虫とお米の思い出
OKファームのOKです。この番組は、農業歴13年の私が、皆さんの思い出をもとに、今夜のこんだてを紹介するラジオです。
先に注意喚起をさせてください。
今日のお話はですね、農家であり、田舎暮らしをしている私からしたら、うわ、めっちゃわかるっていうお話なんですけども、
ムシが出てきたりですね、ちょっとお食事時に聞いたらちょっときついかなっていうような内容が含まれますので、
今からご飯を食べるよっていうタイミングの方は、後にした方がいいかもしれませんということで、お知らせをさせていただきます。
ということで、お話を始めていくんですが、ラジオネーム、米ひろいさん、女性の思い出です。
母は定年後に、地元でお世話になっているお寺さんのお手伝いに呼ばれるようになり、
お堂や住宅部分の掃除、ほうじなどの行事があるときの裏方の仕事をよく頼まれていました。
このとき、いつもお供えのお米をもらって帰ってきていたのですが、
このお供えのお米、明らかに悪くなっていることが目に見てわかる状態。
白い細長いお虫さんがうにょうにょしていたり、白い細かいつぶつぶが混ざっていたり、
お米自体も黒い反転がついている糖球の低いもの、
そんなお米を毎回5キロくらいもらってくるのです。
なので、白いうにょうにょのお虫さんを箸で取り除きます。
そしてふるいにかけ、白い謎の粉と粉砕して細かくなったお米を落とし、
これは食べたくないなあ、という黒い反転のあるお米を選別し、食べていました。
この選別を母に任せると、炊き上がったご飯の中に白いお虫さんがこんにちはしてたりするので、
貴重面な私がいつも米拾いをしていました。
住職さんが高齢になり引退されたので、
よそのお寺から新しい若いお坊さんが赴任してきてからは、
お寺の体制がまったく変わり、母がお寺のお手伝いに行くことはなくなりました。
そして、古いお米をもらってくることもなくなったので、私の米拾い作業もなくなりました。
今はスーパーで買ってきた虫の湧いてない美味しいお米を食べていますが、
あの米拾い嫌いじゃなかったなあ、という米拾いさんからのお便りでした。
夕食のおすすめ
これは僕自身もすごい経験があるんですけども、
お米ってやっぱり適切な温度とか適切な状態で保管しておかないと、
本当に虫が簡単に湧いちゃうんですよね。
お米農家さんだったらほれいこみたいなものを持ってらっしゃると思いますし、
個人のお宅で買ってきたお米の中に唐辛子を入れておくとか、
米びつ豆板みたいな商品が売ってあったりしますけど、
ああいうものを入れて対策をしてらっしゃる方とかも結構いらっしゃるんじゃないかなと思います。
僕は黒い飯店はカメムシが吸った後とかいう風によく言われますけど、
味そのものにはそんなに影響はないとか言われてるので、
それは抵抗はないんですけども、やっぱりちっちゃい虫が入ってたらどうしてもね、
うーっていう感じになってしまいますね。
お便りをくださった米拾いさんは、
ふるいとかを使って選別されているということだったんですけども、
我が家の場合は虫がいそうだなと思ったら、
ボウルとかでジャバジャバ洗っているとそういうものが浮いてきますし、
その後ざるみたいなものをささっとこせば、
細かいものは流れていくかなということで、
割とアバウトにやっていたので。
ああそうか、ご家庭によってはこんな箸とふるいを使っていらっしゃるとかね、
丁寧にされている方もいらっしゃるんだなということで勉強になりました。
そしてOKファームがおすすめする今夜のこんだては、
お刺身です。
美味しいご飯に合うのは美味しいお魚ということで、
ぜひ新鮮なお刺身を今日の夕飯にしてみてください。
そしてお刺身に貼るとうれしいのが味噌汁だと思うんですが、
味噌汁を作る際におすすめなのが、
僕の友人が作っているだしパック、その名もだしラボです。
購入済みの方はぜひ味噌汁の味付けに使ってみてください。
概要欄にだしパックのAmazonリンクを貼っておりますので、
まだ買ってないよという方はね、
こだわりのだしとか塩とかの秘密をぜひチェックしてみてください。
改めまして米ひろいさん、お便りありがとうございました。
月曜から金曜の正午にお届けしているこの番組では、
あなたからの食べ物の思い出を募集しています。
日常的なものから壮大なエピソードまで、
どんなものでも大丈夫、匿名でもかまいません。
概要欄のリンクをクリックすれば簡単に記入できますので、
ぜひよろしくお願いします。
今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。
素敵なお話、ごちそうさまでした。
