど、まあ花農家に来ないですよね。
花農家に来ないので、この新規収納農家に花農家が来るようなプロジェクトというか企画、プロジェクトみたいなのを、構想はある程度あるんですけど、じゃあこれをどうやって発信していこうかなという。
ちょうどそもそも需要があるのかという話になってしまうんですけど、けどきっと花業界このままでは衰退というか、もう生産量が間違いなく減っているので、これをやっぱり歯止めをかけるために花農家の新規収納の橋渡しみたいなことも、僕もそういう世代になってきたのかなと思いますが、そんなのも考えてやっていきたいと思います。
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またその辺の話もこちらのラジオの方で話したいと思いますのでよろしくお願いします。
みんな新規収納を考えている若者たちを是非花農家、花の方にもちょっと目を向けてもらえたらと思いますのでよろしくお願いします。
というわけで、この極端編で今日1日が素敵な1日になりますようにどうもありがとうございました。
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