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2020-12-15 16:09

音声009:脳内SEOとコモディティ化

プロコーチの大下千恵さん(@yawn_c)と対談しました。

前回に引き続き、「生きていくための勉強の仕方」についてお話しています。

今回は会社を辞めた後に参加した「ライターになる方法」というセミナーで出会った方のお話です。

キーワードは、以下。

* 脳内SEO

* コモディティ化から逃げ続ける

* 「悩み」に真剣に向き合う

* 流れに身を任せる

* 撃ってから狙いを定める

これまでの一連の流れを時系列にまとめると以下のようになります。

* 2000年 4月 大阪の会社を辞めて1ヶ月弱アイドリング

* 2000年 5月 東京に戻り、派遣会社経由で紹介されたマニュアル制作の仕事を始める

* 2000年 5月 同時期に「ライターになる方法」セミナーに参加

* 2000年 5月 同セミナーで知り合った方の紹介で編集プロダクションを訪問し、訪問したその日に共著の出版企画が決定

* 2000年 8月 独立後最初の出版

* 2000年10月 マニュアル制作の仕事が終わる(契約終了)

* 2000年11月 5月のセミナーで知り合った別の方からの依頼で次の仕事が決まる

* 2001年11月 事業を法人化

* 2004年 3月 ネットで知り合った方からの紹介でマーケティング会社の正社員として仕事を始める(夜と休日は法人の事業を継続)

* 2005年 4月 マーケティング会社を離れ、法人の事業に一本化したのを機にブログ「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」を始める

大橋の過去をふり返るシリーズは今回でいったん終了します。

また機会があれば「その後」についてお話できればと思います。

次回からはまた別のテーマを準備中です。

千恵さん・大橋へのご質問などありましたら、Twitterのハッシュタグ #シゴタノラジオ または おたよりフォーム よりお寄せください!

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* 存在ではなく存在感で価値を出していく | シゴタノ!

▲シゴタノ!を始めた頃のデスクトップ(2005年4月15日 撮影)



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00:00
ライターになろうというセミナーに行ったんですけど、そのセミナーに行ってそういう人に出会えたことはあったんですけど、
セミナー自体での学びっていうのは全く当時の自分としてはなかったんですよね。
へー。ほうほうほうほう。
やっぱりそこに行ったときに何が良かったかというと、人々に出会えたことだと思っていて、
で、実はですね、編集プロダクションを紹介してくれた方とは別に、そこで知り合った人が一人いて、
その人は非常に僕のやってることとかですね、考えてることとか、当時から、ちがうさんタウルスとかって覚えてます?
あのー端末ですかね。
そうそう、シャープの。
うんうん、わかりますね。
ああいうのとかを昔から好きで使っていてね、電子手帳とかって呼ばれるジャンルなんですけど、
で、そういうのを使って、読んだ本の記録とかメモとかっていうのを取ることによって、どうだこうだとかっていう話を当時から好きでしていたときに、
同じような興味を持ってくれる方がいてね、その人とセミナーなどの懇親会で話をして、盛り上がったんですよ。
うんうんうん。
で、安原さん、今の芋みたいな話面白いからまたお茶しましょうとかって言われて、
で、これは単純に交流ですよね。
で、その人に気を攫めて会いに行ったんですよ。
で、そこでまた、たぶんね、3時間か4時間くらいお茶してたと思うんですけど、
結構ですね、うんうんうん。
だけど別にそれで何もなかったんですね。
うんうん。
で、別に僕も何の期待もしなくて、単純にだから同行の詩が得られたというか、ちょっと年上の男性の方だったんですけど、
それで会ったんですけど、で、そこからですね、半年後くらいですね、ちょうど派遣会社経由のマニュアル制作の仕事が落ち着いてですね、
うん。
契約が終わったんですよ。
うん。
で、契約が終わったタイミングで次どうしようかなというふうに思われたところに、急に電話がかかってきて、
で、電話主がそのさっきのお茶した人なんですね。
あ、はい。
で、お茶した人が、大橋さん、英語とアクセスとか得意ですよねとかっていうふうに言われてね、
はいって言ったら、ちょうどね、その二つを活かす仕事の話があって、どうですかとかって言われて、
で、そこから次の職場が決まったというね。
で、これはもう完全に派遣会社ではなくて、その会社が受注した仕事を僕に振るっていう感じで、
ま、そういう意味では業務委託ですよね。
で、だからその会社は手すりを抜いて僕に払うみたいな。
うんうんうんうん。
で、そこで別の仕事が見つかって。
へー。
っていう、ま、そういう繰り返しだったんですよね。
その独立して1、2年間。
うんうんうん。やったことないことばっかりですよね、そして。
そうですね。なんですけれども、会社で学んでいたスキルとかっていうのは活かせる仕事だったので。
そうですよね。うんうんうんうん。
だから、半身ですね。つまりこの半分自分のスキルを活かしつつ、もう半分は新しいから。
うんうんうん。
何かを提供しつつ、何かを学ばせてもらうみたいな感じですかね。
うんうんうんうん。
03:01
ね、なんだろうな。100%になってからじゃなくて、本当にプロになってからじゃなくて、こうあるものを使ってさらに新しいところに行くっていう。
そう。これなんか半歩ずつ進んでいくイメージなのかなと思うんですよね。
結構やっぱり大事な姿勢だなと今聞いてて思って。
やっぱりどうしてもこう、今とかね、副業とかも流行ってるけど、要は仕事を変えるってすごく大きなことなような気がすると思うんですよね。
もしくは何か学びとか。だけど結構できることは持ってて、何か自分がすでにできることと自分がしたいことの間。
うん。
勉強だけが埋めるんじゃなくて、何か経験で埋めれるというか、経験しながらする勉強、止まってする勉強じゃなくて動きながらやる勉強で結構埋めていけるものあるよなっていう。
うん。
大垣さんのその受けてみる力、わかりましたって言ってみる力って結構大事。
多分その2つの道があって、1つは当時は今ほどじゃないんですけど、そのいわゆる人材派遣会社みたいなところで仕事を探すという方法と、
もう1つは、まあ僕はこれはたまたまなんですけれども、何かたまたま知り合った人からの紹介とかね、依頼とか。
僕の中ではですね、一般的に開かれているそういう検索するところで見つける仕事っていうのはコモディティだと思っていて。
うんうん。
つまりそれはこういう仕事でこういう形があって、だからこういう金額ですよというふうにパッケージ化されている仕事なので入れ替え可能じゃないですか。
つまり僕じゃなくてもできる人がいて、そこに自分がたまたま条件がはまれば入れると。
けどその校舎の人から人手に入ってきた仕事って、たまたま僕がそこにいたからっていうのもあるけど、みたいなスペックの人が必要だからというちょっとこう、ならでは感というかね。
そういうのがあるので、そうするとですね、交渉ができるんですよね。
この仕事だったらこれぐらいですねっていうのを金額で交渉できると。
でも最初は向こうのいいねで仕事をしていたので、そこはできなかったんですけど。
最初はね、交渉できること自体もまだ知らないですからね。
そっから2回目のその仕事をですね、最初の仕事よりもちょっと高かったんですね。
具体的な金額は控えますけれども。
この金額をどうやったら高くできるかなということをやっぱり思うわけですよね。
そっからじゃあこういうことを提供したらいいんじゃないかとかですね。
そういう工夫を始めるので。
そういうところもですね、やっぱりこうマニュアルのない世界だったわけですよね。
だから自分の仕事はマニュアルをすることだったんだけど、自分の仕事はマニュアルにならないという感じで。
ただとはいえですね、その紹介された仕事もこれは結構長かったんですけど、2年ほどかな。
2年ほどで一応契約が終わって、また空白ができたんですけど。
06:02
ところで思ったのがですね、ちょっと気づいてしまったというかことは、
最初の派遣会社に紹介してもらった会社にしても、それから人から紹介してもらった2つ目の会社にしても、
9時、5時とか2つ目の会社は10時、6時かな。
平日拘束される仕事だったんですよ。
でね、あれこれ会社員と一緒じゃんと思って。
しかもメインの売上の会社は一社だから、メインのクライアントがなくなるたびに探さなきゃいけないなということに気づいてしまって。
で、これはまずいなと悩んでたんですね。
そしたらまたね、その過程で知り合った方から、お前さんこういう仕事あるんだけどっていうまたねオファーがあって、
それはマーケティング会社だったんですけど、そのマーケティング会社でITの業界にいたね、
IT造形のある人っていうのを探してるんだよと。
僕としては当時からですね、なんとなくこのマーケティングとかどうやったら自分の商品として売り込めるかとか、
そういうとこに関心があってそういう本を読み始めてたんですけど、
勉強みたいなことを始めてたんですけど、
でもこれ本を読むよりもそのマーケティングの仕事をした方が早いなとかね、
思い始めていたところにそのマーケティング会社のオファーがあったので、
それで行って面接したら、もうすでにその時は法人課していたんですけど、
日中はそのうちの会社の仕事を正社員としてやって、
夜と休日は自分の法人の仕事をしたらいいじゃんとかっていう、
全く副業OKみたいな感じの中小企業だったのね、社長に言われて、
そこから11ヶ月だけ正社員やったんですよ。
その間は自分の法人の仕事をしつつ、
会社員としてマーケティングの勉強をさせてもらったという。
それが2004年だったんですよ。
2004年の1年弱やった後にまた再びその会社を辞めて、
一人戻ったんですけど、その時に仕事棚を作ったんですよ。
その時になんで仕事棚を作ったかというと、
会社員自体はウェブマーケティングの仕事をしてたんですね。
ウェブマーケティングをしてると、
まだ当時は2003年、4年の頃っていうのはまさにブログのぼっこきで、
そのブログをどういうふうにすればマーケティングに使えるかみたいなことを、
クライアントに提案しなきゃいけないので、
まず自分がブログを書くみたいな、いろいろブログをやってて、
そうするとこれブログやればいいのかということで、
その会社からヒントをもらった形で独立して、
再独立というか、再び一人に戻ってブログでやっていくと。
その時にもちろん初めからブログで食えないので、
ホームページを作ると。
ウェブサイト制作っていうのも一つ事業として作って、
これはでもね、2、3社しか作ってないと思うんですけど。
でも2、3社作られたんですね。
そうですね。
作った時に、いやでもこれ自分じゃなくてもいいよなっていうかね、
09:00
これみんな勉強すればウェブサイト制作とかって
仕事にできちゃうなと思ったので、
これは大変だなと思って、多分こうだんだんやらなくなっていって、
その過程でですね、
どうやってこう自分が仕事をしてるかっていうのを
書いたのが仕事だったので、
結果的にそれがライフハックになったと思うんですけど、
その2006年ぐらいにですね、
ライフハックという概念が日本に入ってきたのが
タイミングが良かったので、
それで仕事術系の筆筆をする仕事が入ってきたりとか、
たまたまブログに舞い込んできたというか、
コメントしてくれた佐々木翔吾さんという人がいてですね、
その人も関心が非常に近くてね、
じゃあちょっとなんか一緒に何か書きましょうかみたいなことで、
別に何の仕事も決まってないのに、
お互いに僕はこういう仕事術を書くから、
佐々木さんはこの仕事術がなぜうまくいくのかっていう仕組みの部分を、
こういう心理学の概念があるから、
これだからうまくいくんだよという解説を加えるみたいなね、
そういう2人で共同連載するみたいな、
何の仕事も決まってないのに遊びでやってたわけですよ。
そしたらちょうどとあるオンラインメディアが立ち上がるというところで、
問い合わせがあって、
仕事術の連載みたいなのを探してるんだけどって言われたので、
今用意しているこの2人の共同連載そのまま上げればいいじゃんって言って、
始まったという流れがあって。
っていうところで、
すごく全然エンジニアと違うところに舵を食いって切られたんですね。
そうなんですよね。
ひょーたの仕事術を書いてやるぜとかじゃなくて、
試そうって始めたんですね。
長期計画を立てよう立てようと独立してからずっと思い続けてるんですけど、
結局一年も経ってたことがなく、
アドリブで来ているという感じですね。
フットワークが繰り返しになっちゃうけど、
どっしりしてるけど、めちゃくちゃフットワークが軽い。
どうなんですかね。分からないですね。
フットワークが軽いっていう認識は、
必要に応じてってところなのかもしれないですね。
多分1個変えると趣旨選択の捨てる方が明確だから、
拾う方も明確なのかなっていう。
興味があるものないもの。
伝えたいこと伝える必要が、
自分である必要がないって先ほど言われた何でしょう。
ホームページ作りとか。
そうですね。
そこの見極めをしっかりされてるのかなっていう。
それはかっこよく言えば見極めをしてることなんですけど、
単純にやりたくないっていう。
シンプルな。
感情ですよね。
でもそれって結局何だろうか。
多分結構耐性をされてるというか、
自分で納得したことだけを結果としてやってるっていう。
そうですね。
僕は今でこそですね、
クラウドワークスとかね、
自分の得意をですね、
比較的簡単にキャッシュにできるというか、
ありてに言えばですね、
そういうマッチングサイトがたくさんあるのですけども、
当時はなかったので、
本当に人捨てにしかそういうのがなかったなと。
12:02
でもそれって人捨てにしかなかったところから考えると、
今ってすごく簡単にできそうな社会になっていて。
でも一方でやっぱり、
さっきもコモディ化って話をしましたけど、
そういうところで自分を売ると、
多分コモディ化されてしまうので、
どっかのタイミングでやっぱり自分だから、
自分に指名でっていう形で仕事を依頼される方が、
多分お互いにいいと思うんですよね。
依頼する側としても、
業者に頼むみたいなですね。
どっか安いからとかですね。
依頼しやすいからみたいなところが、
入口になっちゃうので、
そうじゃなくてやっぱり自分だから、
こういう人だからっていう風な、
理由で買ってもらえるようになった方が、
ハッピーだと思うので。
結局そのためにはですね、
いろいろやってみて、
その中で勉強するみたいなですね。
いう風な持ってき方の方が、
いいのかなと思ってるというところですね。
そうですね。
大橋さんの中で特徴的なのは、
自分が何をやりたいと思ってて、
何に関心があるっていうのは、
ちゃんと人に伝えている、
自分以外に出してるから、
誰かの頭の中の人物検索みたいなのに、
ちゃんと引っかかる。
あれができて、これができるのって、
大橋さんっていう人がいたじゃんって、
引っかかるっていう。
なんでしょうか。
検索エンジンに乗ってなかったら、
そもそも引っかからないので、
やっぱ仕事来ないじゃないですか。
その語るっていうのは結構大事だなって、
個人的にも。
そうですね。
だから思いついてもらうって、
結局脳内SEOじゃないですか。
そうです。
だからキーワードをたくさん巻いてですね、
後から引っかかるようにしてるみたいなね。
でもこれ意識してできるのかな。
今こういうキーワードを5分に1回言えば、
必ず記憶に残るみたいなね。
そういう話し方って、
めちゃくちゃロボットみたいになると思うから。
そうですね。
だからこれは、
結局そういうことは人的にはできなくて、
自分が本当にこれ好きなんだよなとかですね。
それこそだからさっきのね、
3時間4時間お茶した人とは、
この人から仕事もらいたいとかっていうのは、
全くなくて、
単純にこれまで自分はこういうことに関心を持ってきて、
ほらこんな風にノート撮ってるんですよ、
みたいなことを笑顔で見せたりね。
だからキャッキャしてただけなんですよ。
でもそれこそ半年後に、
もう1回検索エンジンにちゃんと上がってくるっていう。
そうなんですよね。
意図的じゃないけどインパクトを残してるので。
多分これって今で言ったら、
当時はそうやってリアルに1対1でやってて、
それ以上は漏れないんだけれども、
今だったらSNSがあるじゃないですか。
SNSでもどんだけ自分がこれが好きか、
みたいなことを語ることによって、
結局人が集まってくるので、
そういうことをリアルでやってたんだろうなっていう風に、
まとめられるかなと思いますけどね。
そうですね、本当に。
あえてSNSがいい意味で超えられない壁として、
人を紹介する時って信用っていうのが多分一番にあって、
口コミで人を募集したい会社って、
15:01
採用面接とかやってる暇ないとか、
犯人も人に会ってらんないとか、
会っても分かんないってなる時に、
しっかり会ってしっかりお話をしてると、
信用のレベルが高いというか、
見抜けてるかどうかまで分かんないですが、
いかに自分が信用できる人かって、
SNSで出すのってめちゃくちゃいやらしいけど、
伝わってはくるんですけどね、もちろん。
結構仕事って本当に漂ってるというか、
私事だから、それで私結構仕事が、
オファーがある程度絶えないっていう。
結構他の人に降ってますというか、
指名されて仕事が来るのが一番ハッピーです。
そうですね。
外に向かって矢印を向けるんだけど、
それが帰ってくるわけですね。
うちに向かってね。
その矢印を、間違った矢印を外に向けてると、
間違った矢印が戻ってくるので、
そこかなという。
得意じゃないというか、実は苦手なことを
かっこいいからって言って、
外に出してるものも多分帰ってきちゃう。
得意って言ったじゃんっていう。
間違いの一種。
16:09

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